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0712-546号 【情報】 患者を生きる 臓器移植 あなたの隣に 4~6 [kensa-ML NEWS 【情報】]


 今朝のニュースはご存じのように参議院選挙一色・・・民主党が一人選挙区で大敗とのもの。ま、暗いというか混沌とした話題の前に週末のSSC情報をお届けです。

 昨日は朝からとある高校グラウンドの隅をお借りして、別チームとの合同トレーニング。途中でスコールに遭い午前中で終了となりました。が、選手たち、監督、コーチたちと交流を深められたことは非常に有意義なひと時でした。別れ際には相手チームの皆さんに「決勝戦、頑張れよー」のエール。本当に嬉しかったですね。しかし昨日の北河内大会決勝戦は雨天のため来週に順延。ですから来週は日曜日に北河内大会、月曜日に南京都大会の決勝戦二つとなります。一昨日土曜日の乙訓大会も順調に勝ち進み、これでベスト16。他にも複数大会へのエントリーをしていますので、どれだけ勝ち進むのか楽しみです。私宛にもこのメールニュースやブログを通じて、多くの方々からエールをいただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。さらなる応援を宜しくお願いします[ひらめき] http://osaka.pop.co.jp/ssc


 さて今朝のニュースは参議院選挙一色に近いですね。ワールドカップではスペインがオランダを延長戦の末1対0で下し初優勝ということですが、このニュースは殆ど報道されないほど。しかしドイツの予想ダコのパウル君、3位決定戦も決勝も予想を的中させたようで、これでパウル君の8連勝。独り勝ちですね。

 逆に負けと言えば、民主党が一人選挙区で大敗を喫したとのことで完全なるねじれ国会の再現となりますが、衆議院、参議院が存在する理由や、やはり国会は政策論争だろうと思いますので、政局が不安定になるということは政治屋さんが国民の方を向かざるを得ないわけで、ある意味、国民の意見を反映させやすい状況になるのでは?と素人考えですかね?あまりにも安定政権下では国民不在となりがちな状況でしたのでね・・・ただ海外に対しての影響力等を考えると、難しい問題です。


 コラムと本日の社説をご紹介しておきます。本日は週明けということもあり、医療系専門的な話題は避けておきます(というより私の頭がついてきません)。

天声人語 朝日新聞コラム 7/11 http://www.asahi.com/paper/column20100711.html
 草笛といい草摘みといい、草という字はどこか明るい郷愁を誘う。W杯が大詰めの南アフリカから、小紙記者が「草サッカー」の記事を書いていた。日本の報道陣の即席チームと、大会スタッフらの南ア勢が一戦を交えたそうだ▼サッカーに限らず、草野球も草競馬も、「草」がつくゆえに楽しげで牧歌的だ。〈夏草やベースボールの人遠し〉の句が子規にある。風に乗って歓声が聞こえる心地がする。この「草」について辞書は、本格的なものに準ずる意味だと説明する▼ゆるく楽しむ「草」はいい。だが、プロが「草」のようでは困る。近年のそれは「草政治」だろうか。この4年で首相は5人も代わり、本格政権から遠い。新与党は腰がふらつき、閉塞感(へいそくかん)を取り払えない▼国民は程度に応じた政府しか持てない、と古くから言う。だが先日の小紙に、作家の池澤夏樹さんが「どうも政府のレベルは国民のそれを下回ってきたようだ」と寄せていた。「われわれの実力からすればもう少しましな政府は持てないものか」と。肯(うなず)く向きもおられよう・・・続きを読むにはここをクリック

