SSブログ

0901-581号 致死率高い鳥インフル、人間に感染しやすい型に変異 [kensa-ML NEWS 【情報】]


 昨日はニュース配信がかなり遅くになってしまいました。昨日提出しなければならなかった資料の最終チェックと各種会議、打ち合わせ、別の仕事と8月に怠けていたつけが早速回ってきています。肩の状態も腰の状態もあまり芳しく無いだけに、老体?に鞭打って頑張っているところです。今日も接骨院に行ってまいります。

 昨晩から今朝にかけてニュースは民主党の代表選挙一色のような感がありますね。それに混じってぽつぽつと辺野古問題が報道されたり、完全に政治一色となってしまっていますが、個人的には密室談合がされなかったことに少し安堵しています。さて世間から離れた数の力?と民意の力?はどちらが勝つのか、本当に見もの。いずれにしても国民からかけ離れた場所での争いだけに、冷めた感情を持つ方も大変多いのでしょうね。

 読売新聞コラムは誰が書いたのか知りませんが、思わず「ナイス!」と叫びそうになってしまいました。けど、美味いと思われている店から食中毒が出たりすることも良く聞く話で・・・(--; 国民の良識も問われているんだと思います。


民主党代表選―密室の談合よりはいい 朝日新聞社説 9/1
 
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1
 民主党代表選がきょう告示される。
 菅直人首相と小沢一郎前幹事長が激突し、代表、そして首相の座を争う。
 直接対決を避けようという動きが土壇場まで続いたが、うまくいかなかった。「密室の談合」といった厳しい批判を招くのは必至だっただけに、民主党にとっては幸いというほかない。
 小沢氏は記者会見で、菅氏について「挙党一致態勢をとるべきではないという考えだったようだ」と指摘した。
 菅氏は、仲介者から人事面での配慮を求められたが、「国民から見えないところで決めるのはおかしい」と考え、応じなかったと説明した。
 菅氏の対応は当然である。
 挙党一致と、ポストをめぐる水面下の取引は別物であり、そんなことで首相を決められては国民はたまらない。
 それにしても、鳩山由紀夫前首相の一連の行動は理解に苦しむ。
 菅、小沢、鳩山の3氏によるかつての「トロイカ体制」に立ち戻って、「挙党態勢」を構築するよう訴えた。菅、小沢両氏の会談を「責任を持って仲介の労を取る」とまで述べた。
 いまさら「トロイカ」を持ち出す思考に驚く。政治とカネの問題で引責し小沢氏とダブル辞任したばかりなのに、どういう脈絡からこうした発言が出てくるのかわからない。
 鳩山氏は身を慎むべきである。
 今回の代表選は、菅政権が発足してわずか3カ月で実施される。党としての決まりごとだからやむをえないが、あまりにも短命な首相を生みかねない仕組みは本来、好ましくはない。
 しかし、小沢氏が出るというなら、話し合いで正面衝突を回避するより、正々堂々と戦ってもらう方がいいだろう。この党の抱え込んできた矛盾が、あまりにも大きいからである。

・・・続きを読むにはここをクリック
 

9月1日付 編集手帳 読売新聞コラム
 
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20100831-OYT1T01226.htm
 首相のことを「宰相」ともいう。白川静氏の『常用字解』によれば「宰」の字は、屋根(ウ冠)の下に包丁(辛)を置いた形であるという。料理屋で言えば首相とは、板場を仕切る最上位者「花板(はないた)」かも知れない
◆菅さんが花板を務める料亭「民主」はいまのところ、清潔なだけが取り柄(え)である。肝心の料理を褒める人はそう多くないが、手をきちんと洗わない板前を板場から締め出していることで、客の評判を何とか保っている
◆「料理の腕は俺が上だぜ」――締め出され組の小沢さんが次期花板に名乗り出て大騒ぎになった

・・・続きを読むにはここをクリック


 さて今年になって良く目にするものに、「なんちゃらスパークリング」とかいうものがあります。実際に飲んでみると、冷えているとこれが実に美味いんですね。昔はスポーツ選手に炭酸飲料は禁物!というものが定説であったり、練習中は水を飲んだらバテル!だのと、現在の認識とはかなりかけ離れたりしていました。少し昔の当時を思い出すと(見栄張らんでもいいって?)無茶苦茶で、よく死ななかったよなぁ・・・と思ったりするわけです。炎天下で公式戦を立て続けに二試合した後に、「試合に負けたから30キロランニングじゃぁ!・・・戻ってきたら水飲ませてやるわ!」などと先生や先輩から言われることは日常茶飯だったわけです。今の子たちは本当に恵まれていると思いますね。


