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0426-489号 「特定看護師」の業務範囲など検討―「チーム医療推進会議」が5月に初会合 [kensa-ML NEWS]


皆さん、こんばんは。神戸の新井です。今日はお楽しみの検査当直[ぴかぴか(新しい)]。いつもよりも遅めの出勤でした[わーい(嬉しい顔)]

 昨日、本日と、非常に暖かな日和ですね[いい気分(温泉)] すっかり葉桜となりましたが、ただこれまでと同様、朝晩はかなり冷え込んでいますので、体調維持には当面注意が必要です。くれぐれもお気を付け下さい。

 先週週末に修理に出していた愛車が戻ってきました[ひらめき] 前よりも綺麗?と言ったら怒られそうですが、車内もきちんと清掃されていましたので「新車の香り[るんるん]」に包まれながら、昨日久し振りに野球小僧たちを乗せました。「汚い奴は乗せてやらん!」と言ったのですが、そんなことを聞く奴は一人もおらず、「やっといつもに戻ったなぁ[グッド(上向き矢印)]良かった良かった[わーい(嬉しい顔)]」などとほざいて、もとい、話をしておりました。

 息子も固定していたピンをようやく抜いてもらいましたので、来週あたりからリハビリ開始となります。ようやく元の鞘に戻りそうな予感がします。

 しかしお仕事の方は順調とは言えず、苦戦しております。連休中に作成しなければならない報告書とともに、今年度新たに取り組む研究計画を立てなければなりません。日中は野球小僧たちと泥と汗と涙にまみれ、夜間は溢れる書類とにらめっこ。あ~書類ではなく、溢れる才能が欲しい・・・[もうやだ~(悲しい顔)]


 恒例により?、本日のコラムご紹介コーナーに移ります。農業ネタは大好きなので、節操無く飛びついてしまいました(--;


天声人語 朝日新聞コラム 4/26 
http://www.asahi.com/paper/column.html
 チェコの作家カレル・チャペックは「ロボット」という造語を生み出した人物として知られる。一徹な機械好きかと思いきや、庭いじりをこよなく愛したそうだ。『園芸家12カ月』という愉快な本も書いていて、思わず膝(ひざ)を打つ記述に満ちている
▼たとえば、「ほんとうの園芸家は花をつくるのではなくって、土をつくっているのだということを発見した」(小松太郎訳)。我が意を得たりの方もおられよう。種をまく前にしっかり土を作るのは、いずこを問わず花作りの基本に違いない
▼野菜作りも同じである。借りて耕している畑を、今年も鍬(くわ)で起こし、石灰をまいて堆肥(たいひ)を鋤(す)き込んだ。通気性と水はけが良く、かつ保水性に富む、矛盾するような条件を満たすのが良い土だとされている
▼ふかふかの土を割って芽が出る様は、いつも感動的だ。だが、今季は素人菜園にも心配が多い。先日は雪の予報を聞いてジャガイモの新芽に土をかぶせた。幸い耐えてくれたが、農家の苦労がしのばれる乱調の春である ・・・続きを読むにはここをクリック


 過去神戸在住時に、神戸市観光農園でおじいさんやおばあさんたち相手に、学習したばかりの理論をお話していた頃を懐かしく思い出しました[わーい(嬉しい顔)] 農業は「土づくり」が基本、と自身の畑を実験材料に、三年間かけて耕土30cmから1m50cmまでに拡大したり、とにかく周りからは「けったいな人」と思われていたと思います[がく~(落胆した顔)] また記事中にも書いています「通気性と水はけが良く、かつ保水性に富む、矛盾するような条件」とはいわゆる「団粒構造」のことですね。解説します。農業書を買うなら、農文協がお勧め[ひらめき] 私は数十冊保有しております。


団粒構造 http://www2.tokai.or.jp/shida/FarmAssist/danryuu.htm
 植物が元気に育つには、根が丈夫で養分を吸う細根がたくさんあることが重要です。しっかりとした良い根を張らせれば、十分に養分を吸い上げられ、元気に育って、病害虫予防にもなります。良い根を作るには、根が空気を取り込みやすく通気性の良い、水もちと水はけ良い土が必要です。
 通気性=根が呼吸できる。
 保水性=光合成に必要な根から吸い上げる水と養分がある。
 水はけもよく(通気性=透水性があり)、水持ちもよい(保水性がある)という、相反する二つの条件を持つということは、土の構造として、団粒構造の土です。
 団粒構造の土は、団粒間に大きな孔げき(すき間)ができ、団粒内部に小さめの孔げきができています。大きめの孔げきは排水や通気に、小さめの孔げきは水や養分を保つのに都合がよいのです。


 何やら医学系ニュースのような風情が全く見られない様相となってきましたが、もう一つ全く関係の無いお話で申し訳ありません。

 私の実家は奈良にありますが、親に聞くと、何やら奈良が大変なことになっているようで・・・うちの実家は奈良市内に向かうよりも大阪市内に出た方が早いという立地なので、大きな影響はありませんが。私自身、三都物語(大阪、京都、神戸)達成とJR西日本の宣伝マンではないのですが、転勤をしてきております。でもよくよく考えるに、兵庫は「都」、無いんですよね。本当の三都は、大阪、京都、奈良[ひらめき] ここは奈良県人会の譲れないところです。

 実家の周りは古墳も多く、近所では当たり前のように弥生式土器が出てくるような土地柄?。ですからあんまり文化財に対してありがたみを感じるという気持ちが、私に限りなのかもしれませんが、薄いのが本音です。実家から一番近い国宝が、法隆寺という環境。小さいときは結構悪さしましたが、その内容については一切触れることは出来ません・・・とにかく、一度奈良に出向いてみてください。良いところです[グッド(上向き矢印)][るんるん]

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0425-488号 国病機構の病院事業「規模縮減」―事業仕分け第2弾 [kensa-ML NEWS]


 なかなか春本番とはなりませんが[ふらふら] 皆さん、体調維持は出来ているでしょうか? かなり体の変調を訴えておられる方が増加しているようで、くれぐれもお気を付け下さい。この分で行くと、春を通り越していきなり梅雨に・・・なーんてことは無いでしょうね・・・(--;


 既に一昨日のニュースになりますが、私がとっても興味を惹いた話題をご提供します[わーい(嬉しい顔)] 記事を読まれた方も多いと思いますが、この動画は凄い[ひらめき]ですね。一見の価値あり[ひらめき] 感動もの[もうやだ~(悲しい顔)] です。


太陽で巨大プロミネンス 高さ地球の20倍 朝日新聞 4/23
 
http://www.asahi.com/science/update/0422/TKY201004220548.html
 米航空宇宙局(NASA)は21日、太陽で発生した巨大プロミネンス(紅炎)の画像を公開した。表面からの高さは地球の直径の約20倍。2月に打ち上げられた太陽観測衛星「SDO」が観測を始めた直後の3月30日に発生し、撮影された。研究者は「夢に見た以上の美しさ」と興奮している。
 プロミネンスは、太陽の中にあった磁力線が、表面の物質を引きはがしながら噴き出す現象。4月12~13日には弧の長さ80万キロという巨大プロミネンスも発生した。太陽の直径の6割に達し、ちぎれて宇宙空間に飛び散った。
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プロミネンス(紅炎) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%85%E7%82%8E
 紅炎(こうえん、solar prominence)とは、太陽の下層大気である彩層の一部が、磁力線に沿って、上層大気であるコロナ中に突出したものである。英語のままプロミネンスと呼ばれることも多い。
 皆既日食の際に、月に隠された太陽の縁から立ち昇る赤い炎のように見えることから名づけられた。紅炎が赤く見えるのは、彩層と同様に主にHα線を放射しているためである。Hα線を選択的に通すフィルターを用いれば、通常時でも観測することができる。
 光球上の紅炎をHα線で観測すると、光球よりも暗い線状に見える。この場合には暗条またはダークフィラメント (dark filament) と呼ばれている。光球上にあるかないかでこのように見え方が違うのは、紅炎の背後に光源があるかないかの違いによる(キルヒホッフの法則)。
 紅炎には、数ヶ月に渡って安定に存在する静穏型紅炎と、激しく形を変え主に黒点に伴って発生する活動型紅炎の2種類がある。


 順序がいつもとは異なりますが、コラムご紹介です。

 その昔、究極の選択なんて言葉が流行りました。食べるなら、イチゴ味のカブトムシか、カブトムシ味のイチゴか、みたいな・・・[がく~(落胆した顔)]  国民に究極の選択を迫られるような事態にはしてもらいたくないですね。
 
http://narcissus.blogzine.jp/blog/2010/04/post_def5.html


天声人語 朝日新聞 4/24 http://www.asahi.com/paper/column.html
 東京・表参道のケヤキ並木がかわいい葉をつけ、空を仰げばもえぎのモヤがかかっている。早春の嵐に倒れた鎌倉・鶴岡八幡宮の大イチョウも、残った根元から芽吹いたという。寒暖の起伏は険しくとも、ひと雨ごとに春が深まる
▼さて、待てども気配すらない政治の春である。まず自民党という古木。日の当たる庭から寒風すさぶ野に移され、季節外れの落葉が止まらない。いち早く庭を飛び出し、そこそこの枝ぶりに育った若木もあるが、野に下ってからの離党は落ち武者の風情だ
▼舛添要一氏の新党も、理念より数と金を合わせたかに見える。参院選で苦戦しそうな面々を数に頼んだのか、あるいは氏が選挙の顔に取り込まれたか。ネットに「新党マキゾエ」の命名案があった
▼鳩山政権を批判しながらも、保守系の小党は自民の足を引っ張る。民主党にすれば、骨っぽい社民党や国民新党に代わる連立メニューが増えるだけだろう。野党がこのざまでは、普天間や高速道料金で心おきなく迷走できるというものだ
▼事業仕分けの第2弾が始まった。この政権の少ない「当たり狂言」である。落ち目の興行主としては、再びの快刀乱麻で大向こうを沸かせたいところだが、楽屋のドタバタ劇が目に入っては興もさめよう
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 さて本日のメインニュースに移ります。

 昨日、一昨日と、事業仕分けライブにくぎ付けという方も少なくなかったのではないでしょうか? 私もその類ですが、とにかくチャットというか、ツイッターというか、枠外の無責任な発言を放映する必要があるのか?と思いました。一部だとは思いますが、あまりにもの軽薄さオンパレードで、折角の議論に集中出来ませんでした。こういった発言こそ、ガバナンスが必要なのでは?いや、ガバナンスよりレギュレーション(規制)の方が適切ですね。

 もうひとつ・・・正直言って国立病院機構と労災病院を同系列の土俵にあげて欲しくは無かったですね。最初、同じものだと勘違いされているような発言も目立ちましたし、何より国民が混同してしまうような感じでした。そもそも厚生省と労働省を統合したのがおかしかったのですが・・・

 ガバナンス、ガバナンスと質問側も回答側も連呼されていましたので、ご存じだと思いますが用語解説しておきます。

 それにしても、矢崎理事長の答弁は非常に適切だと私は思いました。

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0422-487号 「地域ブロック化」を求める、国立病院機構の事業仕分け [kensa-ML NEWS]


 今日は一日、鬱陶しいお天気ですね[バッド(下向き矢印)] 大阪、神戸は朝からずっと雨が降り続いています。雷は鳴っていませんけど・・・

 昨晩、何か非常に疲れていたので、息子のそばでちょっと一休み[眠い(睡眠)]・・・と横になったのがいけなかったのか、気が付いたら午前四時・・・あと一時間寝られるや、と思ったのがいけなかったのでしょう。不覚を取ってしまい、覚醒時刻は午前六時。「あーやっちゃった・・・[がく~(落胆した顔)]」でした。仕方なくレンタカーで出勤となりました(かなり大きな損傷を受けていたのでマイカーはまだ修理中[もうやだ~(悲しい顔)])。

 何やら嫌な感じがしたので、いつもの阪神高速(守口線→環状線→神戸線)ではなく、名神高速で職場に向かうことに・・・そしたら事故渋滞に巻き込まれ(--; 出勤時間には間に合いましたが、何かここ数年を通して一番緊張しましたね。

 はじめ中国道でと思っていたのですが、中国道でも事故渋滞・・・先月から続く「憑きものに取り憑かれる状態」からは未だ抜け出せていないようです[猫]

 でも今日の睡眠時間は合計四時間。いつもより頭はすっきりしています[わーい(嬉しい顔)]


 さて今日のニュース配信は遊びなし。怒り[ちっ(怒った顔)][パンチ]に任せて「国立病院機構の事業仕分け」関連ニュースで行ってみたいと思います。明日の夕方、作業が行われるようですが、ナンセンスと思われる意見が続出しているようで、あまりにも浮世離れした議論には呆れ果てます。まずは、社説、コラムのご紹介から。


余録:独立行政法人に「仕分け」 毎日新聞コラム 4/22
 
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/index.html?link_id=OE001
 「君主はケチだという世評など意に介すべきでない。それは領民の物を奪ったりしないためにも、自己防衛のためにも、貧乏になって見くびられないためにも、仕方なく強欲に走らないためにも、そうすべきだ」。マキアベリの「君主論」である
▲権力についてのリアリズムの書といわれる同著では、君主の「気前よさ」は自滅をもたらすと説く。物惜しみしないという評判を守ろうとすると結局は重税を課して大勢の人の恨みをかうことになるか、自分が窮迫して人々のさげすみの的になるかいずれかだという
▲人の恨みや軽侮を受けるより、「ケチ」の評判の方がましというのがマキアベリである。時は移り、国民の税金で「気前よさ」を装ってきた現代日本の政治においては今や「ケチ」はむしろ国民の人気集めの目玉と化した
▲気前よさをアピールしようとマニフェストにうたった政策の案外の不人気で窮地に陥った鳩山政権だ。その中で唯一国民の喝采(かっさい)を浴びた事業仕分けの再現に政権下支えの期待がかかるのも成り行きだ。仕分け第2弾前半は23日からだが、対象は47独立行政法人という 
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 ところで「大盤振る舞い」の語源をご存知でしょうか?・・・脱線[あせあせ(飛び散る汗)]

http://www.mainichikoaki.com/2009/04/post-56.html
 「おおばんぶるまい」は、「盛んなもてなし」「金品などを気前よく人にふるまうこと」を意味する言葉で、「大盤振る舞い」と書きます。「部下に大盤振る舞いをする」などと用います。「大判振る舞い」「大番振る舞い」と書かれることがありますが、それは誤用ですので、お気をつけ下さい。といっても、そもそも「大盤振る舞い」も、本来は「椀盤(おうばん)振る舞い」の誤用であるとされています。
 「椀盤振る舞い」とは、平安時代の儀式「椀飯の儀礼」の影響を受けた江戸時代の正月の行事で、一家の主人が親類縁者など大勢の人間を招いて、盛んなもてなしをすることをいいました。「椀盤」はもとは「わんばん」と読まれていたのが「わうばん」と変化し、「おうばん」と読まれるようになりました。そこへ誰かが、「大盤」の字を当ててしまったのですが、宴会の豪勢な印象にぴったりだったからでしょうか、本来の「椀盤振る舞い」より広く使われるようになり、今ではすっかり「大盤振る舞い」が定着してしまいました。「大番」にも「大判」にも豪勢な印象はありますが、本来の「椀盤」の「盤」をとどめた「大盤」が今のところ正解のようです。


 今や、事業仕分けは現政権の目玉的なものとなり果ててしまいましたが、社説にも書かれているように「受け狙い」では本当に困りますね[ふらふら] 必要と思われるものまで切り詰めるのであれば、最初から「大盤振る舞い」しなければ良いのに・・・と思ってしまいます。また前回の事業仕分けで廃止としたものを「復活」させているものが非常に多いこと、ご存知でしたか?

 既に契約してしまって契約解除できないものやらなんちゃらかんちゃらと車の中で聞きました。そんなことも把握せず、軽いなぁ[ふらふら]・・・と感じているのは私だけではないでしょうね。


【主張】独法仕分け 「国民受け」狙いでは困る 産経新聞社説 4/22
 
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100422/plc1004220344005-n1.htm
 政府の行政刷新会議による、独立行政法人(独法)を対象にした「事業仕分け」第2弾の前半戦が23日から始まる。
 全独法の約半数に当たる47法人の151事業が選ばれている。枝野幸男行政刷新担当相らが行った事前の視察を踏まえての選定だ。
 独法の統廃合も視野に入れ、温存されている無駄を洗い出す方針だが、政治ショー的な国民受けを狙ったパフォーマンスに走るのは慎むべきである。
 昨秋の第1弾では「1事業に1時間」という制限を設け、衆人環視の下で官僚バッシングを行い、話題を集めた。与党内には、再度の注目効果を期待する声もあるようだが、政権浮揚の手段と考えているなら見当違いである。
 独法には改めるべき点が多い。天下り官僚の受け入れが慣例化している。再天下り先となる公益法人への随意契約集中や、委託された業務をファミリー企業に再委託するなど、不透明な運営でも批判を浴びている。過大な剰余金も問題になっている。
 国民の目が届きにくい世界だ。一向に改善されなかった病巣に迫ることの意義は大きい。
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 さて仕分け作業を行うもの一覧を掲載しようかと思ったのですが、あまりにも長ったるいので、掲載URLのみご紹介しておきます。
 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100419/plc1004190110003-n1.htm
 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100419/plc1004190111004-n1.htm
 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100419/plc1004190113005-n1.htm


 こんな多くの案件を数日間で仕分けするとは、仕分け人の方々は、さぞ準備期間に全国施設への視察を数多く行われたことでしょうね[ぴかぴか(新しい)][わーい(嬉しい顔)] 机上の空論では話にならないでしょうから[猫]

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0421-486号 医療ナビ:肉腫(サルコーマ) 骨や筋肉などにできるがん… [kensa-ML NEWS]


 昨晩は、とにかく一刻も早く自宅に戻り[ダッシュ(走り出すさま)]・・・JAXAライブを楽しもうと・・・幸い着陸する前に自宅に戻れました。戻るなり愛機PCにLANケーブルを繋ぎ、ライブを楽しみました[わーい(嬉しい顔)]・・・のつもりでしたが、家族の怒涛のような会話に押され[がく~(落胆した顔)]、少々音声が途絶え気味だったのが非常に残念。でも本当に無事帰還できて良かったですね。山崎さん、ミッション御苦労様でした。


 さて先日は40年前の大阪万博のニュースが出ていました。当時携帯電話と言わず、ワイヤレス電話・・・この40年間における技術革新はめざましいものがありますが、得たものと失ったものを比べれば、圧倒的に失ったものの方が多いような気がします。大きく失ったものの一つに「夢と希望」があるのでは?と私は思います。当時と比較し、圧倒的に異なるものはオリジナリティを容認出来る懐の大きさというか、そういったもののような気がします。今は均てん化というか均一化というか・・・個性と性質とが勘違いされている世の中になってしまったのではないかと。勿論「夢と希望」に満ち溢れ過ごされている方も多いかと信じたいところですが・・・皆さんは如何でしょうか?


