0318-463号 生体肝移植:肝臓提供、リスク低減 自治医大、京大が新手術法開発 [kensa-ML NEWS]
厄月というものがあるとすれば、まさに今月は私にとって厄月・・・
今朝、ちょっと早めに出勤して仕事しよかぁ・・・気分転換も兼ねて・・・と思い、車出勤にしたのですが、見事に交通事故・・・世間一般で言う「おかま」に遭ってしまいました・・・ 幸い大事故には至らず、私も先方も大きな怪我はありませんでした(両車両ともレッカー移動でしたが)。本当の加害者は高速道路上で急に方向を変えた二台前のクラウンで、その車が方向を変えたがために私の前の車が急停車。私も停車していたところ、後方から来たトラックに突っ込まれたという次第。しかし今月はパソコンといい、愛車といい、まさに、後方に気をつけろ!です。本当の加害者はさっさと逃げ去るし、直前のRV車も走り去るし、今月の初めに大阪駅で後ろから突き落とされた状況とダブってしまいました。
事故後の愛車
先方の運転手の方も被害者な訳で、全然腹は立たなかったのですが、途中走りぬけていく車のあまりお品のよろしくないおにいちゃま方に、「ボケ!」と言われたことの方に腹が立ったりして・・・「おれは被害者やねん、ボケ!」と言っても聞こえませんけど・・・ちょっとお下品でしたね・・・
高速交通隊?や警官の方に「本当に怪我ないの?こんだけ車潰れていて・・・」と少々笑われてみたり、同じ職場の方が運悪く事故現場の横を通られたようで病院に着いてから「渋滞を引き起こしてしまい申し訳ございません・・・」と謝ったりと、訳の分からない一日はあっという間に過ぎようとしております。
しかし世間は冷たいです。モラルというか、優しさというか、希薄な世の中になってしまいましたね・・・
話題を変えまして・・・
今朝の各社社説を見ていますと、ネット上での名誉棄損、誹謗中傷等の記事が目立ちました。
【主張】ネット中傷 責任とモラルを忘れるな 産経新聞社
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/100318/its1003180250000-n1.htm
インターネット上の書き込みが名誉棄損に当たるかどうかが争われた裁判で、最高裁は新聞や雑誌などと同じ基準で罪に問えるとする初の判断を示した。
誰でも気軽に利用できるようになった半面、匿名をいいことに、ネット上には度を越した誹謗(ひぼう)中傷の書き込みも氾濫(はんらん)している。今回の判決によって、ネット利用者や関係者には便利さにふさわしい責任とモラルが一層、問われる。
上告していたのは、自分のホームページ上でラーメンチェーン店を中傷したとして名誉棄損罪に問われた会社員だ。「ネットは反論が容易」などとして、罪の成立は新聞や雑誌とは異なる基準で判断すべきだと訴えていた。
1審の東京地裁判決はネットの個人利用者に限って名誉棄損の基準を緩めることが可能として無罪としたが、2審の東京高裁は「ネットの表現行為は今後も拡大し、信頼度向上がますます要請される」と、逆転有罪とした。
ネットの有用性は指摘するまでもないが、他人を中傷する行為は「表現の自由」をはき違えた悪質な犯罪である。不特定多数が瞬時に閲覧する点でも被害は深刻で、中高校生が自殺に追い込まれるケースすら起きている。
法務省の調べでは、平成20年のネット利用による人権侵害事件は前年比で23%増加した。こうした現実を踏まえても、最高裁判断は当然といえる。
被害の救済には、悪質な行為を取り締まることが必要だ。発信元は掲示板のアドレスなどから探り出すことができる。被害者からの訴えを積極的に吸い上げ、迅速に対応すべきだ。・・・続きを読むにはここをクリック
名誉棄損事件 ネットの情報も責任は重い 読売新聞社社説
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100317-OYT1T01119.htm
ネットの倫理―自由な言論は責任が伴う 朝日新聞社社説
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
ま、以前からそうですが、あのおっちゃんが怒るからやめときーとか子供に言っている親を見ると、その子の行く末を案じてしまいます。あかんもんは、あかんでしょう!(標準語で言えば、いけないものは、いけないでしょう!)