参院選 民主敗北―2大政党にさらなる責任 朝日新聞社説 7/12
 
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
 菅直人首相と民主党にとっては、極めて厳しい審判となった。
 参院選で民主党は改選議席の54を大幅に下回り、自民党の獲得議席にも及ばなかった。民主、国民新の連立与党としても過半数を維持できなかった。
 政権交代に大きな期待を寄せた民意が、わずか10カ月でこれほど離れてしまった。菅首相と民主党は深刻に受け止めなければならない。
 鳩山前政権の度重なる失政が影を落とし、消費増税での菅首相の説明不足や発言の揺れが大きく響いた。
■短命続きもう卒業を
 民意は、菅首相率いる民主党政権に退場を促すレッドカードを突きつけたのだろうか。
 政権交代そのものが間違いだったという判断を下したのだろうか。
 そうではないと私たちは考える。
 2大政党の主な公約が似通う中で、何を選ぶのかが難しい選挙だった。
 とはいえ比例区の得票では民主党が自民党を上回り、非改選議席を加えれば、なお第1党だ。有権者は民主党に猛省を迫ったが、政権を手放すよう求めたとまではいえまい。
 民意は一方で自民党を復調させた。ようやく実現した「2大政党による政権交代のある政治」をさらに前に進め、鍛え上げるよう背中を押したととらえるべきだろう。
 菅首相は選挙結果を受け、続投を表明した。一層の緊張感を持って重責を果たしてもらいたい。
 日本では、「第二院」である参院選の敗北により首相が交代させられる事態がしばしば起こってきた。
 よほどの惨敗ならやむを得ないとしても、短命政権が相次いだ大きな要因だ。それは腰を据えた政策の遂行を妨げ、国際社会での存在感を著しく損なってきた。もう卒業すべきだろう。
 そもそも参院選は「政権選択選挙」ではない。
 自民党一党支配の時代、有権者は総選挙で自民党を支えつつ参院選では時の政権の失政を厳しく裁いた。両院の選挙を使い分け「永久与党」を巧妙に牽制(けんせい)してきたともいえる。
 政権交代時代を迎えた今、参院選のそのような機能は見直していいはずである。政権の枠組みの変更や首相交代はあくまで総選挙を通じて、という原則に立ち返るべきだろう。
■「ねじれ」乗り越えて
 参院選の結果、衆参で多数派が異なる「ねじれ国会」が再現する。
 自公政権とは異なり、与党は衆院で3分の2以上の議席を持たないから、参院で否決された法案を衆院で再可決できない。「真性ねじれ」である。国会運営は困難を極めるに違いない。
 菅首相は政策課題ごとに野党に協力を求め、合意形成を探るパーシャル(部分)連合を目指す考えを示した。
 自民党の谷垣禎一総裁は早期の解散総選挙を求めており、実現は難しいかもしれないが、方向性は正しい。
 新たな連立相手を探す動きがでてくる可能性もある。安易な連立組み替えに右往左往すべきではない。
 野党を話し合いの場に引き出すためには、鳩山前政権での強引な国会運営を反省することが欠かせない。
 民主党内には多数決偏重を戒め、議論を練り上げるプロセスを重くみる「熟議の民主主義」を唱える向きがある。それを実践する好機である。
 ねじれ国会を頭から否定する必要はない。賢く妥協し、納得度の高い結論を導く。そんな可能性も秘めていることを銘記したい。
 自民党にも注文がある。
 昨夏までのねじれ国会で民主党など野党は「『直近の民意』は参院にある」と主張し、自公政権を徹底的に追いつめようとした。当時、民主党の対応を政局優先と厳しく批判した自民党が今度は逆の立場に立つ。
 反対ありきではなく、適切なチェック機能を果たす「責任野党」の見本を示してほしい。
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 さて地球規模で考えると、今回の参議院選挙よりももっと重大な問題は、米メキシコ湾沖の原油流出事故かもしれません。ようやくめどが立ったとのことですが、すでにかなりの環境を汚染してしまった状況下ですが、今後どのように汚染されたエリアを元に戻すのかが課題でしょうが、完全に元に戻るにはそれこそ何百年以上かかるのだろうと思います。もしかしたら人類が滅亡しないと環境は元に戻らないのかもしれませんね。

米原油流出:油井封印へ 吸い上げ口の交換始まる 毎日新聞 7/12
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100712k0000m030107000c.html
 【ロサンゼルス吉富裕倫】原油流出が続く米メキシコ湾沖の海底油田事故で、石油メジャーの英BPは10日、油井上部に取り付けた吸い上げ口の交換を始めた。成功すれば流出原油の全量を回収することができるようになるという。
 6月初め、切断したパイプの上にかぶせた吸い上げチューブ付きのふたは、すき間から原油が漏れだしていた。今回は切断パイプを噴出防止装置の取り付け部から外し、新たに漏出口のサイズに合わせた吸い上げ口を装着し原油の漏出を防ぐ。
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 さて最近大人気と評判のこの商品。これは通勤時に良いかも。でもスーツに合うこういったシューズは販売されないんですかね?あったら買うかも・・・

履いて歩くだけ「シェイプアップシューズ」が人気 読売新聞 7/10
 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=27847
 自然に筋トレ、脂肪を燃焼
 履いて歩くだけで高いカロリー消費が期待できるとされる「シェイプアップシューズ」の人気が高まっている。
 ファッション性の高いものもあり、オシャレに手軽にダイエットに取り組む女性が増えているのかもしれない。
 シェイプアップシューズは、立っている時や歩行時に、不安定になるような構造にわざと作ってある。履いて歩くと体が自然にバランスを取ろうとして、背筋やお尻など普段使わない筋肉を使うため、脂肪の燃焼が高まる仕組みだ。かかとが深く沈み、砂の上をはだしで歩く感覚に近い。
 昨年米国でスケッチャーズやリーボックなどの靴大手が発売したところ、売り上げが急増。日本でも昨年の両社の販売開始後、ウオーキングブームの波に乗って人気に火がついた。
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 今週土曜日より改正臓器移植法が施行されます。臓器移植の連載を3つ続けてお届けします。今日はこれにて終了・・・