炭酸飲料、ヘルシー志向 読売新聞 8/30
 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=30068
 炭酸飲料といえばスカッとするけど、特に健康に良いというイメージはなかった。でも、それも過去の話。現在、健康志向や体に優しい炭酸飲料が次々に売り出されている。いくつか紹介しよう。(経済部 佐々木鮎彦)
ビタミン配合/大豆・米も
 30~40代の男性は疲労回復に関心が強いという。それに着目してキリンビバレッジが7月に発売したのがカロリーゼロの「キリン メッツ ワイルドチャージ」。疲労に効くとされるビタミンとアミノ酸を配合し、グレープフルーツとトニックの苦味が気分転換に効果的だという。
 おなか回りを気にするダイエット志向の人向けにサントリー食品は7月、「DAKARA ゼロ スパークリング」を発売した。脂質や糖質、食塩をほとんど含まず、カロリーもゼロ。かんきつ系の風味で甘さも控えた。
 これまで炭酸とは無縁だと思われていた米や大豆の飲料にも、炭酸が進出しはじめている。
 大塚製薬が7月に発売した「ソイッシュ」は、大豆を原料とした液体に炭酸を混ぜ、1本(100ミリ・リットル)で、国産大豆約21粒分の栄養がとれる。
 JTが9月6日に発売する「二代目 米づくり」は、米のでんぷんを糖化させた「米粉糖化液」を使い、米のやわらかな甘みを感じさせる炭酸飲料だ。
 一方、果実の自然な甘みを打ち出す炭酸飲料も。サッポロ飲料の「素のままづくり パインのソーダ」は、人工甘味料や着色料を使わず、果実の自然な味わいで甘みを引き出した。

・・・続きを読むにはここをクリック
 

 さてすっかり紙面の隅に追いやられたような格好となった脳死臓器提供。私はこれで良いと思います。粛々と移植推進されることが大切なんじゃないですかね?


家族承諾のみで臓器提供へ 40代女性 法改正後5例目 朝日新聞 9/1
 
http://www.asahi.com/health/news/TKY201009010106.html
 日本臓器移植ネットワーク(移植ネット)は1日、北部九州地方の病院に入院中の40歳代の女性が、改正臓器移植法に基づいて脳死と判定され、心臓や肺などを提供する手続きに入ったと発表した。7月に改正法が本格施行されたあと、本人の提供の意思が書面で残されておらず、家族の承諾だけで臓器が提供されるのは5例目。
 移植ネットによると、同病院で女性の脳死判定が行われ、1日午前0時54分に2回目の脳死判定が終わって死亡が確定した。女性はくも膜下出血を起こしていた。
 脳死判定に先駆けて、同病院の医師は女性の家族に対し、女性の脳の機能が失われていて、治療を尽くしても回復が見込めず、脳死とみられる状態になったことを説明したとみられる。家族は、病院から連絡を受けた移植ネットが派遣したコーディネーターから、脳死判定や臓器摘出について詳しい説明を聞いたうえで承諾書に署名したものとみられる。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 昨日、ウェストナイル熱に関するニュース配信を行ったばかりですが、今度は日本脳炎。日本脳炎の話題は、ホントたまに感染者が出たとかいった印象しかなかったのですが、ワクチンについては副作用が問題だとのイメージが先行していました。かなり安全なワクチンが開発されているのですね、今回の記事で初めて知ることが出来ました。


医療ナビ:日本脳炎ワクチン 新製品が開発され、4月から接種通知が再開。 毎日新聞 9/1
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100901ddm013100141000c.html
◇原料変更、副作用少なく 専門家「依然、治療法ない病気。ぜひ接種を」
 高熱や意識障害に見舞われ、運動障害などの重い後遺症や、場合によっては死に至ることもある日本脳炎。蚊が運ぶウイルスが感染の原因で、予防接種法に基づいて公費でワクチン接種が行われているが、ここ5年間、自治体から市民への接種の通知(積極的勧奨)が、国の政策で差し控えられていた。接種後に重い副作用を起こす事例があったためだが、昨年になり副作用の少ない新ワクチンが開発された。4月から接種の通知も再開されている。
 日本脳炎ウイルスは、ウイルスに感染したブタの血を吸ったコガタアカイエカなどが媒介して、ヒトへ感染する。感染を防ぐ日本脳炎ワクチンの歴史は古い。1954年に日本で開発された。
 当時、毎年2000人前後の患者が出ていたが、ワクチン接種が積極的に行われるようになった67年以降患者は急減。70年代には数十人から200人ほどに抑え込まれた。近年は10人未満で推移している。
 一方、ワクチン接種後に、発熱やけいれん、意識障害などを伴う中枢神経系の病気「急性散在性脳脊髄(せきずい)炎」(ADEM)や脳症を発症する例が、年に1件ほど起きていた。中には寝たきりになるケースもあったため、05年に接種通知が差し控えられた。
 接種後に副作用が起きる一因は、ワクチンの原料にあると考えられた。ワクチンは、マウスの脳に日本脳炎ウイルスを注射して感染させ、発病後にウイルスを採取、働きを鈍くしてから精製して作る。このため理論的にはマウスの脳に含まれるミエリンというたんぱく質が含まれる可能性があり、これが接種後にヒトの体内で異物と認識され、免疫反応を引き起こしてADEMにつながりかねなかった。

・・・続きを読むにはここをクリック
 

 さて本日のメインニュースに移ります。

 昨年の新型インフルエンザ騒動で、ウィルス変異において、豚などの家畜が非常に重要な役割を果たしていることについて、ある程度の認知を得ているものと思います。今回のニュースで慌てふためく必要はないのですが、やはり備えあれば憂いなし。準備できるものは準備して、自らの身は自らが守るといった基本原則、すなわちスタンダードプリコーションを政府としてもさらに徹底させることが必要なのではないでしょうか?

