SSブログ

0414-481号 医療ナビ:特定看護師 より広範囲の医療行為を行う看護師 [kensa-ML NEWS]


 朝は大変寒いくらいの気温[ふらふら]だったのですが、お昼前になりお日様が燦々と輝くようになると[晴れ]途端に暑いくらいになってきました。3月に発芽した私の代わりに頭を下げてくれる「おじぎ草」もすくすくと育ち、一部植え替えも行いました[わーい(嬉しい顔)]

 私の仕事は殆どがデスクワークですので緑[リゾート]が身近にあると、ホッと気が休まるんですね。前任施設では「ツタ系」の植物を植えていましたから、ジャングルまでいかないにしてもかなり派手な状況になっていました[がく~(落胆した顔)] 今は「おじぎ草」と「ゴムの木」が見守ってくれています[わーい(嬉しい顔)]


 さてまずは今日のコラムご紹介コーナーから・・・

4月14日付 編集手帳 読売新聞社
 
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20100413-OYT1T01442.htm
 勤め人にとって、意に染まぬ人事異動ほどつらいものはない。サラリーマン川柳の秀作集『サラ川傑作選』(講談社)をひもとけば、〈転勤地良い所だと皆が言う〉の不安、〈都落ち事の起こりは無礼講〉の悔恨、〈刺客だと言われ遠くへ飛ばされた〉の怨念(おんねん)…いずれも、実感がこもっている◆魔が差したのか、ひとの弱みにつけこんだ人がいる。部下の男性職員から100万円をだまし取った厚生労働省の室長(56)が、懲戒処分を受けて退職した◆「君は地方に異動することになった」と嘘(うそ)を言い、「100万円あれば回避できる」と説明して現金を受け取ったという。不審に思った職員が幹部に相談して発覚した◆役所でも企業でも、いまどき、人事異動が付け届けや現金に左右される組織などあるはずもない。策略とも計略とも呼べない幼稚な筋立てが半ば成功しかかったところに、人事というものの不思議な魔力がほの見える ・・・続きを読むにはここをクリック

 このコラムに記載していたニュースはこれです。

虚偽の人事情報で百万円受領、厚労省室長を懲戒処分に CBニュース 4/13
 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/27173.html?src=bp
 厚生労働省は4月13日、虚偽の人事情報を部下の男性職員に伝えて100万円を受領したとして、統計情報部企画課の柳澤公彦・統計企画調整室長を停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。柳澤室長は同日付で大臣官房付に降格となり、依願退職した。
 柳澤室長は3月16日に統計情報部の男性職員に対し、4月の人事で地方に異動になるとの虚偽の情報を与え、100万円でそれを回避できると説明。これを信じた男性職員は翌日、現金100万円を手渡した。4月7日になって不審に思った男性職員が部内の同期職員に相談。同期職員から相談を受けた部内幹部らが確認したところ、柳澤室長は事実関係を認めた。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 まあ情けないというか、どう言ったら良いんでしょうね[exclamation&question] 全く理解の出来ない次元の話です[ちっ(怒った顔)] 組織にいる以上、意にそぐわない異動や職務にあたることは結構あるものですが、何でもお金で解決しようという両者の愚かさが情けない。職員と言う前に人としてのモラル欠如が原因ですから、その部分まで再発防止策としてマニュアルに記載するのでしょうか[exclamation&question] であれば、本当にお寒い話ですね[がく~(落胆した顔)] 末端の我々にまで迷惑かけて欲しくないものです[あせあせ(飛び散る汗)]


 お口直しに[キスマーク][ぴかぴか(新しい)]・・・またか?と思われるかもしれませんが、スペースシャトルネタ[飛行機] 昨日からシリーズが始まったようですので、二編まとめてご紹介します。


