SSブログ

0105-383号 来年度6009人の定員削減へ―厚労省 [kensa-ML NEWS]

 昨晩の大阪は大荒れの天候[台風]でした。午後十時半くらいから約二時間ほどでしたかね?何やら外が騒々しいなぁと思っていると、雷ゴロゴロ[雷]、パチンコチン[演劇]?・・・擬音は苦手なのですが[ふらふら]、珍しく「雹(ひょう)?霰(あられ)?」が降っていました。どうだったかな?と気になったので、ちょっと検索してみました。

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/teach/index.php?page=article&storyid=177
 大気中には微粒子が浮遊しています。この微粒子を核として雨粒はできているのですが、冬は雨ではなく氷の粒です。積乱雲の中では氷の粒が激しく上昇と下降を繰り返し、過冷却(※)の水滴が付着して成長します。直径5ミリメートル以上を「雹」といい、それより小さいものを「霰(あられ)」といいます。福井で雷に伴って降るのは白色の「雪霰」ですが、比較的気温が高いときには雪質が解けて水になり、上昇して氷に変わり、その過程を繰り返して透明に近い「氷霰」になります。(※過冷却 水滴が気温零度以下になっても氷晶にならない状態)

 ついでと言っては何なのですが、他の気象用語について調べてみました[わーい(嬉しい顔)][exclamation×2]

靄(もや/Mist)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%84・・・霧と同様に空気中の水蒸気が凝結して細かい水滴となり浮かんでいて視程が妨げられている状態であるが、霧よりも薄いものをいう。日本式の分類では視程が1km未満のものが霧、1km以上10km未満のものが靄である。

霞(かすみ)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%9E・・・霧や靄、煙霧などで遠くの景色がぼやけている様。文学表現であり学術的定義はない。

霙(みぞれ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%99・・・雨と雪が混ざって降る気象現象である。

霧(きり、英称:Fog)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%A7・・・水蒸気を含んだ大気の温度が何らかの理由で下がり露点温度に達した際に、含まれていた水蒸気が小さな水粒となって空中に浮かんだ状態。

雪(ゆき)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%AA・・・空から落ちてきた水の結晶(氷の結晶というのも同じ)で、そのような現象が発生しているときの天気、地上に積もった堆積物をも指す。空から降る雪の結晶1個、2個以上数個が連なりくっついたもの、さらに数百個のほど多くがまとまった大きな綿状の雪は花のボタンになぞらえ呼ぶ「ぼたん雪」(略して「ぼた雪」とも)、小片の粉雪などこれらの雪は雪片(せっぺん、英語:Snowflake)と呼び、地上などに降り終え積もった雪と区別されることもある。現象のみを表す場合は「降雪」、地表面に雪が堆積している状態やその雪を「積雪」という。なお、雪は天然に産出する無機質の結晶構造を持つ物質であるため、鉱物の一種と分類されることがある。

 そうだったよなぁ・・・と納得、自己満悦の境地でした・・・[るんるん]

 さて昨日は、官庁御用始めでしたので、あちらこちらで恒例の訓話、講話の嵐が吹き荒れたことだと思います。厚生労働省でも大臣がお話されたようですが、さて当たり前のことを当たり前として素直に捉えられた方はどのくらいおられたのでしょうね[眼鏡]? でも非常に大切なことを要約してお話されていることが良く伝わってきます。▽現状把握力▽制度改善力▽コミュニケーション力▽構想力 の四点は一般企業で当たり前ですが、現実逃避される方や、自己満足の境地に陥る方お話出来ない方目前や足元しか見えていない方夢や希望を語れない方等々、我々の組織に置き換えて考えてみたら・・・臨床検査技師に置き換えてみたら・・・かなりお寒い現状かもしれませんね[がく~(落胆した顔)]

「組織改革本番の年に」―長妻厚労相(CB NEWS 1/4)
 