人が見えなければ何をしても良い。顔が見えないから好き放題言える・・・なんてネット上も非常に危ない状況続きです。
私自身も政策医療(標準化)のお仕事に携わって約十年以上になりますが、様々な誹謗中傷にとどまらず、直接メールで「ホームに立つときは一番前に立たんときやー」とかその類の脅迫メールは数知れず。自宅への無言電話や剃刀を送りつけられるなんてこと結構経験してきています。残念ながら相手を特定するに至っておりませんが、おおよその見当は付きます。でも、下らない奴に対して真正面から戦いを挑むおバカさんでもありませんし、無視が一番、自らの行動で己の意思を示せ!と思ってやってきました。恐らく、このメールニュースやブログ読者の方には、私と同じ経験をお持ちの方は多数おられることでしょう。と同時に、加害者の方々も多数おられることでしょうね。ま、お好きにどうぞ!って感じです。しっかりとした邪心の無い自分の意見をお持ちであれば、実名で来られることでしょう。
私は各種掲示板や様々なサイトの匿名投稿は、相手にしませんし、それが見識・良識のある対応だと思います。
でも一般的には何らかの規制が必要でしょうね。自由・権利を獲得したいのであれば、義務が必ず付いてくると私は思います。
さて何やら訳の分からないお話になってしまいました。申し訳ありません。ここから本日のニュースに移ります。
再生医療の可能性というか、実用化が待ち望まれる研究テーマですね 再生医療が脚光を浴びて久しくなりましたが、古くて新しいテーマ。色々な可能性がありますが、実現化に向けては施設整備が必須です。セルプロセッシングセンターなどの情報を耳にすることが少ないのですが、全国各施設の整備状況は如何なものでしょうか?
また管理者として実行部隊として、臨床検査技師の業務拡大できる領域だと思います。器具の取り扱いを含め作業手技等に関しては、医療職の中では一番だと思いますから。
【毎日新聞社ニュース 2010/03/18】
生体肝移植:肝臓提供、リスク低減 自治医大、京大が新手術法開発
http://mainichi.jp/select/science/news/20100318ddm012040018000c.html
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◇移植後、幹細胞で再生促進
生体肝移植の際、提供者から切り取る肝臓のサイズを小さくできる手術法を、自治医科大と京都大の研究チームが開発した。さまざまな組織に分化する「間葉系幹細胞」を使って移植後の肝臓の再生を促す方法で、ラットを使った実験で効果を確かめた。年内にも実際の患者への応用を目指す。18日、広島市で開かれる日本再生医療学会で発表する。
チームは、ラットの肝臓の7割を切除し、血流を一時止めて移植手術を受けた状態を作り出した。その後、骨髄から取り出した間葉系幹細胞を、肝臓につながる門脈から投与し、様子を観察した。
その結果、投与ラットの肝臓は1週間後に切除前の重さに回復。組織に障害は見られず、肝細胞が破壊されると上昇する酵素の値もほとんど上がらなかった。一方、間葉系幹細胞を投与しなかったラットの肝臓は再生が遅れ、1週間後でも約4割軽かったほか肝臓組織にも障害が起きた。
チームは大型動物のブタでも実験した。骨髄より採取しやすい脂肪由来の間葉性幹細胞を投与して、同様の効果を確かめた。・・・続きを読むにはここをクリック
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遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか?
筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
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うわわわ。私は車は運転しませんが、こんなになっちゃうんですか…。
びっくりしました。お怪我はなかったんですね?
by おじゃまま (2010-03-18 23:28)
すご~い・・・怪我無くてよかったですね。でも、後であちこち痛いかもしれませんよ。ホント無事でよかったよかった・・・お大事に!!