ラスト・フライト:スペースシャトルと日本/1 念願 毎日新聞 4/13
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100413ddm012040008000c.html
◇白紙からのスタート
 初日。宇宙酔いのぼうっとした頭で窓の外を探したが見つからない。ふと上を見上げると、青く輝く地球が目に入った。
 「(初めて宇宙を飛んだ)ガガーリンの『地球は青かった』という言葉が、ああ本当にそうなんだと実感できた」
 日本人で初めて米スペースシャトルに搭乗した毛利衛さん(62)=日本科学未来館長=は、92年9月の「エンデバー」での初飛行をこう振り返る。毛利さんは宇宙実験を担当する科学者として乗り組んだ。選抜から7年がたっていた。
 「飛行士選抜も訓練もまったくの白紙からのスタート。正直、NASA(米航空宇宙局)の言う通りやればできると思っていた」。当初から有人計画に携わってきた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の上垣内(かみがいち)茂樹・計画マネジャー(52)は打ち明ける。NASAに対価を払って参画したのに、最初の出張で渡されたのは出入り業者用の通行証。NASA側の安全基準が突然変わり、実験装置の設計をやり直したこともある。
 そして迎えた毛利さんの初飛行。だが打ち上げ直後、持ち込んだ実験装置でトラブルが見つかった。「これでは帰れないと恐怖すら感じた」(毛利さん)。100人近い日本の技術陣が地上で修理方法を編み出し解決。1週間の飛行で35の実験をすべて終えた。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

ラスト・フライト:スペースシャトルと日本/2 憧憬 毎日新聞 4/14
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100414ddm012040119000c.html
◇それぞれに夢は続く
 長沼毅・広島大准教授(49)は15年前、自らの「使命」を果たすため宇宙飛行士の選抜試験を受けた。
 人類が初めて宇宙飛行をした1961年4月12日に生まれた。そして20歳の誕生日がスペースシャトルの初飛行。宇宙へのあこがれは「縁」と思えるほど強くなった。
 選抜試験には572人が挑戦し、長沼さんは最終選抜の48人に残ったが落選。その時選ばれたのが野口聡一飛行士(44)だ。
 研究者として深海、砂漠、極地など極限環境で生きる生物を追いかけている。シャトルを使った独創的な計画を論文で発表したこともある。シャトルの貨物室に日本の潜水調査船「しんかい6500」を積み、氷の海を持つ木星の第2衛星「エウロパ」に送り込むという壮大な構想だ。
 飛行士の夢は断念したが、「宇宙に身を置いて極限環境に生きる地球外生命を探す」と、今も使命感を持ち続ける。「シャトルの後継機ができたら、誰もが尻込みする時でいいから乗りたいね」
 静岡県沼津市で青果業を営むアマチュア無線愛好家の奥村一征(かずゆき)さん(66)は92年3月、「アトランティス」号と初めて交信した日を忘れない。「受信状態は?」と呼びかけると、ガリガリという雑音にまじって英語が聞こえた。「快適ですか?」「元気だよ」。「宇宙を飛んでいる人と話すなんて夢のようでした」
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 殆ど知っている内容ばかりなのですが、改めて読み返してもワクワクしますね[ぴかぴか(新しい)] 私の一番好きな映画は何年たっても「アポロ13」。トム・ハンクスが私の一番お気に入りの俳優ということも相まって、この映画、何十回見たかわかりません。
 「ラスト・フライト:スペースシャトルと日本」は何回シリーズなのか知りませんが、明日が楽しみです[ひらめき]


 ここらで医学関係のニュースを流さないといけないのでしょうが、医学関係かな?ってな内容の話題提供です。薄毛、脱毛でお悩みの方も多いことかと思います。治療の選択基準が出来たことで、非常に分かりやすくなりました。私も余裕のあるうちに何かトライしておこうかな?


