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1118-653号 TPPがもたらす医療への影響 [kensa-ML NEWS 【特集】]

皆さん、本当にご無沙汰しておりました。神戸の新井です。

 前号を出したのが8月17日ですので、丸3か月ぶりとなります。
 このところ、晩秋というかかなり冷え込むようになりました。風邪をひかれている方も多いようですが、皆さんは大丈夫でしょうか?

 久し振りの配信となりますので、何から書いたら良いのかと少々戸惑いながら、まずは近況報告など。

 とにかくこの数か月は慌ただしいの一言でした。9月政策医療臨床検査連絡会における全国サーベイを行い、その結果の一次報告は10月初旬の国立病院総合医学会で発表。今月に入り連絡会でMLを立ち上げ、全国の国立病院機構、国立高度専門医療研究センター等の技師長のほとんどにご参加いただきました。9月末には日本医師会の精度管理調査で悪戦苦闘、職場での色々なトラブルに見舞われたのもこの頃。また母が自宅で転倒し大腿骨基部骨折で救急車のお世話になり、現在はリハビリ病院にてリハビリに励む日々。来年度導入を目指して検査システムの新規構築と機器導入準備。あと当院12月に病院機能評価導入なので、そちらもあり・・・とにかく休日は母の見舞いやお持ち帰り仕事、会議や研修もあり合間を縫って少年野球に出向くという結構ハードな毎日を過ごしております。先月ひいた風邪はまだ完治していない状況ですが、まあ何とか元気にはしています。こうなったら気力の源は体力と、食欲は落ちませんので少々過食気味。まあ冬眠に向けて脂肪を蓄えていると思えば・・・といったところです。

 そうそう・・・今年はSSCの5年生と一緒に野球を頑張っています。11人しかいないので、誰一人欠けても大変な状況になるのですが、とにかく、どの子もかわいい、の一言ですね。自分の息子と同様、一緒に喜んだり悲しんだり怒ったりして、共通の時間を大切に楽しんでいます。今週の土曜日は枚方少年野球連盟の本部長杯準決勝、来週の水曜日は北部リーグの準決勝、決勝があります。このところ好調を持続していますので、普段の実力をみんな出してくれれば、良いご報告が出来るでしょう。

 先週は近畿ブロック事務所主催の研修があり参加してきました。何の研修かというと、IC(インフォームドコンセント)の研修会でした。現在全国的な動きとして臨床検査部門では臨床検査相談室、いわゆる患者さんや医療スタッフ向けにコンサルテーションを、みたいなものですが、私の施設でもこういった取り組みを行おうと準備を進めているところです。私が研修会に参加しようと考えたのは、まずは自身のコミュニケーションスキルをUPさせること、そのためには患者さんや医療スタッフに理解を得られるためのテクニックを少し学ぼうという理由からなのですが、まずは他職種の方々と交流して色々とご意見を伺おうと・・・残念ながら臨床検査技師の参加は46名中私1人でしたが、とにかく行って良かったの一言ですね。何が良かったかというと、ワールドカフェを体感出来たから・・・皆さん、ワールドカフェってご存知ですか?大人数での意見交換をする際に非常に良いツールだと思います。特に面識のない他職種とのコミュニケーションにはもってこいです。これを体感、体験できただけでも儲けもの。何やらブロックの医療課長がこれにはまっているとか。当日研修のメインテーマはおそらく、討議・討論ではなく、対話。私自身深い感銘を受けました。このワールドカフェはプロダクト、いわゆる生産物を出さない、結論を出さない、のが特徴ですが、よくよく考えてみると、ワークショップなど、議論の最後にありきたりの結論を語り合うということはに事情ですが、あれは全くの無駄ですね。議事録を作るためのプロセスとしか思えません。ワールドカフェは結論付けなどしませんが、個々の心の中、頭の中にはしっかりと結論付けられています。久し振りに心地よい感覚を楽しむことが出来ました。ML(メーリングリスト)などではなくミクシーなどSNSがもてはやされているのは、無記名でも参加でき自由に発言できるというところからなのでしょうが、発言そのものに責任を持たないのが私にはたまらなく嫌です。そのような考えからフェイスブックなどは最近脚光を浴びているのかも・・・と思っています。