 今日のコラムご紹介です。


天声人語 朝日新聞コラム 4/21 http://www.asahi.com/paper/column.html
 ホンダ、ソニーと紛らわしい「HONGDA」のオートバイや「SQNY」の乾電池が出回った国である。中国のコピー癖に今さら驚きはしないが、国の威信をかけたイベントまでとはニセモノ天国も半端じゃない
▼上海万博のPRソングが岡本真夜(まよ)さんのヒット曲にそっくりな件で、万博実行委が岡本さん側に「あの曲を使わせてほしい」と申し出た。遅すぎる依頼ながら、岡本さんは「とてもすてきなお話で光栄です」と応じたという
▼13年前の「そのままの君でいて」が、ほぼそのまま、なぜか中国の国家事業を盛り上げる運びとなった。先方は穏便にさばこうとしたのだろう。「盗作に抗議」「認めて謝罪」という手順をすっ飛ばした、お手軽にして珍妙な落着だ
▼この荒業、当方も冗談としては話していた。冗談を地で行く国である。例えは悪いが、万引きの犯人が「倍払うから許して」とひれ伏した図が浮かぶ。そして店側は「とてもすてきなお話」と
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「真似も長期間継続すれば本物になる。諦めて中途半端で終わったらそれは単なる猿真似」と若い人に機会があれば話をします。何事も学ぶということは「真似」から入るのだと思いますが、今回の一件は「盗み」ですね。似て非なるものですが、国家倫理をもう少し改められた方が良いのでは?と思いますし、今のままでは「識」の無い国として歴史に名を刻むことになるのでは?と危惧します。私ごときが危惧しても仕方のないところですが・・・岡本さんの懐の大きさが目立つ一件となりました[ひらめき]

 昨日のニュースでしたか、大阪万博と事業仕分けについて書かれていました。仕分け対象の独立行政法人は以下のURLに記載しています。 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100420-OYT1T01274.htm

 今回の仕分けにより、万博記念公園を管理する独立行政法人が仕分け対象に入ったとか・・・跡地はどのように整理されるのでしょうか?気になるところです。どうも独立行政法人がやり玉に挙げられていますが、私が所属する独立行政法人国立病院機構も仕分け対象に入っています。独立行政法人化後、黒字決算で来ている優良企業なのですが、これ以上どの部分を切り捨てるのか、ええ加減にせえよ[パンチ]と言いたくなります。民間に比べれば、非常に少ない人員で頑張っているのに、どこを見ているのか[むかっ(怒り)]と怒りさえ覚えますね。


 メインニュースに移る前に、救急に関するニュースを二点お届けします。

 まずは生命を守るべき徐細動装置が機能せず結果として患者が死亡したというニュースから。

 少し前にも別メーカー危機の不備が問われたところですが「うちは大丈夫だろう」の対岸の火事的な考えがユーザー側に無かったのか?ということも当然問われるべきであろうと思います。しかし先日の件も今回の件もですが、定期点検というか、始業点検的なものは作業プロトコル内に無いのでしょうか? 無いとすればそちらの方が重大な過失だと私は思いますし、メーカー側にのみ責任を移譲してはいけないのではないでしょうか? 因果関係は不明・・・無責任な言い回しです[ちっ(怒った顔)]


AED:故障、作動せず 心肺停止男性死亡--大阪の救急車
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100421ddm041040018000c.html
 大阪市消防局は20日、救急車のAED(自動体外式除細動器)が故障のために作動しないトラブルがあったと発表した。今月7日夜、心肺停止状態だった同市の男性(60)に使用したが、蘇生措置ができず、男性は搬送先の病院で死亡した。内部にあるトランジスタが何らかの原因で脱落し、胸部に取り付けるパッド部分に電流が流れなかったらしい。市は故障と死亡の因果関係は不明としている。・・・続きを読むにはここをクリック
 

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0420-485号 国病機構/医療サービスの質的向上を目指し「臨床評価指標2009」を公表 [kensa-ML NEWS]


 今日は暖かな一日でした。朝からしょぼしょぼの雨が降っていましたし、風が強かったので過ごしやすく心地良いとは言えませんでしたが[バッド(下向き矢印)]・・・

 昨晩は検査当直をしながらJAXA実況中継に見入っておりました。残念ながら昨晩の着陸は無かったのですが、今晩、再びトライのようですね。山崎さんが無事ご帰還されることを願っています[るんるん][わーい(嬉しい顔)] 実況中継は以下のサイトにてご覧いただけます。
 
http://iss.jaxa.jp/iss/19a/library/live/live.html


 さて一昨日になりますが、衝撃的な光景を目にしました。トラキチならば涙された方もおられたのではないでしょうか? 私は泣けました・・・[もうやだ~(悲しい顔)]


天声人語 朝日新聞コラム 4/20 http://www.asahi.com/paper/column.html
 南北アメリカへと海を渡ったコロンブスは、西に進めばアジアだと疑わない一徹者だった。船員の暴動や座礁、病気などの試練を乗り越え、12年かけて大西洋を4往復した
▼阪神タイガース、金本知憲(ともあき)選手(42)の連続試合フル出場記録が、「新大陸発見」の年と同じ1492で途切れた。コロンブスに負けぬ頑健、そして粘りである。国内はもちろん、大リーグの記録もとうに破り、航海というより、どこかお遍路さんを思わせる一人旅だった
▼今季は肩の故障で開幕から不振が続いていた。11年をかけた前人未到、しかも年齢的に再挑戦は難しい記録である。周囲が「ご遠慮を」とは言いにくい。すると、本人が「これ以上出てもチームの迷惑になる。勝つための手段として外れます」と申し出たそうだ
▼個人記録とチーム事情は、時に相いれない。担当記者は「ある意味で阪神はタブーから解放された」と万感をこめた。プロの選手なら、シーズンオフの練習や体調管理も給料の内だろう。丈夫で長持ちといい、自ら退いた気配りといい、できた仕事師である
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編集手帳 読売新聞コラム 4/20
 
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20100419-OYT1T01343.htm
 〈ボクサーはいいよな〉と渥美清さんは語ったという。〈タオルを投げてくれる人がいるからね。役者は自分で投げなきゃならないから〉。親交のあった永六輔さんが自著に書き留めている◆自分でタオルを投げる孤独な決断をするのは、役者だけではあるまい。ここにもいる。プロ野球・阪神、金本知憲選手(42)の「連続試合フル出場」の世界記録が1492試合で途切れた◆右肩の故障で攻守に精彩を欠き、このままでは結束して優勝を目指すチームに迷惑がかかる。「先発から外してほしい」。みずから監督に懇請したという◆自分の個人記録よりもチームが勝つために――1500試合の節目までわずか8試合を残して偉大な連続記録を断ち切る決断は、本人の申し出なくしては監督やコーチも容易になしえなかっただろう。途切れることによって、その途切れ方によって、いっそう光り輝く記録もある・・・続きを読むにはここをクリック


 人間引き際が肝心。その人の大きさが試される時でもあります。

 でも、引き際が美しいから良いと言っているのではなく、如何に自分自身を客観的に見ることが出来るかということが一番大切なのだと私は思います。人間は誰しも自分に甘いもので、弱い心を隠しながら生きています。無理しない程度に、かっこいい背中を後身の人に見せたいものですね。


 このところ、宇宙ネタばかりお送りしていましたので、私の頭の中は宇宙で一杯。宇宙が溢れんばかりのところにこのタイトルを見て、「ソユーズ?野口さんの話題かな?」と勘違いしたのは私くらいでしょうか?・・・(--; 薬用石鹸との関連性を考えた方は?少なからずおられるのでは? 正直に仰ってください・・・(--;


新・多能性幹細胞:東北大チームが発見 「ミューズ」と命名 毎日新聞 4/20
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100420ddm002040082000c.html
 大人の皮膚や骨髄の中に、さまざまな細胞になる能力を持つ多能性幹細胞があることを、出沢真理・東北大教授らの研究チームが発見した。分離・培養も成功した。胚(はい)性幹細胞(ES細胞)や人工多能性幹細胞(iPS細胞)に続く多能性
幹細胞の可能性があるとして、「Muse(ミューズ)細胞」と命名した。既知の2種類に比べ増殖率は劣るが、がん化の恐れは低く、医療への応用が期待されるという。
 成果は、19日付の米科学アカデミー紀要に発表した。
 研究チームは、ヒトの骨髄や皮膚に含まれる細胞中にごくまれに現れるES細胞に似た細胞に着目。濃縮・培養すると、神経や筋肉、肝臓などの細胞に分化した。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 増殖が自動的に止まったり、腫瘍化しない、理想的な再生なのですが、実用化に向けてはどうなのでしょう?気になるのは増殖率というか、再生医療利用に耐えうるものなのかどうなのかということ。再生医療は時間が要求されることも多いので[猫]

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0419-484号 母乳感染のウイルス性白血病、全国に拡大 検査徹底必要 [kensa-ML NEWS]


 また新たな一週間が始まりました。今朝は検査当直のため、ゆっくり目の社長出勤でしたが、先週よりは寒さが和らいでいるようでしたので、コートは着用してきませんでした[わーい(嬉しい顔)]

 通勤途中では、散りゆく桜の花びらを眺めながら、世のはかなさを愁いておりました[たらーっ(汗)]・・・

 なーんて一度言ってみたかったのですよね。

 そんなことを考えている暇なんて一分たりともありません。前進あるのみ[パンチ] 今週も張り切ってまいりましょう[手(チョキ)]


 今日は確か、山崎さんが宇宙から帰還する日だったですよね? 無事帰還されることを願いながら本日のコラムのご紹介です。


余録:オバマの火星 毎日新聞コラム 4/19
 
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20100419k0000m070097000c.html
 春の宵、天文台の望遠鏡で土星を眺めた。昨年は輪が消えて見える「消失現象」が起きたが、今は戻ってきた細い線がくっきり。「あ、輪が見えた」。子どもでなくても歓声をあげたくなる
▲不思議なリングを持つ惑星の周りを、ここ数年、無人探査機「カッシーニ」が回っている。最近の観測で、輪に鉄や炭素の化合物が含まれる可能性もわかった。できることなら近くで見てみたい。だが、いかんせん遠すぎる
▲もう少し近場ならどうだろう。米国のオバマ大統領が公表した新宇宙計画では、15年以内に新型宇宙船を開発し、まずは小惑星を訪ねる。30年代の半ばには火星の軌道に人を送り込めるはず、という。ブッシュ政権は月の再訪を打ち出していたが、「月にはもう行った」とばっさりだ
▲それにしても、なぜ火星を目指すのか。単純な理由は、月の向こうに人間が降り立てそうな大型天体は他にないからだ。何はともあれ、ゴールを掲げておかないと走れない、という見方もある。大きな目標を失うと、宇宙大国としてのアイデンティティーが揺らぎかねない
・・・続きを読むにはここをクリック


 この記事を読んでいて、この世界的不況の折、国の威信をかけて・・・とかいう目的のみであれば、なんと愚かなことだろうと感じてしまいました。人類共通のしっかりとした目的・目標を持っているのであれば話は別ですが。

 「そこに山があるから・・・」という気持ちは分かりますが、政治的商業的な野心のみで宣言するのであれば、ノーベル平和賞の名が泣きますね。そんな愚かな目標よりも、もっと足元を眺めてみたら?という気がします。


 個人的な名声、名誉よりも優先されるべきは全体的な利益であり、後進たちへの道を作ることが大切なんじゃないですか? 私ごときが偉そうに言える立場ではないのですが、やっぱり中できちんと出来ていない人が外でいくら立派なことを話しても説得力はありません。見る人が見たら良く分かります。

 くれぐれも言っておきますが、ここは世間一般的なお話です。こう言っておかないと、すぐに他人事と思ってしまう輩が多いから・・・敢えて付け加えておきます。


 一昨日で残念ながら私の大好きなシリーズは終了してしまいました。二日遅れですが、ご紹介します。


ラスト・フライト:スペースシャトルと日本/5止 挑戦 毎日新聞社 4/17
 
http://mainichi.jp/select/science/archive/news/2010/04/17/20100417ddm012040030000c.html
◇「日本版」の遺産に光
 ロケットで打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運び、翼で滑空しながら着陸する。日本でもこんな再利用型の宇宙往還機が模索された。宇宙開発事業団と航空宇宙技術研究所(いずれも現宇宙航空研究開発機構=JAXA)が80~90年代に開発を進めた「HOPE」。「日本版スペースシャトル」と呼ばれた。
 「無人機だったが、一般の人から『いつ乗れるの』とよく聞かれた」。機体誘導制御法の開発に携わった森戸俊樹・JAXA技術領域リーダー(49)は振り返る。当時の想像図では機体に窓が描かれた。「いつかは人を乗せたいという思いを言外に込めた」
 大気圏再突入、超音速飛行、自動操縦飛行、誘導着陸。どれも日本が未経験の技術だった。3機の小型実験機で実験を繰り返したが、当時の主力ロケット失敗の逆風を受け、00年に中止された。
 「ISSへの物資輸送」という夢だけは、昨年開発した片道飛行の無人補給機「HTV」に結実した。JAXAはシャトル退役後、宇宙実験の成果物を地球に持ち帰るため、HTVを改良する研究を始めた。HOPE計画の「遺産」に再び光が当たる。
 「飛行機のように宇宙を往復するのは人類の一つの夢。それが可能なんだと人々の意識を変えたのがシャトルだった」と森戸さん。
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0416-483号 朝日新聞社社説: 田辺三菱処分―病んだ会社には苦い薬を [kensa-ML NEWS]


 おはようございます。神戸の新井です。

 昨日金曜日は、職場の歓送迎会でした。記事のアップは昨晩間に合いませんでしたので、昨日配信したメールニュース記事をアップさせていただきます。本日はお世話になった方の退官記念パーティー・・・この季節は別れと新しい出会いがいっぱい。退職されたとしてもお付き合いは変わるものではありませんので、今後ともよろしくお付き合いいただければ幸いです。



 昨日お話していましたように、見栄、見映えはかなぐり捨てて、薄手のコートを羽織ってきました。やっぱり、温か~い[いい気分(温泉)]。脱ぎ捨てるにはまだ早かったようです。通勤風景をよく観察してみると、コートを羽織っている方が3割から5割位でした。

 もっとよくよく観察、今朝のコート着用率地域差・・・

 名谷(病院最寄り)>三宮>樟葉(自宅最寄り)>京橋>大阪 の順番でした。寒がりの方が多いのか、実際に寒冷地域なのかはわかりません。私の体感としては、実際の気温ではなく、体感温度の低い順番のような気がします。朝からどうでも良いこと観察していました[ふらふら] すみません。


 さて今日のコラムは皆さん良くご存じ天声人語。今日のメールニュースは「起」「結」を朝日新聞にしてみました。このところ科学ネタが多いので「承」「転」は毎日新聞が多いですね[わーい(嬉しい顔)]


天声人語 朝日新聞コラム 4/16 http://www.asahi.com/paper/column.html
 言われて気づけば、目に映る自然の造形に直線はない。山も川も、木の葉も雲も、ことごとく曲線である。造物の神は定規を持たなかったようだ。片や人間の造ったものは、ビルにせよ橋にせよ、直線に満ちている
▼直線を発見し、そこに最大の効率を見いだしたのは人類の英知だったかもしれない。2点を結ぶ最短距離である。さりとて人の生き方にまで直線を求めすぎれば、社会は潤いも活力も失いかねない。大学生の就職をめぐる動きに、そうした思いがよぎる
▼1年生のうちから「就業力」をつける教育を、文科省が支援するそうだ。就職活動はいま、早々と3年の夏ごろに始まる。それでも遅いのだという。入学前から「就活」で個別面談をしたり、父母への説明会を開いたりする大学もあるというから驚く
▼入学から就職までを最短距離で駆け抜ける。その成功者を「勝ち組」などと呼ぶ。道草の許されない大学生活を、老婆心ながら案じてしまう。むろん学生のせいではない。すべてに保水力の衰えた時代が、ゆたかな曲線を封じてしまうのである
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 何やら、マニュアル人材育成プログラムと言うんでしょうか[がく~(落胆した顔)]・・・私の独断と偏見ですが[ひらめき]・・・このような人材は「柔らかさ」や「しなやかさ」に欠けるイメージが強いですね。ですからマニュアルに掲載していない内容で攻められると「ポキン」と折れちゃう。とにかく詰め込むべき場面と、ゆとりを持って考えさせるべき場面との切り分けが出来ていないから、何でもかんでも一緒くた。「味噌も糞も一緒」とはまさにこのことを言うんじゃないですか?

 以前、人材について触れたことがありますが、覚えておられますかね??? 言いたい放題ですが・・・[るんるん]

 人材・・・未だ海のものとも山のものとも分からない材料の人
 人在・・・存在するのみの人(ただいるだけ)
 人財・・・言葉の通り、財産[ひらめき]と称すべき人、こうなりたい[ひらめき]
 人済・・・正確には「じんさい」ですが、用の済んだ人
 人罪・・・居るだけで罪な人、また罪作りな人。別名「がん」「人災」とも言う。
 人座位・・・単にそこに座っているだけの人。「人在」と似て非なるもの。数のうちに入っているか入っていないかの違い。


 さて私にとってお楽しみのコーナーですが、少し雲行きが怪しくなっているようです。政策に対し何でもかんでも反対するのは、どこぞの団体にお任せしておくとして、良いものは継続させる、目先のものに捉われ過ぎるのではなく、懐の大きさを見せるべきではないんですかね?