by yuuri37 (2010-03-19 00:53)
再生・・・素敵な響き。。。なんてね。好きなんですよその分野がw
by yuuri37 (2010-03-19 01:00)
おじゃままさん
おはようございます。コメント有難うございました。
幸い怪我はなかったのですが、一応診察を受けて
全治5日間という診断書をいただきました。
念のためということなんでしょうけど。
相手の方も心配されているようで、保険会社を通じて
「大丈夫だから心配しないように」
とお伝えしました。
しかし今月は何かと慌ただしい月です。
by Koji (2010-03-19 08:22)
yuuriさん
ご心配して頂き有難うございます。
私は体のことより、貴重な一日が潰れたことの方、それがショック。
連休は昼は野球、夜はお仕事とブログの再構成でもして
リフレッシュします。
再生医療は前施設でも臨床検査部門が関わっており、
私自身も非常に興味のある分野です。
まだまだ倫理的問題が先行していますが、
食料と一緒で(^^; 国内自給率?が国際的にも問題視されているところ
ですので、早く実用化してほしい分野ですね。
by Koji (2010-03-19 08:26)
うわっ、悲惨! 本当に、お怪我がなくて、よかったです。
そのクラウン、逃げちゃったんですか? ひどいなぁ。
でも世の中、そんなもんですよね。
by ラブ (2010-03-19 10:18)
うわぁ〜(T_T)
大きな怪我が無いとの事で、何よりでしたね。
後遺症とか出てませんか?逃げたヤツ、許せんっ!
by So☆me (2010-03-19 11:52)
ラブさん
ご心配有難うございました。
本当に世知辛い世の中になりました。
私の大切なもの 義理、人情
その価値を分かる方だけでも、大切に守っていきたいものですね。
by Koji (2010-03-19 13:19)
So☆me さん
後遺症は・・・出ておりません。
数年前、軽トラックに横断歩道でぶつけられたとき、
お巡りさんに、「これ、対物?」と軽トラックの損傷を見て
言われました。
トラックに直接ぶつけられたら、ちょっと怪我するかもですが
今回は間接的なので大丈夫そうです。
今月もあと10日余り・・・
無難に過ぎていくことを目標に頑張ります。
ご心配、本当に有難うございました。
by Koji (2010-03-19 13:23)
私も6~7年前連続しておかま被害に遭いました。
そこで、効能あらたかと評判の神社で車のお祓いを受けた結果、以来もらい事故は無くなりました。
神頼みのことなので、各人の考え方にゆだねることになりますが、私には効能があったようです。
by コーミン (2010-03-19 16:34)
コーミンさん
コメント有難うございます。
先ほど当院の院長に・・・体大丈夫か?この間のパソコンといい、一回近くの厄神さんに行ってきたらどうや?・・・と言われたところです。
私の今の運気では、厄神に行ったら余計に厄をもらいそうなので、
やめておきます・・・とお答えしたところです。
私自身は悪運の強い方なので、今回も車の損傷にしては
大きな怪我なしですから・・・
全く運が良いのか、悪いのか、分からなくなってきました。
by Koji (2010-03-19 17:23)
そうですね。
車なら修理したり買えかえれば済むことですが、大怪我を負ったりすると買えかえるなんてことにはなりませんから。
ある意味では運が強いのだと思います。
私も、ゴマすり大嫌いの頑固者で、某大企業にいて出世もしませんでしたが、定年前にある会社から呼ばれて、まだ嘱託で勤めており、海外出張まで行かされています。
以前は運が無いと思っていましたが、ゴマすって出世した同僚も定年までいられた人は僅かで、今となっては運が良いのかもしれません。
今年で67歳になりました。
by コーミン (2010-03-19 21:02)
コーミンさん
私は最近というか、まだまだ若輩者ですが少ない経験から痛感することは
自分の良心に恥じない言動を行うこと、また自身の「識」を大切にすること
が一番大切だということ。
私も上に対しても下に対しても媚びる、ゴマをすることが大嫌い。
「嫌われることを恐れるな!」ですから。モットーが。
当然のごとく昔は上から叩かれまくりましたが、
「出る杭は打たれる、でも、出すぎた杭は打たれない、また
出ない杭は腐る」 のごとく、真正面から打ってくる人が本当に
少なくなりました。ちょっと残念というか物足りない今日この頃です。
結局のところ一番大切なのは、その人の「軸」だと思います。
「軸」をぶらさないことが一番大切。
おそらく、コーミンさんもその「軸」をぶらさない方なのでしょうね。
「運」ではなく、当然至極なのだと思います。
by Koji (2010-03-19 22:02)
koji様
愛車の姿にびっくりです。全治5日間の診断書ということですが、
大怪我でなかったことが何よりです。くれぐれもお大事になさってください。
by fumiko (2010-03-22 21:37)