20050923-117号 がん医療の改善 [kensa-ML NEWS]
皆さん、こんばんは。
昨日から検査当直、今日の午前2時から病院情報システムの停止対応ということで、センターで過ごす時間が長かったのですが、今は優秀なスタッフにお任せモードで、開放感を満喫しております。(^^; 今でも多くのスタッフは必死に業務を行なっているところですので、不謹慎と言われそう・・・ごめんなさい。何かあったら連絡下さいね。
昨日も暦の話をしたところなのですが、ふと疑問が湧いてきましたので、早速調べてみました。秋分の日は昼間と夜の時間が一緒・・・ということはどういったことなのか?
国立天文台によると、「太陽の上辺が地平線(または水平線)に一致する時刻」を、日の出・日の入りの時刻と定義しています。ですから、日の出で言えば、太陽が地平線から顔を出し始めた瞬間、日の入りで言えば、太陽が地平線に沈みきって見えなくなった瞬間です。とあります。では昼の定義は?夜の定義は?太陽一個分だけ昼の時間が長くなるの?(太陽一個分の移動時間は約8分とされています)
天文学的に見ると、日の出、日の入りの定義が、太陽の中心が地平線または水平線に重なった瞬間ではなく、太陽の上端が地平線または水平線に重なった瞬間であること、さらに地平線、水平線付近では大気の影響で太陽が実際よりも上に見えることから、春分、秋分の日でも、昼と夜は同じ長さにならず、昼が少し長くなる。と言う事ですが、様々な見解がありこれが定説だ!(古いフレーズかしら?)と言うものはないようです(要するにコメントする人でまちまち)。
さて本日のニュース、批判すれば逆にこちらが批判されるかもしれませんが、医療用語を正確に使用しないと誤解を受けますよ・・・と言いたくなる記事です(言葉の使い方を指摘したくは無いのですが)。
患者さん中心云々の医療・・・と、記者さんは書いていますが、患者心理を本当に理解しているのか? EBMの意味を本当に知っているのか? 終末期医療などとの絡みは?などと思ってしまい、私自身は非常に底の浅い薄っぺらい記事内容と受け止めてしまいました。
患者本人が自分の最後の瞬間をどのように過ごしたいと思っているのか、自分の生き様をどのように終焉したいと願っているのか、それは人それぞれでばらばらであると思いますので、標準的云々で物事を処理して欲しくない気がします。また標準治療とはどのようなレベルでのお話でしょうか?突っ込み出したらきりはありませんが、やはりプロが記事を出す以上、もう少しハイレベルのお話をしてもらいたいものです。
【Japan Medicine 2005/09/21】
がん医療の改善 患者の団結力が追い風に
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PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い
遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか?
筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
宜しくお願いいたします。 http://enigata.com/index.html
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新井 浩司
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