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20060310-196号 あわや医療事故9万1000件 05年上半期250機関調査 看護師不足背景に [kensa-ML NEWS]

皆さん、おはようございます。新井です。ニュース配信は10日ぶりとなります。

 毎月の事ながら、月初めに仕事が集中してしまう傾向にどうもあるようで、それに加え、出したいのに出せない、でもこれは!といったニュースがあまり無かったのも実際のところです。しかしニュースが滞って三日、一週間と経つにつれ、お問い合わせのメールが増えてまいります。ご自分のサーバーがおかしいんじゃないかとかのお問い合わせも頂きます(^^;。生存証明を兼ねてメール配信させていただきます。 m(_ _)m

 4月からの診療報酬改定について、様々な情報が流れ、どのようになるのだろう???と危惧される方も多いかと思います。検査関係で言えば、輸血管理料に関して、アルブミン製剤の一元化といった要件も含まれますので、薬剤師の配置は如何に?とかいうことが大きな心配事の種になっているのではないでしょうか? また迅速検査の加算に関して言えば、検査結果をペーパーベースで患者さんにお渡ししなければならないといった事項。色々と憶測も流れてはおりますが、情報が入り次第、お伝えしていきたいと思っています。

 さて本日のニュースに移ります。
 リスクマネージメントに関しては、各施設かなりの重点取り組み事項として認識されていることと思いますが、インシデントレポート、アクシデントレポートで提出されない、ヒアリハット事例はかなりあるものと思います。隠れている部分を収集、解析し、表に出していかなければ、真の業務改善に結びつかないと思います。しかしこういった事項は、始末書的と捉えられ、マスキングされるケース、このくらいいいだろうと安易に捉えられるケース、重箱の隅をつつきあうようなことはしたくないと一見部門間のトラブルを回避するような偽善的捉えられ方など、様々であると現場にいれば常に実感されることです。リスクマネージメントが何故必要なのか、何のために必要なのかといった本質を把握していなければ、いつまで経っても改善なんて有り得ないと思います。

【共同通信社ニュース 2006/03/09】
 あわや医療事故9万1000件 05年上半期250機関調査 看護師不足背景に
 
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&articleId=28529
====================================================================
 一歩間違えば医療事故になりかねない「ヒヤリハット」事例が、調査対象となった全国の250医療機関で、2005年1-6月の半年間に9万1000件あったことが8日、日本医療機能評価機構のまとめで分かった。
 また、医療事故の報告が義務付けられている旧国立や大学などの272病院で、05年の1年間に1114件の医療事故が発生、うち143人が死亡、159人に障害が残る可能性が高いことも判明した。
・・・続きはネットで

 【共同通信社ニュース 2006/03/09】
 「置き忘れ」100件 ガーゼや針、ねじも
 
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&articleId=28530
====================================================================
 ガーゼや針を体内に残してしまう「置き忘れ」の医療事故やヒヤリハット事例は、2004年10月から05年12月までに、日本医療機能評価機構に100件以上寄せられた。同機構は「用具の数のチェックを強化することが考えられるが、手術の現場でどれだけできるか実務上、難しい面もある。関係機関や学会と協議して、方策を検討したい」としている。・・・続きはネットで


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    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
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