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1121-654号 来春の診療報酬改定情報 [kensa-ML NEWS 【特集】]



 週末の雨で、昨日のスポーツ少年団本部長杯準々決勝一日順延となりました。で、日曜日の午後より準々決勝でした。残念ながらミスが重なり、5対5の同点で抽選負け。昨年の悪夢が蘇ります(9連続抽選負け)・・・おまけに左足肉離れで戦列を離れていた主力選手が復帰第一戦第一打席に顔面直撃のデッドボールで救急搬送されてしまいました・・・幸い骨折などなく打撲で済んだのは不幸中の幸いでしたが、踏んだり蹴ったりの一日。この流れを断ち切って23日の北部リーグ準決勝、決勝に連勝して昨年に続く優勝を果たしてもらいたいものです。

 さて、のんびりもしていられませんので早速コラムご紹介から。

 ワールドカフェの話題を昨日出したところですが、私もそうかもしれませんが、議論や討論は好き(得意?)だが、対話は苦手、みたいな方が増えているのかもしれません。いわゆる揚げ足取り・・・対症療法は得意だが根本的解決は出来ないといったことかもしれませんし、相手の言うことをとにかくしっかりと聞くことが出来ない人が増加している気がします。これはインターネットの普及によるところもあるのかもしれませんが、とにかくデジタル化は無機質化と捉えておられる方も多いのではないでしょうか?便利さに慣れさせられてどっぷりはまっている方々は理解しようともしないのかも。私の師匠の方々からは、何か事があるとメールではなく必ず電話がかかってきます。

 あと人の話は聞いているようなのですが、顔をそむけて目をそらして聞いているのは、話をしている相手に対して失礼なのだ、ということを分かっていない人が多いですね。私のように注視するのもどうかと思いますが・・・私の場合、目をそらしたら負け!みたいに思っているところありますもんね。

 何を言いたいのかというと、人に信頼されるためにはまずコミュニケーションが出発点であり、その第一歩は挨拶・礼儀であると思います。当たり前のことですが、当たり前のこととして教育していない、まずは親のせいであり、周りの大人のせいであると感じています。うちに来た実習生にもうちのスタッフにも「まず挨拶をしろ、掃除をしろ」と煩く言っておりますが、はて?きちんとできているのか、どうでしょう???

 よっぽどSSCの子供たちの方がきちんとできているやんか!と思うことが多いのは大変情けないことです。SSCの子供たちは後輩思いの子も多く、卒団しても後輩のために練習に来てくれたり、いじめられている後輩を助けてくれたり・・・私の誇りです。


筆洗 東京新聞コラム 11/19
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2011111902000033.html
 ビジネス格言は数多いが、これもその一つ。<商品を売る前に、まず自分を売り込め>。元大リーガーで、後に、全米トップのセールスマンになったフランク・ベトガーという人の言葉だという▼あわてて商談を始めるより、まず取引の相手に信頼してもらうのが先、ということだろう。あらゆる人間関係にも通じる金言かと思うが、今は、本来の意味とは別の解釈が思い浮かんできてならない▼来春卒業予定の大学生の就職活動の厳しさを伝える報道に接したからだ。文科省などのまとめだと、十月一日現在の就職内定率は59・9%にとどまっている。最悪だった昨年同期よりは微増とはいえ、なお、ひと昔前の「就職氷河期」を下回る水準だ▼依然、内定を得られていない卒業予定者の数は推計で十七万人余。いくら商品を売りたくても、就職できなくてはかなわない。面接などでは自己アピールに懸命のはずだ。<商品を売る前に、まず自分を売り込め>。あの言葉が彼らの奮闘に重なる
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 野球の話題ついでにもう一編。

 読売巨人軍の内紛劇は格好のマスコミの餌食となっていますが、監督不在の内紛劇は全くみっともないの一言です。また中日の落合博満監督の「采配」という本が出版されておりますが、現場に対しあまりにもあれやこれやと口出しをする管理者は如何なものでしょう?週末のSSC懇親会でお話していましたが、監督は孤独ですが、その孤独を理解しサポートをするスタッフや組織の存在により、その孤独も緩和され、困難に立ち向かうモチベーションにも繋がるものだと思います。


