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0714-293号 次期診療報酬改定の財源・検証で 医療部会、基本方針の議論スタート 11月下旬にも方針まとめ [kensa-ML NEWS]

皆さん、こんにちは。神戸の新井です。

先程のニュースに続き、本日2本目の配信となります。
以前は2本くらいは当たり前?一日に4本くらい配信した時もあったのですが、この頃はさすがに年のせいか、辛くなってまいりました(^^;
本日はちょっと頑張ってみました・・・

今日の医学系ニュースを眺めていると、新型インフルエンザに関する記事が掲載されていましたので、ご紹介だけしておきます。
新型ワクチン、医療従事者を優先  WHOが勧告(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009071401000092.html



さて前置きばかりも飽きちゃいますので、早速本日のニュースに移ります。
平成22年4月には診療報酬改定が行われます。まだまだ先の話かな?と思いきや、既に動き始めているんですね。前回の診療報酬改定でも色々と問題点噴出でしたが、今回は如何でしょう?万人が納得するものなんて有り得ないとは思いますが・・・
今回に限らず診療報酬改定に際しては厚生労働省の3つの審議会等が関与します(釈迦に説法の方、申し訳ありません)。その3つとは、「医療部会」「社会保障審議会(社保審)・医療保険部会」「中央社会保険医療協議会(中医協)」なのですが、それぞれは役割が異なります。
「医療部会」は医療提供体制基本方針、「社保審」は医療財政的基本方針、その2つを受けて「中医協」が改定項目などを決定するといった仕組みです。先日、平成22年度診療報酬改定に向けたスケジュール(案)が発表されました。

7月~10月:「社保審」が診療報酬改定に係る基本方針について審議
~12月:「中医協」で集中議論
12月末:内閣に提出し予算編成過程に於いて診療報酬等の改定率を決定し「中医協」に再提示
1月~:「中医協」は厚生労働大臣の諮問を受け、具体的な診療報酬点数の設定に係る調査・審議
<広く国民からの意見を募集:パブリックコメント>
<地方公聴会の開催>
2月~3月:「中医協」は厚生労働大臣に対し診療報酬点数の改定案を答申

といった予定となるようです。前回の改定では、「社保審」が形骸化しているとの指摘もありましたので、早めの審議開始となるかもしれません。

いずれにしても我々のところに情報が来るのはかなり後になってからのことですが、今後の動向に注意しておかなければなりませんね。


【Japan Medicine 2009/07/13】
 次期診療報酬改定の財源・検証で 医療部会、基本方針の議論スタート 11月下旬にも方針まとめ

 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/7/13/104154/
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 厚生労働省の社会保障審議会・医療部会(部会長=齋藤英彦・名古屋セントラル病院長)は9日、次期診療報酬改定の基本方針策定に向けた議論を始めた。この日は「骨太の方針2009」に盛り込まれた医療や社会保障に関する考え方や、医療提供体制に関する省内検討会の報告書、08年度診療報酬改定の結果検証などについて厚労省が説明した上で自由討論した。委員からは次期改定に向けた財源の確保や、前回改定の結果を踏まえた議論の必要性を指摘する意見が上がった。医療部会では、社保審・医療保険部会と共に11月下旬をめどに基本方針をまとめる見通しだ。
 中川俊男委員(日本医師会常任理事)は前回改定時の議論を振り返り、「基本方針が決まって、いざやろうという時に、わずかな改定財源しかなく、病院と診療所の対立構造を引き起こした」と主張。次期改定では全体の大幅な引き上げが必要との認識を示した上で「このほど決まった来年度予算の概算要求基準では、どこに引き上げ財源があるのか」と厚労省側にただした。医政局総務課の深田修課長は「概算要求基準は自然増をそのまま認めた。改定にかかわる財源は政策増の部分であり、それをどうするかはシーリング段階では決まっていない」と説明し、来年度税収見通しなどと合わせて今後決まるとした。
 小島茂委員(連合総合政策局長)は06年度改定時の基本方針で示した4つの視点(<1>患者から見て分かりやすく、患者のQOLを高める医療を実現する<2>質の高い医療を効率的に提供するために医療機能の分化・連携を推進する<3>医療の中で今後重点的に対応していくべきと思われる領域の評価の在り方について検討する<4>医療費の配分の中で効率化余地があると思われる領域の評価の在り方について検討する)を基に、前回改定結果を検証する議論が必要だと指摘した。
・・・続きはネットでご覧下さい


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