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1016-327号 新型ワクチン副作用を調査へ 厚労省、医療従事者の2万人 [kensa-ML NEWS]

皆さん、おはようございます。神戸の新井です。

 このところ新型インフルエンザや一連の政権交代劇などで、厚生労働省がニュースに取り上げられることが非常に多くなりました。昨日は来年度予算の概算要求を財務省に提出したとの記事が掲載されていました。
 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24790.html

 色々な意味で国民の皆さんの目にさらされることは、問題意識の向上をもたらし、より高い場所へのステップアップにつながるとも思うのですが、多くのサイトでは「裏情報」とか誹謗中傷にも似た記事が多く掲載されています。

 多くの医療従事者は、真摯に患者のため、医療の質向上を目指し、努力を重ねていますが、そういった姿を誤った見方で伝えられる現実を見るにつけ、非常に物悲しい気持ちとなります。

 今回の新型インフルエンザワクチン治験に関する報道があまりヒートアップしなければ良いのですが・・・

 国立病院機構に属する多くの医療従事者は、病める人のため、医療の質向上のため、今回の治験に参加するのだということを分かってもらいたい気持ちで胸がいっぱいになります。


【共同通信社ニュース 2009/10/15】
 新型ワクチン副作用を調査へ 厚労省、医療従事者の2万人
 
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101501000444.html
====================================================================
 厚生労働省は15日までに、新型インフルエンザの国産ワクチン接種を19日から最優先で受ける医療従事者約100万人のうち約2万人を対象に、副作用の発生頻度などを調べる方針を固めた。
 11月以降に実施される重症化リスクが高い基礎疾患(持病)のある人や妊婦らへの大規模な接種に備え、新型ワクチンによる副作用の傾向を把握するのが狙い。国立病院機構が運営する約70病院の協力を得て、早い時期に接種を受ける医師、看護師らについて、神経障害や呼吸器障害などの重い副作用に加え、軽い発熱などの発生状況も報告してもらう。
 厚労省によると、今後、持病のある人などへの接種が進むと、接種後に何らかの理由で病状が悪化するなどした場合に、因果関係が不明でも副作用として報告されるケースが通常の季節性インフルエンザのワクチンよりも増える可能性がある。
・・・続きはネットでご覧下さい


【共同通信社ニュース 2009/10/15】
 季節性とは異なる接種対象
 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/10/15/109189/
====================================================================
【解説】医療従事者を皮切りに優先接種が始まる新型インフルエンザの国産ワクチンは、これまで国内で使われてきた季節性インフルエンザのワクチンと同じ製法で作られている。このため厚生労働省は、副作用の発生頻度も従来と同程度とみているが、接種対象者が季節性とはやや異なることもあり、発生動向には十分な注意が必要だ。
 厚労省のまとめによると、2004~08年度の5年間、季節性インフルエンザのワクチン接種を受けた人は毎年約3千万~5千万人で、年に100~120人程度の副作用報告がある。
 多くは因果関係が不明だが、年に2~5人が接種後に死亡。歩行困難などを起こす神経障害のギラン・バレー症候群は4~10人に現れ、4~19人が急性散在性脳脊髄(せきずい)炎(ADEM)を発症した。
・・・続きはネットでご覧下さい


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