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0601-644号 どこでもMY病院や地域連携で、予防含む総合的な医療介護を実現 [kensa-ML NEWS 【情報】]


 早いもので、もう6月に突入してしまいました。今月が終われば一年の半分が過ぎてしまいます。全く予想だにしなかった梅雨も突入してしまい、これまでの経験や知識が役に立たないことに気付かされる今日この頃です。

 相も変わらずジタバタとしているもので、なかなかメールニュースに辿り着けないのですが、言いたいことは山ほどあります。勘違いをされている方々のニュースが多く、釈然としない毎日。その一つに国歌斉唱に関するものがあります。思想的なお話はあまりしたくはないのですが・・・

 既に君が代は国歌として認められたものですが、国歌を愛する、という気持ちは日本国民の中でどの程度あるものなのでしょうね? また近年よく、帰属意識の欠如などと言われておりますが、自分の国、自分の職場にプライドを持てない(私は帰属意識とプライドは同一線上のベクトルのものと認識しています)方は何に対してプライドを持つのでしょうね???

 話がずれてしまいましたが、一番言いたいことにお話を戻します。

 私が以下のコラムを読んで思ったことは法律がどうとかこうとかいうことではなく、権利と義務の話。先生方が貴重な時間を費やして訴訟に明け暮れるのは如何なものか、ということです。組合の方々に叱られるかもしれませんが、職員>組合員が当たり前。義務を果たしてから権利を主張せんかい!です。このあたり勘違いされている方が多いのでは?と感じます。どこからお給料をもらっているの?という方もチラホラとお見受けするのが正直なところ。対面、対峙するのは法律やその他諸々のものではなく、自分が教えている生徒たちじゃないんですかね?それこそ先生って職はお忙しいのですから、そのようなお忙しい貴重な時間をもっと生徒たちにもっと向けてもらえないかなぁ・・・と切に願います。教師という文字には「師」がついています。また「先生」というのは「先に生まれた」からではありません(そういう意味もありますが)。なぜこの職に就いたのか、初心忘れるべからず・・・
 
 我々医療従事者だって一緒です。何のために働いているのか、もちろんプロですからそれ相応のペイがあって当然ですが、ペイのためだけに働かれているのでしょうか?ペイの分だけ働かれているのでしょうか?ま、自分の職にプライドのない輩(プライドではなく見栄をお持ちの方々という意味です)には自己を客観的に判断する能力が欠如しているが故、自分は大丈夫!と思われているのでしょうね。


産経抄 6/1 http://sankei.jp.msn.com/life/news/110601/edc11060102480000-n1.htm
 早坂隆氏の『世界の日本人ジョーク集』に「スープに蠅が入っていたら?」というよくできた話がある。「問題なく蠅を食べる」という中国人など、各国の人々の反応をジョークとして取り上げている。中でも対比がおもしろいのが、米国人と日本人だ。
▼米国人は「ボーイを呼び、コックを呼び…あげくに裁判沙汰となる」。一方の日本人は「自分だけに蠅が入っているのを確認してから、そっとボーイを呼びつける」。訴訟大国の米国と、なるべくなら争いごとを避けたい日本との風土の違いを示しているように思える。
▼だが一昨日、最高裁で判決があった国歌斉唱時の起立をめぐる裁判を見ると、日本も訴訟大国になったのでは、と錯覚させる。東京だけでも国旗・国歌をめぐる同様の訴訟が24件も起きている。750人近い教職員がその当事者となっているというから、驚きである。
▼自分の思想信条と合わない職務命令には従いたくない。聞こえはいいかもしれないが、普通の企業や組織ではそれは「わがまま」という。「蠅一匹で」とはいわないが、処罰を受けたら裁判に持ち込むというのなら、世の中訴訟だらけになってしまう。
▼幸い、最高裁の判決では斉唱時の起立を求めた職務命令は思想、良心の自由を侵害せず、合憲と断じた。4年前、国歌のピアノ伴奏の命令も合憲となっている。司法としてこれ以上の判断はない。いいかげんに不毛な議論はやめ、命令に服したらいかがか。