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/25797.html
 長妻昭厚生労働相は1月4日午前、省内で行われた新年の職員向けあいさつで、「いよいよ今年は攻めの政策、国民の皆様に奉仕する組織改革をさらに進める本番の年」と意気込みを語った。
 また、同省が十分に発揮できていない能力として、▽現状把握力▽制度改善力▽コミュニケーション力▽構想力―の4点を挙げ、「生活者の立場に立つ信用できる厚生労働省に生まれ変わることこそが、国民の皆様に期待されている大きな点だ」と述べた。
 少子高齢化への対応については、「厚生労働省が取り組むべき大きな課題」とし、「高齢化社会のモデルを世界に示していくリーダーとなっていこうではないか」などと呼び掛けた。さらに、「今年は少子高齢化に対する一つの考え方を提示しなければいけない」とも述べた。
・・・続きはネットでご覧下さい


   br_decobanner_20091222111615.gif  laboratorytest88_31_green_3.gif medicalinfo88_31_lightblue_3.gif medicalteam88_31_lightred_3.gif
   
宜しければ
ワンクリックにご協力下さいね[るんるん]


 さて本日のメインニュースに移ります。

 やっと国立高度専門医療センター独立行政法人化問題の断片的な話題が出てきた感がありますが、ニュースに書かれていることは当たり前のこと。独立行政法人化したら国から形式上は切り離されるわけですから、そりゃあ削減できますわねぇって感想しか持てません。国から切り離すことで我が国の医療体制がどの様に変遷していくのか、国民の健康がどの様に守られるのか、先の事は全く不透明ですので、経済的な側面を含めて根本的な議論が表面化して欲しいものです。不安を抱えながら病院に通っている方は多数おられるわけですから。
 私の個人的な意見ですが、医療を形式的にせよ国から切り離すことには反対です。事業仕分けの折、科学技術をどうするか云々の議論がなされましたが、イメージ的にダブりますね。切らないといけないもの、切り離してはいけないものの仕分けが一般国民の視点でされているのかなぁ?と不安がよぎります。

 一番最後に昨年末配信された診療報酬改定の流れ記事を掲載しました。長文ですが良くまとまっており、概要をつかむにはもってこいの記事だと思います。


【CB NEWS 2010/01/04】
 来年度6009人の定員削減へ―厚労省

 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25799.html
====================================================================
 厚生労働省は来年度の機構・定員査定で、新型インフルエンザ対策や食品の品質管理などで682人を増員する一方、定員合理化や国立高度専門医療センターの独立行政法人化などに伴い6691人を減員し、省全体では差し引き6009人を減員することになった。
 昨年12月25日に予算案と共に閣議決定された。
 増員の内訳は、国民に分かりやすい情報発信を行うための「文書コントロール室」の体制整備に2人、苦情相談や公益通報対応の充実・強化に1人、輸入食品の安全確保や新型インフルエンザの水際での侵入防止など検疫体制の強化に56人など。一方、定員合理化により712人、国立高度専門医療センターの独法化で5680人を減員する。これらに伴い来年度末の定員は、今年度末の3万8608人より6009人少ない3万2599人になる見通しだ。
 政府は2006年6月、行政改革の一環として、来年度までの5年間に国家公務員を5.7%純減する計画を決めた。これに沿って各省庁は、年度ごとに定員の合理化を進めている。
・・・続きはネットでご覧下さい


【CB NEWS 2009/12/31】
 診療報酬全体、10年ぶり引き上げへ -2009年重大ニュース(10)「10年度診療報酬改定」

 
https://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=25732
====================================================================
 来年度の診療報酬の改定率は、薬価・材料価格を1.36%引き下げる一方、医科、歯科、調剤で構成される本体部分を1.55%引き上げ、診療報酬全体では0.19%引き上げる形で決着した。診療報酬本体と薬価・材料価格を合わせた全体での引き上げは、2000年度改定以来10年ぶり。中央社会保険医療協議会(中医協)は、基本方針と改定率に沿って具体的な点数配分をめぐる議論を年明けから本格化させる。12年度に予定されている診療報酬・介護報酬の同時改定の「前哨戦」とされる来年度の報酬改定では、病院と診療所の再診料の見直しなどが焦点になる。

