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20050926-118号 次期診療報酬改定論議スタートへ 経済財政諮問会議 [kensa-ML NEWS]

皆さん、こんばんは。

 臨床検査技師にとって避けては通れない、泣く子も黙る?日本医師会精度管理調査の時期がやってきました。(^^; 本日サンプルが到着したのですが、血算のサンプルに不備?があるようで、明日再送してもらう事となりました。釈迦に説法かもしれませんが、日本医師会臨床検査精度管理調査についてご紹介を。詳しくは、http://www.jmaqc.jp/index.php に掲載されています。

 医療職で唯一、点数で客観的評価を下されるものですから、非常に厳しい調査です。要は普段我々が検査を行い創出している検査データが、きちんと精度保証担保されているか否かを客観的に判断するための指標ともなります。昭和42年から始まったこの調査も今年で39回目。データは厳しく比較され、A~Dのランク分けをされます。修正点で100点を満点とし、勿論満点が最高点、オールAとなります。ただ最近の傾向?として、データが「何らかの原因」で収束され、例えばカリウム値など0.1違っただけでAランクからBランクへ落とされる厳しさ。生理的変動幅より狭いレンジとなっています。(^^; 臨床検査関係者にとってはとっても頭の痛い一週間の始まりです。

 さて選挙も終わり、ようやく議論再開となった診療報酬改訂問題。どのような結果になるかは知りませんが、確実なのは、「引き下げ」と言う事。必要な検査なのか、そうでない検査なのか、それをきちんと区別されるのか、ガイドラインにも掲載されているような確定診断に必要な検査が「保険外」から「保険内」へと変えられるのか等、非常に興味深い内容となりそうです。議論はまだまだ始まったばかりですので、関連するニュースを長文になりますが、掲載しておきます。

 しかしながら、地域医療連携に触れながらも研修、教育、人材育成に相変わらず無関心(もしかして書いていないだけならごめんなさい)なのは、体制的なことには積極的、内容的なことには消極的?根本的に改革する気が無いのかな?と思ってしまいます。

【じほう社ニュース 2005/09/26】
 次期診療報酬改定論議スタートへ 経済財政諮問会議

  http://www.carenet.com/news/jm/2005/09/0926_02.aspx


 【じほう社ニュース 2005/09/26】
 診療報酬改定、財政的な視点からも検討 社会保障審議会

  http://www.carenet.com/news/jm/2005/09/0926_03.aspx

 

【じほう社ニュース 2005/09/26】
 「政策ありき」の診療報酬を 社会保障審議会 医療部会

  http://www.carenet.com/news/jm/2005/09/0926_04.aspx


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    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
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