ワールドカフェとは?:http://world-cafe.net/about-wc.html
 Juanita Brown(アニータ・ブラウン)氏とDavid Isaacs(デイビッド・アイザックス)氏によって、1995年に開発・提唱されました。
 当時二人が、知的資本経営に関するリーダーを自宅に招いた話し合いの場において、ゲストがリラックスしてオープンに生成的な話し合いを行えるように、様々な工夫を凝らした空間で話し合いを行った結果、創造性に富んだダイアローグを行うことができたことが始まりとなります。
 その後、想像できないほど多くの知識や洞察が生まれたことに感銘を受けた二人が、その経験から主体性と創造性を高める話し合いのエッセンスを抽出してまとめたのがワールド・カフェです。「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考えに基づいた話し合いの手法です。
□本物のカフェのようにリラックスした雰囲気の中で、テーマに集中した対話を行います。
□自分の意見を否定されず、尊重されるという安全な場で、相手の意見を聞き、つながりを意識しながら自分の意見を伝えることにより生まれる場の一体感を味わえます。
□メンバーの組み合わせを変えながら、4~5人単位の小グループで話し合いを続けることにより、あたかも参加者全員が話し合っているような効果が得られます。
□参加者数は12人から、1,000人以上でも実施可能です。


 ここからはいつものようにコラムご紹介になります。

 先日のサッカー北朝鮮戦での出来事をよく知っておられる方も多いかと思います。あのような国が、国際舞台に出てくること自体が私は間違っていると思います。しかしそこは政治とは無縁のスポーツの世界・・・と大人の対応を見せつけて言いたいところでしたが、あまりにも「識」の欠如した、国とサポーターの姿勢を見るにつけ、信用ならん・・・と考えてしまうのは私だけではないでしょう。シャワールームも使えなくしていたそうですね・・・あまりにも稚拙で哀れにも思えます。隣国であり、在日の方も多く歴史的にもつながりの深い国、とは思うのですが、この国とはお友達になりたくないわぁと思います。あくまでも独裁支配されている国の話ですが。一般国民には罪のない話でしょうけど。国を憎んで人を憎まず・・・こんなことって現実的には無理かもでしょうけど、そうせざるを得ないですね。

産経抄 11月17日
 
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111117/scr11111702580000-n1.htm
 1993年10月28日、サッカーのW杯米国大会に向けたアジア最終予選で、日本はイラクと対戦した。終了寸前のロスタイムに得点を許して2-2の同点となり、W杯初出場の夢はついえてしまう。試合の行われた都市名から「ドーハの悲劇」と呼ばれた。
▼実はイラク代表の悲劇の方がはるかに深刻だったことが、フセイン政権崩壊後に明らかになる。当時スポーツ界を牛耳っていた大統領の長男ウダイ氏は、やはりW杯出場を逃したチームを許さなかった。監督は解任、選手は投獄された。
▼同じく独裁国家である北朝鮮の代表チームにも、耳を疑う噂が絶えない。大事な試合の結果次第で、選手が炭鉱や収容所に送られるというのだ。もし事実なら、15日の平壌の敗戦も納得できる。すでに最終予選進出を決めている日本とは、必死
さが違うというわけだ。
▼いずれにしても後味が悪い試合だった。日本代表は空港から長時間出られず、メディアの入国は制限され、観客のブーイングが、日本選手の歌う「君が代」をかき消した。北朝鮮の嫌がらせは目に余る。
▼当日は、横田めぐみさんが34年前、北朝鮮の工作員に拉致された日だった。本来なら選手たちには、救出活動の象徴であるブルーリボンを着けて戦ってほしいくらいだ。いやそもそも、国際ルールが通用しない国に、試合を行う資格はない。
⇒ 続きはこちら