【産経抄】産経新聞コラム 11/20
 http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111120/bbl11112002490001-n1.htm
 日本人で初めて2千本安打を記録した川上哲治氏は、巨人の監督として9年連続日本一となった。球史に残る名監督と言っていい。その川上氏が著書『遺言』の中で「プロ野球ならチームの盛衰は監督の力で99%が決まる」と書いている。
▼ほとんどの人は反発するだろう。「9連覇したおごりだ」「選手やコーチ、フロントの努力を無視している」といった声も聞こえてきそうだ。だが「監督の作戦が図に当たって勝つというケースは年に三、四試合」と認める川上氏が言いたいのは、そんなことではない。
▼「組織はトップの人間の姿を映す鏡のようなものだ」という。だから監督は自らの意志をチームの隅々に正しく伝える。先頭に立って選手作りやチーム作りをする。そこで初めて選手やコーチも監督を信頼してついてくる。あの川上さんならではの説得力だ。
▼その9連覇を誇る巨人軍がおかしい。清武英利球団代表が、会長の渡辺恒雄氏を批判したと思ったら、今度は清武氏が代表を解任された。球団へは「出入り禁止」だそうだ。清武氏も「法的措置」をにおわせており、いわゆる「泥仕合」である。

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 さてメインニュースの前に感染症の話題を2つお届けします。

 近年マイコプラズマ肺炎の話題が紙面を賑わすことも多いのですが、最近では天皇陛下が罹患された疑いとのことでまたもや脚光を浴びておりました。マイコプラズマは最近になって知名度が上がってきた様に思われますが、かなり古典的な感染症の一つであることをご存知の方も多いかと思います。マイコプラズマ肺炎について少し引用掲載しておきます。


