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20130918-671号 9/8~9/14の週に配信したニュース [kensa-ML NEWS 【情報】]

皆さん、こんばんは。神戸の新井です。

 今宵は検査当直。私の場合、週始めに当直することが多く殆どが月曜日なのですが、緊急検査以外の雑用?が多く、ちょっとバタバタしております(本日は連休明けで火曜日ですが)。当直業務は明けの日も通常業務なのでかなり眠い一日を過ごすことが多いのですが、往復4時間半ほどの通勤時間から解放されるので楽な面もあります。とは言え、やはりいつ呼ばれるか分からないうえ、仮眠よりもついつい自分の仕事を優先させ、眠らないこともしばしばです。明日(今日ですね)は定例会議が無いから、思いっ切り秋の夜長を楽しむこととします。

 ところでこの「秋の夜長」ですが、この「夜長」とはどういった意味かご存知でしょうか?

 時候の挨拶では秋に使われますが、冬の方が夜は長いんじゃとお思いの方もおられるかと思います。夜が一番長いのはこれからの時期だと冬至になります。冬至を過ぎると夜はだんだん短くなるのでこの時期を夜長と呼ぶ、とか、夜過ごしやすいから夜長だとか、様々な回答が見られます。

 『大辞林 第三版』では「夜が長いこと。秋が深まるにつれて夜が長く感じられること。[季語]秋。と書かれていますし、『ホトトギス新歳時記 改訂版』では9月の季語になっています。9月ごろから11月ごろまで使われる表現らしいですね。急に長くなった夜に少しさびしく思い、物思いに耽ってしまうのが秋の夜長・・・ということです。私の場合、秋に限らず、年がら年中仕事に関する物思いに耽る時間が長くなり、おかげさまで寂しくはありません。虚しくなるときはありますが。

 さて、つかみはこのくらいにして、本題に移ります。


 この病気、聞いたことはありましたが良くは知りませんでした。どんな病気なのか、ここから一部引用しておきます。
 
http://www5a.biglobe.ne.jp/~imagawa/hoken/byouki/moumakusyo.htm
 網膜の血管の未熟性に基づく疾患。在胎週数34週未満、出生体重が1800g未満の低出生体重児に起こり易く、生後3~6週ごろ発症する。
 ヒトの眼は妊娠第3週ころにできはじめ、眼球の形がほぼ完成するのが7週ごろ。光の刺激を脳に伝える神経の膜である網膜もこの時期には形成されており、そこから伸びる視神経も神経管を伝って大脳にまで到達しているが、網膜を養う血管は妊娠16週以降に視神経乳頭部から網膜の外側へと発達し始める。この視神経乳頭部は中央よりやや鼻側にあり、鼻側の網膜血管は妊娠第8ヶ月くらいには網膜の端まで発達し終わるが、耳側の網膜血管は長いため9ヶ月以降にならないと発達し終わらない。
 したがって多くは耳側の網膜に病変が起こる。


未熟児の網膜症、新手術が効果 67%「生活支障なし」 朝日新聞 9/9
 
http://apital.asahi.com/article/news/2013090900003.html


 様々な発見により従来の概念が覆されるケースは多々ありますが、この関連遺伝子についてはまだまだ出てきそうな予感が・・・

性別決定 X・Y染色体以外にも新たな遺伝子 読売新聞 9/6
 http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=84242


 こんなニュース出されると、またまた給与カットとなるんでしょうかねぇ・・・バブルや景気のいい時は「何で公務員なんかしているの?」とバカにされ、不景気になると「公務員は給料もらい過ぎ」・・・何か不思議な世の中。国民は自由主義が良いのか、共産主義が良いのか・・・我々はバブル期には指をくわえてただ我慢していたんですけど・・・(;;) 国家公務員叩きの次は独立行政法人職員ですか・・・私、天下りとは全く違うんですけど。

独立行政法人の年収646万円 国家公務員との格差拡大 産経新聞 9/6
 
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130906/plc13090617430016-n1.htm


 この記事の最後の部分、日本歯科医師会常務理事の発言で「患者さんにとって手続きが煩雑化しないかと危惧している。あまり細かい仕組みになるのはどうか」と記載されています。行政側や施設側の対応が煩雑化するのなら理解できますが、何故患者側の煩雑化になるのか、理解が出来ません。