【朝日新聞連載 2010/07/09】
 臓器移植 あなたの隣に:4 摘出、これでよかったのよね

 
http://www.asahi.com/health/ikiru/TKY201007090358.html
=================================================
 昼前から、藤田保健衛生大病院(愛知県豊明市)の加藤庸子(かとうようこ)教授(脳神経外科)らのチームによって、夫(当時57)の1回目の法的脳死判定が始まった。
 すべては説明された通り進んでいた。
 だが、控室で待つ愛知県の女性(56)には恐ろしく長く感じられた。長男(24)がそばにいてくれることに感謝した。
 家族のそれぞれが、夫のこと、父のことを考えていた。
 夫は自然が好きだった。休日は、登山や庭造りを楽しんだ。引退したら、自然にかかわる仕事をしたい、と言っていた。
 物に執着がない人で、贈り物をもらった記憶がない。「結婚指輪も私が買ったっけ」。ふと、そんなことを思い出していた。
 長女(28)は父が大好きだった。ジャズをよく聴き、おしゃれで、同年代の男性よりも若く見える父が、自慢だった。
 いろいろな話をした。本や映画の感想を語り、議論した。かっこよく生き、かっこよく死にたい。いつも笑って話していた。
 病院の移植コーディネーターの女性が、たびたび控室をのぞいて、声をかけてくれた。
 「ご家族のお気持ちが変わったら、いつでもやめられますから」「心配や気になることがあれば、何でもおっしゃってください」
 ひどく疲れていたが、決意が揺らぐことは一度もなかった。
 深夜、死亡が宣告された。
 家族だけの時間をとってもらった。「お父さん、変わらないね」。長女は次女(26)と話した。手は温かく、人工呼吸器のおかげで胸は規則正しく上下していた。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

【朝日新聞連載 2010/07/10】
 臓器移植 あなたの隣に:5 移植患者の言葉にはっとした

 
http://www.asahi.com/health/ikiru/TKY201007100201.html
=================================================
 愛知県の女性(56)は、夫(当時57)が亡くなってから少したって、臓器を提供したことを、義母に話した。
 じっと聞いていた義母は、「いまも人の役に立っているんだね」と言って泣いた。
 その秋。藤田保健衛生大病院(豊明市)の移植コーディネーターの女性から、同じ体験をしたドナー(臓器提供者)家族の会があると聞き、参加してみた。周囲の心ない言葉に傷つき、提供したことを悩んでいる家族がいると、そこで知った。
 自分も家族も、夫の死を悲しんでいる。でもそれは愛する肉親を失った悲しみで、臓器の提供を後悔することはない。後悔があるとすれば、心臓と肺を提供しなかったことだ。提供していれば、もっと多くの命を救えたのに。でも、当時は精いっぱいの選択だった。
 まもなく、臓器移植法の改正論議が報道されるようになった。注目したが、議論はそれぞれのドナー家族の気持ちとは離れた所で交わされているようで、空虚に感じられた。
 今月、新しい法律が施行される。だが、社会全体が変わらなければ、何も変化しないのではないか、と思う。
 長男(24)は大学を卒業し、地元の会社で働き始めた。次女(26)は結婚し、子どもが生まれた。この春、義母を84歳でみとり、大きな役割を終えた気がする。
 長女(28)は時々、市民や学生向けに体験を話す。
 ある講演会で、長女は移植を受けた患者と一緒になった。ドナー家族にお礼の手紙を書きたかったが、自分が元気なのはドナーが亡くなったからで、喜びをあまり表してはいけないのではないかと悩み、なかなか書けなかったこと。そして、「待機患者はドナーを待っているのではなく、ただ、病気が治ることを願っているのです」という言葉にはっとした。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

【朝日新聞連載 2010/07/11】
 臓器移植 あなたの隣に:6 情報編 「提供する、しない」話すのが重要

 
http://www.asahi.com/health/ikiru/TKY201007110166.html
=================================================
 今月、改正臓器移植法が本格施行されると、本人の意思がどうだったかわからなくても、家族の承諾があれば、脳死の人からの臓器提供ができるようになる。
 これまでは、提供する意思を意思表示カードなどで残しておく必要があったが、必ずしも書面は必要でなくなる。提供しない意思を明らかに示している人以外は、臓器を提供するかしないかの決定は家族に委ねられる。
 カードも新しくなる。従来は(1)脳死で提供(2)心臓死で提供(3)提供しない、を選んで○をし、提供したい臓器に○をした。今後は(1)脳死、心臓死どちらでも提供(2)心臓死に限って提供(3)提供しない、のいずれかを選んで、提供したくない臓器に×をつける。運転免許証や健康保険証にも欄が設けられる。
 臓器移植への理解を進める活動をする「Gift of Lifeプロジェクト」委員会(委員長=寺岡慧〈てらおかさとし〉日本移植学会理事長)は4月、20~60代の男女千人にアンケートした。法改正について内容を含めて知っている人は4%。臓器を提供する、しないという意思を持つ人は約3割で、そのうち家族にも伝えている人は約半数だった=図。
 同委員会は「一人ひとりが、臓器を提供する、しない、という意思について考え、家族と話し合ってほしい」と呼びかける。
 「患者を生きる あなたの隣に」で紹介した家族は、日頃から提供者(ドナー)と話していたことが重要だったという。カードは家族の気持ちをまとめるのに役立ったが、本人がどう考えて書いたかがわからなければ確信を持てなかったかもしれない、と話す。
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    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
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