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0614-646号 HbA1c値の算出法見直し、結論先送り- 厚労省検討会 [kensa-ML NEWS 【情報】]


 今宵は検査当直のため病院にお泊りです。システムの仕様書や研究報告書、プレゼン用資料作成など種々雑多な仕事が立て込んでいますが、ちょっと気分転換にメールニュースを配信します。気分転換にお付き合いさせてごめんなさい。

 昨日の日中は梅雨の合間かどうか分かりませんが、少し肌寒いくらいの風が吹いていた神戸です。先週、沖縄では観測史上最速で梅雨明けしたとのことですが、近畿地方はまだまだでしょうね。

 一昨日、昨日と雨にたたられながらも日中は少年野球に出かけておりました。最近、少年野球の話題がないよね、との読者からの声がちらほらとありました。息子は卒団しましたが、私はまだ卒団せずチームにとどまり、今年は5年生11名のコーチを担当させていただいています。自分の息子と違う子供たちを預かるわけで、少しは気持ちが違うのかな?と思っていましたが、あまり変わりませんね。気分的には自分の子供が居ないので、意識しなくていいので楽なくらい。今の5年生の子供たちには、お前らの親父と思って接する!と就任時に宣言していますが、まさにその気持ちですね。自分の子供が11名増えたと同じような感覚で本当に可愛いです。3月に卒団した小僧たちも時間のあるときには顔を出してくれて、同じように付き合ってくれますので、これがあるからやめられない!ですね。もしかして、親父というより爺の心境かも???


 さて話題をがらりと変えて・・・ドイツで発生した腸管出血性大腸炎「O104」の原因はモヤシだったとの結論が出たようですね。なかなか原因が特定されず、風評被害やパニックも引き起こしましたが、原因を特定するためのプロセスを公開した結果がこのような事態を招いたのかどうかはわかりませんが、情報公開をある程度規制するのか、そうしないのか、非常に難しい問題ですね。


欧州大腸菌、死者35人に 感染源、独産モヤシと特定 共同通信 6/13
 
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011061301000034.html
 【ベルリン共同】欧州で腸管出血性大腸菌「O104」の感染が拡大している問題で、ドイツ保健当局は12日、同国の死者が4人増えて34人になったと発表した。スウェーデンの死者も含めると計35人。
 感染源については、ドイツ当局は同日までに、同国北部ニーダーザクセン州の農場で生産されたモヤシなどの発芽野菜から、今回問題となったO104と同じタイプの菌を検出し、感染源であると特定した。

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 一方、日本では情報公開が遅れ、今さらながらの感がありますが、3か月前のデータが公表された模様です。でもよくよく過去記事を探してみると、3/24に放射性テルルは掲載されていました。情報公開が遅れているものも確かにありますが、公開されていても関連性を知らなかったがために、そのような事態になっていた事に気付かなかった事もありますね。しかしなぜ専門家がこの時点で声を大にしなかったのか、理解に苦しみます。私が聞き逃していたのかもしれませんが、これが報道規制ですか?

・・・テルルは、県が南相馬市や浪江町で実施した大気調査で検出された。「炉心燃料が千度程度まで上昇しないと出てこない」(西山英彦同省審議官)物質だという。・・・この部分、不可解ですね。なぜ今さら?


海水のヨウ素147倍に増加、新たに2物質も検出 福島原発 産経新聞 3/24
 
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110324/dst11032415580040-n1.htm
 東京電力は24日、福島第1原子力発電所南側の放水口で、法が定める濃度限度の146・9倍の放射性物質「ヨウ素131」を23日に検出したと発表した。同地点では21日に基準の約126倍を検出後、22日には減少していたが、再び大幅に増加した。また、放射性のテルル、ルテニウムなども基準の3・7~7・8倍の濃度が確認された。
 東電によると23日午前8時50分ごろ、第1原発の放水口南側330メートルの海水を採取したところ、5・9ベクレルのヨウ素131が検出された。また、新たに濃度限度の3・7倍のルテニウム106も計測した。
 さらに、新たに放水口北側30メートル地点でも調査を開始。ヨウ素131が基準の66・6倍、セシウム134が29・9倍など高濃度で検出された。また、この地点ではテルル132(基準の7・8倍)、テルル129メタ(同4・2倍)も計測した。
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情報公開遅れ/今ごろ公表では役立たない(6月12日付) 福島民友新聞
 
