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0202-416号 詳細領収書:全患者に 薬害被害者、厚労省に無料発行要望 [kensa-ML NEWS]

 今朝三ノ宮駅で、駅員さんが一生懸命何やらアナウンスしているなぁ[exclamation&question]と思っていたのですが、理由が帰りになってようやく理解できました[ひらめき] 今日は、平成22年2月2日と、2が並ぶ日だったのですね。記念入場券がどうとかこうとかアナウンスされていましたが、今月22日も同じイベントがある模様[猫] 記念入場券はその時に覚えていたら購入するとして、今日は帰宅を優先させました[わーい(嬉しい顔)]


 本日配信した415号でお伝えしましたように、私にとっては面白い記事満載[ぴかぴか(新しい)]の一日でした。このニュースもそう[exclamation×2] 農業オタク?の私にとっては色々と考えさせられるというか、やっぱり露地ものだよねぇ・・・とか文句を言いながら読んでおりました[犬]

発光ダイオード:植物工場に注目 光合成促進させ育成期間短縮へ 毎日2/2
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100202ddm016040123000c.html
 植物にとって最適な生育環境をつくり出せる植物工場が注目を集めている。光を自在に制御できる発光ダイオード(LED)を使った研究も盛んだ。実用化にはコスト低減が課題だが、LEDを使えば光合成を促進させ早く収穫したり、栄養成分を高めることも可能だ。【下桐実雅子】
◆光強度3~4倍
 東京都町田市にある玉川大。その一角に、LED植物工場研究施設「フューチャーサイテックラボ」の建設が進む。1階部分の約800平方メートルが栽培研究スペースだ。
 光合成を促進させる赤色と青色のLEDを組み合わせ、レタスやサラダ菜、ハーブ類を育てる。従来の3~4倍の光強度の赤色LEDを採用。LEDの耐久性を高め高出力を維持する冷却システムも開発した。3月に完成予定だ。
 同大の渡辺博之教授(植物環境制御学)は「LEDは高コストといわれるが、効果的に使えば実用化は可能だ。レタスの苗は通常の5分の1ほどの2週間で生育する。この方法でやれば採算は取れるという信頼性のあるデータを出したい」と意気込む。
◆さまざまな波長も
 なぜLEDなのか。その訳は、植物の光合成の特徴とLEDの特性にある。
 光合成は、葉緑素(クロロフィル)が太陽の光エネルギーを吸収し、水と二酸化炭素から糖をつくり出す仕組み。太陽の光は紫外線から赤外線まで多様な波長(色)を持っており、葉緑素は赤色や青色の光を吸収しやすい。特に赤色の光が光合成に有効だ。植物の種類にもよるが、健全な生育には赤色に対して青色の光を1~3割程度加えると効果的とされる。また、発芽したり葉ができるときには、青色の光が重要になる。
 一方、LEDは白熱灯や白色蛍光灯と違い、さまざまな波長の光を選べる。植物の生育に効果的な光環境をつくるのに適している。
◆特定成分を増加
 光を制御できれば、植物の特定成分を増やし、付加価値を高めることも可能だ。東海大のデータでは、赤色や青色LEDで育てたサラダ菜は、通常のものよりビタミンC含有量が約4倍多かった。
 渡辺教授の研究でも、ハーブのスイートバジルを赤色と青色の光で栽培したところ、香り成分の一つが白色蛍光灯の約60倍、別の二つの成分も4~5倍多かった。玉川大では、抗がん剤成分を含むニチニチソウなどの薬草にもLEDの光をあて、薬効成分を増やす研究も進めている。
 千葉大も植物工場研究センターを今秋にも完成させる。松戸市に計画中の人工光型施設では、サニーレタス、チンゲン菜、小松菜などをさまざまな波長の光で栽培し、栄養成分や機能成分が最も高まる光を探る。
 後藤英司・同大教授(環境調節工学)の研究では、サニーレタスの赤色色素で抗酸化作用があるとされる「アントシアニン」が、青い光で増えることが分かった。「青色や紫外線はエネルギーが強いため、植物の防御反応が働き、機能成分が増えると考えられる。ただ、その仕組みははっきり分かっていない」と話し、メカニズム解明にも取り組む。
◆黄色で害虫対策
 LEDの光は害虫の被害を減らす研究にも利用されている。金沢工業大の平間淳司教授(電子工学、生体計測)は、害虫に多様な波長の光を当て、刺激によって目から発せられる微弱な電気を測定。その結果をもとに、害虫に黄色の光を当てると、交尾が抑制されることを明らかにした。「夜行性の害虫は夜間に黄色の光を受けると、昼間と勘違いするため行動が抑制されると考えられる」と説明する。
 農家を悩ませるのはオオタバコガなど夜蛾(やが)類の幼虫。黄色の光は幼虫に直接影響を与えないが、成虫の交尾を抑制することで幼虫の発生を減らし、被害を抑える。農薬を減らせる可能性もある。平間教授は黄色のLEDを点滅させ効果を持続させる害虫防除装置を開発、広島県立総合技術研究所での花菊栽培や石川県農業総合研究センターのキャベツ畑での実用化に向けた共同研究を進めている。
・・・続きはネットでご覧ください