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0415-482号 新高齢者医療制度:65歳以上国保統合、税負担9000億円削減--厚労省試算 [kensa-ML NEWS]


 すでに夕暮れ時を過ぎ、もうすぐ夜[三日月][犬]を迎えます。朝通勤時にチェック&セレクトしたニュースもすでに色褪せてしまったかも知れませんが、ご容赦ください[ふらふら]


 今日も寒い一日でした[バッド(下向き矢印)] 先日薄手のコートを脱ぎ棄てると同時に?この寒波。お天気の神様に何か悪いことしたかなぁと思いつつ寒い思いをしながら通勤しています。もしかして以前雹(ひょう)が降った時に、疑うことを知らない少年に「お天気博士」を名乗ったのがいけなかったのでしょうか?[がく~(落胆した顔)]

 吹雪いている所もあったようですが、異常ですね、この時期に。

 今日のコラムは、季節外れの寒波について記載したものをご紹介します。早く季節相応の気候になってもらいたいものですね。桜の花にとっては良かったかもしれませんが。


余録:足踏みする春 毎日新聞コラム 4/15 http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/
 ギリシャ神話にでてくる「ヒュペルボレオイ」とは極北の理想郷に住む人々だ。「ボレアス」とは北風、「ヒュペル」はそのはるかかなたという意味である。そこにアポロンの神を信じる人々が至福のうちに暮らす国があるというのである
▲北風がわき起こる地だというのに、土地は肥沃(ひよく)で実りは豊か、山はチョウ、川は魚、森は一角獣にあふれる。ただこの国に通じる海峡は絶壁がそそり立ち、夜になると生命が宿って通りかかる船をすべて破壊するそうだ(「世界文学にみる架空地名大事典」講談社)
▲実際はギリシャ人も極北の地を「トゥーレ」と呼んで人は住めないと考えていたようだが、一方では緑の楽園を夢見ていたのだ。その「北風のかなた」の様子がいつになく気になるのは、今春は4月に入っても寒暖の入れ替わりの激しい不順な天気が続いているからだ
▲日本列島周辺はきょう、あすも強い寒気が入り込み、全国的に気温が下がるという。先月下旬来、春を足踏みさせているのは北極の寒気が放出と蓄積を繰り返す「北極振動」という現象の影響だそうだ。今は北極の寒気が放出されやすいサイクルに入っているらしい
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 この「北極振動」について調べてみました。以前も取り上げた記憶がありますが。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%A5%B5%E6%8C%AF%E5%8B%95
 北極振動(ほっきょくしんどう、英語:Arctic Oscillation:AO)とは、北極と北半球中緯度地域の気圧が相反して変動する現象のことである。テレコネクション(大気振動)の一種で、気温や上空のジェット気流流路等にも変化をもたらす。冬季にこの振動の幅が大きくなると、北半球の高緯度・中緯度地域で寒波や異常高温が起きる。
 北極振動は、1950年~2009年の北極振動指数の推移(CPC, PD US NOAA)1998年にデヴィッド・トンプソン(David W. J. Thompson)とジョン・ウォーレス(John M. Wallace)によって提唱された。彼らは北半球の海面気圧の月平均の平年からの偏差を主成分分析して、第1主成分(EOF)としてこのような変動が取り出されることを提唱した。この変動は冬季に顕著に現れ、日本など中緯度の気候と強く関連するため、赤道側のエルニーニョ現象と並び近年注目されている。南半球においても南極と南半球中緯度の気圧が逆の傾向で変動する現象が見つかっている(南極振動(AAO))。


 要は今年の冬、本来大寒波がやってくる予定だったものが、エルニーニョ現象やその他要因により一時的な寒波で留まっていたのだけれども、他要因による影響が弱まったと同時に寒波到来となってしまった・・・ということなんでしょうか?[猫]

 この北極振動、太陽活動、いわゆる黒点との関連性も研究されつつあり、今後の原因解明に期待が寄せられていますよーってな結びかな? もうちょっと素人にも、分かりやすく書いてもらいたいものです。


 さて昨日お約束を強要しましたように[ふらふら]、スペースシャトルネタの第3話です。国際宇宙ステーションでは、山崎さんがピンクの和服を着て、野口さんとともに「手巻きずし」を同僚に振る舞った[ぴかぴか(新しい)]・・・なんてニュースが流れていました。日本の文化が世界中の方々に紹介できる良い機会となったようですね。
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100415k0000e040018000c.html


ラスト・フライト:スペースシャトルと日本/3 技術 毎日新聞 4/15
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100415ddm012040059000c.html
◇開発支え、国産に還元
 82年6月。東京都渋谷区にあったアルミニウム用はんだの製造販売会社「日本アルミット」に英文のファクスが届いた。はんだ約20ポンド(約9キロ)の注文書には「NASA」の文字があった。
 「ひょっとして、あのNASA(米航空宇宙局)?」。問い合わせると、スペースシャトル用の注文と分かった。「何の前触れもなかった。びっくりした」と、現社長の沢村専(まこと)さん(52)は振り返る。
 はんだは金属部品の接合に欠かせない合金。接合をよくするために塩素を加えるが、腐食しやすい。当時、シャトルでは配線のはんだ付け不良によるトラブルが相次いでいた。
 同社が70年代に開発した特殊はんだ「KR-19」は塩素を使わず接合品質は従来品と同等以上。日本で唯一、米軍規格に合格していた。これがシャトルへの採用に結びついた。
 これを機に、同社は世界に知られる中小企業となった。沢村さんは「どの営業先でも玄関を開いてくれた。今もシャトル以上の宣伝素材はありません」と話す。当時、米国の営業を担当した元取締役の森雄二さん(55)は、製造途中のシャトルのコックピットに入った印象を「ディズニーランドの遊具みたいだった」と語る。その時の写真は会社のパンフレットに使われ、PRに一役買った。
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0414-481号 医療ナビ:特定看護師 より広範囲の医療行為を行う看護師 [kensa-ML NEWS]


 朝は大変寒いくらいの気温[ふらふら]だったのですが、お昼前になりお日様が燦々と輝くようになると[晴れ]途端に暑いくらいになってきました。3月に発芽した私の代わりに頭を下げてくれる「おじぎ草」もすくすくと育ち、一部植え替えも行いました[わーい(嬉しい顔)]

 私の仕事は殆どがデスクワークですので緑[リゾート]が身近にあると、ホッと気が休まるんですね。前任施設では「ツタ系」の植物を植えていましたから、ジャングルまでいかないにしてもかなり派手な状況になっていました[がく~(落胆した顔)] 今は「おじぎ草」と「ゴムの木」が見守ってくれています[わーい(嬉しい顔)]


 さてまずは今日のコラムご紹介コーナーから・・・

4月14日付 編集手帳 読売新聞社
 
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20100413-OYT1T01442.htm
 勤め人にとって、意に染まぬ人事異動ほどつらいものはない。サラリーマン川柳の秀作集『サラ川傑作選』(講談社)をひもとけば、〈転勤地良い所だと皆が言う〉の不安、〈都落ち事の起こりは無礼講〉の悔恨、〈刺客だと言われ遠くへ飛ばされた〉の怨念(おんねん)…いずれも、実感がこもっている◆魔が差したのか、ひとの弱みにつけこんだ人がいる。部下の男性職員から100万円をだまし取った厚生労働省の室長(56)が、懲戒処分を受けて退職した◆「君は地方に異動することになった」と嘘(うそ)を言い、「100万円あれば回避できる」と説明して現金を受け取ったという。不審に思った職員が幹部に相談して発覚した◆役所でも企業でも、いまどき、人事異動が付け届けや現金に左右される組織などあるはずもない。策略とも計略とも呼べない幼稚な筋立てが半ば成功しかかったところに、人事というものの不思議な魔力がほの見える ・・・続きを読むにはここをクリック

 このコラムに記載していたニュースはこれです。

虚偽の人事情報で百万円受領、厚労省室長を懲戒処分に CBニュース 4/13
 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/27173.html?src=bp
 厚生労働省は4月13日、虚偽の人事情報を部下の男性職員に伝えて100万円を受領したとして、統計情報部企画課の柳澤公彦・統計企画調整室長を停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。柳澤室長は同日付で大臣官房付に降格となり、依願退職した。
 柳澤室長は3月16日に統計情報部の男性職員に対し、4月の人事で地方に異動になるとの虚偽の情報を与え、100万円でそれを回避できると説明。これを信じた男性職員は翌日、現金100万円を手渡した。4月7日になって不審に思った男性職員が部内の同期職員に相談。同期職員から相談を受けた部内幹部らが確認したところ、柳澤室長は事実関係を認めた。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 まあ情けないというか、どう言ったら良いんでしょうね[exclamation&question] 全く理解の出来ない次元の話です[ちっ(怒った顔)] 組織にいる以上、意にそぐわない異動や職務にあたることは結構あるものですが、何でもお金で解決しようという両者の愚かさが情けない。職員と言う前に人としてのモラル欠如が原因ですから、その部分まで再発防止策としてマニュアルに記載するのでしょうか[exclamation&question] であれば、本当にお寒い話ですね[がく~(落胆した顔)] 末端の我々にまで迷惑かけて欲しくないものです[あせあせ(飛び散る汗)]


 お口直しに[キスマーク][ぴかぴか(新しい)]・・・またか?と思われるかもしれませんが、スペースシャトルネタ[飛行機] 昨日からシリーズが始まったようですので、二編まとめてご紹介します。


ラスト・フライト:スペースシャトルと日本/1 念願 毎日新聞 4/13
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100413ddm012040008000c.html
◇白紙からのスタート
 初日。宇宙酔いのぼうっとした頭で窓の外を探したが見つからない。ふと上を見上げると、青く輝く地球が目に入った。
 「(初めて宇宙を飛んだ)ガガーリンの『地球は青かった』という言葉が、ああ本当にそうなんだと実感できた」
 日本人で初めて米スペースシャトルに搭乗した毛利衛さん(62)=日本科学未来館長=は、92年9月の「エンデバー」での初飛行をこう振り返る。毛利さんは宇宙実験を担当する科学者として乗り組んだ。選抜から7年がたっていた。
 「飛行士選抜も訓練もまったくの白紙からのスタート。正直、NASA(米航空宇宙局)の言う通りやればできると思っていた」。当初から有人計画に携わってきた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の上垣内(かみがいち)茂樹・計画マネジャー(52)は打ち明ける。NASAに対価を払って参画したのに、最初の出張で渡されたのは出入り業者用の通行証。NASA側の安全基準が突然変わり、実験装置の設計をやり直したこともある。
 そして迎えた毛利さんの初飛行。だが打ち上げ直後、持ち込んだ実験装置でトラブルが見つかった。「これでは帰れないと恐怖すら感じた」(毛利さん)。100人近い日本の技術陣が地上で修理方法を編み出し解決。1週間の飛行で35の実験をすべて終えた。
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0413-480号 【厚労省】省内事業仕分けがスタート‐“8原則”を提示 [kensa-ML NEWS]


 今日は少し肌寒い一日でした[ふらふら] 暖かくなったり寒くなったりと、非常にめまぐるしい天候に左右されるのは、体調だけではなく、作物にも大きな影響を及ぼしているようです。やはり旬のものは、メリハリのついた天候でないと美味しくいただけないようですね。昨晩のニュースでは、春キャベツの高騰が話題に上っていました。天候不良により、結球が進まず市場に出せる春キャベツが少なくなったことが原因のようです。今年の夏はどのような夏・・・の前に梅雨の心配をしないといけませんね。長雨やカラ梅雨にならなければいいのですが・・・[バッド(下向き矢印)]


 今日のコラムご紹介は、先日お亡くなりになった「井上ひさし」さんの話題です。私が確か中学生の頃、井上ひさしさんにサイン入り書籍をいただいたことがありました。どんな本だったか全く記憶にないのですが・・・サインとはほど遠い走り書きのような字で「作家なのに汚い字だなぁ・・・[あせあせ(飛び散る汗)]」みたいな記憶だけが残っています。
 「喜びのパン種である笑い」とは面白い表現ですね。亡くなって改めてその人物の大きさを知る・・・享年75歳、合掌・・・


余録:井上ひさしさんの標語 毎日新聞コラム 4/13 http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/
 江戸の黄表紙にカチカチ山のパロディーがある。狸(たぬき)の遺児が江戸まで兎(うさぎ)を追って敵討ちをする話だ。ついに狸が兎の胴を真っ二つに切ると、上は黒い鳥、下が白い鳥になる。「兎を二つに切たる鳥なれば、黒きを鵜(う)、白きを鷺(さぎ)と名付けし」
▲くだらないと怒ってはいけない。若き井上ひさしさんは図書館で読んだこのくだりに大笑いし「世界を抱きしめたくなる気分」になったのだ。東京の大学になじめず、ささいなことに恐怖を抱くようになっていた時だった
▲「この時ぼくは笑うことを回路にして世界と共感し結合していた」「一つの語呂合わせで状況はくるっと引っくり返ってしまう。音の響きを蝶番(ちょうつがい)にすれば、状況は扉の向こうへも押せるし手前に引くことができる」。ほどなく井上さんは浅草でコント作りを始めた
▲しゃれや語呂合わせ、方言を巧みに使い、言葉を現実の束縛から解き放った井上さんだ。自由になった言葉の戯れによってきらびやかな権威も、恐ろしげな権力もくるっと引っくり返った。その時の人々の笑いから新たな言葉の宇宙を組み上げた戯曲や小説の数々だ・・・続きを読むにはここをクリック


 さて医療系ニュースからちょっと脱線して私の興味本位話題からご紹介。昨日、本日と宇宙ステーションの話題で花盛りですが、科学衛星のニュースです。この手の内容には、ホント、目がないです・・・[目] でもちょっと疑問[exclamation&question]

 国内開発したものをわざわざ日本の反対側からなぜ打ち上げるのでしょうか?それもウクライナのロケットで?純国産ロケットで種子島から打ち上げという訳にはいかんのでしょうか? ま、いずれにしても天文オタクにはたまらんニュースです[ひらめき]

超小型衛星:11年8月打ち上げ 星の位置など観測 毎日新聞 4/12
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100413k0000m040033000c.html
 国立天文台は12日、東京大、京都大と開発した超小型衛星「Nano-JASMINE」(ナノジャスミン)を来年8月に打ち上げると発表した。星の位置や運動の観測を専門にした科学衛星で、欧州宇宙機関が89年に打ち上げた「ヒッパルコス」に次ぎ世界2例目。従来の星表(恒星の位置カタログ)の精度を高めることが期待されるという。
 ナノジャスミンは50センチ立方で重さ約35キロ。ウクライナのサイクロン-4型ロケットで、ブラジル北部のアルカンタラ発射場から打ち上げられる。衛星開発費約1億円は国立天文台の運営交付金で負担する。約12万個の星の正確な位置や運動を測定したヒッパルコス衛星の40分の1程度の重量で、同程度の観測精度を実現した。
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 天文オタクの話題はこの位にして、メインニュースに移る前に興味を惹いた医療系ニュースのご紹介です。なるほど、選択的窒息死を利用ですか・・・色々と考えるものですね。


呼吸酵素の構造解明 感染症の創薬に期待 県立大 神戸新聞 4/13
 
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002868793.shtml
 人間の生命維持に欠かせないタンパク質の一種「シトクロム酸化酵素(呼吸酵素)」の構造を、兵庫県立大生命理学研究科の吉川信也教授(69)らが大型放射光施設「スプリング8」(同県佐用町)を使って詳しく解明し、12日付の米科学アカデミー紀要の最新号に発表した。呼吸酵素の仕組みが細菌と人間で異なることが判明。「細菌の呼吸酵素の働きのみを抑える抗生物質など、感染症の創薬に応用が期待できる」(吉川教授)という。
 呼吸酵素は細胞中の小器官ミトコンドリアにあり、呼吸で取り込んだ酸素と食べ物から得た水素を化合させ、生存に必要なエネルギーを作り出している。
 吉川教授らは、人間に近い牛の心臓の筋肉細胞から呼吸酵素を取り出して結晶化し、実験を重ねてきた。その結果、呼吸酵素内の水素イオンの輸送の仕組みが判明。鉄を含む化合物「ヘム鉄」や酸素の役割が明らかになり、これまで同一と考えられていた細菌の呼吸酵素との違いが分かったという。
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0412-479号 NST加算などの施設基準/「専任」要件の解釈で混乱 「一律ルールなし」に戸惑う現場 [kensa-ML NEWS]


 今日は朝から大荒れのお天気[雨]でした。雨も久し振りに良く降りましたね[たらーっ(汗)]

 今朝は荷物も多かったので、ほぼ一カ月振り位に車で病院まで・・・大破した自家用車はまだ修理工場の方ですので、今はレンタカーです。事故現場に差し掛かったときには、一か月前のことを思い出して、さすがにちょっと緊張しました[ふらふら]

 先月、大阪駅で押されて転倒してからは、電車通勤の場合でも病院に着いたら、まず家内にメール
→「今無事に着きました」。 家内からの返事は「よろしい◎」。
 いつまでこのようなメールのやり取りが続くのでしょうか・・・[もうやだ~(悲しい顔)]


 さて本日のコラムご紹介コーナーに移ります。「ない」ことの証明は難しいと、検査をやっていて常に思うことです。とともに、この人たちの認識は間違っているんじゃないか?と思うことがよくあります。この内容についてはコラムご紹介後に。


4月11日付 編集手帳 読売新聞社コラム
 
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20100410-OYT1T00969.htm
 「ある」ことの証明に比べ、「ない」ことの証明は格段に難しい。不存在証明は「悪魔の証明」と言われる。その証明のため膨大なファイルと格闘した外務、財務両省職員は今、「悪魔」の比喩(ひゆ)の意味を痛感していることだろう
◆元毎日新聞記者の西山太吉氏らが、沖縄返還を巡る日米「密約」文書の開示を求めた訴訟で、東京地裁は原告勝訴の判決を出した。国が「ない」と言い張る文書の開示を命じたのである
◆<元々なかったはずの文書。あったとしても、もう廃棄されたろう>。ない袖は振れぬ、という国の弁証を裁判所は認めなかった。<いや、あったはず。廃棄と言うなら、それを調査し証明せよ>。国の対応を不誠実、裏切りとまで述べている
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 裁判とは全く関係のない話で恐縮ですが・・・

 昔、超音波検査などを良くやっていたときに、一番難しいなぁと思っていたこと、それは「異常なし」「正常」と診断することでした。所見が「何もない」ということは患者さんにとっては望ましいことなのですが「正常」と診断した場合には、見逃した病変は無かったのか、と逆に不安が頭をよぎります。私の場合、腹部で数万件症例を診てきていますが、どれだけ診ても「正常」と診断するのは躊躇われました。ですから患者さんとは、診ている間にかなり世間話を交えて色々な事を聞き出そうと話をしたものです。

 またその他の懸念材料としては、感染症検査などで陽性が出た場合、同じ検査方法で再検査をされる方が殆どなのでしょうが、私はこれには異論があります。
 現在の検査はかなり精度も向上しており、殆どの場合再検査しても同じような結果が得られるでしょうが、なぜ同じ検査法で再検査するのか、その意味がよくわからないのです。勿論制度にも限界はあることは良く理解していますので、そういった意味での再検査の意義としては少しあるかもしれません。しかし、再検査、検証するのであれば、別の検査法で再検査すべきなのでは?と思います、「陽性」と判定されたもののほとんどは放置されることなく別検査での精査へと移るだろうと思います。私が気になるのは「陰性」が本当に「陰性」であったのか、どうかということ。昔の感染症検査法の主流はRIA(ラジオイムノアッセイ)法だった頃、アッセイそのものは必ず二回測定の平均値をとっておりました。それだけ検査精度に問題があったのかもしれませんが、安心感はありました。

 現在の検査はかなり便利になりましたが、私にとっては不安感がいっぱいなのです。
「本当に陰性なの?本当にないの?」って。


 話題をがらりと変えて・・・先週のニュースで少々古くなってしまいましたが、そのご紹介です。SI(ショックインデックス)・・・非常に分かりやすいですね!


