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1126-354号 診療報酬改定の基本方針案を大筋了承-医療保険部会 [kensa-ML NEWS]

皆さん、こんにちは。神戸の新井です。

 今日は検査当直のため、社長出勤です[手(チョキ)] いやあ、朝が楽ですね。業務的に大抵午後7時より早く帰れることは稀なので、フレックス、認めてくれたら楽なんですけど・・・[ふらふら] ま、朝も結構仕事があるので、いつもいつもは、無理ですけどね。
 当直は、遅出であること、通勤の煩わしさから解放されること、何よりフルタイムで仕事が出来ること、の理由により大好きなのです。いくら夜中に呼ばれたとしても、楽なんですね。家内には言えませんけど[がく~(落胆した顔)]
 朝の時間がゆったりと取れたので、今朝は各新聞社の社説やコラムをじっくりと読みました[ひらめき] その中で私のツボにハマったものがありましたので、ご紹介いたします。毎日新聞社コラムで「余録」から。

「言い間違い」 http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/
  「お席になってお待ち下さい」。店員に言われても驚いてはいけない。「(席に)お掛けになってお待ち下さい」の言い間違いだ。「ほぼ日刊イトイ新聞」の投稿サイト「言いまつがい」にある「やすこ」さんの投稿である▲同じく「見りません!」は見てないし、知らないを思わず一言にした「かるがも大行列」さんの投稿。これら短縮型に対し「○○さんとこも居留守に入られたら
しい」と言われた「そりゃ空き巣」さんの例のように根本的言い間違いもある▲日本人技師誘拐事件での「イエメンでゆうわくされた……」という官房長官のびっくり発言も誘拐と誘惑の根本的言い間違いだった。ただ2度も重なれば、トップの言い間違いが政権交代を招いた後だけに世人の耳目を集めるのも仕方ない▲「言いまつがい」には「巨人の原采配(さいはい)」と言おうとして「サラハイハイ」(「高校野球も好き」さん)というような音の逆転も多い。ただそんな音声の逆転も長い間繰り返されれば正しい言葉になることもある。ちょうど生け垣に咲くサザンカを見て、昔聞いた名前の由来を思い出した▲漢字表記「山茶花」は中国でツバキを意味する言葉に由来する。
・・・続きはネットでご覧下さい


 さて例の業務仕分けに関連して、昨日はノーベル賞受賞者の方々の動きが活発でしたね。日経新聞の社説にはこのようなこと書いてありました。

「スパコン」機に科学技術予算にメスを
 
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20091125AS1K2500425112009.html
 鳩山政権は将来を担う科学技術研究をどう選別し、投資するのか。行政刷新会議の「事業仕分け」で事実上の凍結と判定された文部科学省の「スーパーコンピューター計画」について、菅直人副総理・国家戦略相が予算復活を検討すると表明した。
 自民党政権時代、科学技術予算は効果が検証されないまま、予算額が膨らんできた。財政が厳しいなか、活力のある経済社会を築くために、予算をどう役立てるのか。政権の成長戦略を問う試金石になる。
 スーパーコンピューターは気候変動の予測や自動車の設計などで欠かせない技術だ。だが「世界一を目指す」という文科省の説明は、研究者や企業にとって使いやすい装置にする発想を欠く。予算を復活させるにしても、官民の役割をどう分担するかなど開発計画を練り直すべきだ。
 事業仕分けの前半では40近い科学技術関連の事業が減額や計上見送り、廃止と判定された。科学技術予算は外からの監視が働きにくい。それが公開の場で、人々の常識にさらされ議論されたことに意味はある。目先の成果や効率だけにとらわれてはならないが、無駄な予算は多い。
 2009年度の科学技術予算は3.5兆円。名目国内総生産(GDP)比で0.7%は小さな額ではないが、国民生活や経済社会にとって重要な分野である。それだけに、問題は効果的に使われているかだ。
・・・続きはネットでご覧下さい

 書かれていること、もっともだと思うのですが、社説ともなると、あんまり切れ味鋭くって書けないのでしょうね。
 科学技術に限らず、医療技術も何でもそうですが、一般の方からみると、「必要であることは認識してるけど、具体的な成果はどうなってるの???」となってしまうのが普通の感覚ではないでしょうか?