http://www.minyu-net.com/shasetsu/syasetu/110612s.html
 東京電力福島第1原発事故から3カ月が過ぎたが、このところ事故直後のデータなどが相次いで公表されている。国や県などの連絡体制が不十分だったことなどが理由に挙げられているが、今ごろの公開ではせっかくのデータも役に立たない。
 事故収束の見通しがつかない中で県民生活の不安解消に迅速で正確な情報の提供が欠かせない。国や県そして東電は相互の連絡体制を再確認し、遅滞なく情報を公開すべきだ。
 情報公開の遅れを浮き彫りにしたのは、6月3日になって経済産業省原子力安全・保安院が発表した、3月11~15日に県などが第1、第2原発周辺で実施したモニタリング調査の結果。注目されるのは、地震翌日の12日午前8時半すぎには燃料損傷を示す放射性テルルの検出データがあったことだ。
 テルルは、県が南相馬市や浪江町で実施した大気調査で検出された。「炉心燃料が千度程度まで上昇しないと出てこない」(西山英彦同省審議官)物質だという。
 原子力安全・保安院は12日午後、1号機周辺で放射性セシウムが検出され、燃料溶融が起きたとの見方を発表。テルルの検出が炉心の状態を知る手掛かりになった可能性がある。
 県民は原発事故に関した情報に敏感で大きな関心を寄せている。それなのに事故から3カ月近くたってからの公開では新鮮さがなく、過去の記録でしかない。西山審議官は「資料の管理、公表姿勢が整っておらず、反省している」と陳謝したが、テルル検出が分かった段階で直ちに公開されていれば、データ本来の役立て方ができたのではないか。あらためて速やかな公表を求めたい。
 関係機関の連絡体制もきちんと整えるべきだ。県が事故直後から実施した放射線量などのデータの一部が未公表になっていたことも分かった。文部科学省と県とで、どちらが公表するかの調整に不備があったという。採取した雑草の中には高い測定値を示した放射性物質もあった。
 一方東電は、5月28日夜に第1原発5号機で見つかった原子炉などを冷却するポンプのトラブルを29日朝まで公表しなかった。安定した冷温停止状態の5号機で冷却停止が約15時間に及んだ事態は軽視できない。国や県には報告したというが、県民にこそ迅速に公表すべきだった。

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海水からストロンチウム…福島第一付近 読売新聞 6/13
 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=42125
 経済産業省原子力安全・保安院は12日、東京電力福島第一原子力発電所取水口付近の海水から、国が定める濃度限度の最大240倍の放射性物質ストロンチウム89、90が検出されたと発表した。
 ストロンチウム90は、半減期が約29年と長く、体内に取り込まれると骨に蓄積しやすく、水産庁も先月から魚介類の調査を始めている。西山英彦・保安院審議官は12日の記者会見で「海で希釈されて大きな影響はないと思うが、監視を続けたい」としている。
 ストロンチウムは、東電が5月16日に採取した海水から検出された。取水口北側で、ストロンチウム89が濃度限度の26倍、ストロンチウム90が53倍だった。また2号機の取水口付近では、それぞれ67倍、170倍。3号機の取水口付近では80倍、240倍だった。
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 事故発生当初は、セシウム、ヨウ素といったものがクローズアップされていましたが、最近はストロンチウムにテルル、ルテニウムなど、普段あまり耳にしないものが出てきますね。当初は体外被曝がクローズアップされていたものが、最近では体内被曝に焦点が当たるようになってきたせいなのか、メルトダウンの証拠としての物質だからなのか、良くはわかりませんが、少し以下にまとめておきました。