「産科危機的出血」でSI応用した対応GL発表―麻酔科学会など 4/8
 
https://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=27118
 日本麻酔科学会など5学会は4月8日、妊産婦の分娩に伴う急激かつ大量の出血、いわゆる「産科危機的出血」にどう対応するかをまとめたガイドラインを発表した。従来、救急で活用されていた出血量の目安となる指数「SI(ショックインデックス)」を産科に応用し、出血量の経過によって具体的な対応をフローチャートで示したもので、産科出血に特化したガイドラインは初めて。
 ガイドラインの作成には、日本麻酔科学会や日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会、日本周産期・新生児医学会、日本輸血・細胞治療学会の5学会が共同で当たった。日本産科婦人科学会周産期委員会が2008年に取りまとめた国内の約25万件の分娩例を分析した上で、出血量の段階に応じて輸血の開始時期や高次施設への搬送を判断するタイミングが図解されている。これまでは分娩に伴う出血量を判断する明確な基準はなく、医療現場では妊産婦の外見的所見や血圧などで判断していたが、ガイドラインには出血量の目安をSIで判断することが有効な手段として示されている。
 SIは心拍数を収縮期血圧(血圧測定時の最大の値)で割って算出する。目安としては、SI=1で約1.5リットル、SI=1.5では約2.5リットルに相当する出血量という。バイタルサインや産科DICスコアとの総合的な判断が必要だが、持続的な出血が見られ、SI=1.5以上の段階になると、産科危機的出血の危険性が高いと判断できるという。
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 さて本日のメインニュースに移ります。

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0409-478号 厚労省 作成事例を事務連絡 勤務医負担軽減計画 入院加算算定の必須要件 [kensa-ML NEWS]


 昨晩は検査当直。至福の一時を過ごしました[ぴかぴか(新しい)] 夜中も結構仕事が舞い込み、ちょっと嬉しいかも・・・でした(決してMという訳ではありませんので、念のため)。日頃、日常検査業務に就いていないもので、検査当直は非常に楽しみ。勿論、煩わしい通勤から逃れられるという大きなメリットもありますが。

 日中は色んな調整作業が多く、ほとんど自分の仕事が出来ないような状態となりました。このところ同僚も同じような境遇でしたので、以前から約束していた通り、私のブログ友達のお店「バーサカイ」に少しだけ立ち寄ってから家路につきました。この話題については、後日ブログの「Tea Break」にてご紹介します。


 さてもう時は既に日付変更線を間近に控え、出遅れた感はありますが、今朝の社説を二題ご紹介します。

 またもや宇宙開発についての内容なのですが、記事を読んでいて痛烈に思ったこと。これまで本邦においては、宇宙開発?開拓?に対する「筋道」というか「軸」はなかったのか?

 今更「目標を見つける」だなんて、多くの血税を何のために投入してきたのかが分かりません。一社だけの論説であれば、そんな考え方もあるんだ[たらーっ(汗)]・・・と思ったのかもしれませんが、二社も同じようなことを書かれているということは・・・[パンチ]


毎日新聞社説:日本の宇宙戦略 自ら目標を見つける時 4/9
 
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20100409k0000m070106000c.html
 高度350キロ。地球の周りを回る国際宇宙ステーション(ISS)で、宇宙飛行士の山崎直子さんと野口聡一さんが対面した。ISSで日本人2人が活動するのは初めてだ。
 宇宙での日本人の存在感が増したととらえるのも一つの見方である。しかし、山崎さんの飛行の焦点は、日本人最後のスペースシャトル搭乗という点だろう。
 81年の初飛行以来、シャトルの飛行は131回を数える。日本人は92年以来、山崎さんを入れて7人が計12回搭乗した。米国は今年でシャトルを退役させる予定で、残すフライトは3回。その後、人の輸送はロシアのソユーズ頼みとなる。
 自前の有人技術を持たない日本にとって、シャトルが貴重な体験を提供したのは確かだ。宇宙に人を送るのに、どれだけの訓練が必要か。どういう実験ができるか。人体にはどのような影響が出るか。身をもって体験できたのは、シャトル搭乗の機会を得たからこそだ。宇宙での国際チームの一員ともなった。子どもたちに夢も与えたはずだ。
 一方で、シャトル搭乗によって得られた成果とコストは、きちんと総括されてきたとはいえない。
 米国のオバマ政権はISSの運用を20年まで延長する方針を打ち出している。実験棟「きぼう」が完成したばかりの日本にはありがたいが、日本のISS運用費用は年間400億円に上る。漫然と延長しては税金の無駄遣いになりかねない。
 そうしないためにも、日本がこれまで有人飛行で得た成果と費用を検証してお
延長したからだ。
 安全保障関連を除いた日本の宇宙開発予算は約2000億円だ。NASAの10分の1、欧州宇宙機関の3分の1にとどまる。相対的に小さな財布に、年間400億円かかるステーション参加費はずしりと重い。
 政府が昨年決めた宇宙基本計画は衛星打ち上げサービスなどの宇宙ビジネスを伸ばし、地球観測や災害監視の衛星開発などに取り組むとしている。宇宙ステーションへの参加も盛り込まれているが、すべてを同時に追求するのは無理がある。
 ロケットの信頼性を高め欧米や中国に負けないものにするのは、産業の高度化や安全保障の観点から重要だ。より高性能の衛星をつくり地球環境に目を光らせ、資源探査に役立てることも経済や人々の暮らしに直結する。これらを実現するのに今の予算では十分とはいえない。
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 さて話題をがらりと変えて、先日HPV感染防止のワクチン公費助成についてニュースをご紹介したところですが、4月9日は「子宮(49)頸(けい)がん予防の日」だそうです。全国各地で啓発イベントが開かれたようです。その話題と、ワクチン接種費を全額負担した自治体の話題。


子宮頸がん:4月9日、予防の日 「検診、ワクチン接種を」 毎日新聞 4/9
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100409dde041100016000c.html
 4月9日は「子宮(49)頸(けい)がん予防の日」。患者や医療関係者らでつくる「LOVE49プロジェクト実行委員会」などは9日、「女性なら誰にでも起こりうる病気」として、各地で啓発イベントを開く。
 子宮頸がんは20~30代の女性がかかるがんの中で最も発症率が高い。国内では毎年約1万5000人が発症し、約3500人が死亡。大半は性交渉によるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因だ。
 昨年末、HPV感染を防ぐワクチンが発売され、検診と併せて予防できるがんになったが、検診の受診率は2割台にとどまっている。一方ワクチンは3回1セットで約5万円。開発元のグラクソ・スミスクラインによると、発売後3カ月間で約5万人が接種した。
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栃木・大田原市で小6子宮頸がん集団予防接種 読売新聞 4/9
 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=23335
 栃木県大田原市は5月から、市内23の小学校ごとに子宮頸(けい)がん予防ワクチンの集団接種を全国で初めて実施する。対象となるのは6年女児347人。任意だが、費用は市が全額負担する。
 子宮頸がんは、性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)感染によって起こるが、ワクチン接種で予防できる唯一のがんと言われる。
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0408-477号 今どきの更年期:/4止 男性にも、めまい・うつ [kensa-ML NEWS]


 昨日は、プロ野球ファンなら殆どの方がご存じの出来事で、喪に服されていた方も多いのではないでしょうか?長嶋茂雄さんが記録に残るより記憶に残る選手と称されるように、巨人の木村拓也コーチもそのような方だったと思います。

 華やかさではなくいぶし銀のような実に良い選手でした。また全球団選手や関係者の対応を見ていると、あの人懐っこい笑顔そのままのお人柄が伺えます。

 まずはコラムのご紹介から。


4月8日付 編集手帳 読売新聞コラム
 
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20100407-OYT1T01436.htm
 モミジのような幼子の手を連想させる「孫の手」の名称は、ちょっと怖い伝説の仙女、怪鳥のような長い爪をした「麻姑(まこ)」に由来するという。〈監督のかゆい所に届く孫の手でありたい〉。その人は以前、本紙の取材に語ったことがある
◆内外野に捕手、どこでも守る。味方が重たい雰囲気に沈むとみれば、人懐こい笑顔の「孫の手」でナインの心をくすぐった。勝負どころでは凄(すご)みのある“麻姑の手”となり、技ありの好打好走で相手チームを悩ませた
◆くも膜下出血で倒れた巨人の木村拓也コーチが、きのう亡くなった
◆昨年9月の対ヤクルト戦を思い出す。延長戦で捕手が払底し、木村さんが務めた。ベンチを出てベンチに戻るまで、一度もマスクを外さなかった。「万が一、笑みがこぼれたら、真剣勝負が台無しになるから」と。笑顔でファンを魅了した人は、封印する時も知っていた。ドラフト外でプロ入りし、複数の球団を歩いた苦労人ならではだろう
◆子煩悩な父親と聞く。攻守に万能の「手」がやすらぐ至福の時間は、お子さんたちを抱きしめるときであったろう。37歳――その年齢が頭を離れない。


 このくも膜下出血についての記事です。医療関係者間では良く「ザー(SAH)」と称されます。
 37歳という年齢・・・非常に残念です。   合掌・・・


くも膜下出血、動脈瘤膨らみ破裂…高い死亡率 読売新聞社 4/7
 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=23130
 木村コーチを襲ったくも膜下出血では、年間約1万4000人が命を落としている。脳の表面を走る動脈に出来たこぶ(動脈瘤(りゅう))が、血管の内側からの圧力で少しずつ膨らんだ末に破裂し、脳と、くも膜の間に出血する。
 脳血管に小さな血の固まりが詰まる脳梗塞(こうそく)や、脳内で血管が破れる脳出血に比べ、発症者は少ないが、死亡する割合は3~5割と非常に高い。
 高血圧の持病のある人や喫煙者などで発症の割合が高くなる。スポーツも一時的に血圧が高まるため、動脈瘤破裂の引き金を引く心配がある。血管の壁が生まれつき弱く、こぶが膨らみやすい体質を持つ人がいると見られている。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A2%E8%86%9C%E4%B8%8B%E5%87%BA%E8%A1%80
 クモ膜下出血(くもまくかしゅっけつ、くもまっかしゅっけつ、蜘蛛膜下出血、subarachnoid hemorrhage (SAH))は、クモ膜と軟膜の間の空間「クモ膜下腔」に出血が生じ、脳脊髄液中に血液が混入した状態をいう。全脳卒中の8%を占め、突然死の6.6%がこれに該当すると言われ、高齢者よりむしろ壮年期の人に多いとされる。また一度起こると再発しやすいという特徴がある。


 さて話題を変えて、宇宙、生命の起源関連記事へと続きます。こういった記事を読んでいると、自身の生きている世界というものが大変ちっぽけなものであり、宇宙の歴史からみると、瞬きにも満たないような一瞬の中で生きていることを感じます。このほんの一瞬の中で、大変多くの喜怒哀楽を感じているということに想いをはせると、今この一瞬を大切に精一杯生きなければいけないなぁと、いつも思うことです。なかなか自身が満足するだけのことは出来ていないのですが。

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0407-476号 今どきの更年期:/3 高齢出産、育児と重なり [kensa-ML NEWS]


 今朝から薄手のコートを着ずに出勤してみました。昨日同様暖かくなるかなぁと思ったからなのですが、家を出て歩き出した瞬間、後悔しました[がく~(落胆した顔)] まだまだ、寒ーい[ダッシュ(走り出すさま)] 風も強かったので桜吹雪の中、駅に向かいました。

 病院の通勤道も以前は桜並木が見事だったのですが、大胆な剪定をされたようで「桜切るバカ、梅切らぬバカ」っていうのを知らないのかな?って云う位、しょぼしょぼの桜並木となっています。昔は多くの方が撮影に来られたくらい見事だったんですね。以前神戸に住んでいた頃には、毎年家族写真を定点観測のごとく撮影してましたから。

 勿論バス運行などの妨げになってはいけないとは思いますが、あまりにも景観を無視した酷過ぎる伐採だなぁと思います[もうやだ~(悲しい顔)] 共存共栄しているところは沢山あると思うのですが。大胆な剪定と初めに書きましたが、あれでは無計画な伐採だと私は思います[パンチ]


 ただいま旬の話題として、宇宙飛行士の山崎さんが家族含めて取り上げられておりますが、面白いコラムがありましたのでご紹介します。


筆洗 東京新聞社コラム 4/6
 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2010040602000100.html
 <あなたは桃太郎と浦島太郎のどちらが好きですか?>。
 幼児への問い掛けではない。宇宙飛行士候補を選ぶ時、実際にこんな質問が出されたことがあった
▼意外なことに、性格的に宇宙飛行士に向いているのは「浦島太郎」派。スペースシャトル・ディスカバリーできのう、宇宙に旅立った山崎直子さんが自著『何とかなるさ!』で明かしている
▼「鬼の征伐」という目標に向かって突き進む桃太郎。竜宮城で宴(うたげ)を楽しみ、「決して開けてはならない」と言われたお土産の玉手箱を開けてしまう浦島太郎。何が起きるか予測できない状況を楽しめる浦島太郎的な資質が、宇宙飛行士には必要なのだそうだ
▼山崎さん自身は桃太郎が好きというが、「ひょっとすると、浦島太郎に近いのかもしれません」。持ち前のそんな楽観主義で困難を乗り越えた妻を支えたのは夫の大地さんだ
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 私はたぶん現状業務を鑑みるのであれば「桃太郎」なのでしょうが[あせあせ(飛び散る汗)] 皆さんもよくご存じのように私の場合、好奇心が服着て歩いているようなものですから、間違いなく「浦島太郎」でしょうね[ひらめき]

 また私には主夫なんて到底出来ませんし、深い事情を知りませんので軽々には言えませんが、先駆けにこだわる理由がちょっと乏しいかなぁと私は思います。おそらく数十年後には当たり前のように人類が宇宙に飛び出す時代が到来するのでしょうが、そのときにこの話がどのように伝えられるのかが気になります。あくまでも夫婦間のことですから、あまりにもマスコミ主導で美談化し過ぎるのはどうかと思います。立場上無理なのでしょうが、本心はそっとしておいて欲しいというのが当事者の本音なのでは?と感じるのでしょうが、如何でしょう?[猫]


 さて世界最高へのあくなき追求というのでしょうか?[ぴかぴか(新しい)] 地球のコア部分の状態を作りだしたとのニュースです。「地球誕生の歴史を検証したい」と言われておりますが、一般庶民の認識としては、検証が生み出す費用対効果と言うんですかね?
 そういったものはいったいどうなの?とシニカルに考えてしまいます。


超高温・高圧:364万気圧、セ氏5500度 海洋機構などが世界最高更新
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100406dde041040004000c.html
◇地球中心部に匹敵
 世界最高の超高温・高圧の状態を実験でつくり出すことに海洋研究開発機構と東京工業大などの研究チームが成功した。364万気圧、セ氏5500度で、「内核」と呼ばれる地球の中心部分の状態に相当し、「東京タワー100本の重量を手のひらの面積で支えているのと同じ圧力」という。
 実験には、地上で最も硬い鉱物とされるダイヤモンドを使った。指輪などに使われる「ブリリアントカット」に加工した0・2カラットのダイヤ(最大直径3ミリ)のとがった部分を削って平らにし、2個の間に純度の高い鉄片をセット。近赤外レーザーを照射して超高温・高圧状態をつくり出した。
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 本日は配信するネタが多いので、どんどん行きますね。

 最近、陽子線治療やトモセラピーなどが注目されております。このような体にメスを入れない治療は当然のことながら、患者さんの大幅なQOL向上効果をもたらすことは皆さんもよくご存じだと思います。メスを入れる手術にしてもラパロ(腹腔鏡手術)などにより入院期間が大幅に短縮されていることはよく知られています。検査の方でも患者さんに出来る限り負担をかけない非侵襲性の検査、超音波検査や心磁図などが良く取り上げられるところです。

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0406-475号 今どきの更年期:/2 閉経前、増えるうつ症 [kensa-ML NEWS]


 今日はいいお天気[晴れ]に恵まれました。大阪、神戸は桜が満開状態[ぴかぴか(新しい)]で非常に過ごしやすい時期を迎えています。今晩、新人歓迎を兼ねてお花見でも・・・のような企業も多いのではないでしょうか?


 私自身のブログは、色気もそっけもない文字ばかり[ふらふら]のものなのですが、いつも拝見させていただいている方々のお写真は、桜が咲き乱れている状態です。羨ましいなぁと思いつつ、あんまり私のキャラに合わないことは出来ないし、せいぜい「おじぎ草」を掲載することぐらいでしょうか?そのうちに写真満載のブログを立ち上げたいなぁと思っている今日この頃です。

 記事を書くのにも携帯電話など、もう少し活用できれば良いのですが、いかんせん、二年以上も前の代物ですから、有効活用出来ません。今の携帯電話は多機能高性能で凄いですね。この間ドコモから出た富士通だったかな?セパレート型携帯や、ソニーエリクソンのエクスぺリアなどは私の想像を超える代物のようで、もう少し落ち着いたら、買い換えようかなぁ・・・と思っています。今の狙い目はエクスぺリアかな?

