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20060508-212号 インスリン分泌の謎解明 糖尿病治療の手掛かりに [kensa-ML NEWS]

皆さん、こんばんは。国循の新井です。

 今宵もまたまた病院にお泊りです。恒常的に宿泊しているせいか、これが当たり前だと錯覚してくる始末(^^;。でもまあ今月はこれで病院で宿泊も突発がない限り無いでしょうから、また平穏な日々?が帰ってくるかな?とはいえ、今月末には糖尿病学会で発表があり、少し自分を追い込んでいかないと間に合いそうにないので、頑張りたいと思います。
 今回の発表は政策医療臨床検査連絡会で昨年行った全国調査の結果とその対策についてです。この内容については昨年の総合医学会や糖尿病学会地方会などで訴えてきたことですが、やはり現状を特に臨床医の方々に知っていただき、今後標準化の立ち遅れている項目について、標準化への足がかりを作っていこうということが最大の目的。EBMと巷では大流行ですが、そのエビデンスたる臨床検査データがお粗末では、EBMもくそもあったもんじゃないということです。今回の発表ターゲットは糖尿病マーカー。HbA1cなどは既に標準化が完了しているとされている項目ですが、実は非常にお寒い現状にあるということ、またインスリンを含めたその他の項目でも非常にお寒い現状なのです。こういったことは臨床検査技師が先頭に立って訴えていかないことにはいかんのでしょうし、そう出来ない(理解出来ない?それともまだ他人事と思っている?)臨床検査技師は淘汰されても仕方ないとも感じています。

 本日のニュースは私の拙い説明をするまでもなく、読んでそのまま。糖尿病の発症原因の一つに関して今後更に究明されていかれればと思います。

【共同通信社ニュース 2006/05/08】
 インスリン分泌の謎解明 糖尿病治療の手掛かりに

 
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=29483
====================================================================
 血糖値が上がると膵臓(すいぞう)の細胞がインスリンを分泌する新たなメカニズムを自然科学研究機構・岡崎統合バイオサイエンスセンター(愛知県岡崎市)の富永真琴(とみなが・まこと)教授(分子細胞生物学)らが発見、2日までに欧州分子生物学機構雑誌に発表した。・・・続きはネットで


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    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
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