ストロンチウム
 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0
 ストロンチウム (Strontium)は原子番号38の元素で、元素記号はSrである。軟らかく銀白色のアルカリ土類金属で、化学反応性が高い。空気にさらされると、表面が黄味を帯びてくる。天然には天青石やストロンチアン石などの鉱物中に存在する。放射性同位体のSrは放射性降下物に含まれ、その半減期は28.90年である。ストロンチウムやストロンチアン石といった名は、最初に発見された場所であるストロンチアンというスコットランドの村に因んでいる。
【性質】
 常温、常圧で安定な結晶構造は、面心立方構造(FCC、α-Sr)。銀白色の金属で、比重は 2.63、融点は 777℃、沸点は1382℃。炎色反応で赤を呈する。空気中では灰白色の酸化物被膜を生じる。水とは激しく反応し水酸化ストロンチウムを生成する。Sr + 2 H2O → Sr(OH)2 + H2
 生理的にはカルシウムに良く似た挙動を示し、骨格に含まれる。
 酸化ストロンチウムのアルミニウムによる還元、および塩化ストロンチウムなどの溶融塩電解により金属単体が製造され、蒸留により精製される。


テルル
 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%AB
 テルル(Tellurium):原子番号52の元素。元素記号はTe。酸素族元素の一つ。
【性質】
 金属テルルと無定形テルルがあり、金属テルルは銀白色の結晶(半金属)で、六方晶構造である。にんにく臭がある。
 金属テルルの比重は、6.24、融点は450℃、沸点は1390℃(融点、沸点とも異なる実験値あり)。酸化力のある酸には溶ける。ハロゲン元素とは激しく反応する。酸化数は、-2, +2, +4, +6価をとる。また、化学的性質はセレンや硫黄に似ている。燃やすと二酸化テルルになる。天然に元素鉱物として単体で存在することがある(自然テルル、native tellurium)。
 また、テルル単体及びその化合物には毒性があることが知られている。また、これらが体内に取り込まれると、代謝されることによってジメチルテルリドになり、呼気がニンニクに似た悪臭(テルル呼気)を帯びるようになる。


ルテニウム
 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0
 ルテニウム(Ruthenium)は原子番号 44 の元素。元素記号は Ru。(かねへんに了)とも表記される。白金族元素の一つ。貴金属にも分類される。銀白色の硬くて脆い金属(遷移金属)で、比重は 12.43、融点は 2500℃、沸点は 4100℃(融点、沸点とも異なる実験値あり)。常温、常圧で安定な結晶構造は、六方最密充填構造(HCP)。酸化力のある酸に溶ける。王水とはゆっくり反応。希少金属である。
【用途】]
 オスミウムとの合金が、万年筆などのペン先(ニブポイント)に使われる。有機化学分野においては不飽和結合を水素化する際の触媒として多用される。不斉要素を持った配位子を配位させることによって面選択的な水素化も実現しており、この技術を開発した野依良治教授が2001年のノーベル化学賞を受賞している。四酸化ルテニウムや過ルテニウム酸塩などは酸化剤として多用される。またルテニウムのカルベン錯体は二重結合同士を組み替えるメタセシス反応の触媒となり、中でも近年開発されたグラブス触媒は近年の有機合成分野に革命的な変化をもたらしている。グラブスらは、メタセシス反応により有機合成化学のみならず、多様な分野に与えた革新的な業績が評価され、2005年のノーベル化学賞を受賞した。
 また、ハードディスクの容量増大の目的でも用いられている。具体的には、数原子層のルテニウムを記録層の間に挟むことで反強磁性的結合状態をつくり、磁化の方向(0/1の記録に対応)を安定化している。この手法により、ビットサイズを小さくした際の超常磁性効果によってもたらされる、記録の熱的不安定性を抑制することが可能となる。


