検査の標準化 vol.0(2000年投稿文) [Tea-break]
皆さん、こんばんは。新井です。
昨日インフォメーションしましたように、2000年位から投稿したり発表したりしたものを順次掲載していきます。初回掲載開始するものは、2000年に厚生省臨床検査技師協会近畿支部の会報に掲載されたものです(同年、神戸で近畿支部学会が開催され、ナイトセミナーでもお話をさせていただきました)。当時、私は国立神戸病院(現NHO神戸医療センター)に在籍しておりました。検査の標準化というものは、それこそかなり古い歴史があるものですが、一般的になってきたのは、2000年以降であると思います。この投稿文を掲載した時期は、丁度過渡期であり、まだまだ検査の標準化は一般に浸透しているとは言えませんでした。私自身、この掲載文を出した後、多くの上の方々に「何を分からない事を新井は言っているんだ」とか、「何を偉そうに」とか、批判や誹謗中傷を浴びたものです。しかしながら・・・今では批判していたその方々も「標準化」と叫んでおります(^^;。
また当時の私の頭の中には、地域医療連携という概念が無く、そのことが全く抜けておりますが、神戸在籍のあと、国立京都病院に転勤して認識を新たにしました。この事については、また別の機会に述べさせていただくこととします。では、今後継続して掲載していきますので、ご意見、ご感想、などいただければ幸いです。
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PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い
遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか?
筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
宜しくお願いいたします。 http://enigata.com/index.html
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さてこのブログでは、臨床検査に関連する内容だけではなく、医療系、農業系、宇宙系、少年野球系等々、雑多な内容となっています。またこのブログを立ち上げたのは、多くの方々に密接な関係のある臨床検査をもっと知っていただきたい、そしてその業務に就いている臨床検査技師をもっと知っていただきたいとの思いからです。
現代の医療においては、客観的根拠を基に病態解析などがなされ、EBM(Evidence based Medicine)の根幹として臨床検査データは位置付けられています。このような重要なポジションに居ながら、我々自身の待ち受け体質は根強く、我々臨床検査技師自身が何をするべきなのか、また何が出来るのかを真剣に考えるべきであり、後進の方々に良い道を残すためにも、一般の方々に臨床検査技師をまず知っていただく、ということが必要なのだと思います。そのような趣旨から各種サイトランキングにも登録しておりますので、バナーをクリックしていただければ幸いです。
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NHO神戸医療センター
臨床検査技師長
新井 浩司
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