マイコプラズマ肺炎(Mycoplasma pneumonia)国立感染症研究所感染症情報センター
 http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k03/k03_09.html
 以前には、定型的な細菌性肺炎と違って重症感が少なく、胸部レ線像も異なる故に「異型肺炎」に分類されてきた肺炎群があり、その後、マイコプラズマ肺炎は「異型肺炎」の多くを占めるものであることが解った。近年「異型肺炎」の病名は使われなくなる傾向にある。
疫学
 旧感染症発生動向調査では「異型肺炎」の発生動向調査が行われていたが、これにはマイコプラズマ肺炎以外にも、クラミジア肺炎やウイルス性肺炎などの疾患が含まれていた。1999年4月施行の感染症法により、マイコプラズマ肺炎として疾患特異的な発生動向調査を行う目的から、病原体診断を含んだ発生動向調査が行われることになった。
 本疾患は通常通年性にみられ、普遍的な疾患であると考えられている。欧米において行われた罹患率調査のデータからは、報告によって差はあるものの、一般に年間で感受性人口の5~10%が罹患すると報告されている。本邦での感染症発生動向調査からは、晩秋から早春にかけて報告数が多くなり、罹患年齢は幼児期、学童期、青年期が中心である。病原体分離例でみると7~8歳にピークがある。本邦では従来4年周期でオリンピックのある年に流行を繰り返してきたが、近年この傾向は崩れつつあり、1984 年と1988年に大きな流行があって以降は大きな全国流行はない。
病原体
 病原体は肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae )であるが、これは自己増殖可能な最小の微生物で、生物学的には細菌に分類される。他の細菌と異なり細胞壁を持たないので、多形態性を示し、ペニシリン、セフェムなどの細胞壁合成阻害の抗菌薬には感受性がない。専用のマイコプラズマ培地上にて増殖可能であるが、日数がかかり(2~4 週間)、操作もやや煩雑で、雑菌増殖による検査不能例も発生する。肺炎マイコプラズマは熱に弱く、界面活性剤によっても失活する。
 感染様式は感染患者からの飛沫感染と接触感染によるが、濃厚接触が必要と考えられており、地域での感染拡大の速度は遅い。感染の拡大は通常閉鎖集団などではみられるが、学校などでの短時間での暴露による感染拡大の可能性は高くなく、友人間での濃厚接触によるものが重要とされている。病原体は侵入後、粘膜表面の細胞外で増殖を開始し、上気道、あるいは気管、気管支、細気管支、肺胞などの下気道の粘膜上皮を破壊する。特に気管支、細気管支の繊毛上皮の破壊が顕著で、粘膜の剥離、潰瘍を形成する。気道粘液への病原体の排出は初発症状発現前2~8日でみられるとされ、臨床症状発現時にピークとなり、高いレベルが約1 週間続いたあと、4~6週間以上排出が続く。
 感染により特異抗体が産生されるが、生涯続くものではなく徐々に減衰していくが、その期間は様々であり、再感染もよく見られる。
臨床症状
 潜伏期は通常2~3週間で、初発症状は発熱、全身倦怠、頭痛などである。咳は初発症状出現後3~5日から始まることが多く、当初は乾性の咳であるが、経過に従い咳は徐々に強くなり、解熱後も長く続く(3~4週間)。特に年長児や青年では、後期には湿性の咳となることが多い。鼻炎症状は本疾患では典型的ではないが、幼児ではより頻繁に見られる。嗄声、耳痛、咽頭痛、消化器症状、そして胸痛は約25%で見られ、また、皮疹は報告により差があるが6~17%である。喘息様気管支炎を呈することは比較的多く、急性期には40%で喘鳴が認められ、また、3年後に肺機能を評価したところ、対照に比して有意に低下していたという報告もある。昔から「異型肺炎」として、肺炎にしては元気で一般状態も悪くないことが特徴であるとされてきたが、重症肺炎となることもあり、胸水貯留は珍しいものではない。
 他に合併症としては、中耳炎、無菌性髄膜炎、脳炎、肝炎、膵炎、溶血性貧血、心筋炎、関節炎、ギラン・バレー症候群、スティーブンス・ジョンソン症候群など多彩なものが含まれる。
 理学的所見では聴診上乾性ラ音が多い。まれに、胸部レ線上異常陰影があっても聴診上異常を認めない症例があり、胸部レ線検査が欠かせない。胸部レ線所見ではびまん性のスリガラス様間質性陰影が特徴とされてきたが、実際には多いものではなく、むしろウイルス性、真菌性、クラミジア性のものに多いと報告されている。マイコプラズマ肺炎確定例では、大葉性肺炎像、肺胞性陰影、間質性陰影、これらの混在など、多様なパターンをとることが知られている。血液検査所見では白血球数は正常もしくは増加し、赤沈は亢進、CRP は中等度以上の陽性を示し、AST 、ALTの上昇を一過性にみとめることも多い。寒冷凝集反応は本疾患のほとんどで陽性に出るが、特異的なものではない。しかしながら、これが高ければマイコプラズマによる可能性が高いとされる。


マイコプラズマ肺炎さらに増加 10年間で最高レベルに 下野新聞 11/19
 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20111118/662689
 県保健福祉部は18日、夏以降に感染者が増加しているマイコプラズマ肺炎の感染者について、定点観測している県内7医療機関からの直近の報告数が過去10年で最も高い水準になったと発表した。
 同部によると、7~13日に報告があったマイコプラズマ肺炎感染者は平均2・29人。過去10年で最も高かった2007年5月7~13日の水準に並んだ。
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マイコプラズマ肺炎に注意を 中国新聞 11/15
 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201111150021.html
 激しいせきや高熱が続くマイコプラズマ肺炎の患者が中国地方でも増加している。全国で流行が広がっている上、治療薬の抗生物質が効きにくい耐性株が増えているとの報告もあり、専門家は注意を呼び掛けている。
 国立感染症研究所感染症情報センターによると、全国の定点医療機関約500カ所で1週間ごとに患者数を調査。1カ所当たりの患者数でみると、全国平均は6月下旬から、1999年の調査開始以降で最も高い数値が続く。中国地方でも10月下旬、岡山県で3・20人、山口県で1・78人となり、過去5年で最高になった。

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 次はRSウィルス感染症。この夏よりじわじわと感染拡大を認め、今冬には大流行するのではないか?と警戒されていたものです。特に変わった予防策ではなく、インフルエンザや他の風邪同様、手洗い・うがいの励行とマスク着用などスタンダードプリコーションをしっかりと行うことが重要です。スタンダードプリコーションについては過去記事に掲載しておりますので、以下をご覧ください。

