20060311-197号 記者の視点 土壇場での輸血管理料新設 [kensa-ML NEWS]
皆さん、こんにちは。新井です。
土曜日の昼下がり、如何お過ごしでしょうか?
流石に3月中旬ともなると暖かくなるものですね。また寒波がやって来るそうですが、もう一時的なもの。あとは花見を待つのみです(^^;。
さて本日のニュース。輸血管理料が正式に認められ点数化の運びとなりましたが、解釈の違いにより様々な憶測がまだ流れている状況です。先日も書き込みましたが、薬剤師は必要なのか?とか・・・アルブミン製剤の国内需給に関しては、ドナー制度を取り入れない限り安全性の確保とはいえないのでは?と危惧します。二~三年前ほどには前々施設でアルブミン製剤の議論をしたことを思い出しますが、国内における感染などの危険性はどのような状況なのでしょうか?また海外からの輸入製剤においては、本邦における禁止薬剤などの含有量はどのような状況になっているのでしょうか?
いずれにしても国内における自給を目指すのであれば、国内製剤の方が安全だといった確固たる根拠を示していただきたいものです(このような情報は、一般庶民にはなかなか流れてきませんので)。
本日は検査の当直、明日は日直と時間は結構取れそうなので(希望的観測(^^;)、溜まりまくっている仕事を片付けるとします。
【Japan Medicine 2006/03/10】
記者の視点 土壇場での輸血管理料新設 血漿分画製剤の国内需給達成なるか
http://www.japan-medicine.com/shiten/shiten1.html
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2006年度診療報酬改定が6日官報告示され、各種団体による説明会も始まり、ようやく全容が明らかになってきた。1月中旬には改定骨子に対するパブリックコメントの募集が行われ、見直しの概要が判明している項目もあったが、最後まで関係者をやきもきさせたのが、輸血管理料だ。
輸血管理料は、パブリックコメント募集時に添えられた資料には記述がなかった。しかし、その後の中医協診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会で、保険適用する優先度が高いと考えられる新規技術の1つと判断され、2月3日の中医協で、06年度改定での保険適用が決まった。
同管理料は、輸血管理体制の構築を評価し、輸血療法の安全確保と適正化を図るため、日本輸血学会が繰り返し要望していた。06年度改定は、過去最大のマイナス3.16%改定だったこともあり、関係者には一時、「今回も見送りか」との憶測が流れたが、土壇場になって悲願の新設が決まったというわけだ。
同管理料は、施設基準により2種類に分かれる。点数が高い「I」は輸血を行った場合、ひと月200点、「II」は70点が算定できる。ただ、IIといえども施設基準をクリアするのはたやすくなさそうだ。・・・続きはネットで
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遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか?
筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
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100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
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