1013-324号 「陰性証明」求め来院続々 厚労省「不要」企業に通知へ 新型インフルエンザ [kensa-ML NEWS]
皆さん、こんばんは。神戸の新井です。
この三連休は良いお天気続きでしたが、如何お過ごしだったでしょうか? 私の方は、日中は野球三昧、夜は仕事三昧?と非常に充実した?連休でした。 もう季節は秋にも関わらず、日焼けの方は止まることを知らず、進行しっぱなしの状況です
しかし本当に朝晩はかなり冷え込むようになりましたね。このところの冷え込みで、夏布団から冬布団に代えられた方も多いのではないでしょうか?
冷え込みも本格的になってくると例年非常に気になるのが、インフルエンザ。 今年は新型インフルエンザのため、季節型インフルエンザは鳴りを潜めるとの一般論的なお話もチラホラ出ていますが、これまでに経験がないために本当にそうなるかは分かりません。それよりも怖いのが、繰り返し申しておりますが、「変異と耐性」です。ワクチン接種も新型の重症化防止のため、致し方の無いところですが、本音を言えば、怖い・・・です。
しかしながら怖い怖いと騒いでも仕方ありません。
本日のニュースにも有りますが、「陰性証明」・・・ですか。魔女裁判みたいなナンセンスで愚かなことは止めてもらいたいものです。そんなつまらないことをしている暇があるのであれば、社員教育を徹底し、手洗い・うがいの方法などを含めた「スタンダードプリコーション」の必要性と重要性、さらには新型インフルエンザの適切かつ正確な情報などを説いてもらいたいものですね。厚生労働省を含め、政府広報はかなり充実していますので、これらを利用すれば、無駄な出費も抑えられるというものです。
また簡易インフルエンザキットはかなり乱立している状態と言えますが、かなりその性能についてはバラツキがみられ、今後、感度や特異性の低い商品は淘汰されていくと思われます。企業倫理も同時に問われますので、ある意味、企業姿勢を見るには非常に良い機会かもしれません。
スタンダードプリコーションについては過去、ブログにも掲載しています。
http://koji-arai.blog.so-net.ne.jp/2009-08-15
【毎日新聞社ニュース 2009/10/10】
「陰性証明」求め来院続々 厚労省「不要」企業に通知へ 新型インフルエンザ
http://mainichi.jp/select/science/news/20091005ddm013040036000c.html
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新型インフルエンザ:「陰性証明」求め来院続々 厚労省「不要」企業に通知へ
新型インフルエンザの感染拡大で、発症していない人が「陰性証明」を出してもらおうと医療機関を訪れるケースが続出し、自治体や医師会が自制を呼び掛けている。家族が感染した場合、勤務先や学校が出勤・登校を認めるのに、陰性証明を求めているためだ。しかし「陰性」を完全に証明することは医学的に無理があるうえ、医療機関の負担増にもなっている。厚生労働省は近く、日本経団連などを通じて企業に対し「陰性証明を求める必要はない」との通知を出す。
滋賀県は9月中旬からホームページ(HP)上で「陰性証明・完治証明を求めることはお控えください」との文書を掲載している。県健康推進課によると「陰性証明を出すよう求められた」という相談が8月ごろから増え始めたためだ。
東京都大田区も「学校や会社も、必要ない検査は求めないで」とHPに掲載。大阪府医師会は「発症前の検査に医学的な意義はない」とするポスターを作製した。
医療機関が陰性証明を求められた場合、簡易検査キットを使って感染しているかどうかを判断するが、キットは本来、発熱などの症状が出てから約12時間たたないと陽性反応が出ない。厚労省新型インフルエンザ対策推進本部は「症状がない人に簡易検査キットを使っても陰性の証明はできない」と説明する。また滋賀県健康推進課は「未発症の人に陰性証明を出すことは、医療機関の負担増になる。本来必要な発熱患者のための検査キットが不足することも心配」と話す。
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100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
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