SSブログ

0212-429号 健康ナビ:医師、看護師以外の病院の専門家「メディカルスタッフ」の活躍に期待が… [kensa-ML NEWS]

 本日は具体的な診療報酬改定情報が手に入り、おおよそのアウトラインは、把握することが出来ました[ひらめき]。今後調整してゆくべきポイントが見えたような気がしました。臨床検査技師はやはり原点に戻るべき・・・なのでしょう。また今回の診療報酬改定では、部門長の力量を試されているような気がしてなりません。

 また今回の改定では、医療連携に対する加算が目玉となっておりますが、以下の記事もそのようなものに乗っかったのでしょうか?臨床検査技師を知らない一般の方がお読みになったら、どの様に受け取られるのかなぁ・・・と少々、苛立ち[ダッシュ(走り出すさま)]を感じながら読んでおりました。
 
 何故かというと・・・放射線技師、管理栄養士、言語聴覚士、作業療法士、理学療法士、臨床工学技士・・・すべて国家資格ですよね。あとの職種は、病院採用時の職名になり得るもの。何故「臨床検査技師」って書いてくれないの?

 勉強不足で申し訳ないのですが、細胞検査士という職名で採用されているご施設ってあるのかしら?と思ったもので。確かに臨床検査技師の職域は広範囲であるため具体性を持たそうと敢えて書いたのか、単に無頓着か無知なだけなのか、この記事を書いた記者さんに尋ねてみたいところですね。国家資格と認定資格の違いをお分かりですか?って・・・

 このような形でも「取り上げてもらえて有難い[わーい(嬉しい顔)]」・・・と喜ばないといけないのでしょうかね[exclamation&question]


【毎日新聞社ニュース 2010/02/12】
 医師、看護師以外の病院の専門家「メディカルスタッフ」の活躍に期待が…
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100212ddm013100117000c.html
====================================================================
◆医師、看護師以外の病院の専門家「メディカルスタッフ」の活躍に期待が高まっています。
◇患者の疑問、気軽に相談
◇検診結果の説明、退院後の生活…技術や知識、活用をパソコンの画面に子宮から採取した細胞が大きく映っている。色鮮やかに染められた細胞の中に核がくっきりと見える。「あなたの細胞の核の形は正常な核と似ていますね」。そう説明するのは細胞検査士で医学博士の資格をもつ今枝義博さん(46)。藤田保健衛生大学坂文種報徳会病院(名古屋市中川区)臨床検査部で仕事をする臨床検査技師だ。
 細胞検査士は、採取した細胞を顕微鏡で見ながら、がん細胞かどうかなどの判断材料を医師に提供する専門家。日本臨床細胞学会が行う認定試験に合格する必要があり、全国に約6500人いる。
 病院では通常、医師が検診結果を説明するため、細胞検査士が前面に出て、細胞の写真を見せて解説までしてくれるケースはほとんどない。
 坂文種病院では昨年6月から総合健診科をもうけ、さまざまな検診体制を整えた。子宮がん検診では今枝さんのような細胞検査士が詳しく解説するサービスも始めた。名古屋市の検診料金は子宮頸(けい)がんで1700円、子宮体がんで2700円。説明は無料で、受診者の約7割が細胞検査士の解説を希望する。今枝さんは「患者の納得度は高い。子宮がん検診の受診率向上につなげていきたい」と話す。
 細胞検査士の存在はがん患者から見ても、有意義だ。乳がん患者で組織する「山梨まんまくらぶ」の若尾直子代表は9年前、乳がんだと医師から言われたが、半信半疑だった。当時を振り返り、「自分自身のがん細胞を見ながら、説明してもらえたら、もっと納得できた」とメディカルスタッフのスキルを患者のためにもっと生かしてほしいと訴える。
 一方、医療ソーシャルワーカーも、とても有用な存在だ。全国に約1万人、病院では「医療相談室」や「地域連携室」などの部署にいる。
 「いまの治療を続けても大丈夫?」「治療費は分割払いでもよいの?」「退院後の生活が不安」。こうしたさまざまな相談に応じてくれる。退院後の生活が不安な場合には、生活保護の手続きも手伝う。東京都内のリハビリテーション病院に勤務するソーシャルワーカーの取出涼子さんは「医師や看護師に聞きにくいことがあったら、遠慮せずにソーシャルワーカーに聞いてほしい。すぐに答えられなくても調べたりします」と話す。こんな頼れる存在が1病棟に1人いれば理想的だ。
 病気の回復に必要な食事管理には、管理栄養士のアドバイスが欠かせない。しかし、どこにいるかが分からず、相談しにくいのが現状。日立製作所日立総合病院(茨城県日立市)の石川祐一栄養科長(管理栄養士)は「食事改善のことで聞きたいことがあれば気軽に声をかけてほしい」と言い、管理栄養士が病棟を巡回する体制の実現を期待する。

・・・続きはネットでご覧下さい
 
 
   br_decobanner_20091222111615.gif  laboratorytest88_31_green_3.gif medicalinfo88_31_lightblue_3.gif medicalteam88_31_lightred_3.gif
   
宜しければワンクリックにご協力下さいね[るんるん]

     gam_banner_2.jpg 現在公開中    gam_banner_3.jpg 近日リニューアル公開予定
 


nice!(7)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 7

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0


[ひらめき] Facebook・・・友達リクエスト、フィード購読大歓迎
     https://www.facebook.com/gamdango
[ひらめき] Facebook・・・最新情報はこちら
       https://www.facebook.com/Project102.MT

 

[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
          http://enigata.com/index.html


    人気ブログランキング   臨床検査ランキング   Ameba_banner.jpg

人気ブログランキングにほんブログ村ランキング(臨床検査)に参加しています(Amebaは姉妹サイトです)。
啓蒙活動の一環として参加していますので、バナー↑↑↑へのクリックに是非ともご協力ください[ひらめき]


 臨床検査技師のブログにお越しいただき有難うございます。

 さてこのブログでは、臨床検査に関連する内容だけではなく、医療系、農業系、宇宙系、少年野球系等々、雑多な内容となっています。またこのブログを立ち上げたのは、多くの方々に密接な関係のある臨床検査をもっと知っていただきたい、そしてその業務に就いている臨床検査技師をもっと知っていただきたいとの思いからです。

 現代の医療においては、客観的根拠を基に病態解析などがなされ、EBM(Evidence based Medicine)の根幹として臨床検査データは位置付けられています。このような重要なポジションに居ながら、我々自身の待ち受け体質は根強く、我々臨床検査技師自身が何をするべきなのか、また何が出来るのかを真剣に考えるべきであり、後進の方々に良い道を残すためにも、一般の方々に臨床検査技師をまず知っていただく、ということが必要なのだと思います。そのような趣旨から各種サイトランキングにも登録しておりますので、バナーをクリックしていただければ幸いです。

 ご質問、ご意見、ご感想などございましたら、
gamdango@csc.jp までご遠慮なくメッセージをお送りください。ただし医療相談等には内容によりお答えできない場合もありますので、あらかじめご了解ください。

         NHO神戸医療センター
         臨床検査技師長
                新井 浩司

好き放題コメントを加えた最新の医療系情報(科学系、農業系、少年野球系話題も満載?)をご提供しています。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。