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 久し振りですので、メインニュースそっちのけでまずは言いたいことをどんどん行きます。

 臨機応変は、
 状況に応じた行動をとること。場合によって、その対応を変えること。▽「臨機」は事態にのぞむこと。「応変」は変化に応じる意。「機きに臨のぞんで変へんに応おうず」と訓読する。

 と書いておりますが、マニュアル通りにしなければ罰せられるような今の世の中、臨機応変という言葉自体が死語化しているような感もある昨今です。

 先日の原発事故においては、結果オーライ的な感があるのですが、やはり昔から言われるように、必要だったのは、ほうれんそう・・・報告、連絡、相談、なのでしょう。ただし本社に相談していたならば、どのようなことになっていたか、考えただけでもぞっとします。

 今回の列車火災の場合は、マニュアルそのものが間違っていたというか、危機管理上のミスですね。やはりリスクマネージメントにおける、最悪の場合を想定すべし、の基本原則から逸脱していたと感じました。根本が誤っているのですから、相談したところで一切進展はなかったと思いますが。現場の判断を、とも書いていますが、臨機応変で正確な対応ができる人材をどの程度抱えているのかについて甚だ疑問です。突発的緊急事態発生時にはマニュアルなんて紙切れに過ぎなくなります。大震災で実証済みでは?


JR特急火災 避難誘導の遅れは重大問題だ(6月1日付・読売社説)
 
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110531-OYT1T01150.htm
 焼け焦げた車両、脱出した乗客のすすだらけの顔。「煙に巻かれて死ぬのかと思った」という乗客の言葉通り、一歩間違えば大惨事だった。
 北海道占冠村のJR石勝線トンネル内で起きた特急列車の炎上事故で、北海道警は31日、業務上過失傷害容疑でJR北海道を捜索した。国土交通省の運輸安全委員会も事故原因を調べている。
 エンジンの動力を車軸に伝える「推進軸」の周辺の部品が落下したため脱線が起き、何らかの火がディーゼル燃料に引火した可能性があるという。
 部品落下はJR他社でも過去10件ほど起きていた。国交省は今回の事故を受け、鉄道各社にディーゼル車の緊急点検を指示したが、結果的に過去の情報は生かされなかったことになる。
 捜査当局には徹底した原因究明を進めてもらいたい。
 今回の事故では、乗客に対する避難誘導に大きな問題があった。乗客ら248人中39人が煙を吸うなどして病院で手当てを受けた。軽症で済んだのは、乗客が独自の判断で避難を始めたからだ。
 乗客は煙に巻かれながら、トンネルの出口まで500メートル近くを徒歩で逃げた。もしも出口がさらに遠く、幼児や体の不自由な人がいたらと考えるとぞっとする。
 車掌は停車の11分後、列車運行の指令センターに「避難したほうがいい」と訴えたが、センターは「車内に煙が入る。ドアを開けるのは待て」と指示したという。
 さらに運転士が列車から降りて確認したが、炎は見えず、乗り合わせたJR社員も「火災は発生していない」と報告していた。
 火災は目で見て確認するというマニュアルが、結果的に避難誘導の妨げになったと言えよう。
 結局、センターが火災と認識したのは発生から2時間後で、乗客の避難が終わった後だった。
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 無駄話をもう一席だけ。

 女々しいとか、女の腐ったようなとか、「女」という文字が悪い意味で使われる言葉ですが、これはいかがなもんでしょうか?