厚生労働省、高額療養費で見直し案―高所得者は限度額引上げ QLitePro 9/11
 
http://www.qlifepro.com/news/20130911/in-medical-expenses-review-draft-high-income-earners-maximum-amount-of-increase.html


 良く報道等でも、「がん診療最前線」なんて特番がよくされていますが、一般国民のもっと判り易く、現在行われている治療を客観的に評価し、比較検討したものが提示されれば、と思います。あれも良い、これも良い、では正直言って理解しづらいです。

がん医療「生活の質」尊重 ポートアイランドに開院半年 読売新聞 9/10
 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=84370


 肥満には色々な個人的素因、要因が重なっていますので、一度分けて提示してもらいたいものです。

肥満:要因になる遺伝子の一つ特定 京都府立医大グループ 毎日新聞 9/11
 
http://mainichi.jp/select/news/20130911k0000m040028000c.html


 パーキンソン病については病態であるとか要因であるとか言った部分、解明されているものもあるのですが、根本的治療に結び付けられるものが無いということは、まだまだ未解明のものが多いということでしょうね。運動障害のためADLが低下し、免疫力も低下する、いわば悪循環にも繋がるわけで、様々な合併症もあるかと思うのですが、あまりこの部分に触れられているものはありません。

手足震え、動作鈍くなるパーキンソン病 薬工夫で生活の質向上 朝日新聞 9/10
 
http://apital.asahi.com/article/iryou/2013091000002.html


 最近コンビニなどでもローカロリーを意識した商品が多くなりつつありますね。私もそろそろカロリーを考えないといけないお年頃ですので、こういった商品を購入しますが、小さめのサイズのものが多く、ついつい数が増えてしまいます。ですから総摂取量はあまり変わりません。

食事療法でもおいしいパンを 低カロリーで糖分吸収抑え 朝日新聞 9/12
 
http://apital.asahi.com/article/news/2013091200001.html


 診療するのは人ですので、診療できる人数が少なければ受け入れ制限を行わざるを得ないのが現状。しかし国民もその辺をきっちりわきまえないといけませんね、何でもかんでも病院に行けばいいといった考えは改めないと。それと総合診療できる医師の話は良く持ちあがりますが、診療の前にフィルタリング出来る機能が充実してくれば、本当に医療を必要とする患者さんに対し適切にご提供できると思います。こういったフィルタリング機能を受け持つシステムを充実させられれば、と思うのですが。

診療制限なしの病院数、6年連続で減少-愛知県調査、「医師不足深刻な状態」 医療介護CBニュース 9/11
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130911-00000000-cbn-soci


 うーん・・・客観的なデータが無いので何とも言えない内容ですね。尿中アルブミンについては以下のサイトで簡単に述べられています。あまりにも簡単な内容ですがご参考までに・・・
 http://wakamatsu-cl.ftw.jp/u48360.html?29822

尿検査で2型糖尿病患者の認知障害を検出 CareNet 9/13
 
http://www.carenet.com/news/general/hdn/36137


 いよいよ夏も終わり?でもまだまだ暑い日が続いていますね。先週後半から今週前半にかけては上着を着て通勤していたのですが、あまりにも暑くってここ数日はまたクールビズで通勤しています。
 RSウィルス感染症のQ&Aについては厚生労働省HPにて掲載されています。
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html

RSウイルス、東京や九州で感染拡大-過去10年で最多、例年より早く流行か 医療介護CBニュース 9/12
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130912-00000001-cbn-soci


 確かに乳がんに対する情報量が増え、昨今は遺伝子診断などの話題もありましたので、自衛への意識が増しているのは確かです。但し統計というものはもう少し長期的視野で捉えないといけないんじゃないですかね?

乳がん死亡率、初の減少 2012年、検診など効果か 朝日新聞 9/13
 
http://apital.asahi.com/article/news/2013091300001.html


 49項目がどの様なものか判りませんが、判明したら再度掲載したいと思います。またこの規制改革会議、もうちょっと知りたいので、調べてみてから特集でも組もうかな?

看護師業務の拡大検討 規制改革会議、49項目選定 朝日新聞 9/12
 
http://apital.asahi.com/article/news/2013091200019.html


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    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
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