 あとはマスメディアが真偽のほどを確認もせずに真っ先に情報を伝達するのではなく、ある程度の報道規制もしかるべき措置なのではないでしょうか?言論の自由をはき違えてはいけないと思います。


【共同通信社ニュース 2010/08/31】
 鳥インフル、豚に高頻度で感染 死者出たウイルス

 
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010083101000798.html
=================================================
 アジアなどで人に感染し死者も出ている鳥インフルエンザウイルスH5N1が、インドネシアの家畜の豚から7・4%という高い頻度で検出されたと、東京大医科学研究所の河岡義裕教授らが米専門誌電子版に31日までに発表した。
 一部のウイルスには、人に感染しやすくなる変異があった。河岡教授は「今後、豚でのウイルスの監視が非常に重要だ」と話している。
 豚は、鳥で広がるウイルスと人で広がるウイルスの両方に感染するため、鳥のウイルスが豚の体内で人に感染しやすくなる性質を獲得する可能性が指摘されている。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

【朝日新聞社ニュース 2010/09/01】
 致死率高い鳥インフル、人間に感染しやすい型に変異
 
http://www.asahi.com/health/news/TKY201008310544.html
=================================================
 人に感染すると6割近い致死率を示す高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)が、インドネシアで豚に感染し、一部が人ののどや鼻の細胞に感染しやすいウイルスに変異したことがわかった。解析した東京大医科学研究所の河岡義裕教授らの研究チームは、致死性の高い新型インフル出現に備え、豚インフルの監視の必要性を強調している。
 河岡さんらはインドネシアのアイルランガ大と共同で、2005年から09年にかけて3回、インドネシアの延べ14州で、無作為に選んだ702匹の豚の鼻汁や血液、ふんなどを調べた。
 05~07年に調べた豚の7.4%から高病原性鳥インフルのウイルスが分離され、分析すると、どの豚も近隣の鶏で流行した鳥インフルに感染していた。詳細に調べた39のウイルスのうち、一つが人の鼻やのどの細胞にくっつきやすく変異していた。08~09年の調査では過去に感染していた形跡はあったが、ウイルスは分離されなかった。
・・・続きを読むにはここをクリック
 


nice!(68)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 68

コメント 2

ゆうのすけ

お身体 無理なされないでくださいね!
今年も 数ヵ月後インフルエンザの話題で もちきりになりそうですね!
温暖化の影響もあって 越冬飛来する鳥たちも 種類が変わってくるのでしょうかね?
by ゆうのすけ (2010-09-01 23:27) 

Koji

ゆうのすけさん
ご来訪&コメント有難うございました。
鳥インフルエンザによるパンデミックはいつ来るか分かりませんが、確実に迫っているのは事実ですね。水際で食い止めることなど不可能なのですから、如何に自己防衛できるか?自らの免疫力を高めておくか?ということにかかっていると思います。
by Koji (2010-09-02 06:09) 

Facebook コメント

トラックバック 0


[ひらめき] Facebook・・・友達リクエスト、フィード購読大歓迎
     https://www.facebook.com/gamdango
[ひらめき] Facebook・・・最新情報はこちら
       https://www.facebook.com/Project102.MT

 

[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
          http://enigata.com/index.html


    人気ブログランキング   臨床検査ランキング   Ameba_banner.jpg

人気ブログランキングにほんブログ村ランキング(臨床検査)に参加しています(Amebaは姉妹サイトです)。
啓蒙活動の一環として参加していますので、バナー↑↑↑へのクリックに是非ともご協力ください[ひらめき]


 臨床検査技師のブログにお越しいただき有難うございます。

 さてこのブログでは、臨床検査に関連する内容だけではなく、医療系、農業系、宇宙系、少年野球系等々、雑多な内容となっています。またこのブログを立ち上げたのは、多くの方々に密接な関係のある臨床検査をもっと知っていただきたい、そしてその業務に就いている臨床検査技師をもっと知っていただきたいとの思いからです。

 現代の医療においては、客観的根拠を基に病態解析などがなされ、EBM(Evidence based Medicine)の根幹として臨床検査データは位置付けられています。このような重要なポジションに居ながら、我々自身の待ち受け体質は根強く、我々臨床検査技師自身が何をするべきなのか、また何が出来るのかを真剣に考えるべきであり、後進の方々に良い道を残すためにも、一般の方々に臨床検査技師をまず知っていただく、ということが必要なのだと思います。そのような趣旨から各種サイトランキングにも登録しておりますので、バナーをクリックしていただければ幸いです。

 ご質問、ご意見、ご感想などございましたら、
gamdango@csc.jp までご遠慮なくメッセージをお送りください。ただし医療相談等には内容によりお答えできない場合もありますので、あらかじめご了解ください。

         NHO神戸医療センター
         臨床検査技師長
                新井 浩司

好き放題コメントを加えた最新の医療系情報(科学系、農業系、少年野球系話題も満載?)をご提供しています。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。