スタンダードプリコーション
 http://koji-arai.blog.so-net.ne.jp/tag/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3


[医療解説] RSウイルス 夏から大流行… 乳児の肺炎・気管支炎招く 読売新聞 11/12
 http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=50107
 毎年冬に本格的に流行するRSウイルスが、今年は夏から例年を大きく上回るペースで流行している。年長者が感染しても軽い風邪程度で済むことが多いが、1歳未満の子どもや早産児などは、重症化の恐れがある。予防を心がけたい。(野村昌玄)
 RSウイルスは乳幼児が感染しやすい呼吸器感染症で、2歳までにほぼ全ての子どもが一度は感染する。
 国立感染症研究所(東京・新宿区)感染症情報センターによると、流行のピークは例年12月~翌年1月で、夏の感染者の報告数は少ない。だが2011年は6月末から増加傾向にあり、調査を始めた03年以来、最多を記録する状況が続いている。
 RSウイルスは感染しても、多くは鼻水やせきなど、鼻やのどの炎症にとどまり、普通の風邪の症状で治まる。だが、1歳未満の乳児は肺の抵抗力が未熟なため、こじらせて肺炎や細気管支炎などを引き起こしやすい。乳幼児の肺炎の約5割、気管支炎の5~9割は、RSウイルスが原因との報告もある。
 昭和大病院(東京・品川区)小児科医師の水野克己さんによると、せき込んで水や食べたものを吐き出したり、呼吸が浅くゼイゼイして息を吐きにくくなったりするのは重症化のサインで、すぐに受診する。
 通常11月頃から流行するインフルエンザは、ワクチン接種で発症や重症化をある程度抑えられ、抗ウイルス薬による治療の手段もある。一方、RSウイルスはウイルスを排除する免疫ができにくい。ワクチンはなく、流行期に何度も感染してしまう恐れがある。抗ウイルス薬もない。
 症状が重い場合には、入院が必要なこともある。酸素吸入や点滴による水分補給が行われる。
 厚生労働省の人口動態調査によると、10年にインフルエンザが原因で亡くなった161人のうち6割近くが65歳以上の高齢者だったのに対し、RSウイルスによる死者13人は全て4歳以下だった。水野さんは「特に1歳未満の子どもがいる家族は、なるべく感染しないよう、常に予防を心がけてほしい」と強調する。
 RSウイルスに感染する原因は大きく二つ。せきやくしゃみなどのつばに含まれたウイルスを吸い込むことなどによる飛沫感染や、ウイルスが付着した手で口や喉、鼻などに触れて感染する接触感染だ。
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 さてここからは本日のメインニュースとなります。

 来春の診療報酬改定は介護制度の見直しと相まって非常に難解かつ不透明なものでありますが、徐々にその一部が見えてまいりました。以下は診療報酬改定や同時改定に関する記事を集めてみたものですが、なかなか、これは分かりやすい!というものは残念ながらないですね。政府与党である民主党の対応が二転三転するのもその原因の一つでしょうが、診療報酬を上げるのか、下げるのか、現段階では各機関や団体、政府とのしのぎ合い?の様相を濃くしています。TPPとの絡みもありますので、さてどうなることやら・・・まずは国民が主人公であるということを皆さん忘れないようにしてもらいたいものです。そりゃあ国民にしてみたら医療費が安いに越したことはないでしょうが、目先のことで財政破綻をきたし、医療破綻をきたし、挙句の果てに自由診療して民間保険導入し、訳の分からない保険制度になってしまうことを国民は望んでいないはずでしょう。現時点でのつじつま合わせより、五年先、十年先、またその先を見越した政治を期待しているはず・・・でしょうが、もう既に政治に対する期待などせず冷めて見放されている方が大多数かな???

