0909-308号 新型インフルエンザ 診療継続、ハイリスク群対応を重視 厚労省 ワクチン接種順位で方針案 [kensa-ML NEWS]
皆さん、こんばんは。神戸の新井です。
今日は爽やかな一日でした 日中も日差しは強いものの日陰に入ると非常に湿度が無く爽やか。朝晩は肌寒いほどでした。秋到来ですね。秋と言えば、「食欲の秋」・・・今日は「救急の日」と言うことですが、カーネルズ・デー(ケンタッキーフライドチキン創業者生誕日)でもあります。明日は、「牛タンの日」だそうな。宮城県仙台市にある仙台牛たん振興会が仙台牛タン業界の活性化のために2006年制定したそうです
さて話題をがらりと変えます。昨日のニュースを見ていると、非常に興味深いものが掲載されていました。加齢により活性値が落ちるために免疫力は低下すると考えられていたものが、悪玉が増加することにより免疫力を低下させるとの画期的な発見ですね
【毎日新聞社ニュース 2009/09/08】
悪玉リンパ球:京大大学院が発見 「若返り」可能に?
http://mainichi.jp/select/science/news/20090908k0000m040132000c.html
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京都大大学院医学研究科の湊長博教授(免疫学)らの研究グループがマウスを使った実験で、年齢とともに増加し免疫力を低下させる特殊な「悪玉リンパ球」を見つけ、7日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。悪玉リンパ球の除去がヒトで可能になれば、がんの免疫療法の効率化や高齢者の感染症予防、「若返り」にもつながるとして注目される。
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さて本日のニュースに移ります。本ニュースについてのコメントは特にありませんが単純に考えて、9月下旬とも10月上旬とも言われている新型インフルエンザの感染ピークですが、ワクチン接種は冬のため
確かに新型インフルエンザ蔓延によりA型の季節型インフルエンザは駆逐されるとも言われているため、この冬は新型インフルエンザ一色となる可能性が強いのでしょうか?同時にB型はこの影響を受けないなんても書いていましたが、この根拠は何なのでしょうどなたかご存知でしょうか
また新型インフルエンザとタミフルは一対みたいな事も言われてきましたが、この事に対しての警鐘なのでしょうね。新型はタミフル耐性になりにくいとのデータもあるようですが
【読売新聞社ニュース 2009/09/09】
「新型」感染でもタミフル原則不要、米が指針
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090909-OYT1T00353.htm
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米疾病対策センター(CDC)は8日、健康な人は新型インフルエンザに感染しても、タミフルやリレンザなど抗ウイルス薬による治療は原則として必要ないとする投薬指針を発表した。
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以下のニュースと同時に発表されている表をまとめますと、以下の通りです。
「新型インフルエンザの接種計画」
A:最優先群 計1900万人分 10月下旬以降
1)医療従事者 100万人分
2)妊婦100万人分および基礎疾患を有する者900万人分
3)小児(1歳~就学前)600万人分
4)1歳未満の小児の両親200万人
B:優先群 計3500万人分 12月下旬以降
1)小中高校生1400万人
2)65歳以上の高齢者2100万人
【Japan Medicine 2009/09/09】
新型インフルエンザ 診療継続、ハイリスク群対応を重視 厚労省 ワクチン接種順位で方針案
http://www.japan-medicine.com/news/news1.html
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新型インフルエンザの流行拡大を制御することを目的とした政府の対策案の検討が佳境を迎えている。焦点のワクチン接種では厚生労働省が4日に、医療従事者、妊婦や基礎疾患のあるハイリスク群らを最優先する方針案を発表。7日には医療体制をめぐり病院団体と意見交換会を開いた。新型インフルエンザを国家の健康危機管理と位置付け、政権移行後の優先課題に据える民主党などの意向や、ワクチン関連のパブリックコメントの結果を踏まえ、今月中に内容を固めたい考えだ。
焦点だった新型インフルエンザのワクチンでは、4日に接種対象者や確保策について厚労省の方針案が発表された。ハイリスク群の重症化予防と、流行のピークでも診療を継続できる医療体制の確保を重視した。厚労省ホームページで内容を公開中で、13日正午まで意見を募集している。季節性のワクチンをベースに策定したため、新型インフルエンザの「新たな知見が得られた段階で適宜見直す」としている。
ワクチンを確保する5400万人分のうち、最優先で接種するのは医療従事者をはじめ4群、1900万人分で、国内産ワクチンで対応し、個人の感染予防と、感染拡大による社会的打撃の軽減を図る。
医療従事者を筆頭に明記したのは、流行のピークを迎えても、診療体制を継続させるためだ。米国、EU(欧州連合)などでも医療従事者を優先接種対象と位置付ける。厚労省の方針案には、最終段階で「救急隊員を含む」と追記され、新型インフルエンザの患者と直接接する機会が多い医療従事者について、2次感染リスクを減らす姿勢が明確にされた。
最優先群の患者には、国内外で重症化率、死亡率がともに高いことが確認され、新型インフルエンザのハイリスク群とされる妊婦、基礎疾患を有する者を位置付ける。1歳未満の小児の両親に対する接種も、免疫を付けるのが難しい小児本人への感染を防ぐために最優先する。国内4団体・企業が製造中のワクチンは、10月下旬以降に順次出荷が始まるが、供給量は「2009年度中に1800万人分」を最低ラインとして示した。
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遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか?
筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
宜しくお願いいたします。 http://enigata.com/index.html
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新井 浩司
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