薄毛・脱毛に何が有効? 男性の脱毛症に初の診療指針 朝日新聞 4/13
 
http://www.asahi.com/health/news/TKY201004130419.html
 約800万人の男性が悩むといわれる薄毛、脱毛への正しい対処法は――。日本皮膚科学会が男性型脱毛症の診療指針を初めてまとめた。治療薬や育毛成分、植毛など10種類の対処法について、5段階で評価した。近年、科学的根拠が乏しい関連商品やサービスが横行。多発する健康被害や金銭的なトラブルの減少につなげたいという。
 指針は、東京医科大の坪井良治教授(皮膚科)を委員長に、計10人の皮膚や毛髪の専門医が作った。育毛剤などのメーカーからも資料提供を受け、国内外の論文などから科学的根拠の有無を調べ、「強く勧められる=A」「勧められる=B」「考慮してもよいが、十分な根拠がない=C1」「根拠がないので勧められない=C2」「行わないよう勧められる=D」に分類した。
 Aに判定されたのは、飲み薬のプロペシア(成分名フィナステリド)と、塗り薬のリアップ(成分名ミノキシジル)。プロペシアは女性では、Dとされた。一方、この2剤以外の主な育毛剤、発毛促進剤に使われている成分で、AやBに判定されたものはなく、アデノシンやt―フラバノンなど5成分はC1。血行促進などの作用がある植物の根、セファランチンはC2とされた。成分名は、商品に表示されている。
 自分の後頭部の毛組織を脱毛部に移植する自毛植毛はB、化学繊維を用いる人工毛植毛は、感染症や拒絶反応などの報告が多く、Dとされた。
 指針では、治療の手順も示した。生え際の後退の程度などから、軽症と診断されればC1群の育毛剤を使うか、リアップとプロペシアを1年使う。効果がない場合は、自毛植毛へ。中等症以上ならば、同様に二つの薬を使い、自毛植毛に進むよう提言する。
 指針は17日の日本皮膚科学会で発表する。(杉本崇、辻外記子)
・・・続きを読むにはここをクリック


 さて本日のメインニュースに移ります。

 特定看護師に関するニュースは非常に多いのですが、まだまだ議論不足?の感もあり、さらに突っ込んだ具体的な内容を示してもらいたいものです[ふらふら]

 私自身非常に気になるのは、その職が持つ責任範囲の設定方法というか基準。それぞれの職種の持つ業務範囲は現状にそぐわないから見直しをかけましょう、というのであれば、理解できるのですが、医師が足らないから医療行為を他職種がカバーする・・・ある意味助け合い精神ぽくって美しいのかもしれませんが、この論理、本末転倒だと私は思います。

 近年、看護部門からは「本来の看護業務を行いたい」との声を良く聞きますが、「看護」の定義とは?・・・個人や家族、地域社会が最大限の健康を取り戻し、できる限り質の高い生活ができることを目的とした支援的活動のこと。

 いずれにしても教育を受けた特定看護師が実際の臨床現場で即戦力として通用するのかどうなのか、また診療を受ける患者側の心理的な問題(素直に受け入れられるのかどうか)など、課題は山積していると私は思います。