 私は経験上、世の中で一番下劣で醜いものは「男の嫉妬」だと思っています。ぐちぐち陰でこそこそ人の悪口言ってるのなら、正々堂々と言ってみろよ!と思うこと多々あります。ですから女々しいとかいうのは女性に対して本当に失礼な話です。

 しかし既に梅雨入りしてしまったとは本当に驚きですね。私にとっては想定外でした。ジトジトジメジメ嫌ですね。「男の嫉妬」までは嫌じゃないですが。


産経抄 5/29 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110529/plc11052902230001-n1.htm
 かつて新聞などが、その年の梅雨を「女性型」と「男性型」とに分けて解説することがあった。シトシトといつまでも降り続くのが「女性型」であり、集中的に豪雨をもたらした後は一転して晴れるのが「男性型」だった。むろん今では誰もそんな言い方はしない。
▼何ごとにつけ男と女を分けるのがお嫌いな方が増えたせいもあろう。それに、豪雨の後はカラリ青空といった男性にほとんどお目にかかれなくなったせいかもしれない。とはいえ、毎年の梅雨にそれなりの「個性」があることは経験上間違いなさそうだ。
▼今年は近畿などに加え、関東甲信や東海までが早々と梅雨入りした。平年より12日も早いそうだ。このまま夏までシトシトと降り続くのか、集中豪雨や梅雨の中休みがあるのか。大震災後で電力不足も予想されるだけに気にはなるが、お天気のことだけにまだわからない。
▼そう言えば、政治の世界の空模様もさっぱりわからなくなってきた。菅直人首相がサミット出席で留守の間に、自民党や公明党は内閣不信任案を出す方針を固めたという。民主党内にも小沢一郎氏系を中心に50人程度が同調の構えらしく予断を許さない。
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 本日より始まった、スーパークールビズ。皆さんはいかがお考えでしょうか?

 私の限界は昨年までのクールビズまでで、スーパークールビズなんて絶対に対応しません。閣僚の方々も皆さんこぞってアロハシャツやポロシャツ、ジーンズなどでご出勤なのでしょうか? いっそ見た目も考えて浴衣にしてみてはどうでしょう?

 もちろん大震災での影響による節電の必要性は理解できますが、かといって私にはこのような服装の乱れは我慢ができません。これまで何施設も経験してきましたが、医療従事者の皆さんは服装に無頓着な方が多くって、誰この人?みたいな恰好をしている人も珍しくありません。やはり社会人ですから最低限のマナーというものがあるはず。私は少々暑くともアロハシャツにジーンズなんて格好、病院には絶対にしていきません。患者さんにやっぱり医療関係者は常識がないのね、なんて言われたくありませんから。まあ、格好を気にする前に中身が問題で、挨拶すらできない人が多いのが一番嫌なことですけど。コミュニケーションが必要って最近医療現場でよく囁かれますけど、コミュニケーションの始まりは挨拶から、です。