 でも日本国内における携帯各社の競争は、国際標準化といった観点から非常にまずい気がします。そのように考えているところに、同感できる記事がありました。ただ「ガラパゴス」を引き合いに出して欲しくないなぁというのが私の本音。私の小さいときから「ガラパゴス諸島」と「イースター島」は憧れの地なのです。いわば私の聖地。私が小学生の時、エクアドルやアルゼンチン、ペルーなど南米からの短波放送を聞くために、専用アンテナを作成したくらいですから[わーい(嬉しい顔)]・・・その聖地を「ガラパゴス化」なんて茶化して欲しくないものです。すでにこの用語は一般化しているから仕方ないですけど・・・[がく~(落胆した顔)]


携帯ロック解除―ガラパゴス日本に別れを 朝日新聞社説 4/6
 
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
 「世界一不思議な日本のケータイ」とは、通信政策を担当する総務省の課長が2008年に出版した本の題だ。
 日本の産業は、大きな国内市場に守られて、ともすれば独自規格を採用し、世界で通用しない製品開発の道をひた走ってしまうことがある。生物が独自の進化を遂げた絶海の孤島にたとえて「ガラパゴス化」問題ともいわれ、ケータイがその典型例だ。
 「不思議」の一つは、ケータイ端末がほかの通信会社では使えないよう、通信会社がいわばかぎをかけていることだ。これに対して、総務省がそのかぎを解除する方針を打ち出した。
 解除されれば、世界市場をにらんだ自由な物づくりの道も開ける。あまりに遅い転換ではあるが、ガラパゴス島からの脱出の第一歩にしたい。
 このかぎはSIM(シム)ロックと呼ばれ、電話番号などの情報を記録したSIMカードを他社の携帯では使えなくする。海外ではこのカードを差し替え、端末と通信会社とを自由な組み合わせで選んで使うのが普通だ。だが、日本では通信会社がそれぞれ専用端末を販売する仕組みができた。
 この仕組みは問題が多い。
 まず、ユーザーは、自由に携帯端末やサービスが選べた方がよいのに、選択肢が狭められる。また、端末の値段と通信料金の区別もあいまいだ。通信会社は、端末の価格をできるだけ安くして販売を伸ばし、通信料金で回収しようとする。かつて「1円携帯」が売り出されたのもそのためだ。
 国際競争力の点では、さらに弊害が大きい。メーカーは、通信会社の買い取りによって利益を確保する一方、国内向けの新製品開発競争で疲弊した。日本が得意とする分野なのに海外で力が発揮できなくなってしまった。
 高性能な製品がただ同然で売られ、物づくりへの敬意が薄れたとの指摘もある。これでは、日本の産業技術の基盤を弱めることにもなりかねない。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

ガラパゴス化
 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%83%91%E3%82%B4%E3%82%B9%E5%8C%96
 ガラパゴス化(がらぱごすか:Galapagos Syndrom)とは、生物の世界でいうガラパゴス諸島における現象のように、技術やサービスなどが日本市場で独自の進化を遂げて世界標準から掛け離れてしまう現象のことである。転じてジャラパゴス・シンドローム(Jalapagos Syndrom)とも呼ばれる。
 ただし、生物学的には、そもそも、進化はみな生物が置かれた環境に対して適応した結果で、ある種の進化とそれとは別の環境に住むある種の進化に優劣を見出すこと自体が進化の考え方になじまず、「ガラパゴス諸島の特殊な進化」はそれ以外の多くの地域での進化に比べて否定的にとらえられる存在ではない。


 さて生物進化は神秘的というか、偶然がもたらす必然というか、何とも形容し難いものですが、人の体も神が作ったとしか思えないほど、神秘的なものです。その神秘的な部分を研究テーマとするものは皆さんもよくご存じのように、再生医療などの分野で盛んに研究されていますが、人の細胞というものは無限大の可能性があるものだと再認識した記事をご紹介します。

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0405-474号 今どきの更年期:/1 原因分からず、病院はしご [kensa-ML NEWS]


 昨日、一昨日の京都・大阪は良い天候[晴れ]となりました。桜[ぴかぴか(新しい)]もようやく満開に近くなり、八重桜もチラホラ見かけるようになってきましたので、桜の終演は近いと感じられる今日この頃。新年度になり少しは落ち着かれたでしょうか?


 本メールニュースは8年目に突入、ブログは6年目に突入しました。波のある配信状況ですが、継続するためには無理しないようにしなければなぁ[ふらふら]・・・と最近特に思います。ですから今年度は極力無理のない様に、週末はネットから少し距離を置こうかな?と考えています。ですから原則、メールニュースは平日限定ということで今年度は進めていきたいと思います。改めまして、今年度も宜しくお付き合いください。


 この土曜日、日曜日はかわゆい野球小僧たちと例のごとく朝から晩まで、野球にまみれておりました。シーズン中はこのような生活が続きますが、この日焼けペースで行くと職場では「暗がりでは顔が全く見えないよ・・・」とか「白衣が歩いてる」更には「JICAで来た研修生?」「お国はどこ?」なんて今月中にも言われるようになるのでしょう[もうやだ~(悲しい顔)]


 さて今朝の社説、コラムのご紹介です。

余録:決断 毎日新聞社コラム 4/5 http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/
 希望にあふれ新しい生活に入った新社会人も、ほどなくさまざまな難題にぶつかることだろう。そのとき、どういう道を選ぶべきかで悩むことがあるはずだ。決断の当否がその後の人生を左右するかもしれない
▲決断とは、何かを選びそれ以外のものを捨てること。決断を下せず思い悩むとき、そこには必ず「選ぶ難しさ」と「捨てる難しさ」が同居している--こう説くのは精神科医で作家の斎藤茂太さんだ(「『決められない!』自分を変える本」)
▲斎藤さんによると、完ぺき主義者の傾向があり何かを決めようとしても「もっといい道があるのでは」と考えて次の一歩を踏み出せないタイプが「グズグズ型」、何かを失うことの恐怖からチャレンジに二の足を踏むのが「ビクビク型」となる
▲さて、政権を担当して初めて新年度を迎えた鳩山由紀夫首相である。懸案の先送りを繰り返し「決められない人」のイメージが定着しつつあったが、最近は発奮の様子がうかがわれる。内容は別にして、郵政改革案の扱いでは珍しく指導力を演出する場面をつくった
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 決断とは、何かを選びそれ以外のものを捨てること。決断を下せず思い悩むとき、そこには必ず「選ぶ難しさ」と「捨てる難しさ」が同居している・・・

 なんとも奥深い言葉ですね。この決断が、組織全体の利益に基づいたものなら、多くの方に支持を得ることが出来るのでしょうが、残念ながら保身や私利私欲に走ってしまう場面に多く遭遇します。「選ぶ」「捨てる」ことの難しさは、上にいけばいくほど、職責が上がれば上がるほど、かみしめるものです。

 私自身、気をつけていることは、立場が変われば発言内容も行動内容も変わってくるものですが、先日お話しました「軸」をいかにぶらさないようにするのか、まさにその一点です。ただし「軸」をぶらさないようにと言っても、自分の考えばかりに固執するのではなく「間違い」があれば素直に認め修正する、いわば柔らかさとしなやかさが求められるものだと、年齢を重ねれば重ねるほど感じるところですね。この両立は本当に難しい、この頃とみに思います。

 また「決断」とは、リーダーの資質が問われるものですが、その「決断」が本当に正しいか正しくないかは、時間と客観的評価が必要であることは勿論のことです。


 さて今日は年度初めの本格的業務を開始・・・という職場も多いことかと思います。人事異動などの影響で慌ただしくされている方も多数おられることかと思いますので本日はちょっと短めの前置きにしておき、本日のメインニュースに移ります。


 更年期障害の症状は個人差があり、知らない間に済んでしまったという方も実際にはおられるようですが、ホルモンバランスの崩れなどにより、多かれ少なかれ多数の方が経験するものとされています。また女性ばかりがクローズアップされていますが、男性にももちろん更年期障害は起こりますので、検査を行っている立場としては、更年期検査セット?なんてあっても良いのかもしれません。全てが判明するわけではないですが、ホルモン検査は更年期障害診断の有効なものの一つであることは間違いありません。

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0402-473号 「子宮頸がん予防ワクチン」接種しますか、しませんか [kensa-ML NEWS]


 新年度に入り、初の週末、如何お過ごしでしょうか? 私の方は、年度末の慌ただしさを新年度にそのまま持ち込んだような感じがします[ふらふら]

 こちら神戸は本日、新任者歓迎会が病院で開催されました。勿論病院ですからノンアルコールでしたが・・・緊張感のある新任者の方々のご挨拶をじっくりと聴いておりましたが、「もう一年経ってしまった・・・」との自己反省もしておりました。昨年度、どのような貢献を私自身が出来たか分かりませんが、とにかく今年度は飛躍の一年にしたいですねぇー[ぴかぴか(新しい)] というより、実践あるのみ[パンチ]の一年となりそうです[ひらめき]


 最近の医療業界では、「医療の質」と「医療経済」と両立させることが大命題のように盛んと言われています。その一つ「医療の質」についての話題提供から・・・


老人専門医療の質を評価する指標を策定―老人の専門医療を考える会
 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/27040.html
 「老人の専門医療を考える会」(齊藤正身会長)の「老人医療の質の評価プロジェクト」はこのほど、「老人専門医療の臨床指標」を策定し、ホームページ上で公表した。この指標により、各医療機関が患者の状態像の変化や職員の取り組み状況を把握し、老人専門医療についてのサービスの質を客観的に評価することが可能になるという。
 指標は、(1)経口摂取支援率(2)リハビリテーション実施率(3)有熱回避率(4)身体抑制回避率(5)新規褥瘡発生回避率(6)転倒転落防止率(7)退院前カンファレンス開催率(8)安心感のある自宅退院率―の8項目で構成。調査は、医療機関の病棟ごとに、定期的にサービスの質の変化などを把握するため、年4回の実施を推奨している。
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 この「老人の専門医療を考える会」って何かな?と思ったので、調べてみました。
 
http://ro-sen.jp/tokai/goaisatu.html

 その原点は「老人医療の質の向上の実現と老人医療の専門性の確立」と書かれています。具体的な指標内容については以下のURLをご覧ください。
 
http://ro-sen.jp/shihyo/shihyo.html


 医療の質向上では、具体的な比較対象、また判断材料がないため、医療の質が向上したと客観的に示す指標が無かったのですが、近年、QI(クォリティ・インディケーター)の設定が盛んとなってきました。聖路加国際病院が有名ですが、QIに関して記載しているのが以下のURLです。ご参考までに。 http://www.luke.or.jp/qualityindicator/index.html


 ちなみに今年度の私の施設における重要取り組み課題にもしっかりと入っております。患者さん、また世間的に医療の質向上効果を語り、説得力、社会的認知度を向上させるには、客観的評価指標の策定が一番です。どこぞの週刊誌のように、自薦他薦を問わないランキングでは、全く当てにはなりません[あせあせ(飛び散る汗)]


 さて本日のメインニュースに移ります。かなり長文なのですが、社会的に見て、非常に物議を呼んでいる話題ですから、同様の内容でのニュース配信をお許しください。

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0401-472号 [基礎からわかる診療報酬] きょう改定 [kensa-ML NEWS]

皆さん、こんばんは。神戸の新井です。

 さぁて・・・本日から新年度、忌わしい3月はやっと過ぎてくれました[ふらふら] 今月から運気が変わってくれることを強く期待して、やっと新しい月がやってきました。新しい月にふさわしいのか、ふさわしくないのか、今日は大荒れと言うか、非常に風が強い神戸でした。一日中風の音が止みませんでした。皆さんのところでは如何でしたか?風による被害などなかったでしょうか?

 昨日、先月の初めに破損した私の愛機が修理工場より戻ってきました。電源を入れた瞬間、少々立ち上がりが遅かったので心配したのですが、元の姿で戻ってきてくれました[もうやだ~(悲しい顔)] 本日は約一日かけてメンテナンスをしたところ、以前と同様の雄姿を見せてくれました。私にとっては誰よりも一緒に過ごした時間が長い相棒ですから・・・涙・涙でした[もうやだ~(悲しい顔)]・・・結局システムボードの破損だったようです。

 さて新年度最初のメールニュースにふさわしいものをと思いましたが、今朝、私の心をぐっと捉えたのが、天声人語。
「誇り」・・・良い言葉です[ぴかぴか(新しい)][ひらめき]


天声人語 朝日新聞社コラム 4/1 http://www.asahi.com/paper/column.html
 「あなたを誇りに思う」と人に言ったことはない。だが言いたいと思う人はいたと、哲学者の鶴見俊輔さんが近刊の『思い出袋』(岩波新書)に書いている。数少ない一人が松本サリン事件で容疑者扱いされた河野義行さんだった▼河野さんは妻が事件で昏睡(こんすい)状態になった(一昨年に死去)。だが、オウム真理教に破壊活動防止法が適用されるのに異を唱えた。「オウム憎し」で突き進む社会の危うさを、私情を超えてとらえていた。「こういう人が日本人にいるのを誇りに思った」と87歳の鶴見さんは回想している▼そんな一文を、警視庁公安部長の記者会見に思い出した。時効を迎えた警察庁長官銃撃事件を「オウムの組織的テロ」と断定した。ならなぜ捕まえない、と誰でも思う。負け惜しみ、腹いせ、面子(メンツ)…。警察組織の私情を丸出しにした印象が強い ・・・続きを読むにはここをクリック


 本当に道徳的にも色んな意味でも荒廃した世の中ですから、見識、良識のある言動を見ると、キラリと光るのでしょうね。また以前にも書きましたが「誇り」「プライド」と「見栄」とは、似て全く非なるもの。世間一般的に人としての尊厳なんて言葉を軽々に使われていますが、ぶれない「軸」を持ちたいものですね。ぶれない正しい「軸」を持つことで、真の「誇り」が生まれてくるのだと思います。

 またコラムを読んで率直に感じたことは、軸のぶれた正義を振りかざすことは、毒になりますね[むかっ(怒り)]

 さてコラムかぶればかりもしていられませんので、ここらで医療ネタを二題。


脂質を燃やすホルモン、東大解明 運動せずに体質改善 共同通信 4/1 
 
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010033101000931.html
 脂肪細胞が分泌するホルモン「アディポネクチン」が、筋肉細胞で働いて糖や脂質の代謝を高めて体内での燃焼を進め、運動したのと同様の作用を果たすことを、東京大の門脇孝教授らのチームがマウスの実験で解明、1日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
 糖尿病やメタボリック症候群の人は、アディポネクチンが出にくくなることが知られている。人でもマウスと同じ作用があるとみられ、この仕組みを活性化する薬が開発できれば、薬を飲んだだけで運動をしたのと同様の体質改善効果が期待できそうだ。
 チームは数年後の臨床応用を目指して薬剤開発を進めている。門脇教授は「高齢やけが、足腰の病気などで思うように運動できない人で、糖尿病などの生活習慣病の治療に役立つだろう」と話している。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 これに便乗して、怪しげな健康食品やサプリメントが出回るんじゃないかな?って気がします[がく~(落胆した顔)]

 もう一品は膵臓の自己再生のお話。記事の通り、膵臓は再生しない臓器であるとの認識でしたが、再生することもあるとのこと。ただバックグラウンドに自己免疫性疾患であるという免疫異常があるということ、ステロイド投与後であるという二点において、特定疾患に限定し特異的なものであるとの感触は否めませんね。ただし再生への足がかりとなることは確かであり、今後の成果が期待されるところです。膵臓をさすってみたら再生修復するのかしら?と、ちょっとおバカなことを考えたりしておりました[あせあせ(飛び散る汗)]


膵臓に自己再生力、名大が解明 糖尿病治療に期待 共同通信 4/1
 
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010033101000705.html
 再生しない臓器と考えられてきた膵臓に自己再生力があることを名古屋大の洪繁助教らの研究チームが解明し、31日までに発表した。近く米医学誌に掲載される。洪氏は「さらに詳細なメカニズムを明らかにすれば、膵臓の機能障害による糖尿病治療などに役立つだろう」としている。
 自己免疫システムの関与が疑われ、中高年男性に多い「自己免疫性膵炎」の患者の組織検査で判明した。この膵炎はステロイド治療が一般的だが、詳細な病態や改善のメカニズムは不明だった。
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0331-471号 子宮頸がん:「予防の時代」 国際学会…「ワクチンの啓発」「効果的な検診」主に議論 [kensa-ML NEWS]


 今日は平成21年度の最終日。私にとって平成21年度は慌ただしく過ぎてしまいとにかく何か訳の分からないまま終わろうとしています[ふらふら] どのような一年であったかの評価については、平成22年度にその答えが出ると思います[パンチ]

 今日で職場を離れる方、職場を移る方、様々だと思います。別れと出会いのこの季節。職場を変わったとしても離れたとしても、ともに汗を流し、同じ釜の飯を食った仲間は永遠です。

 私の施設も3名の方が神戸を去られることとなりますが、最後に私が申し上げたのは、「神戸を去ったとしても縁は切れないから・・・」。去られる3名の方が、私との縁を切りたがっていたかどうかは別として[がく~(落胆した顔)]、同じ臨床検査部門、医療の世界で働く同士です。どうぞ今後ともよろしくお付き合いください。

 また直接お会いするなり、直接電話するなり、直接メール出来なかったりと、お世話になりながらご挨拶ご連絡が出来なかった皆様、本当に申し訳ございません。拙いメールではありますが、今後もメールニュースを継続してまいりますので、ご希望される方は私宛、メールをいただければ幸いです。


 かなり感傷的になってしまいましたが、話題を変えて、今日の社説ご紹介に移ります。

 私の施設でも毎年実習生を受け入れており、指導をさせていただく立場の人間として、また患者心理を考える上でも、「教育」というものは非常に重要なアイテムになります。数年前のゆとり教育から詰め込み教育への転換か?みたいなことも書かれておりますが、丸暗記など詰め込む必要があるもの、国語力など読み取り判断する力を養うべきもの、などにより指導方法を変えなければならないことは当たり前。一番大切なことは、指導を受ける側が「理解」しなければならないということだと思います。医療の世界でも、IC(インフォームドコンセント)、すなわち、患者さんに説明をし、同意をしてもらうことなのですが、よく、欠けているんじゃないの?と感じることは、患者さんの「理解」という部分。説明責任を果たすには、教育責任を果たすには、「理解」というものが不可欠だと常々思うのですが・・・


新教科書検定 充実した内容をどう生かすか(3月31日付・読売社説)
 
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100330-OYT1T01202.htm
 教科書の内容は、これまでよりはるかに充実する。あとは子どもが消化不良を起こさないよう、しっかり身に着けさせることが課題となろう。
 文部科学省が、来春から小学校で使う新しい教科書の検定を終え、結果を公表した。
 学ぶ内容を大幅に増やした新学習指導要領に基づくもので、教科書のページ数は、学習内容を大きく減らした2000年度検定時の教科書よりも、平均で4割以上増えた。「ゆとり教育」からの転換が鮮明になっている。
 国際的な学力調査で日本の子どもの学力低下が示され、ゆとり教育の弊害が明らかな以上、学習する量を増やすのは当然だろう。
 厚くなる教科書の中でも、算数と理科が顕著だ。いずれも7割近くページ数が増えている。
 算数では、現行の指導要領で削除されていた「台形の面積の求め方」が、5年生で復活した。
 農産物の収穫量のデータを読み取る問題、米国の自由の女神の高さや、ロシアのバイカル湖の面積を求めさせる問題など、社会科と連動した要素も入っている。
 理科では、サッカー選手の連続写真を使って体の動く仕組みを学ばせようとする内容もある。
 日常生活に関連づけ、子どもが興味を持てるような工夫を凝らしている点は評価できよう。
 各教科に共通するのは、習った内容を定着させるため、繰り返し学習させる手法が数多く取り入れられていることだ。
 教科書の冒頭に、下の学年で学んだ内容を要約しておいたり、単元ごとの練習問題を増やしたりする例が目立っている。
 問題は、こういった教科書を教員がどう使いこなすかである。・・・続きを読むにはここをクリック