 勿論、研究の内容により公開性、透明性を担保出来ない部分があることは良く理解出来ますが、あまりにも国民に見えないのはいかんのと違いますかね?
 また研究者のごく一部におけるモラル欠如が、全体の汚染とまで見られるのはどうかと思いますけど、これもまた世の常。撒き餌に伊勢海老を使う釣り人はいませんよね。


 さて長ーい前置きでしたが、本日のニュース配信に移ります。
 本日の私のブログ 
http://koji-arai.blog.so-net.ne.jp/2009-11-25 にも掲載しましたが、詳細内容につきワムネットへUPされています。私がとやかく言うよりも、ご一読いただければと思います。ボリューム結構ありますよ。

第10回社会保障審議会医療部会資料(平成21年11月19日開催)
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb11GS20.nsf/vAdmPBigcategory10/35F3EF48AC2B27ED4925767400254194?OpenDocument

第150回中央社会保険医療協議会診療報酬基本問題小委員会資料(平成21年11月25日開催)
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb11GS20.nsf/vAdmPBigcategory10/8B6EBC2FBE4C9CAC492576790023FAAD?OpenDocument

第152回中央社会保険医療協議会総会資料(平成21年11月25日開催)
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb11GS20.nsf/vAdmPBigcategory10/B9D23DD080129F114925767900235A0D?OpenDocument


【キャリアブレインニュース 2009/11/25】
 診療報酬改定の基本方針案を大筋了承-医療保険部会
 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25325.html?src=bp
====================================================================
 厚生労働相の諮問機関である社会保障審議会(社保審)の医療保険部会(部会長=糠谷真平・独立行政法人国民生活センター顧問)は11月25日、来年度に実施する診療報酬改定の基本方針案を大筋で了承した。来年度の報酬改定の基本認識として、医療費全体の「底上げ」を主張する意見と、医療費配分の大胆な見直しによる対応を主張する両論を併記。その上で、「救急、産科、小児、外科等の医療の再建」と「病院勤務医の負担の軽減(医療従事者の増員に努める医療機関への支援)」を重点課題に位置付けた。
 ただ、必要な医療を受けられる環境を整備する上で、患者側の自覚を促す文言の追加を求める意見などがあり、取り扱いは糠谷部会長と厚労省に一任された。正式な基本方針は、早ければ来月3日の社保審・医療部会で決まる見通しだ。
 社保審が策定する基本方針は、診療報酬改定の点数配分を決める上での基本的な方向性を示すもの。来年度の報酬改定は、厚労相が年明けに中央社会保険医療協議会(中医協)に諮問する見通しで、中医協ではそれ以降、基本方針に沿って具体的な点数配分の議論に入る。
 25日に厚労省が提示した基本方針案では、重点課題のうち医療の再建に必要な診療報酬上の措置として、「地域連携による救急患者の受け入れ推進」や「小児や妊産婦を含めた救急患者を受け入れる医療機関への評価」「急性期後の患者を受け入れる後方病床や在宅療養の機能強化」「手術の適正評価」などを挙げた。
 一方、勤務医の負担軽減策として、看護師や薬剤師といった医師以外の医療従事者だけでなく、看護補助者や医療クラークなど医療職以外の役割への評価も検討するとした。
 また、重点課題のほかに、▽充実が求められる領域を適切に評価する▽患者から分かりやすく納得でき、安心・安全で、生活の質にも配慮した医療を実現する▽医療と介護の機能分化と連携の推進等を通じて、質が高く効率的な医療を実現する▽効率化の余地があると思われる領域を適正化する―の4つの視点を列挙。このうち充実が求められる領域には、がんや認知症医療、新型インフルエンザなど感染症対策、肝炎対策の推進のほか、精神科入院医療や歯科医療を掲げた。また、新しい医療技術や医薬品などについて、イノベーションを適切に評価する方向も示した。
・・・続きはネットでご覧下さい


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[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
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