■医科1.74%、歯科2.09%、調剤0.52%のプラス改定
 来年度の本体部分の改定率の内訳は、医科1.74%、歯科2.09%、調剤0.52%。一方、薬価は1.23%、材料価格は0.13%引き下げる。本体部分1.55%の引き上げは、医療費に換算すると約5700億円に相当。民主党の政権公約(マニフェスト)を反映し、特に医科の入院を3.03%引き上げ、配分を手厚くする。来年度の報酬改定では「救急、産科、小児、外科等の医療の再建」や「病院勤務医の負担軽減(医療従事者の増員に努める医療機関への支援)」などが重点課題に位置付けられており、今後は点数を引き下げる領域を検討し、財源のさらなる捻出を図る。急性期入院医療におおむね4000億円程度を注ぎ込む。
 改定率の決定は、12月23日までずれ込んだ。
 長妻昭厚生労働相や足立信也政務官が医療費増の必要性を早くから強調するなど、当初は来年度の改定率引き上げは既定路線かと思われた。しかしその後、財務省側が巻き返しを図った。行政刷新会議の事業仕分けで、収入が高い診療科の報酬見直しなどを主張すると、11月19日には、診療報酬本体部分の増減率を「最大0%」とする方針を発表した。
 背景には、財源不足の問題がある。民主党がマニフェストに掲げた政策を実現しようと、各省庁の来年度予算の概算要求は最終的に、過去最大規模の92兆円台に膨らんだ。
 診療側「(病院に財源を回した)08年度の診療報酬改定では不十分だった」
 支払側「医療経済実態調査の結果からも、医療機関の経営は改善されている」
 12月9日の中医協・総会では、来年度の診療報酬改定に対する中医協としての意見書を取りまとめる予定だったが、医療費全体の底上げを主張する診療側委員と、底上げに慎重な支払側委員の隔たりが埋まらず、意見書提出は見送られることになった。中医協が診療報酬改定に対する意見書の提出を見送ったのは2000年度改定以来10年ぶりで、04年に実施された「中医協改革」後では初めてのことだった。
 中医協による意見書については、11月25日と12月4日の総会でも話し合われたが、意見がまとまらず、結論は9日に持ち越しとなった。診療側は、この日に新たに提出した意見書の中で、昨年度の診療報酬改定で取られた病院への支援策について、「社会保障の伸びの削減政策の中で策定された診療報酬上の対応は十分ではない」「公私を問わず病院の経営状態の悪化はより深刻になっている」などとして医療費全体の底上げを改めて主張したが、支払側は「この段階で新たに意見書を出すのは後出しだ」と反発。公益側が「調停」を試みたが、結局断念した。
・・・続きはネットでご覧下さい


   
br_decobanner_20091222111615.gif  laboratorytest88_31_green_3.gif medicalinfo88_31_lightblue_3.gif medicalteam88_31_lightred_3.gif
   
宜しければ
ワンクリックにご協力下さいね[るんるん]


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0


[ひらめき] Facebook・・・友達リクエスト、フィード購読大歓迎
     https://www.facebook.com/gamdango
[ひらめき] Facebook・・・最新情報はこちら
       https://www.facebook.com/Project102.MT

 

[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
          http://enigata.com/index.html


    人気ブログランキング   臨床検査ランキング   Ameba_banner.jpg

人気ブログランキングにほんブログ村ランキング(臨床検査)に参加しています(Amebaは姉妹サイトです)。
啓蒙活動の一環として参加していますので、バナー↑↑↑へのクリックに是非ともご協力ください[ひらめき]


 臨床検査技師のブログにお越しいただき有難うございます。

 さてこのブログでは、臨床検査に関連する内容だけではなく、医療系、農業系、宇宙系、少年野球系等々、雑多な内容となっています。またこのブログを立ち上げたのは、多くの方々に密接な関係のある臨床検査をもっと知っていただきたい、そしてその業務に就いている臨床検査技師をもっと知っていただきたいとの思いからです。

 現代の医療においては、客観的根拠を基に病態解析などがなされ、EBM(Evidence based Medicine)の根幹として臨床検査データは位置付けられています。このような重要なポジションに居ながら、我々自身の待ち受け体質は根強く、我々臨床検査技師自身が何をするべきなのか、また何が出来るのかを真剣に考えるべきであり、後進の方々に良い道を残すためにも、一般の方々に臨床検査技師をまず知っていただく、ということが必要なのだと思います。そのような趣旨から各種サイトランキングにも登録しておりますので、バナーをクリックしていただければ幸いです。

 ご質問、ご意見、ご感想などございましたら、
gamdango@csc.jp までご遠慮なくメッセージをお送りください。ただし医療相談等には内容によりお答えできない場合もありますので、あらかじめご了解ください。

         NHO神戸医療センター
         臨床検査技師長
                新井 浩司

好き放題コメントを加えた最新の医療系情報(科学系、農業系、少年野球系話題も満載?)をご提供しています。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。