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0215-432号 血栓薬「t-PA」:組織再生効果を確認 東大チーム [kensa-ML NEWS]

 今日は久し振りの検査当直[わーい(嬉しい顔)]。巡り合わせで約1か月ぶりとなりますので、今日は楽しみにしています[ひらめき]。当直が楽しみという技師は、あまり居ないものなのでしょうかね??? たまに変態扱いされてしまいます・・・[もうやだ~(悲しい顔)] 実際問題、長距離通勤より泊った方が体は楽だし、自分の仕事もゆっくり片付けられるし、悪いことは何もなし・・・と言いきっちゃうと家族からブーイング[パンチ][むかっ(怒り)]が出そうなので、この辺にしときます[ふらふら]

 昨日は、モーグルの上村選手、非常に残念でした[もうやだ~(悲しい顔)]。他人には言うに言えないご苦労を4年間されてきた結果が4位。昨日は少年野球で車の移動中に放送があったもんですから、私の車内は子どもたちの大声援、というか、運転に支障が出そうなくらいの大合唱[るんるん]。何の大合唱かは、スポーツマンシップに反しますので、伏せておきます・・・[猫]

 話題をがらりと変えて、本日の毎日新聞コラムに移ります。

 このコラムを読んで何故掲載したかと言うと、我々の業界の実情というか、情けない状況と言うか、そのようなものと少しダブったから。

 この頃、メーカーやディーラーを含め、様々な営業の方々、技術の方々などとお話する機会が増えておりますが、「良いユーザーとお付き合いなさいね」とお伝えしています。おそらく日本国民の殆どが、製品のユーザー側であり、メーカー側。両側面を持ち合わせているはずです。企業倫理は良く問われることですが、このところ目立つのはユーザー側の無節操さ。せめてかすかに残っている「良識」「見識」などを大切にしていただきたいものだ、と思います。

 非常に漠然として具体性の無い話で恐縮ですが、分かりやすい我々の部門例で言うならば・・・我々ユーザー側がコストパフォーマンスのみを追求するだけのものであれば、メーカーから来る営業マンや技術者などを誰が評価するのでしょう?

 良く「木を見て森を見ず」なんて言葉がありますが、その時良ければ全て良しって方が大多数で、先を見据えて業務を行っている方って一体何人いるんだろう?とか色んなこと考えると気が滅入ってきますよね。

 コラムから、色々なことを考えさせられました・・・[あせあせ(飛び散る汗)]


余録:韓国企業 2月15日 http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/
 韓国のサムスン電子の営業員が98年春、米国の電機専門店を訪れた。1時間かけてプレゼンテーションしたら、「世界で一つだけの製品を持ってくるか、最も安い価格で提供してくれない限り、もう来なくて結構」と言われたという。そのころのサムスンは低価格品を供給する名もないアジアの一企業に過ぎなかった(張世進著「ソニーVSサムスン」)▲その無名企業が今では、薄型テレビや携帯電話、液晶パネルなど多くの分野で世界1、2位のシェアを占める。09年の連結売上高は10兆円を超え、収益率も高い。ブランドのランク調査でも、ソニーやパナソニックを上回る▲サムスンだけでなく、国際市場で韓国企業の存在感が高まっている。現代自動車は昨年、逆風の中でも販売台数を2ケタ伸ばし、米国や中国でシェアを拡大した。年末には、アラブ首長国連邦で韓国の企業連合が原発建設プロジェクトを受注している▲韓国勢の特徴は、経営の決断の速さと果敢な投資姿勢だ。国内市場が狭いため、早くから新興国にも進出し、グローバル化を進めてきた。政府も自由貿易協定(FTA)を積極的に推進し、企業の海外展開を後押しする
・・・続きはネットでご覧ください


 さて本日のニュースにまいります。

 「t-PA」に関しては血栓溶解としての役割しか知りませんでしたが、様々な働きがあるものですね。再生医療の多くは移植などに頼らざるを得ないものだと認識しておりましたが、非常に夢の持てる報告ですね。この様な薬剤が他にもあるだろうことを予見させるニュースでした[ひらめき]

【毎日新聞社ニュース 2010/02/15】
 血栓薬「t-PA」:組織再生効果を確認 東大チーム
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100215k0000m040098000c.html
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 血液のめぐりが悪い虚血状態になって壊死(えし)しそうな組織を、脳梗塞(こうそく)の治療で使われる血栓溶解剤「t-PA」の投与により再生させ、機能も回復させることに、東京大などの研究チームがマウス実験で成功した。チームは「細胞移植によらない再生医療の可能性を示す成果だ」と話す。米国血液学会誌「ブラッド」で発表した。
 t-PAは、血栓を溶かして血流を再開させる薬剤として使われる。東大医科学研究所の服部浩一・特任准教授(幹細胞制御学)らは、マウスの後ろ脚の付け根にある動脈と静脈を縛り、ふくらはぎの筋肉を虚血状態にした後、t-PAを3日間投与する群と、しない群とを比較した。15日後、ふくらはぎの組織中の新しい血管の本数は、投与する群がしない群の約1.5倍に増え、血流も戻って、運動機能も健康なマウスと見分けが付かないほどに回復した。
 血液中の成分を調べると、投与しない群と比べ、2日目に白血球数が1.5~2倍、1週間後には、血管を新しく作り出す作用を持つたんぱく質「VEGF」も約2倍に増えていた。組織中でも、VEGFや血管が増える様子が確認できた。
 t-PAは、骨髄から分泌された白血球が血管や組織内に入り込むのを助ける働きがある。チームは、t-PA投与によって組織中で増えた白血球がVEGFを増やし、その働きで新しい血管が多数作られ、血流を回復させると分析している。
・・・続きはネットでご覧ください
 
 
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