 さて本日のメインニュースに移ります。

 日本国中どころか世界のあちらこちらでTPPの話題だらけ。海外メディアニュースを見てもトップに位置しているものが多いですね。しかし、海外と本邦との大きな差は、国民がTPPに関して基礎的な知識を有しているか、否か。情報公開量も異なりますが、国民の危機感の差は雲泥の差があります。政治への関心バロメータかもしれませんね。ネット上では、「そんなの関税ねえ、そんなの関税ねえ、はい、TPP・・・おっぱっぴー」などと騒がれている始末。小泉政権でも規制緩和は花盛りでしたが、国民の生活を考えるうえで非常に大きな規制緩和、というより規制が無くなるわけですから、どれを自由化してどれを自由化しないのか、といった国家としてのデジションが今後大きな問題となることは必至でしょうね。

 TPPに関しては私も何度となくメールニュースで取り上げてきましたが、おさらいということでブログのリンク先を掲載しておきます。興味のある方は以下の過去記事をご覧ください。

 http://koji-arai.blog.so-net.ne.jp/tag/TPP


 さてまずは今回の首脳会談で合意に至った内容を以下に記します。大枠ですから具体的な内容は皆無ですが、何となく見えてくるものがあります。が、肝心の医療分野については一切記載がないですね。逆の意味で脅威を感じます。


TPP大枠合意の主な内容 日本経済新聞 11/13 http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C9381959FE3E1E2E2978DE3E1E3E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
 環太平洋経済連携協定(TPP)の大枠合意の主な内容は以下の通り。
【主な特徴】
 包括的な市場アクセス。財・サービス貿易や投資について関税や他の障壁を撤廃する。
 完全な地域的な合意。TPP間の生産やサプライチェーンの整備を推進する。
 分野横断的な貿易事項。規制の統一、競争やビジネスの促進、中小企業、開発で取り組む。
 新たな貿易課題。技術革新への投資やビジネス環境を整備する。
 活力的ある合意。将来の貿易情勢に適応させるため合意を改定する。
【範囲】
 すべての貿易関連分野を対象とした一括的に交渉。従来の自由貿易協定(FTA)が対象とした問題への伝統的な手法を改定するとともに、新たな貿易問題や分野横断的な問題も加える。
 20以上の交渉グループが法的文書と市場開放について発展させた。
 9カ国は高い基準を適用することで合意。途上国が直面する敏感な問題や独特の困難について適切に対応する必要がある。
 新たな分野横断的な取り組みはコスト削減やTPP間の貿易の流れをスムーズにすることを意図している。中小企業の国際貿易への参加を促す。
 交渉チームは伝統的な分野で分野横断的な問題の取り組みを提案し、合意に向けて大きな進展を得た。
【法的文書】
 交渉グループはほとんどの分野で統一された法的文書を前進させた。一部の分野では文書はほとんど完成したが、他の分野では特定の問題について決着に向けて作業が必要。これらの文書には空欄が残っている。
 法的文書はTPPでの通商関連のすべての側面を対象とする。以下は交渉中の問題。
 ▽競争▽協力と能力向上▽分野横断的なサービス▽税関▽Eコマース▽環境▽金融サービス▽政府調達▽知的財産▽投資▽労働▽法的問題▽物品の市場アクセス▽原産地規則▽SPS(衛生と植物防疫のための措置)▽TBT(貿易の技術的障害)▽通信▽一時的な入国▽繊維と衣料▽貿易救済措置
⇒ 続きはこちら


 TPPに関する全般的な記事、賛成派と反対派それぞれに言い分はありますが、すべて日本が都合のいいようにはならない、というよりも交渉下手な我が国ですから、損することも多いかもしれませんね。これは全くの私見ですが、ボリュームでは海外に絶対負けてしまうのは明らかであり、日本はボリュームでなくクオリティで勝負すべきだと思います。日本ブランド神話は海外でも根強いのでは?