【毎日新聞社ニュース 2010/04/14】
 医療ナビ:特定看護師 より広範囲の医療行為を行う看護師

 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100414ddm013100161000c.html
=================================================
◆特定看護師 より広範囲の医療行為を行う看護師。一部大学院で養成が始まっている。
◇医師不足、現場は期待 法改正も視野、対象業務を明確化へ
 今月、東京都目黒区の国立病院機構敷地内に、東京医療保健大の大学院が誕生した。5年以上の臨床経験を持つ看護師21人が入学した。患者の状態に応じて総合的に判断・診断できる▽医療行為に踏み込んだ検査や治療を実践▽医師と協力してチーム医療を推進--などの能力を持つ看護師を育てる。
 病気のなりたちから薬理学、診察・診断学までを学ぶ。隣接する同機構東京医療センターなどで医師の指導のもと実践教育を積む。
 自身の診療経験から必要性を感じてきた矢崎義雄・同機構理事長は「看護師は医師より患者に目線が近く、患者をよく見て判断できる。高齢化が進む中、看護師が診療に入った方が医療の質が上がる」と強調。医師の卒後臨床研修並みの態勢で臨むという。
 厚生労働省の検討会は先月、看護師の役割を拡大する新資格「特定看護師」(仮称)の導入を提言する報告書をまとめた。導入されれば、簡単な傷の縫合や患者の状態に応じた薬の選択や使用など、これまでより広範囲の医療行為ができるようになる。厚労省は保健師助産師看護師法(保助看法)の改正も視野に入れる。しかし導入については、「特定看護師の業務独占になり、チーム医療を行う地域医療の現場が混乱する」(日本医師会)など反対意見もある。
 医師不足が深刻な現場からは、医師と看護師らが協力する中で、看護師らの役割が広がることへの期待感が高い。日本周産期・新生児医学会(名取道也理事長)は、新生児仮死などの緊急時には医師の管理のもと、訓練を受けた看護師や助産師が気管内吸引などの蘇生を行えることや、医療施設に限定し助産師が定期検査の発注、出産時に膣(ちつ)の出入り口を切る会陰(えいん)切開や縫合などをできるよう求める要望書を検討会に提出した。
 同学会では質の高い新生児蘇生技術を普及させようと、全国で医師や看護師、助産師らを対象に講習会を開催し認定もしている。しかし、医療現場では医師以外は行えないのが実情だという。副幹事長の久保隆彦・国立成育医療研究センター産科医長は「分娩(ぶんべん)施設は減少しているのに、リスクの高いお産は増えている。新生児仮死は重い後遺症の原因となるが、医師が到着するまで蘇生を行えないのでは貴重な時間を失うことになる」と訴える。
 このほか、日本外科学会など11学会は連名で、「米国では日本より外科系医師数が少ないのに手術件数は多い。日本のような過重労働も問題になっていない。最大の要因は医師と看護師の中間レベルの職種の充実にある」などとし、特定看護師の早期導入を求めている。
 厚労省は10年度からモデル校を指定し養成を試行するほか、特定看護師ができる医療行為を明確にする方針。こうした動きに先行し、東京医療保健大を含む一部の大学院が養成を始めた。
 昨年度から糖尿病など慢性疾患管理ができる看護師を養成する国際医療福祉大大学院の湯沢八江教授(看護管理)は「日本の看護師の基礎教育は米国などと比べて医学がきちんと教えられていない。養成大学は今後増えると予想されるが、そこを考慮しないと、名前だけの特定看護師が出てくる可能性がある」と指摘する。【下桐実雅子】
・・・続きを読むにはここをクリック


   br_decobanner_20091222111615.gif   laboratorytest88_31_green_3.gif  medicalinfo88_31_lightblue_3.gif  medicalteam88_31_lightred_3.gif
   宜しければワンクリックにご協力下さいね[るんるん]

    gam_banner_2.jpg    gam_banner_3.jpg  現在公開中

nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 5

コメント 0

Facebook コメント

トラックバック 0


[ひらめき] Facebook・・・友達リクエスト、フィード購読大歓迎
     https://www.facebook.com/gamdango
[ひらめき] Facebook・・・最新情報はこちら
       https://www.facebook.com/Project102.MT

 

[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
          http://enigata.com/index.html


    人気ブログランキング   臨床検査ランキング   Ameba_banner.jpg

人気ブログランキングにほんブログ村ランキング(臨床検査)に参加しています(Amebaは姉妹サイトです)。
啓蒙活動の一環として参加していますので、バナー↑↑↑へのクリックに是非ともご協力ください[ひらめき]


 臨床検査技師のブログにお越しいただき有難うございます。

 さてこのブログでは、臨床検査に関連する内容だけではなく、医療系、農業系、宇宙系、少年野球系等々、雑多な内容となっています。またこのブログを立ち上げたのは、多くの方々に密接な関係のある臨床検査をもっと知っていただきたい、そしてその業務に就いている臨床検査技師をもっと知っていただきたいとの思いからです。

 現代の医療においては、客観的根拠を基に病態解析などがなされ、EBM(Evidence based Medicine)の根幹として臨床検査データは位置付けられています。このような重要なポジションに居ながら、我々自身の待ち受け体質は根強く、我々臨床検査技師自身が何をするべきなのか、また何が出来るのかを真剣に考えるべきであり、後進の方々に良い道を残すためにも、一般の方々に臨床検査技師をまず知っていただく、ということが必要なのだと思います。そのような趣旨から各種サイトランキングにも登録しておりますので、バナーをクリックしていただければ幸いです。

 ご質問、ご意見、ご感想などございましたら、
gamdango@csc.jp までご遠慮なくメッセージをお送りください。ただし医療相談等には内容によりお答えできない場合もありますので、あらかじめご了解ください。

         NHO神戸医療センター
         臨床検査技師長
                新井 浩司

好き放題コメントを加えた最新の医療系情報(科学系、農業系、少年野球系話題も満載?)をご提供しています。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。