 最近一部のレストランなどでもこういった獲れたて野菜と称して人工菜園を設置しているところがニュースなどでも話題となっていますが、確かにこういった人工産物のものは害虫の影響も少ないし、安定した収穫が期待できるのかもしれませんが、私自身としては全くもって面白くないですね。やっぱり農業は土作りからやらないと・・・との考えは古いのでしょうか? 以前おじいさんやおばあさん相手に土作りや野菜つくりの基礎を教えていた私としては、やっぱり面白くないです。ふと思ったのですが、地中には無数の有益な微生物も多く含まれますし、そういった目に見えない生物の恩恵は得られるのでしょうか?また清潔すぎるとアレルギー患者の量産に繋がらないのかなぁ・・・なんて、要らぬ心配というか、いちゃもんなのでしょうか?でもやっぱり露地ものだよねぇ・・・


 かなり長い前置きは終了。ここから医療関連ニュースの配信です。

 読んだそのままの記事ですし、もうすぐ大阪に着いちゃいますので、コメントは差し控えさせていただきます。ごめんなさい。やっぱり20分少々で編集を含めてニュースを配信するのはちょっと辛いですね・・・[ふらふら]


【毎日新聞社ニュース 2010/02/02】
 詳細領収書:全患者に 薬害被害者、厚労省に無料発行要望

 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100202dde041040017000c.html
====================================================================
 医療機関が患者全員に診療報酬明細書(レセプト)並みの詳しい領収書を無料発行することを求め、薬害被害者らは2日、厚生労働省に要望書を提出した。
 厚労省の調査では、領収書を発行する施設は1割にも満たず、発行する施設でも2割余りが有料という実態が明らかになっている。
 投与された薬の名称や量などが記されたレセプト並み領収書の発行は、06年度から医療機関の努力義務となり、08年度以降は患者から請求された場合は、400床以上の大病院で義務化された。だが、厚労省が昨年7~8月に実施した調査では、病院や診療所など1039施設のうち、全患者に発行しているのは7・5%にとどまり、59・6%はまったく発行していなかった。

・・・続きはネットでご覧ください


【共同通信社ニュース 2010/02/02】
 全患者への無料発行を要望 レセプト並み領収書

 
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020201000368.html
====================================================================
 HIV訴訟や薬害肝炎訴訟の原告団など11団体でつくる全国薬害被害者団体連絡協議会は2日、診察や検査の内容、薬の種類など支払った医療費の詳しい内訳が分かる「レセプト(診療報酬明細書)並み領収書」を、すべての患者に無料発行するよう求める要望書を厚生労働省に提出した。
 協議会は「薬害肝炎問題では、カルテなどが残っておらず血液製剤の投与を証明できない被害者がいる。詳細な領収書があればそれに代わり、救済することができた」と指摘している。
・・・続きはネットでご覧ください

 
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[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
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