 とりあえず現時点までの流れと現時点における最新情報を羅列しておきます。長文になりますので、URLのみご紹介の分もあります。会員以外の方が読めないサイトもありますので、記事がお入用でしたら私宛メールをください。それぞれの記事に対してのコメントは特にありませんが、読めば読むほど、どちらをお向きになってるの?と言いたくなります。


【早分かり同時改定】10月(1) CBニュース 10/18
 http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35765.html

【早分かり同時改定】10月(2) CBニュース 10/25
 http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35814.html

【早分かり同時改定】11月(1) CBニュース 11/1
 http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35874.html

【早分かり同時改定】11月(2) CBニュース 11/8
 http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35917.html

【早分かり同時改定】11月(3) CBニュース 11/15
 http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35976.html


次期診療報酬改定の基本方針案を提示- 厚労省 CBニュース 11/17
 http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35997.html
 厚生労働省は17日の社会保障審議会の医療部会(部会長=齋藤英彦・国立病院機構名古屋医療センター名誉院長)で、2012年度診療報酬改定の基本方針の案を示した。同部会や医療保険部会でのこれまでの議論を踏まえたもので、改定の重点課題として、病院勤務医などの負担軽減や、医療・介護の役割の明確化、地域における在宅医療の充実などが盛り込まれた。同省は、24日の医療保険部会に同案を示した後、最終的な取りまとめに入る見通しだ。
 厚労省案では、▽病院勤務医など負担の大きな医療従事者の負担軽減▽医療・介護の役割の明確化と、地域における連携体制の強化の推進及び地域生活を支える在宅医療などの充実―の2点を重点課題として提示した。
 具体的には、救急外来や外来診療の機能分化の推進や、病棟薬剤師や歯科を含めたチーム医療の促進といった負担軽減策に加え、介護報酬との同時改定を踏まえ、看取りに至るまでの医療の充実や訪問看護、在宅歯科・薬剤管理の充実など、医療・介護の連携に対する適切な評価を検討すべきとした。
 厚労省案ではまた、▽充実が求められる分野を適切に評価する▽患者等から見て分かりやすく納得でき、安心・安全で生活の質にも配慮した医療を実現する▽医療機能の分化と連携等を通じて、質が高く効率的な医療を実現する▽効率化の余地があると思われる領域を適正化する―との4つの視点が示された。
 この中では、生活の質に配慮した歯科医療の推進や診療報酬体系の簡素化、医療の提供が困難な地域に配慮した医療提供体制の評価、後発医薬品の使用促進などが検討項目として挙がった。

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[診療報酬] 診療報酬の引上げ、国民の理解と納得は得られない 健保連等 厚生政策情報センター 11/11
 http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/11/11/144340/?fullArticle=true
平成24年度診療報酬改定に関する要請(11/11)《健保連等》
  健康保険組合連合会など6団体は11月11日に、小宮山厚生労働大臣に対し、平成24年度診療報酬改定に関する要請を行った。
  6団体は、今後、国民生活はより一層厳しさを増すと見通し、「患者負担や保険料負担の増加につながる診療報酬の引上げを行うことは、とうてい国民の理解と納得は得られない」ことを強く訴えている。
  そのうえで、24年度改定においては、(1)勤務医対策や産科、小児科、救急医療対策の結果検証(2)病院に勤務する医療従事者の負担軽減と人材確保―をさらに進め、必要度の高い医療に対しては大幅に重点的な評価を行うことを要請。一方で、入院期間の短縮、社会的入院の解消等による効率化も求めている。
  さらに、24年度は介護報酬との同時改定であることから、医療と介護の連携体制の強化を進めることや、補助金による災害への対応も必要との見解を示している。
 http://www.m3.com/tools/Document/WIC/pdf/201111_2/1658_2_1.pdf