経済活性化か生活の破壊か 農業への補償が課題に 「経済の争点」TPP交渉参加 共同通信社 11/17
 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/11/17/144619/?fullArticle=true
 野田佳彦首相は、環太平洋連携協定(TPP)交渉に参加する方針を表明し、米ハワイで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際にオバマ米大統領に伝えた。国論を二分したTPP交渉参加は、日本経済の活性化につながるのか、農業をはじめ国民生活に破壊的な影響をもたらすのか。TPP推進派と反対派の主張を整理し、交渉の展望を探った。
▽壊滅か再生か
 「関税プラス国内措置で現実的な自由化を進めるべきだ」。鈴木宣弘・東大教授は最大の焦点である農業について、TPPではなく、アジアや欧州連合(EU)との柔軟な自由貿易協定(FTA)を推進すべきだと主張する。
 TPPは全関税を10年以内に撤廃することを原則に貿易を自由化し、幅広い分野で共通ルールを作ることを目標にしている。コメの778%など主要農産品の関税がゼロになれば、農業は壊滅してしまうとの危機感が強まっている。
 政府はコメなどを例外品目として関税維持を求めるとみられるが、認められるかどうか不透明だ。農業政策の柱を、高関税による保護から、農家に補助金を直接支払う所得補償に転換することが必要になる。しかし農林水産省の試算では、新たに3兆円程度が必要。巨額の財源が難題だ。
 鈴木教授は、仮にコメの関税が250%ならコメ農家への補償は5250億円で済むとの試算を示している。農地の集約で営農規模を拡大し、国際競争力を強化する構想については「米国やオーストラリアとは農地の規模が違いすぎて競争にならない」と否定する。
 一方、山下一仁・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹は、現行の8千億円の戸別所得補償に代え、農業所得が中心の主業農家に限定した所得補償を導入すれば「関税がゼロでも追加的な財政負担は必要ない」と言う。一時10倍以上といわれたコメの内外価格差が、輸入米入札では2倍以内に大幅に縮小しているからだ。農地規模の比較については「各国の作物や品質の違いを無視した議論」と指摘。品質の劣る外国の低価格米を恐れる必要はないと反論する。
▽米国の要求
 「世界に冠たる日本の医療保険制度がTPPで壊されてしまう危険がある」。都内で開かれたTPPに反対する集会で、羽生田俊・日本医師会副会長は訴えた。混合診療が全面解禁されれば、国民皆保険制度が崩壊するという危惧だ。
 消費者にも危機感が広がっている。米国から遺伝子組み換え食品の表示ルールの廃止や、食品添加物などの安全基準の緩和を要求されるとの見方があるからだ。
 米国は、郵政改革や保険分野の規制緩和もTPPの場に持ち出すかもしれない。政府調達の自由化で、地方自治体が英文の資料作成などを義務付けられる負担を心配する声もある。多くの分野で不安が強まっている。
 これらはTPP交渉の議題とされていないものばかりだが、米国は日本が参加すれば取り上げるとの見方がある。木村福成・慶応大教授は「他の国と組んで米国に対抗することもできる。守りではなく攻めの交渉を考えるべきだ」と強調する。
 しかし、日米保険協議などで米国と渡り合った元財務官の榊原英資・青山学院大教授は「結局、自動車保険の自由化などの要求を受け入れた」と振り返り、「TPPでも米国は関心事項を次々に要求してくるだろう」と楽観を戒める。

⇒ 続きはこちら


 ここで少しだけFTAについて触れておきます。

自由貿易協定
 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%E8%B2%BF%E6%98%93%E5%8D%94%E5%AE%9A
 自由貿易協定(じゆうぼうえききょうてい、英: Free Trade Agreement, FTA)は、物品の関税、その他の制限的な通商規則、サービス貿易等の障壁など、通商上の障壁を取り除く自由貿易地域の結成を目的とした、2国間以上の国際協定である。
 地域経済統合の形態の中では、緩やかなものとされている。2国間協定が多いが、NAFTA(北米自由貿易協定)等の多国間協定もある。
 またFTAには自由貿易地域(英: Free Trade Area)として、自由貿易協定を結んだ地域を指す場合がある。 国際的には自由貿易協定(Free Trade Agreement)によって設定される自由貿易地域(Free trade Area, FTA)に略語を当てることが多く、日本では、自由貿易協定(Free Trade Agreement)にFTAの略語を当てることが多い。


