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0301-451号 研究班が小児脳死の判定基準 6歳未満は間隔24時間以上 [kensa-ML NEWS]

 いよいよ年度最後の月となってしまいました。三月最初の配信となりますが、今月も宜しくお付き合いください。

 年度内にやらなければならないことが山積していますが[ふらふら]、それ以上に「やりたいこと」が山積[わーい(嬉しい顔)] なかなか連日大変な状況が続きますが、やりたいことが山ほどあるって事は、やりたいことが無いって事よりもずっと幸せかも・・・[ひらめき]


 今日で冬季オリンピックも閉幕してしまいました。が、あと二週間ほどでパラリンピックが開幕します。こちらも注目[exclamation×2]
 
http://whatsnew.hellobc.jp/2010olympicwintergames/paralympic_games.html

 国、民族など様々なものを超えた熱い戦いが繰り広げられ、熱い友情が多く生まれることを期待しています。

 スポーツには勿論勝敗が付き物ですが、あまり加熱し過ぎると国際問題に発展しかねない危険性も含んでいると同時に、将来への禍根を残す残念な結果となることも少なくありません。今日の隣国、各国のコラムを見ていると、複雑な気持ちがします。隣国からはこのように見られているのか、とある程度の予想はしていましたが・・・複雑ですね。エールと私は理解しましたが・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

朝鮮日報コラム 日本列島の涙 3月1日
 
http://www.chosunonline.com/news/20100301000033
 http://www.chosunonline.com/news/20100301000034

 またこれとは全く関連性は無いものの、昨日の京都新聞コラムにこのようなものがありました。色々と考えさせられたり、自戒したり・・・[バッド(下向き矢印)]

凡語「怒り」 京都新聞コラム 2月28日 
 
http://www.kyoto-np.co.jp/info/bongo/index.html
 最近の日本人は気短で怒りっぽくなったと感じる。控えめと見られていたのは昔。食生活のせいだろうか。理があれば堂々と主張すればいいが、ささいなことで血がのぼるようになったと見受ける▼米国のレッドフォード・ウィリアムズ夫妻著の「怒りのセルフコントロール」(創元社)は日常的に抱えている腹立たしさが短命につながると警告する。皮肉な考え、怒りの情動、攻撃的行動の「敵対性」が強い人は、心筋梗塞(こうそく)などの虚血性心疾患を発症しやすいという▼大規模なアンケートと綿密な追跡調査の結果というから無視できない。本来、怒りは狩猟時代に外界の危険から身を守るために備わった生物化学的反応で、イライラしたり、憎いと思うだけでも血液内に危険な物質が分泌されると説く・・・続きを読むにはここをクリック


 さて日本時間2月27日の午後、チリ大地震が発生し、大津波に関する情報が日本でも各報道機関、政府より配信されていましたが、地球の裏側で発生しているという安心感なのか分かりませんが、住民に危機感の無い対応が多くみられたことは非常に残念です。過度に騒ぎ立てる必要は全くないのですが、事が起こってからでは遅いと思います。備えあれば憂いなし。

チリ大地震/津波被害は食い止めたが 3月1日 神戸新聞社説
 
http://www.kobe-np.co.jp/shasetsu/0002749449.shtml
 1万7千キロ隔てた海を丸1日かけて大きな波が駆け抜ける。50年前の悪夢を思い起こした人も少なくなかったはずだ。
 南米チリで起きた大地震は、日本列島の太平洋沿岸各地に津波をもたらした。
 きのう、青森、岩手など東北3県では17年ぶりの大津波警報となったほか、広い範囲で津波警報や注意報が出た。岩手県の久慈港や高知県の須崎港では120センチの津波を観測し、漁港が冠水したところもある。
 小笠原諸島で最初に観測された午後0時48分から、各地で長時間にわたって繰り返し押し寄せる津波が記録されている。
 漁船などの退避措置や避難行動が功を奏し、人的被害はなかったが、これで油断してはならない。列島周辺では巨大地震や津波がいつ起きてもおかしくないからだ。
 地震は、チリの太平洋岸で日本時間の先月27日午後3時半ごろ起きた。マグニチュード(M)8・8は、日本に大きな被害をもたらした1960年のチリ地震ほどではないが、それでも阪神・淡路大震災の約700倍のエネルギーに相当する。
 震源地に近いコンセプシオンでは多くの建物が倒壊し、がれきに閉じ込められた人がたくさんいる。日本政府としても、行方不明者の捜索・救助、物資や医療支援などに全力を挙げて取り組んでもらいたい。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 かなり前置きが長くなってしまいましたが、本日のニュースです。

 2月27日の朝日新聞で、
 「小児医療約30施設で臓器提供可能に 厚労省研究班が案」
  http://www.asahi.com/health/news/TKY201002270213.html
という記事が出ていました。こと小児に関して各医療機関でも慎重な対応が迫られるので、キーとなるのは、クライテリアと言うか、厳密なガイドライン設定が急務だろうなと思って見ていたら、本日のニュースで厚労省研究班からの見解が出ていました。大人でもそうですが、かなり高レベルの移植チーム編成が求められると同時に、厳しい判定基準と言うことは、改正臓器移植法施行後の症例数はどの程度になるのでしょうね?


【共同通信社ニュース 2010/03/01】
 研究班が小児脳死の判定基準 6歳未満は間隔24時間以上
 
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010022701000672.html
====================================================================
 改正臓器移植法の施行に向け、小児からの臓器提供の在り方を検討している厚生労働省研究班(主任研究者、貫井英明元山梨大学長)は27日までに、6歳未満では2回の法的脳死判定の間隔を24時間以上空けるなどとする判定基準に関する見解をまとめた。
 生後3カ月未満や、体温が35度未満の場合は判定対象から除外。成人の判定間隔が6時間以上なのに対し、24時間以上空けることでより慎重に判定する。6歳以上は成人と同様の基準にする。
 1999年に別の研究班がまとめた基準を踏襲した形で、この基準が世界的にも厳しいものと判断した。
・・・続きを読むにはここをクリック

 
   
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    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
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