 今朝の記事にこのようなものがありました。


ビッグバン:直後、数百兆度の宇宙再現 毎日新聞社 3/31
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100331ddm003040123000c.html
 欧州合同原子核研究所(CERN)は30日、スイスとフランスにまたがる大型粒子加速器「LHC」で宇宙誕生(ビッグバン)から1兆分の1秒後の数百兆度の状態を再現した。陽子同士を衝突させ、7兆電子ボルトという世界最高エネルギーを出すことで達成した。衝突後に生じた粒子を検出することで、質量の起源とされる「ヒッグス粒子」などノーベル賞級の発見につながるという。・・・続きを読むにはここをクリック
 

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0330-470号 午後10時までは医師が対応 地域医療加算で厚労省 [kensa-ML NEWS]


 いよいよ明日で平成21年度も終わり、明後日からは新しい年度を迎えます[ぴかぴか(新しい)] 年度替わりの時期は出会いと別れの季節でもあります。例年のことながら、非常に物悲しいというか、淋しい気分になる[もうやだ~(悲しい顔)]とともに、自身に課せられた重責を肩に感じながら、気の引き締まる思いがします[ふらふら] 年々その感覚は強まる一方です。


 私の施設は検査技師が総勢13名と小~中規模なのですが、今回の人事異動で3名が入れ替わりとなることになり、転出される方に対しては非常に淋しい思いがいっぱいであるとともに着任先での心配をしてみたり、転入される方に対しては迎える立場として着任後の心配をしてみたりと、かなり複雑な感情が入り乱れています。やはりこれで本当に良かったのか?と責任感じますもの・・・おそらくこの先ずっと気にかかることでしょうね[ふらふら]


 さて春の高校野球の熱戦に一喜一憂しているところですが、複雑な気持ちでこの記事を読んでいました。子供は親のおもちゃじゃないですけど、子供に対する思いはどの親でも似たり寄ったりなものでしょうが、度が過ぎると悪影響を生じます。何でも「ほどほど」がよろしいようで・・・


香山リカのココロの万華鏡:のめり込む母親たち /東京 毎日新聞社 3/30
 
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100330ddlk13070279000c.html
 冬季オリンピックに高校野球、若い世代が活躍するスポーツイベントが続く。子どもを持つ親の中には、「よし、わが子もスポーツクラブに入れてみようか」と一念発起する人もいるのではないだろうか。
 もちろん、子ども時代から活発にからだを動かすことが悪いはずはないし、本人が望めばより本格的にスポーツの道へ、というのもよい。しかし、ちょっとだけ注意も必要だ。
 「子どもに無理をさせてはいけない、ということだろう。そんなの、わかってるよ」と言う人もいるかもしれないが、そうではない。私が言いたいのは、子どもより、親ののめり込みに注意、ということなのだ。
 子どもを持つ母親がうつ病になる場合、そのひきがねになるストレスが、「子どものスポーツクラブ」であることが少なくない。息子をサッカーチームに入れたが、送り迎えやさまざまな役割がたいへん、わが子の成績を競い合う親の争いで疲れた、子どもの成績が伸びないのは親の努力不足のせいではないか、などなど。
 楽しみと健康のために入ったスポーツなのだから、そんなに無理しなくてもいいのではないか、と思うのだが、いざ始めてみるとそうもいかないらしい。特に、少しでもわが子に才能がありそう、となると、家族総出でその子中心の生活を送らなければならなくなる。きょうだいがいる場合は、応援しながらも寂しい思いを味わったりもする。それがまた母親の新たなストレスにもなるのだ。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 私自身、息子の所属する野球クラブチームのコーチもしていますので、親の想いも、周りの想いも非常に理解できます。母親のみならず父親も一生懸命に取り組まれている方も多数であることは事実。親の悩みと同時に指導者としての悩みも常につきものであることも事実。幸い?うちの息子は、才能あふれ体格あふれ、というタイプでないので「まぁしゃあないなぁ・・・」って諦めもつきますけど、そうでない場合は悩みは大きいものがあるでしょうね。一生懸命になればなるほど「お気楽」になんてなれません・・・「香山さん、簡単に言い切りすぎ!」と率直に言って思ってしまいました。親の想いってそんなに浅くないですよ[ふらふら]


 さて夜も更けてまいりました。前置きはこのくらいにして今日のメインニュースのご紹介に移ります。

 再診料対策とも思える?地域医療貢献加算ですが、非常にファジーな裁定ですね。医師の負担軽減策も必要だとは思いますが、綺麗ごと言うと、地域の患者のために地域医療貢献加算ってあるんでしょう?本末転倒な気がします。もっとも、これまでの時間外対応に泣かされてきた多くの患者さんにとって、話を聞いてもらえる可能性が出てきただけでも有難い話かもしれません。しかし留守番対応や救急医療機関への紹介テロップを流すというのは、どうかと思いますが・・・[がく~(落胆した顔)]


【共同通信社ニュース 2010/03/30】
 午後10時までは医師が対応 地域医療加算で厚労省
 
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010032901001018.html
=================================================
 厚生労働省は29日、2010年度診療報酬改定で新設された、患者の電話相談に応じる診療所(開業医)向け報酬「地域医療貢献加算」(30円)について、午後10時までは基本的に医師が対応するが、深夜や早朝は看護職員らの対応でも可能とのQ&Aを公表した。
 厚労省は「24時間態勢で、原則として常に電話に応じる」ことを原則としてきたが、開業医側から「要件が厳しすぎる」との批判が高まったことを受けて緩和した形だ。同日、都道府県あてに文書を送付した。
 厚労省によると、午前8時から午後10時までは基本的に医師が対応。留守番電話で応答した場合も速やかに電話をかけ返すことを求めている。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

【CBニュース 2010/03/29】
 地域貢献加算、留守電による対応も可―厚労省が解釈
 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/26982.html
=================================================
 4月1日に実施する診療報酬改定に関し、厚生労働省は3月29日付で、診療報酬点数の算定方法をQ&A形式でまとめた「疑義解釈資料その1」を地方厚生局などに事務連絡した。診療所の再診料への加算として新設する「地域医療貢献加算」
(3点)を算定する診療所が、患者からの電話問い合わせに対応する時間帯については、準夜帯がコアになると思われるとする一方、原則として24時間連絡が取れる体制の整備を求めている。事務連絡や厚労省の担当者によると、電話による問い合わせには原則として自院で対応するが、実際の対応は留守番電話などによるものも認められる。
 深夜や休日など不在時の問い合わせに留守番電話などで応答した場合、日中や準夜帯の問い合わせには速やかにコールバックする。一方、深夜や休日には、留守番電話などで地域の救急医療機関の連絡先を案内するなどの配慮を求めている。
 また、問い合わせへの対応では、患者の同意を得た上でできるだけ速やかに応答することを条件に、携帯メールなどの併用も認めるという。
 患者への対応は、「やむを得ない事情」があれば2、3の医療機関の連携によるものも可能だが、その場合は、連携医療機関の連絡先を患者や関係者に事前に伝えておくよう求めている。「やむを得ない事情」の具体的な中身について厚労省
の担当者は、「学会への参加など、いろいろな事情が想定できる」と話している。
 地域医療貢献加算と同じく診療所の再診料に対する加算として新設する「明細書発行体制等加算」(1点)については、明細書が不要だと申し出た患者に対しても算定が認められるという。
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0329-469号 心臓の弁を体内で再生 拒絶反応起きぬ自己移植に道 [kensa-ML NEWS]


 平成21年度はあと残すところ僅かとなりました[ふらふら] とにかく皆さんお忙しいことと思います。桜前線もようやく我々のところにもやってきた今日この頃、如何お過ごしでしょうか?

 私のほうも今月は様々なトラブルに見舞われ、各種プラニングや研究報告文書の作成、来年度の準備等々に追われており、直接ご連絡、ご挨拶をしたい方が大勢おられるのですが、全く出来ていない状況となっています[もうやだ~(悲しい顔)] この場をお借りしてお詫び申し上げますとともに、新年度を迎えても、今年度以上に宜しくお付き合いいただきたいと思います。


 さて早速ですが、今朝の読売新聞社コラムから。

3月29日付 編集手帳 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20100328-OYT1T00853.htm
 著書『菊と刀』で「日本人は罪の重大さよりも恥の重大さに重きを置く」と指摘したのは、米人類学者のR・ベネディクト夫人だった。世間の目を気にして自らの振る舞いを正す「恥の文化」であり、善悪や神への罪悪感を行動規範とする欧米型の「罪の文化」とは異質だと説いた◆その「恥の文化」につながるものが、日本から消えつつある。そう思わせる光景が巷(ちまた)にあふれるようになった。電車の優先席に座って携帯電話のボタンを押し続ける若者。化粧に余念がない女性……。人が羞(しゅう)恥(ち)心を失うのは、どうやら年齢を重ねた結果だけではないらしい◆今頃そんな時代の変化に気づくのは、蛍光灯だと言われるかも知れない。そんなぼんやりした頭で自分に問いかける。キリスト教圏やイスラム教圏と異なり、絶対神を欠くこの国で、「世間体」に代わる新たな物差しが生まれるのだろうか・・・続きを読むにはここをクリック


 大変感慨深い思いでコラムを読んでおりました。私が仕事をさせていただいているのも、多くの団塊世代の方々に色々なことを教えていただいたり、助けていただいたりしたおかげです。勿論、私自身の歯に衣着せぬ物言いであったり、性格的に曲がったことや裏切るということが大嫌いなので、色々とご迷惑をかけたりしたのも、この年代の方々が非常に多いような気がします。逆に反面教師が多かったのも事実であり、本当に色々と学ぶことが多かったと思います。

 いつの頃からか「駄目なものは駄目!」とストレートに言えないような時代になっていますが、軸が正しいにせよ、正しくないにせよ、自分の軸にこだわりを持っておられたのが、団塊の世代を含め、それ以前の方々の特徴であったような気もします。とにかく現代人?(団塊の世代以前の方々が古代人と言っているのではありませんので、念のため)は「人に嫌われる」ということを怖がりすぎるというか、迎合しすぎるというか、避けて通る傾向が強すぎますね。私はこういうの、大っ嫌いです。

 コラムの中にも書いているように、日本は「恥の文化」、欧米型は「罪の文化」と書かれてはいますが「あのおっちゃんが怒るから駄目!」とか人のせいにする「恥の文化」では少なくともなかったはず。「恥の文化」「罪の文化」ではなく、集団の価値観を重んじるのか、個人の価値観を重んじるのか、の違いのような気がしてなりません。最近では「個人主義」なる文化もどきが横行していますが、こんなもんは文化ではなく、単なる「身勝手」「利己主義」だと私は思います。隣人を思いやる日本古来の美学はどこに消えたのでしょうね???

 温故知新と良く言いますが、良い文化は継続し、悪しき習慣は変えていく、そんな世の中になればよいなぁと痛感する今日この頃です。古きを知るということは、比較対象物を作ることで、自身の引き出しを増加させる素晴らしい手段だと私は思います。


 さて先週配信された、チーム医療やリハビリに関する記事二題のご紹介です。いずれも提供は、Japan Medicine 3/26から。


坂本委員 看護師の業務拡大の発展は不可欠 http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/3/26/118041/
 日本看護協会の坂本すが副会長は19日の「チーム医療の推進に関する検討会」後に記者団の質問に答え、「特定看護師が試行ながら前進できることは画期的なことだ」と語り、将来の日本型NPへの第一歩とした。さらに、同副会長は、特定看護師が看護師の上という考え方はしないとし、「看護職の業務拡大は発展させてもらいたい」と強調。また、日看協の認定看護師・専門看護師の認定制度を直ちにやめる考えはないとした。今後の特定看護師の制度化や第三者機関の設置などの推移を踏まえて、機関決定していくべき問題とした。
 一方、会議後、厚生労働省医政局医事課は、2010年度早期に検討会の後継組織を設置し、特定看護師の要件や実施できる医行為などの検討に入る方針を示した。また、特定看護師を認定する第三者機関の設置準備も進める。モデル事業については、ナースプラクティショナー養成課程などを設けている大学で実施する可能性などを示した。
リハビリ職種等の喀痰等吸引実施で通知へ 訪問リハステ創設へ福音
 厚生労働省は23日、「チーム医療の推進に関する検討会」で、リハビリテーション関係職種と臨床工学技士について喀痰等の吸引を認める方向で報告書がまとめられたことを受け、その具体化に向け、可及的速やかに通知を発出する方針を示した。
 理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)については、09年度介護報酬改定で、訪問看護ステーションに勤務するPT、OT、STが、一定の要件を満たせば、事業所長に就任できる道が開かれた。また、2年後の介護報酬改定・診療報酬改定に向けて日本リハビリテーション病院・施設協会などリハ関連団体では、単独型の訪問リハビリステーションの創設を目指している。そこで、PT、OT、STが在宅患者の喀痰等の吸引ができるよう法的整備が求められていた。
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0326-468号 RSウイルス:乳幼児、注意 かぜ症状、持病あると重症化/例年より遅く現在も流行中 [kensa-ML NEWS]


 今日は眩しいばかりの日差し[ぴかぴか(新しい)]が差し込んでいますが、冷たく非常に強い風[ダッシュ(走り出すさま)]が吹いている神戸です。通勤風景を見ていると花粉症なのか、黄砂対策なのかは分かりませんが、マスク着用している方を多く見受けますが、咳をしている子供も結構な数で、今日のメインニュースにも掲載しましたRSウィルス感染症も含まれるのかな?ってな感じを受けました。この話は最後にしまして・・・まずは古代人のお話から・・・[わーい(嬉しい顔)]


余録:ホモ・サピエンスの孤独 毎日新聞コラム 3/26 http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/
 ケニアで見つかった170万年前の古人類ホモ・エレクトスの骨は、病気で歩けなくなってから数カ月は生きていたことがうかがえた。肉食獣のいるサバンナでだ。仲間が守って介護していたとしか考えられない
▲ほんの2万何千年か前まで生存したネアンデルタール人では右腕と左目が生まれつき不自由で40歳くらいまで生きた個体の骨が見つかっている。ネアンデルタール人には体の不自由な仲間をいたわり、世話をするのが普通だったらしい(河合信和著「人類進化99の謎」文春新書)
▲われら現生人類以外の古人類も病人や老人をいたわり、世話をした証拠がいくつか見つかっている。そう聞けば同じ「人類」としての共感がわき、その苦難や運命が頭をよぎる。だが古人類はすべて約1万2000年前のホモ・フロレシエンシス絶滅を最後に地上から姿を消した
▲そんな古人類の一種がロシア・シベリア南部で3万~4万8000年前に生存していたことが分かった。洞穴から出土した小指の骨が、DNA分析によって現生人類の祖先と約100万年前に枝分かれした未知の人類のものと判明したのだ 
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 引き続いてデニソワ人の話題へと・・・


デニソワ人:4万年前「未知の人類」、ロシア南部に存在--独チーム分析
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100326ddm012040090000c.html
 約4万年前にロシア南部で未知の人類が暮らしていた可能性の高いことが、独マックスプランク研究所などの分析で分かった。発見された地名からデニソワ人と命名された。約104万年前に現生人類やネアンデルタール人と共通の祖先から枝分かれし、独自に進化したらしい。25日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
 研究チームは、ロシア南部のアルタイ山脈にあるデニソワ洞穴で見つかった指の骨片を分析した。細胞内の小器官「ミトコンドリア」からDNAを取り出し、塩基配列を特定、現生人類やネアンデルタール人、チンパンジーなどと比較した。その結果、骨片は約104万年前に現生人類やネアンデルタール人と共通の祖先から枝分かれした新しい人類のものと結論づけた。骨片が出土した地層の年代が4万8000~3万年前だったことから、4万年前まで存在していたことも判明した。
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 太古の昔、人類は共存、共栄していたのですね。もちろん、人類が共通の敵を有していたために助け合わなければならない状況であったと推察されるのですが、弱者を守るという事が当たり前のように行われていた場面が想像できます。


 このような記事を目にした後に、以下のような記事を読みました。何やら物悲しいというか、たまらないような感覚に襲われました。人と人との関係がますます希薄になってゆく昨今、本当に「お節介焼き」という言葉も死語になりつつあるのでしょうか?人と真剣に対面するということがどういうことなのか、私自身もう一度考えてみたくなりました。私の別のブログにも以前このようなことを書いたことを思い出しました。http://gams-bar.blog.so-net.ne.jp/2009-12-01


孤独死ゼロを目指して…地域や友人、絆を作ろう 読売新聞社 3/26
 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=22575
「孤独死ゼロを目指します」
 千葉県松戸市にある常盤平団地自治会長の中沢卓実さん(76)から久しぶりに連絡をもらった。
 孤独死とは、看(み)取る人もなく一人きりで死ぬこと。広辞苑にも、2008年発行の第6版から、社会に定着した言葉として紹介されている。
 9年前、団地に住む独居の男性が白骨死体で発見された。中沢さんらは、新聞販売店や鍵の業者らの協力も得て、独り暮らしの住民らの見守り活動を始めた。団地にある商店街の一角に、誰もが立ち寄って茶飲み話ができるサロンも開いた。
先駆的な取り組みに、全国から講演の依頼が相次いだ。
 そこで今回、これまで築いてきたノウハウを広く社会に伝えようと、孤独死ゼロを目指すNPO法人を作ろうと考えた。来月18日に、同市内で設立の集いを開く。
 中沢さんによれば、孤独死する人には「ないないづくし」が目立つ。身内があっても連絡がない、友達がいない、隣近所と仲良くないなど。血縁や地縁、会社との間に結ばれていた社縁など数々の絆(きずな)が失われた結果の死。「これをいかに『あるあるづくし』に変えていけるかが課題」と力をこめる。
 話を聞くうちに、今年1月にNHKが放映したドキュメンタリー番組「無縁社会~“無縁死”3万2千人の衝撃~」を思い出した。NHKの調べでは、誰にも知られずに亡くなるなどして引き取り手のなかった遺体の数は年間3万2000に上る。番組では「無縁死」と名づけ、絆が弱まった無縁社会の到来に警鐘を鳴らしている。
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 さて感傷的になっていても仕方ありませんので、メインニュースのご紹介です。