次期改定の引き上げを否定、健保連など6団体 厚労相に要請、「国民の理解と納得、到底得られず」 m3.com 11/11
 http://www.m3.com/iryoIshin/article/144347/
 保険者団体など中医協の支払側に当たる6団体は11月11日、2011年度診療報酬改定について、「引き上げを行うことは、国民の理解と納得が到底得られない」とする要請を、小宮山洋子・厚生労働大臣宛てに提出した。対応したのは、厚労省保険局長の外口崇氏。与党民主党への提出は、今後、各団体と協議し、合意が得られれば提出する予定。
 要請では、経済・社会情勢の悪化、東日本大震災の復興などに伴い、国民生活は厳しさが増す一方で、保険料収入を上回る医療費の伸びがあり、健保組合は4年連続の巨額の赤字、協会けんぽは3年連続で保険料率の引き上げが予定されているなど、医療保険財政は厳しい状況にあると指摘。11月2日に公表された医療経済実態調査では、「医療機関の経営状況はおおむね改善傾向にあることが明らかになった」ことが、引き上げを否定した理由。
 ただし、要請後の記者会見の席上、健康保険組合連合会専務理事の白川修二氏は、「マイナス改定までは求めない」と説明。薬価引き下げで生じた財源を、診療報酬改定に充てることは否定しなかった。中医協は11月25日に開催予定の総会で、改定率に関する意見の取りまとめを予定している。「今回の要請は、団体としてのものであり、中医協の支払側委員としてどんな表現で要望するかは、今後検討する」とした。
 要請では改定の内容について、(1)前回改定で重点的に取り組んだ勤務医対策や産科、小児科、救急医療対策の効果を検証しつつ、病院に勤務する医療従事者の負担軽減をさらに進めるなど、必要度の高い医療に対しては大胆かつ重点的な評価を行う、(2)入院期間の短縮、社会的入院の解消等に向けた見直し・適正化を図る、(3)介護報酬との同時改定であるため、医療と介護の連携体制の強化の観点から、在宅医療・介護や居住系施設・サービスの充実のための取り組みを推進――などを提言。また診療報酬による支援が難しい震災による被害への対応については、補助金などの確保を求めている。
 白川氏は、「社会保障と税の一体改革成案が示されている。我々の思いも同じであり、制度を持続可能なものにするためには、再構築が必要であり、来年の改定では成案と折り合いを付ける形にしてもらいたい」とコメント。さらに、このタイミングで要請を出した理由について、「現在、与党の厚生労働部門会議の医療・介護ワーキングチームで診療報酬改定について議論しており、厚労省の社会保障審議会の医療部会や医療保険部会では改定の基本方針の議論が進められている。政府の来年度の予算編成の中で、改定率の議論がこれから始まるというスケジュールを鑑み、今がこうした意見を言うタイミングであると判断した」と説明した。
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社会保障・税の改革大綱、首相が来月に策定指示 読売新聞 11/16
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111116-OYT1T00164.htm
 

【中医協】DPC基礎係数、3通り設定へ- 来年度以降、段階的に移行 CBニュース
 http://www.cabrain.net/news/article/newsId/36009.html?src=recom
 

【中医協】診療側「医業経営は依然不安定」- 医療実調受け見解 CBニュース 11/18
 http://www.cabrain.net/news/article/newsId/36010.html
 

「急性期病床群」創設に委員の批判相次ぐ 社保審・医療部会、厚労省は医療法上で位置付ける方針 m3.com 11/18
 http://www.m3.com/iryoIshin/article/144647/
 


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YUTAじい

こんばんは。
ご無沙汰してます。
by YUTAじい (2011-11-22 20:08) 

もーもー

RSウイルス  増えてきてますね・・・
  RSウイルス検査の キット  活躍してます・・・
  1歳児未満の  お子様には  予防注射を  早めに
と  勧めています・・・
お年寄りにも   おススメですね・・・
by もーもー (2011-11-23 11:18) 

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[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
          http://enigata.com/index.html


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 さてこのブログでは、臨床検査に関連する内容だけではなく、医療系、農業系、宇宙系、少年野球系等々、雑多な内容となっています。またこのブログを立ち上げたのは、多くの方々に密接な関係のある臨床検査をもっと知っていただきたい、そしてその業務に就いている臨床検査技師をもっと知っていただきたいとの思いからです。

 現代の医療においては、客観的根拠を基に病態解析などがなされ、EBM(Evidence based Medicine)の根幹として臨床検査データは位置付けられています。このような重要なポジションに居ながら、我々自身の待ち受け体質は根強く、我々臨床検査技師自身が何をするべきなのか、また何が出来るのかを真剣に考えるべきであり、後進の方々に良い道を残すためにも、一般の方々に臨床検査技師をまず知っていただく、ということが必要なのだと思います。そのような趣旨から各種サイトランキングにも登録しておりますので、バナーをクリックしていただければ幸いです。

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