 さてここからは本日のメインニュースに移ります。

 HbA1cの国際標準化問題は以前にも取り上げており、全国医療機関はもとより、糖尿病患者の混乱をきたすことが予想されていることは以前にも取り上げてきました。

 記事については以下のブログ記事をご覧ください。


臨床検査に触れていただくコーナー③ ~糖尿病診断基準改訂について~ 2010年2月作成
 
http://koji-arai.blog.so-net.ne.jp/2011-01-10

HbA1c値、「+0.4」で決着 米国の意向に翻弄された国際標準化
 
http://koji-arai.blog.so-net.ne.jp/2010-08-20-1

HbA1c表記「+0.4%」の波紋 日常臨床や健診などでの切り替えは約1年後
 特集●糖尿病の新診断基準、臨床現場への影響は? Vol.2

 
http://koji-arai.blog.so-net.ne.jp/2010-06-25

HbA1c 6.1%以上」追加で、診断の間口広がる 
 特集●糖尿病の新診断基準、臨床現場への影響は? Vol.1
 
http://koji-arai.blog.so-net.ne.jp/2010-06-24


 本邦でHbA1cの国際標準、いわゆるIFCC値に合わせるには二段階で変更をするとの予定であり、まずは早期にNGSP値に変更するはずでした。しかしまだまだ前途多難のようですね。私の今年の研究課題として、多年にわたり追いかけてきている検査項目の標準化動向を探る、というものと、もう一つはこのHbA1cの動向について調査を行うつもりでしたが、この分だとまだまだ大きな動向は無さそうですね。しかし、検査データを電子化されている施設も多数で、このデータを保管する検査システムの対応も必要であり、非常に厄介だなぁと考えていました。どうなることやら・・・ですね。

 厚生労働省HPにも早々に資料が掲載されています。
 
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001f0mk.html

 特に今回の問題については以下のところ。
 
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001f0mk-att/2r9852000001f0tj.pdf


HbA1c値の算出法見直し、結論先送り- 厚労省検討会 CBニュース 6/10
 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/34598.html
 厚生労働省は6月10日、「保険者による健診・保健指導等に関する検討会」(座長=多田羅浩三・日本公衆衛生協会理事長)を開き、特定健診で検査するHbA1c値の算出法の見直しについて議論したが、委員からは「検査結果の数字がこれまでと異な
るため、国民が混乱する」など慎重な声が相次ぎ、結論は出なかった。次回以降に再度検討する方針。
 HbA1c値は体内の血糖状態を示すもので、日本では現在、独自の方法で算出されたJDS値を使用している。このため、日本糖尿病学会などから、HbA1c値を米国などが使用しているNGSP値に換算して、国際的な情報共有ができる体制を目指すべきだとの声が上がっていた。
 JDS値では、HbA1c値が5.2%以上だった場合に特定保健指導の対象となるが、NGSP値ではJDS値に0.4を加えた5.6%以上になる。
  会合で事務局側は、必要なシステム改修を進めて、2013年度から新基準に切り替えることを提案。また、参考人として出席した柏木厚典・滋賀医科大医学部附属病院長は算出法の見直しについて、「最終的には世界の大勢を見ながら変えなければならない。どういうステップで混乱のない形にしていくか考えるべき」と主張した。これに対し委員からは、「国民の立場から見ると、どんな支障が出るか分からないので混乱を招く」「システム変更の費用も考えるべき」など慎重な声が相次ぎ、結論は次回以降に先送りとなった。


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YSS

ご訪問、niceありがとうございました。
また暇つぶしに立ち寄ってみてください。
by YSS (2011-06-14 12:28) 

kawasemi

niceありがとうございました。
6月早めの尾瀬は小屋も空いていて狙い目。
ただし残雪には注意ですね。
by kawasemi (2011-06-14 12:48) 

旅爺さん

今日は市の健診に行ってきました。
下剤が効いてて遊びには行けません、ク~~~!”

by 旅爺さん (2011-06-14 14:09) 

yakko

こんにちは。お越し戴きアリガトウございます。
by yakko (2011-06-14 14:32) 

vientre-dolor

ご訪問&nice! ありがとうございました。
by vientre-dolor (2011-06-14 17:45) 

Koji

YSSさん
 こちらこそ有難うございました。
 今後とも宜しくお付き合いください。

kawasemiさん
 尾瀬・・・行きたいですねぇ・・・家内ともどこか行こうか、と話しているのですが、なかなか実現には至りません。

旅爺さん
 下剤ということは胃透視ですかぁ?すっきりしたでしょうか?
 私はこの数年胃カメラに切り替えています。麻酔は非常に苦手なのですが。

yakkoさん
 おはようございます。
 こちらこそ宜しくお願いします。

vientre-dolorさん
 こちらこそご訪問有難うございました。
 今後とも宜しくお付き合いください。
by Koji (2011-06-15 06:38) 

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