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0325-467号 米医療保険改革法が成立 オバマ大統領が署名 [kensa-ML NEWS]


 今日も冷たい[雨]がしとしとと降っている大阪、神戸ですが、皆さんのところでは如何でしょうか? 一昨日膨らみかけた桜の蕾も気のせいか少しばかり固くなったような気がします[バッド(下向き矢印)]

 先ほどソネットより2月のブログレポートなるものが届きました。このブログを開設してちょうど5年の節目を迎えました。このところ、配信、更新ともマメにしていますので、マメ度5(あなたのマメさは天下逸品です!)、フレンドリー度5(あなたのフレンドリー度は最上級です!)とのお墨付き?を貰いました。2月の私のブログへの訪問者は12114名、ページビューは54412、健康カテゴリー別では本日12時現在で10位(1995ブログ中)といった状況です。

 昨日、ソネットテクニカルサポート担当者と言い合いをしてもめたところですので、あまり嬉しくもありませんが・・・消費者というか、10年以上浮気もせずに支持してきたユーザーを軽視した態度にはやるせないものを感じてしまいます。ソネットの「識」「格」も落ちたものですね。切り替えの手間などを考えると、今更プロバイダーを変更できないし・・・

 家内には、「悪いことが重なるときは、悪いことが頭の上を通過するように、自分が悪くなくとも、頭を下げて・・・
と慰められていますが・・・真っ直ぐな性格なもので・・・[ふらふら]


 気を取り直して本日の社説から。今日は東京新聞社説のご紹介。

グーグル撤退 開放中国に大きな損失 東京新聞社 3/25
 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2010032502000074.html
 米国の大手検索サイト「グーグル」が中国当局の求める自主検閲を拒み撤退を決めた。最大の成長市場を失ったグーグル以上に、開放的でバランスの取れた発展を目指す中国が被る損害は大きい。
 中国本土でインターネットに接続しても、民主化運動を軍が鎮圧した一九八九年の天安門事件やチベット問題など当局に都合の悪い情報の検索はできない。
 これは政府が「金の盾」と呼ばれる技術で特定情報を排除している上、海外から進出したグーグルなど検索サイトにも自主検閲を強いてきたためだ。
 しかし、グーグルは二十二日に発表した声明で、多数の人権活動家のメールが何者かに閲覧されるなど、中国のインターネットで言論の自由が侵されていることを理由に、検索サービスを停止することを明らかにした。
 これに対し、中国政府はグーグルが進出当時の「書面による約束」に背き、ハッカー攻撃を中国のせいにしていることを「完全な間違い」とし「商業問題を政治化している」と反論した。
 グーグルは今年一月に自主検閲の返上を宣言し、中国政府と交渉を重ねてきた。しかし「自主検閲は交渉の余地のない法的義務」(グーグル声明)とする中国側と折り合いが付かず撤退に至った。
 グーグルにとって中国市場の利益は全体の約2%にすぎないが、四億人近いインターネットユーザーがさらに増える市場を失った痛手は大きく株価も下落した。
 三十年余にわたる改革・開放が転換点を迎えた中国にも損失は大きい。急速な経済成長は極端な格差を広げた。パイの拡大より、その分配が問題になっている。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 あんまり抑圧しすぎるとろくでもない結果を生み出す良い例なんじゃないですかね?[バッド(下向き矢印)] 数年前ですか、私のところにも何を間違ったのか、とち狂ったのか、ウィルスの大量攻撃がありました。ほとんどの発信源が中国から・・・中国在住複数の友人からはとにかく政府に関係するニュースはもとより、メールに至るものまで、かなりの制限を受けたとの話を帰国後伺っていました。今後抑圧されたエネルギーがどこにぶつけられるのか、非常に恐ろしい気がします[がく~(落胆した顔)]


 さて本日のメインニュースに移ります。

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0324-466号 安心・安全ナビ:黄砂が飛来する季節。洗濯物が汚れる以外に影響は [kensa-ML NEWS]


 今日は年度末の本当に大変な時でしたが、家内にどうしても外せない事情があり、骨折した息子の手術立会いのため、お休みをいただいておりました。この場をお借りして、というのも変ですが、ご迷惑ならびにご心配をおかけしました皆さん、申し訳ありませんでした。しかし本当に長・・・い一日でした[バッド(下向き矢印)]

 手術室に入る息子の顔は不安満開でしたが、幸い、切開、ボルト固定という最悪の展開はなく、ピン二本固定で済みました。ま、リハビリを含めて二~三カ月かかりそうですが、まだまだ小学生最後のシーズンは始まったところ。彼の今後更なる健闘を祈っています[ぴかぴか(新しい)]・・・でも今晩は患部が疼いて寝れそうにない模様。長い夜になりそうです[がく~(落胆した顔)]

 そういった事情で今日は軽めのネタ振りでごめんなさい。

 私自身も病院勤務ですが、今日病院で息子の付き添いをしてみて患者の立場から改めて医療従事者を観察していると、医療従事者の言動が患者に与える影響の大きさというか、何と言ったら良いのでしょうね、不安軽減?痛みの軽減?そのようなものを再認識した一日でした[ふらふら]


[病院で笑顔](1)患者さんがかわいそう 読売新聞社 3/23
 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=22434
 大学教授で医師、かつ笑いの研究家でもある。といっても漫才が好きなわけではない。高柳和江さん(年齢は秘密)には、日本の病院が砂漠のように見えるからだ。患者さんの顔が暗い、元気がない。病気だから仕方ないのだが、もう少し明るさがないと、治る病気も治らないと考えている。
 「病院を笑顔で包もう」。そんな考えが浮かんだのは1987年、小児外科医として働いたクウェートから帰国した時だ。久々に足を踏み入れた日本の病院の雰囲気がそう思わせた。
 クウェートの病院では、インド系の医師などが白衣を着ずにサリーや明るい色の服を身に着け、患者にニッコリと笑いかけていた。最初は元気のない子供たちも、医師にほほ笑まれると自然と笑顔になり、目をキラキラさせてご飯をいっぱい食べた。深刻な病気の子供も多かったが、みんな治ると信じていた。
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[病院で笑顔](2)「しみたら、しみません」 読売新聞 3/24
 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=22481
 患者の気持ちを明るくし、安心感を与える笑い。大学教授で小児外科医の高柳和江さんは、いつもにこにこしていた。
 1990年代初めまで勤務した千葉の病院では、外来や回診のとき、いくら疲れていても暗い顔を患者に見せることはなかった。「先生、笑い過ぎですよ」。看護師に真顔で注意されることもあったが、「楽しい方がいいに決まってる」と自分に言い聞かせた。
 医療界に笑顔の輪を広げようと、「癒しの環境研究会」を設立したのは94年。日本医科大学眼科の志和利彦・診療教授(56)も、賛同して会に参加した一人だ。志和さんは腹部の腫瘍(しゅよう)を切除する手術を受けた経験があった。病気への不安でずいぶん落ち込んだが、そのときに救ってくれたのが「笑い」だった。
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 笑顔があふれる場所は居心地の良いものですね。本日、ソネットのインフォデスクからかなり嫌な対応をされ[もうやだ~(悲しい顔)]、気分がさらに滅入っておりましたが[バッド(下向き矢印)] 「笑顔」を忘れず、明日からまた頑張ろうかと思い直しているところです。


 さて本日のニュースに移ります。

 この間の休日は、黄砂が飛び交う?非常に劣悪な環境でした。野球のため早朝集合だったのですが、今朝はこれだけ霧が出ているから今日は晴れだよねーなんて話をしていたのですが、実は「黄砂」。

 記事にもありますように黄砂による花粉症などのアレルギー悪化は従来から言われていることですが、その対策の一番は「マスク」着用。

 新型インフルエンザは終息状況にあるとも言われていますが、まだまだ安心はしていられない状況。一年中マスクを着用しなければならないような時代になるのでしょうか?

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0323-465号 中年期の体重増減にご用心 5キロ以上、高い死亡リスク [kensa-ML NEWS]

 日中はかなり暖かくなってまいりました。が、朝晩はまだまだ冷え込んでいますので、風邪をひいた方を多数お見受けします[ふらふら] ただいまの季節、花粉症なのか、どうなのか良く分かりませんが・・・[ふらふら]

 この時期何かと慌ただしいですが、本メールニュースを配信させて頂いている方で、送信先等の変更があればご連絡をいただければ幸いです。またメールニュースを新規に配信してもらいたいとのご希望される方がおられれば、私宛、所属施設名ならびにご氏名を添えてご連絡をいただければ幸いです。 宛先: gamdango@csc.jp


 今月は厄月・・・と先月お伝えしたばかりなのですが、二度あることは三度ある・・・とは良く言ったもので、三度目がやってきてしまいました[もうやだ~(悲しい顔)]

 昨日のことなのですが、少年野球[野球]の試合前ノックの最中に、うちの息子が打球を右手に当ててしまい、関節の変形、腫れ、痛みがあったので救急病院に連れて行ったところ、見事に「骨折」[バッド(下向き矢印)]・・・小学生最後のシーズン開始時に痛い負傷でした。昨日は整形外科医師が居なかったため固定のみで、本日本格的な整復処置を施してもらう予定でしたが、関節の近くなのでピンで固定する手術が必要とのことで明日手術実施・・・との連絡がありました[あせあせ(飛び散る汗)]・・・幸いと言うか、私の身勝手な思いで息子には悪いのですが[ふらふら]、私がノックをしていた時に発生した事故でしたから、他の子でなくて他のコーチでなくて良かった[あせあせ(飛び散る汗)]・・・と正直思ってしまいました。

 しかし今月は本当に不運としか言い様の無いことばかりが発生します。追い打ちをかける様に昨晩修理工場担当者から、自家用車の損傷状態がかなりひどく、完全に復元は困難との連絡[もうやだ~(悲しい顔)]・・・

 仕事のことを考えれば、あんまり早く過ぎてしまうのは困るのですが、早く四月にならないかなぁ・・・と痛切に思う、今日この頃[もうやだ~(悲しい顔)]


 さて話題をがらりと変えて、今朝の記事で興味を惹いたもの。

余録:宇宙をめざすワケ 毎日新聞コラム
 
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/index.html?link_id=OE001
 米国のアンナ・フィッシャーさんがスペースシャトルに搭乗したのは84年のことだ。すでに複数の女性が飛んだ後だが、ひとつ「初めて」があった。子どもを持つ母親だったことだ。「ママは宇宙に」。そんな見出しが新聞に躍ったのを思い出す
▲それから四半世紀。日本人宇宙飛行士の山崎直子さんが次のシャトル搭乗に向けスタンバイしている。「初物」好きのメディアからみると、宇宙に飛び立つ日本人の母親は初めて、ということになる
▲だが、世界的に見ると宇宙に行った母親はもうめずらしくない。05年に野口聡一さんが搭乗したシャトルの船長アイリーン・コリンズさんも母親だった。「ママさん宇宙飛行士」などという言葉が気恥ずかしい時代だ
▲宇宙に男も女もなくなった一方で、有人宇宙開発にはかげりもみえる。シャトルはあと4回の飛行で引退。山崎さんは日本人最後の搭乗者となる。月や火星探査をめざす米国の「コンステレーション計画」も、オバマ大統領が中止を打ち出した。世界的不況にもはばまれ、先行きがよく見えない
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 人類というか、人間の征服欲を満たすためだけのものであれば、全く意味の無い宇宙開発というか開拓。まずは足元をしっかり固めることが先決だと思います。今世界で行われている人類同士の醜い争いは将来の子供たちに良いものを残すはずがないですね。まさに悪循環[どんっ(衝撃)]

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0319-464号 精子成長細胞が“若返り” マウス実験で新機構解明 [kensa-ML NEWS]

 今日の大阪・神戸は朝から良いお天気[晴れ] しかし昨日より気温が低いためなのかどうなのかは分かりませんが、非常に緊張感のある通勤でした。家内には、病院に着くなり 「今無事に着きました」 メール・・・変なの[ふらふら]

 昨日の件で、多数の方から「お見舞い」をいただき、非常に恐縮しています。私自身、大阪人ですから、何でも「ネタ」にしてしまう、何に対しても「オチ」をつけたがる悪い癖があります。このブログもそう!全然異なる話をくっつけて、落とし所をどうしたろかぁ[ひらめき]・・・みたいなことばかり書いている最中に考えていますから・・・今日のネタはとっても難しいです・・・[ふらふら]


 さて今日はまず気になったコラムから導入させていただきますね。どのようにお話を組み立てていくかは成り行き次第の風任せ・・・[モバQ]


【産経抄】3月19日 http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100319/trd1003190330000-n1.htm
 「昔は乱獲しておきながら、今になってかわいそうだなんて、アメリカはよくいいますね…何代も続いてきた、捕鯨の伝統に終止符が打たれるとしたら、継いでいくはずだった私たちは、何をすればいいのでしょう」。
▼「鯨の町」、和歌山県太地(たいじ)町に住む中学2年の少女の作文だ。少女の父親は、鯨にモリを打ち込む砲手を務めている。しかし、南極海でミンク鯨を追う仕事は、米国の圧力によってまもなくなくなってしまう。
▼昭和61年から翌年にかけて、南極海での最後の商業捕鯨が行われた。その様子と留守家族の姿を記録した、テレビ番組を見る機会があった。たまたま録画していた読者が、送ってくれたものだ。番組は、少女の父親が商業捕鯨の再開に向けて、後継者の育成を決意する場面で終わる。
▼残念ながら20年以上たっても、見通しはたたない。それどころか、シー・シェパードと名乗る無法グループが、南極海で調査捕鯨を続ける日本の船団に、破壊活動を続けている。メンバーの一人は、船に勝手に乗り込んで、日本にまでやって来た。
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 何故アメリカの方や諸外国の方は自分の足元を見ずに批判ばかりするのでしょうね[むかっ(怒り)][exclamation&question] 自分たちが正義と確信することほど危険なことはありません。「正義の鉄拳」なんて言ってほしくないですね。単なるテロリスト、そのものです。高度な知能を持つ生物は食べることが出来ないとか言うのであれば、ご批判される諸外国の方は全てベジタリアン(最近あまり聞きませんね、懐かしい響き)なのでしょうか?イルカやクジラは駄目で牛さんや豚さん、羊さんは大丈夫!養殖ものは良いんでしょうか?つじつまが全く合わず理解に苦しみます。世間の常識は時代とともに変わりゆくので伝統的なものは駄目?それこそ暴論というか身勝手極まりない傲慢・野蛮という名がふさわしい論理です。

 ま、昔の認識が全て正しいとは思えず、医療の世界においては昔の常識が覆されること、しょっちゅうです。私が中学や高校などクラブ活動に明け暮れていたころ、成長痛だと片付けられていたことがいまではしっかり病気になっている。シーバーだとか、オスグッド?我々の成長期には聞いたこともありませんでした。

 「寝たら治るってー・・・我慢我慢」⇒この言葉は良く聞きました[もうやだ~(悲しい顔)]


余録:かかとが痛い http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/
 両足のかかとが痛くて歩くのがつらい。整形外科を受診したら、あちこちX線写真を撮られて不安になったが、診察室に戻るとお医者さんが明るい声で「湿布薬出しときますね」。とくに深刻な病気ではないらしい
▲少し拍子抜けしたが、かかとの骨の一部がとがって痛みを生むのだという。骨棘(こっきょく)というのか加齢や肥満も原因らしい。確かに、まじまじとX線写真を見ると、白くとがった部分がある。野放図な中年太りを支えてきた足の骨が「いいかげんにしろ」とむき出した牙のようにも思えてくる
▲陶芸家の河井寛次郎は「二つならべて 足のうらにも 月を見させる/ 背中にも 月を見させて帰る」という章句を残した(「火の誓い」講談社)。日ごろ目立たぬ足裏や背中の恩を忘れるなということだろう。妻のあかぎれだらけの足に手を合わせる気持ちが大切と説く法話もある▲足裏が大事なことはわかったが、今さら感謝しても痛みは消えない。きっと同病の人は多いのだろう。医者は「靴の中敷きなどの工夫を」と気軽に言うが、痛みを和らげるのは難しく、痛みをこらえて真っすぐ歩くのも大変だ
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 なるほど・・・成長過程、老化過程に病気あり・・・ということでしょうか。でも成長過程の方には「良く食べて良く寝て」なんて言いますが、老化過程の方にとっては「良く食べて良く寝て」は寿命を縮める悪魔の囁きなのでしょう。


寝不足でも、寝過ぎでも、内臓脂肪たまる傾向 米の研究 朝日新聞
 
http://www.asahi.com/health/news/TKY201003180128.html
【ワシントン=勝田敏彦】寝不足の人も寝過ぎの人も、肥満になったり、内臓脂肪が蓄積したりする。そんな傾向が、米ウェークフォレスト大などの研究で示された。生活習慣病につながる内臓脂肪の蓄積は、食生活の影響が大きいと思われているが、睡眠の影響も無視できないようだ。「暁を覚えず」の季節。お寝坊もほどほどに……。
 専門誌「スリープ」3月号の論文によると、18~81歳のアフリカ系アメリカ人とヒスパニックの男女計1107人に睡眠時間を尋ね、脂肪の蓄積をCT(コンピューター断層撮影)で調べた。その結果、夜の睡眠時間が5時間より短い人は、肥満がちで内臓脂肪の蓄積も明らかに多かった。8時間以上の人も、程度は低いものの同様の傾向があった。これらは40歳未満の人に見られた特徴だった。
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 もっともらしく書いていますが、このようなことはちょっと考えたら当たり前ですよね。「食っちゃ寝」が肥満の原因になることは当然の認識でしょうが、覚醒している時間が長ければ長いほど、空腹感を覚えるのは当然至極。睡眠短い人はそれなりに食事回数も多くなりカロリー摂取量が多いということでしょうね。老化過程真っただ中の自分を振り返ればよく理解できます。

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0318-463号 生体肝移植:肝臓提供、リスク低減 自治医大、京大が新手術法開発 [kensa-ML NEWS]

 厄月というものがあるとすれば、まさに今月は私にとって厄月・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

 今朝、ちょっと早めに出勤して仕事しよかぁ・・・気分転換も兼ねて[ぴかぴか(新しい)]・・・と思い、車出勤にしたのですが、見事に交通事故[がく~(落胆した顔)]・・・世間一般で言う「おかま」に遭ってしまいました・・・[ふらふら] 幸い大事故には至らず、私も先方も大きな怪我はありませんでした(両車両ともレッカー移動でしたが)。本当の加害者は高速道路上で急に方向を変えた二台前のクラウンで、その車が方向を変えたがために私の前の車が急停車。私も停車していたところ、後方から来たトラックに突っ込まれたという次第。しかし今月はパソコンといい、愛車といい、まさに、後方に気をつけろ!です。本当の加害者はさっさと逃げ去るし、直前のRV車も走り去るし、今月の初めに大阪駅で後ろから突き落とされた状況とダブってしまいました。


IMG_4820.jpg

                                                           事故後の愛車[もうやだ~(悲しい顔)]

 先方の運転手の方も被害者な訳で、全然腹は立たなかったのですが、途中走りぬけていく車のあまりお品のよろしくないおにいちゃま方に、「ボケ!」と言われたことの方に腹が立ったりして・・・「おれは被害者やねん、ボケ!」と言っても聞こえませんけど・・・ちょっとお下品でしたね・・・[ふらふら]

 高速交通隊?や警官の方に「本当に怪我ないの?こんだけ車潰れていて・・・」と少々笑われてみたり[バッド(下向き矢印)]、同じ職場の方が運悪く事故現場の横を通られたようで病院に着いてから「渋滞を引き起こしてしまい申し訳ございません・・・」と謝ったりと、訳の分からない一日はあっという間に過ぎようとしております。

 しかし世間は冷たいです。モラルというか、優しさというか、希薄な世の中になってしまいましたね・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

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0317-462号 メタボ健診:見直し提言 肥満でない人も循環器病に注意 [kensa-ML NEWS]

 昨日、本日と風はまだまだ冷たいものの、かなり春めいてきましたね[グッド(上向き矢印)][るんるん] 今朝、何回かお話している病院前の桜並木の蕾もかなり膨らんできました[わーい(嬉しい顔)] 良いお天気が続けば良いのですが、週間予報によると週末は天気が崩れるとか。この時期、天候は目まぐるしく変わるとともに花粉症でお悩みの方も多数。くれぐれもご自愛ください。

 本邦ならではの全国お花見情報を掲載しておきます。
 
http://www.jalan.net/jalan/doc/theme/sakura/sakura_index.html
 http://hanami.walkerplus.com/
 http://www.mapple.net/sp_sakura/
 http://www.rurubu.com/season/spring/sakura/
 http://sakura.yahoo.co.jp/

 私のお勧めはマップルのものかな?と思いましたが、如何でしょうか?