 TPPと言っても非常に範囲の広いものであることは、皆さんもご存じのことと思います。私は医療関係者ですので、今回の記事は医療分野に限定したいと思います。特に混合診療との絡みは非常に気になるところです。混合診療については以下過去記事をご覧ください。

 http://koji-arai.blog.so-net.ne.jp/tag/%E6%B7%B7%E5%90%88%E8%A8%BA%E7%99%82


 TPPと医療分野の接点を分かりやすく書いている記事がありますのでご紹介します。とにかく本邦の優れた医療制度である国民皆保険制度は絶対に守ってもらいたいのと、今後国内外における民間保険会社の活発な動きが見られるかもしれませんね。


「混合診療」が焦点  政府は皆保険維持 「大型Q&A」TPPの医療分野 共同通信社 11/15
 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/11/15/144441/?fullArticle=true
 政府の環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加方針を受けて、医療界などから「国民皆保険制度が維持できなくなるのではないか」との懸念が示されています。

Q どうしてTPP問題に、医療保険が出てくるの? 貿易の自由化とは関係なさそうだけど。
A TPP交渉では関税だけではなく、金融サービスなどで非関税障壁をなくすことも目標。その中で公的医療保険に関わる問題も取り上げられる可能性があるんだ。

Q 日本の寿命が世界でもトップクラスなのは、誰もが安く自由に病院にかかれる皆保険制度が役立っている部分が大きいのでしょう? 交渉に参加して大丈夫なの?
A 医療分野を問題にしそうなのは米国ぐらいだけど、それにしても「公的医療保険は廃止して、民間保険に切り替えよ」と主張することは考えられない。政府も皆保険制度は維持すると言っている。

Q じゃあ心配する必要はないの?
A そうとも言い切れない。米国はこれまで、いろいろな場で保険診療と保険適用外の診療を併用する「混合診療」を認めるよう求めてきた。今回も全面解禁を求めてくる可能性はあるね。

Q 混合診療って"悪者"なの?
A 単純に善悪を決められる問題ではない。現在の制度では基本的に、保険外の診療を受けると、本来は保険が適用される治療まで全額自費になる。保険適用外だけど先進的な治療を受けたい国内のがん患者らも解禁を求めている。

⇒ 続きはこちら


 この後はTPPで医療絡みのニュースを掲載します。内容の重複するものなど同系列のものが多いですが、ご了承ください。また他意はありませんが、混合診療賛成派の記事に関しては掲載しておりません。ご了承ください。

 久し振りの投稿で、少々戸惑いながらも何とか復帰第一号を書き終えました。今後ともどうぞよろしくお付き合いくださいませ。なおファンレターなど、お送りいただいても全く拒みませんので、どしどしお寄せいただければ結構です。

 次号は、来春の診療報酬改定に関する記事を掲載しようかなぁ・・・なんて考えております。ただし確約ではありませんので、念のため。ではまた。


「正義派の農政論」【森島 賢】
TPPで国民皆保険も崩壊し、医療難民が続出する 農業協同組合新聞 2/14
 
http://www.jacom.or.jp/column/nouseiron/nouseiron110214-12528.php
 

TPPでどうなる?国民皆保険維持 日刊スポーツ新聞 11/11
 
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20111111-862175.html
 

TPP:混合診療「議論の可能性」 政府認める 民主慎重派は反発 毎日新聞 11/8
 
http://mainichi.jp/select/biz/news/20111108ddm002020095000c.html
 

揺れる農業・医療 TPP交渉参加 朝日新聞 11/12
 
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001111120001
 


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[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
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