SSブログ

0924-311号 新型インフルエンザ:小学生も脳症発症 日本小児科学会が報告 [kensa-ML NEWS]

皆さん、こんにちは。神戸の新井です。

 永らくのご無沙汰?でした。SWは如何お過ごしだったでしょうか?
日本各行楽地はかなりの混雑ぶりでしたが、高速道路などは特にひどかったようですね。私は中日に久し振りに奈良へ出かけてきました。京都よりは少しましかな?との読みでしたが、ズバリだったようです。東大寺と興福寺、国立美術博物館を経て若草山の山登り(というほど大層なもんじゃないですが)をしてきました。学生時代に良く行った街ですので、非常に感慨深いものがありました。本当は日頃の雑念を払うため、座禅でも組みに行くかと思っていたのですが、京都は座禅どころか立ちっぱなしのところが多かったようです[がく~(落胆した顔)]

 次回SWは6年後とか?そのころにはどの様な状況になっているのでしょうね?先日でしたか、石川遼選手のインタビューでアナウンサーが「来年の今頃はどの様になっていますか?」との問いに「19歳になっています。」  ナイス[ひらめき]

 ところで今日の午前中、神戸大学医学部保健学科4回生の方々にお話する機会をいただきました。教務の先生方、学生の皆さん、この場をお借りしてお礼申し上げます。本当に有難うございました。これからの若い方々の前でお話することは私にとっても、非常に有難いことでしたが、好きなことを並べて1時間半びっちり話していたのでどの様に受け止められたのか、非常に楽しみであり、怖くもあり・・・といったところですね。

 さて前回ニュースを配信したあと、ますます新型インフルエンザの蔓延報道がされている状況ですが、加熱し過ぎても困るし、かと言って無意識、無関心では困るし・・・微妙なところですね。通勤車中のマスク着用率は1割にも満たしません。無関心なのか、今のうちに感染してワクチン接種を逃れるつもりなのか・・・冗談[あせあせ(飛び散る汗)]
 本日は新型インフルエンザに関するニュースを数点お届けします。



【毎日新聞社ニュース 2009/09/24】
 新型インフルエンザ:小学生も脳症発症 日本小児科学会が報告

 
http://mainichi.jp/select/science/news/20090924ddm003040108000c.html
====================================================================
 東京都内で23日に開かれた日本小児科学会の新型インフルエンザ緊急フォーラムで、季節性に比べ年齢の高い小児の脳症が多く発生していることが報告された。同学会は学会内に対策室を設け、重症例の把握に乗り出す。
 同学会によると、季節性インフルエンザの場合、脳症は2~4歳に多い。しかし、23日までに判明した新型インフルエンザでは、小児の脳症20例のうち、患者が最も多いのは7歳で、10歳以上も約4分の1を占めた。脳症患者の約2割に、ぜんそくの持病があった。
 14例あった重症肺炎(ARDS)では、5例でぜんそくの持病があった。都内の病院は、季節性では少ない呼吸障害の入院患者が、新型では8割以上を占めたと報告した。

・・・続きはネットでご覧下さい


【共同通信社ニュース 2009/09/23】
 高リスクの妊婦を守れ 一般病院の受診定着急ぐ
 
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009092301000262.html
====================================================================
 新型インフルエンザの病院での感染拡大を防ぐため、日本産科婦人科学会などが呼び掛けた重症化リスクの高い妊婦の一般病院での受診が、各地で始まっている。医療現場には戸惑いもあるが、流行のピークを前にマニュアルの徹底など定着を急いでいる。
 学会は7日、妊婦や内科医にも分かりやすいQ&A方式の対応マニュアルを改定。(1)新型インフルエンザワクチンも季節性と同様に安全(2)重症の場合を除き、分娩や陣痛などがあれば、かかりつけの産婦人科医を受診すること―などが新たに盛り込まれた。
 さらに同日「一般病院へ行くことになれば内科医にご尽力いただくことになる」と日本内科学会へ協力を要請。同学会は「開業医の中には対応に苦慮するところもあるだろう。ただ、妊婦が来ても逃げずにプロとして受け止めたい」(事務局)としてQ&Aを学会誌に掲載することを決めた。
・・・続きはネットでご覧下さい


【読売新聞社ニュース 2009/09/23】
 新型インフル対策、医療面では半数が「不十分」…ネット調査

 
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090923-OYT8T00272.htm
====================================================================
薬備蓄、ワクチンでは7割超が「不十分」
 新型インフルエンザなどのパンデミック(世界的大流行)について、医療面での対策を「不十分」と感じる人が半数以上に及ぶという調査結果がまとまった。
 調査は8月、日本経団連の関連団体、経済広報センター(東京)がインターネットを通じて実施し、全国の2179人から回答を得た。
 新型インフルエンザに対する国の一連の対応については、「評価する」が65%と、一定の評価を得られた。特に60歳以上では73%に達した。
 対策を個別に見ていくと、「国民への迅速な情報提供と注意喚起」や「発生国などからの航空機、船舶の検疫体制の強化」などは、過半数が「適切」とした。一方、「抗インフルエンザウイルス薬の備蓄・予防投与やワクチンの開発・製造」については、77%が「不十分」と厳しい評価をした。発熱外来対応の充実や入院病床の確保といった「医療体制の整備」も、不十分との見方が57%だった。
 個人がとった新型インフルエンザ対策に関して最も多かったのは「外出後のうがい、手洗いの徹底」で88%。「せきエチケットの徹底」が65%と続く。だが、「食料品・生活必需品の備蓄」を行った人は22%にとどまった。

・・・続きはネットでご覧下さい


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0


[ひらめき] Facebook・・・友達リクエスト、フィード購読大歓迎
     https://www.facebook.com/gamdango
[ひらめき] Facebook・・・最新情報はこちら
       https://www.facebook.com/Project102.MT

 

[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
          http://enigata.com/index.html


    人気ブログランキング   臨床検査ランキング   Ameba_banner.jpg

人気ブログランキングにほんブログ村ランキング(臨床検査)に参加しています(Amebaは姉妹サイトです)。
啓蒙活動の一環として参加していますので、バナー↑↑↑へのクリックに是非ともご協力ください[ひらめき]


 臨床検査技師のブログにお越しいただき有難うございます。

 さてこのブログでは、臨床検査に関連する内容だけではなく、医療系、農業系、宇宙系、少年野球系等々、雑多な内容となっています。またこのブログを立ち上げたのは、多くの方々に密接な関係のある臨床検査をもっと知っていただきたい、そしてその業務に就いている臨床検査技師をもっと知っていただきたいとの思いからです。

 現代の医療においては、客観的根拠を基に病態解析などがなされ、EBM(Evidence based Medicine)の根幹として臨床検査データは位置付けられています。このような重要なポジションに居ながら、我々自身の待ち受け体質は根強く、我々臨床検査技師自身が何をするべきなのか、また何が出来るのかを真剣に考えるべきであり、後進の方々に良い道を残すためにも、一般の方々に臨床検査技師をまず知っていただく、ということが必要なのだと思います。そのような趣旨から各種サイトランキングにも登録しておりますので、バナーをクリックしていただければ幸いです。

 ご質問、ご意見、ご感想などございましたら、
gamdango@csc.jp までご遠慮なくメッセージをお送りください。ただし医療相談等には内容によりお答えできない場合もありますので、あらかじめご了解ください。

         NHO神戸医療センター
         臨床検査技師長
                新井 浩司

好き放題コメントを加えた最新の医療系情報(科学系、農業系、少年野球系話題も満載?)をご提供しています。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。