 私あんまりテレビ番組やドラマは見ないのですが、医療関係で興味をひくものは一部見ています。医療関係でも何でもないのですが、プロというものがどういったものか、色々と参考になるのでいつも見ているものが、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」。昨晩は途中からになってしまいましたが、訪問看護師の秋山さんのものでした。その秋山さんの言葉「プロフェッショナルとは?」の問いに対し、

『目の前に委ねられた人々に対して最善を尽くして自分の与えられた使命を果たしていく。そして限界を知りながらそこから越えられるようにチャレンジをする。それがプロフェッショナルだと思います。』

いやあ・・・しびれました。前回放送の杜氏の一言にもしびれましたが・・・

『自分に厳しいこと。一言で言えば。追求しようと思えば、自分に厳しくないとね』

 過去を見渡してもどの方も共通して言えることは、「人にああせいこうせい」と言われたわけではなく、自分で自分の道を切り開いているということ。他人の作った道は自分の道にならない!ということです。今流行りの、待ち受け症候群の方々にはまったく理解できない世界でしょう[がく~(落胆した顔)] 私は、ほんまもんのプロになりたいものですね・・・突き詰めた人の言葉は本当に重いと思います。


 昨日の番組では、もの言わぬ患者の訴えをどのように引き出すのか、また患者の痛みを少しでも理解するためにはどのようにすれば良いのか?みたいなことに注目していたのですが、あるサイトに「相談」について注意する点が掲載されていました。

http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/59024
相談で注意する点
1.タイミング相談すると言うことは相手に一緒に考えてもらう時間がないと駄目です。ですので、忙しいタイミングや後ろの時間が他なこと(会議など)で埋まっているときに相談しても効果はありません。逆に忙しいときに・・・。って怒られます。相手にとってストレスにならない時間を見計らいましょう。
2.内容無論ですが、報告・相談と同様に5W1Hを明確に組み立てた上で相談をしましょう。何を相談しているのかわからない相談は、何も生みません。相談する前に組み立てをしてから相談にうかがいましょう。同時に自分としてはどういう風に考えているのかをまとめてから相談にうかがいましょう。自分で考えてから行かないと「相手に聞くばかりかぁ」と相手を落胆させてしまいます。自分が考えられる範囲で考えてから相談しましょう。
3.相談のレベルなんでも疑問に思ったことがあれば、なんでも相談しましょう。これが一番重要かもしれません。些細な疑問でも流しているといつの間にかとんでもない事態になっている可能性は十分あります。つねに疑問は無い状態で職務にあたりましょう。


 以上のことを逆の立場で考えて「相談されるには?」という視点で見てみたら、意外と道が開けるかも?と思った次第です。言わば患者からの話の聞きだし方、引き出し方ですね。

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0315-461号 社説 質が高くて効率的な医療・介護をぜひ(3/15) [kensa-ML NEWS]

 今日は朝からどんよりとしたお天気です。神戸もお昼過ぎから[小雨]が降ってきたところです。低気圧、前線が接近中ですので、結構まとまった[雨]が降りそうですね。前線通過後は天気図を見ていると寒くなりそうですね。今朝病院前の桜並木を歩いてきていましたが、蕾はかなり膨らんでいた様子でしたが・・・開花まではまだ時間がかかりそうですね[あせあせ(飛び散る汗)]

 昨日、一昨日とバタバタしていたのと、疲れ果てて全くネットに接続できなかったため、少々最新情報取得が出来ずにいました[もうやだ~(悲しい顔)][バッド(下向き矢印)]が、私のブログの方では先日の糖尿病関連情報について掲載したせいか、アクセス数が休日にもかかわらず伸びておりました。有難いですねぇ[もうやだ~(悲しい顔)][グッド(上向き矢印)]・・・有難ついでにまだご覧になっていない方は、http://koji-arai.blog.so-net.ne.jp/ にアクセスしてみてください[るんるん]


 さて先週の情報で恐縮なのですが、もしまだご覧になっていない方もおられるかも?と思い、配信させていただきます。いずれもJapan Medicineからの引用で、今年度の診療報酬改定にかかわる話題です。


厚労省保険局医療課 石井安彦課長補佐/10年ぶりのプラス改定 医療再建策 広範囲に
 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/03/12/117353/?pageFrom=m3.com
 2010年度診療報酬改定の概要について厚生労働省保険局医療課の石井安彦課長補佐が解説し、大幅な引き上げとなった外科の手術料をはじめ急性期医療の算定について「10年ぶりのプラス改定で、特に急性期病院では大幅な評価の引
き上げがあった。届け出をしないと算定できない点数もある」として、4月の改定に向けて各医療機関で準備を進めるよう求めた。
救急入院1000点に倍増 周産期手厚く
 社会保険審議会が示した基本方針に沿って対応を進めてきたことを踏まえ、重点課題「救急・産科・小児・外科などの医療の再建」について大幅な評価の引き上げがあったことを強調した。
 救命救急センターで算定される救命救急入院料は500点から1000点に倍増となる(充実段階A)。算定要件の厳格化に伴って、充実段階B(500点)を新設する。ハイケアユニット入院医療管理料は3700点から4500点に引き上げられる。同管理料の算定は救命救急入院料もしくは特定集中治療室管理料の届け出医療機関に限られていたが、これまでのような届け出が不要になった上、施設基準も平均在院日数17日以内から19日以内に緩和される。
 二次救急医療機関における救急医療管理加算、乳幼児救急医療管理加算も引
き上げられる。地域の中核医療機関における救急搬送患者の受け入れについては、救急搬送患者地域連携紹介加算(500点)、受入側にも救急搬送患者地域連携受入加算(1000点)が新設される。
 初期救急では、開業医との連携を評価して地域連携夜間・休日診療料(100点)を新設、小児救急では夜間・休日診療料を引き上げるとともに、院内トリアージ加算(30点)を新設する。
 産科・小児医療の評価では、ハイリスク分娩管理加算(1日につき)が2000点から3000点に増点。対象患者を拡大し、多胎妊娠・子宮内胎児発育遅延を追加した。妊産婦緊急搬送入院加算は5000点から7000点に増点されるとともに、妊娠以外の疾病でも妊産婦が搬送された場合には算定できるようになる。
 小児救急患者への専門的集中治療について救命救急入院料小児加算5000点(入院初日)、特定集中治療室管理料小児加算1000-1500点が新設される。
 NICUについては新生児特定集中治療室管理料(1日につき)を8500点から1万点に増点。地域の小規模NICUに対しても6000点の同管理料を新設した。NICUの後方病床や退院調整、重症児(者)受入も算定できるようになる。
 手術料については外科系学会社会保険委員会連合(外保連)試案を活用し、外科医の負担や医師減少傾向に対応した引き上げが行われた。難易度が高く人手を要する手術について現行点数の30-50%増とした。3歳未満に限られていた手術料の乳幼児加算は、3歳以上6歳未満で算定可能となる。
 新規医療技術は新規に約80項目を保険導入する。
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日病協実務者会議・猪口雄二委員長/「地域医療連携」キーワードに病院機能を確立 地域医療連携なくして急性期医療は語れず
 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/3/12/117354/
 日本病院団体協議会診療報酬実務者会議の猪口雄二委員長(全日本病院協会副会長、寿康会病院理事長)は7日、じほうセミナーで「2010年度診療報酬改定と病院運営」をテーマに講演した。同委員長は、今回の診療報酬改定について、中小病院、大規模病院などにおいて、地域医療連携をキーワードにして医療機能を確立していくことが重要な改定になっていると指摘した。特に、医療機関は医療計画への対応を充実させ、医療連携を進めることで病院としての機能分化を推進していくべきとの方向性を示した。さらに、日病協では、今回の診療報酬改定について検証を行うとともに、エビデンスに基づく診療報酬体系を検討していきたいとした。その際には、医療提供体制の見直しと連動させた動きが必要とした。
入院基本料の算定方式の構築、今後も継続して検討
 05年、11の病院団体で構成された日病協は、10年度診療報酬改定に対して、昨年3月、7月、12月の3回にわたり、改定要望書を提出した。共通項目としては、「入院基本料の大幅な増額と実勢を反映した算定方式の創設」を打ち出した。
 この要望は、医療経済実態調査、各病院団体の経営調査などの結果を反映したものだ。例えば、病院の人件費率と、100床当たり職員数の推移を見てみると、医療経済実態調査では、05年の病院人件費率51.9%、100床当たり職員数104.8人に対して07年には55.1%、105.9人。全日病の病院経営調査で見ても、03年の病院人件費率52.8%、100床当たり職員数118.9人に対して、08年には54.3%、129.7人と、経年的に人件費率、100床当たり職員数がそれぞれ増加している。入院基本料の増額が必要な根拠の1つになっている。
 しかし、入院基本料本体での増点はなかった。入院の早期加算などが増点され、今後、さらに中医協のコスト調査分科会などで検討してもらえるようにしていきたい。
夜勤72時間規制見直しは看護現場の声
 さらに、もう1つ重要な要望としては、介護(看護補助)業務の確立と看護基準の柔軟な運用が挙げられる。夜勤月平均72時間規制については、日勤だけの勤務者の雇用を促進するため、月平均夜勤時間の実人員数に、月当たり夜勤時間数16時間以下の者を含めるよう要望した。
 私は、医療職の職能について労働条件で評価することは間違っているのではないかと考えている。
 この72時間規制問題について四病院団体協議会は、1月に中医協に対して「看護基準に関する緊急アンケート調査」の結果を報告した。この回答者は、病院経営者ではなく、現場の看護師長らが答えている。その結果、「看護師の充足状況」では、71.8%が「大いに不足」もしくは「不足」と回答。「毎月行う夜勤72時間の勤務調整」に対しては、71.1%が「極めて困難」もしくは「困難」と回答している。また、「72時間規制後の夜勤状況」については、71.1%が厳しくなったと認識していることがうかがえる。今後の看護基準は、柔軟な勤務体系にできることが望ましいとしているのが73.5%を占めている。この点を考慮した施策が必要だ。
 一方、4月からの診療報酬改定項目では、随所に細かく点数が付いているようだ。通知を突合しないと分からない部分もあるが、項目を見ながら、おおよその評価を試みた。
 まず、全医療機関に影響を与えそうなのが「明細書発行義務化」。自院では、患者の意識を把握するため明細書をどの程度求めているのか、外来患者を対象にアンケート調査を実施したいと考えている。その結果は、明細書発行への参考データにしていきたい。
診療所 地域医療貢献加算などで激変緩和も
 今回の改定における「診療所」への影響では、再診料に2点引き下げ、地域医療貢献加算3点の新設、外来管理加算の算定要件の見直しとあまり大きな減収にはならないのではないか。また、注目される項目は、「地域連携診療計画退院時指導料(II)」では、大腿骨頸部骨折、脳卒中に関する地域連携診療計画で亜急性期・回復期の病院を退院後に通院医療・在宅医療を担う診療所等への連携が評価されているほか、2年ごとに変更されている「居住系施設等訪問診療料」では、同一建物の訪問の場合は200点にされるなど、所定の見直しが行われている。
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0312-460号 糖尿病、検査1回で診断 学会が新基準 [kensa-ML NEWS]

 やっと、というより、もう週末の金曜日となりました。この一週間如何お過ごしだったでしょうか?

 春の人事異動の季節に合わせ、内示をもらった方も多数おられるのではないでしょうか?私は昨年神戸に舞い戻ったばかりですから、内示はありませんでした[わーい(嬉しい顔)]

 私自身五回転勤をしてきていますが、いつも心掛けてきたことは、当たり前のことですが 「初心忘れるべからず」。もちろん、初心を忘れる暇もないほど慌ただしく一年で転勤ということもありましたが[がく~(落胆した顔)]、あと二週間余り・・・送別会などイベントも多いこの季節、くれぐれもご自愛ください。

 さてこのところ、10年振りとか久し振りに改定しましたよねぇ・・・みたいなことが多数ありますが、先日の診療報酬改定もそう。また今日のニュースもその一つです。政権交代のおかげとは思いたくないのですが、やっぱりそんなものなのでしょうか[exclamation&question] しかしやたらパブリックコメント(パブコメ)が目立ちますね。でもパブコメを知らない国民は多数いるはず。政府広報も、もう少し力を入れていただきたいのと、民間による広告強化(新聞紙上などへの掲載⇒もしかしてしていました?していたとしても目立たないので意味なし)など考えられないものでしょうか? マスコミももっと協力したら良いのになぁ?と単純に思います。


採血基準、12年ぶりに改正へ-400ml、再来年度から男性は17歳以上に
 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/26728.html?src=bp
 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会の血液事業部会(部会長=池田康夫・早大理工学術院教授)は3月11日、今年度2回目の会合を開き、同部会が昨年末から議論していた採血基準の見直しに関する省令の改正案について、400ml全血採血の男性の下限年齢を現行の18歳から17歳に引き下げるなどとする厚労省案を了承した。同省では、来年4月1日の施行に向け、近く省令改正の手続きに入る方針で、採血基準の改正は12年ぶりとなる。同部会ではまた、献血や血液製剤の安定供給に関する来年度の計画案も了承し、同日、長妻昭厚労相に答申した。
 厚労省の「献血推進のあり方に関する検討会」が昨年2月にまとめた報告書を踏まえ、同部会では昨年末の前回会合で省令の改正案について協議。これを受けて同省では、今年1月末から1か月間、国民の意見を求める「パブリックコメント」を実施した。
 今回了承された改正案では、男性の全血採血基準について、200mlでは献血可能な血色素量の下限値を現行の「12 g/dL」から「12.5 g/dL」に増量。また、400mlでは献血可能な下限年齢を17歳に引き下げる一方、血色素量の下限値を
現行の「12.5 g/dL」から「13 g/dL」に引き上げる。さらに、男性の血小板成分採血基準については、上限年齢を現行の54歳から69歳まで大幅に拡大。ただし、65-69歳が献血する場合、60-64歳に献血経験がある人に限るとしている。
■来年度の目標血液量は202万リットル
 3月初旬の長妻厚労相の諮問を受け、この日の部会では、献血や血液製剤の安定供給に関する来年度の計画案も審議。
 献血の推進に関する計画案では、来年度に確保すべき血液量について、全血採血139万リットルと成分採血63万リットル(血しょう採血30万リットルと血小板採血33万リットル)の計202万リットル(約516万人分)とし、目標量を確保するため、子ども連れの主婦が献血できる「キッズスペース」を増やすなど、普及・啓発を促進するとしている。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 先日、あるテレビで献血率が話題となっていました。確か・・・40代女性と20代女性における献血率・・・みたいな内容でした(車運転中だったので、画面は・・・見てませんよぉ)。社会貢献なんてあんまり若い人は考えていないんじゃないの?と思われる方へのひっかけみたいな内容だったと思います。40代女性は貧血具合が一番ひどい年代なので、貧血により採血が出来ないとの説明がありました。若い方々にバンバン献血してもらいましょ[exclamation×2]

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[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
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 臨床検査技師のブログにお越しいただき有難うございます。

 さてこのブログでは、臨床検査に関連する内容だけではなく、医療系、農業系、宇宙系、少年野球系等々、雑多な内容となっています。またこのブログを立ち上げたのは、多くの方々に密接な関係のある臨床検査をもっと知っていただきたい、そしてその業務に就いている臨床検査技師をもっと知っていただきたいとの思いからです。

 現代の医療においては、客観的根拠を基に病態解析などがなされ、EBM(Evidence based Medicine)の根幹として臨床検査データは位置付けられています。このような重要なポジションに居ながら、我々自身の待ち受け体質は根強く、我々臨床検査技師自身が何をするべきなのか、また何が出来るのかを真剣に考えるべきであり、後進の方々に良い道を残すためにも、一般の方々に臨床検査技師をまず知っていただく、ということが必要なのだと思います。そのような趣旨から各種サイトランキングにも登録しておりますので、バナーをクリックしていただければ幸いです。

 ご質問、ご意見、ご感想などございましたら、
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         NHO神戸医療センター
         臨床検査技師長
                新井 浩司

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