 非常に嫌ですけど、ご紹介しておきます。安っぽいチラシみたいなHP。

環境庁特設HP 
http://www.challenge25.go.jp/practice/coolbiz/coolbiz2011/


知りたい!:広がるかスーパークールビズ ポロシャツで商談できる? 毎日新聞 5/30 
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20110530dde001040006000c.html
◇「節電」「節度」悩ましく
 東日本大震災を受けた節電対策のため、環境省が6月1日から始める「スーパークールビズ」。職場でポロシャツ、アロハシャツ、Tシャツにジーンズの着用まで認める試みだが、大きなうねりとなって広がるだろうか。【江口一、宍戸護、江畑佳明】
 地球温暖化対策として、ノーネクタイや上着なし勤務を奨励する「クールビズ」が始まったのは小泉純一郎内閣の05年。そのハードルをさらに別表のように引き下げる「スーパー」が浮上したのは、福島第1原発事故で当初、「夏の電力25%削減」が盛んに指摘されたためだった。
 環境省は、日中の廊下の電灯をほとんど消すなどの節電策を試したものの、削減量は2割にも届かない。「空調の使用を減らし、冷房温度を(国の基準上限の)28度で徹底するしかない」として、より働きやすい軽装を認めることにした。
 ただ、国は従来冷房温度を28度に設定しており、さらに温度を上げることについては環境省も「熱中症になってしまう」と消極的だ。「むしろ上限を26度などにしている民間企業に、引き上げを呼びかける率先行動としたい」(国民生活対策室)ともくろむ。
 その企業。アサヒビール広報部は「今のところは、クールビズ以上の対応は考えていない。ノーネクタイを認める程度です」。「スーパー」で示された服装については「ポロシャツ姿で商談というのも、なかなか難しいでしょうね」。三菱商事広報部も「(『スーパー』で例示された)服装の社員は見当たらないし、社としても認めておりません」と消極的だ。
 一方、積極的に取り入れようとしているのはイオン(本社・千葉市)だ。「カジュアルビズ」と名付け、ポロシャツとチノパンを基調としたスタイルの服装を23日に発表した。全国の400以上の店舗で順次販売する。
 社員にも「販売しているものは社内での着用もOK」と勧める。とはいえ「襟のあるシャツが基本で、Tシャツは不可。短パンやバミューダなど足が見えるズボンも禁止です。お客様に失礼になることもありますから」(コーポレート・コミュニケーション部)。
◇歴代環境相PR
 城南信用金庫(東京都)は、今年5月から「クールビズ」を導入したばかり。「ネクタイぐらいは外してもよいだろうとの判断です」と担当者。信用第一の金融機関のハードルは依然高そうだ。
 いずれの企業も「お客様の前で極端にカジュアルな格好はできない」という姿勢は共通している。肝心の電力削減効果は旗振り役の環境省でさえ「予測できない」としており、対外的な“説得力”に今ひとつ欠けることも影響しているのか。スーパークールビズではファッションだけでなく、「勤務時間の朝方へのシフト」などワークスタイルの変更も推奨されている。

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 さて「まぁみなさん聞いてください・・・コーナー」から一転、医療関連情報に移ります。まずは感染症メルマガ発刊のご紹介から。ご紹介なので、記事をご覧ください。コメントはありません。私は早速登録しました。


感染症メルマガ、3日から配信- 厚労省、医療者向けに情報 CBニュース 6/1 
 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/34430.html
 厚生労働省は6月3日から、医療従事者向けの感染症メールマガジン「感染症エクスプレス@厚労省」を配信する。感染症の発生動向などを定期的に発信するほか、緊急情報については随時速報し、日常診療に役立ててもらう。
 3日に第1号を創刊し、原則として毎週金曜日に配信。個別の感染症の発生状況や、患者動向を踏まえた注意喚起、国内外の統計情報、予防接種に関するお知らせといった情報を届ける。
 配信希望者は、同省ホームページから登録する。

登録ページ: http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/


 さて携帯電話の出す電磁波が人体に悪影響を及ぼすということはかなり以前から言われていたことですが、WHOの研究機関より初めて指摘されました。ただし、完全に科学的に証明されたのか、非常に疑問符が付きますし、具体的な数字を挙げていただかないと納得はできません。コーヒーなどと同じレベルということで、余計に???となりました。いらぬ電磁波は受けないほうが体には良いことなんて言われなくともわかっていますが・・・メールしすぎると皮膚がんになりやすい、なんてもし言われたとしたら非常にインパクトあるんでしょうけどね。


携帯電話:電磁波でがん「限定的な危険性」 WHOの研究機関、初めて指摘 毎日新聞 6/1
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20110601dde041040083000c.html
 【ジュネーブ共同】携帯電話の電磁波とがん発症の関連性について、世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(本部フランス・リヨン)は31日、「聴神経腫瘍や(脳腫瘍の一種である)神経膠腫(こうしゅ)の危険性が限定的ながら認められる」との調査結果を発表した。WHOの組織が携帯電話に関して発がん性を指摘したのは初めて。
 国際がん研究機関は危険性の数値化はしておらず、「(最終的な結果を得るためには)今後、携帯電話の長時間使用について調査を続ける必要がある」としている。同機関の分類では、電磁波による発がんの危険性について得られている証拠の確実性は、鉛やコーヒーと同じ部類に入るという。
 当面の対策としては「(耳に触れずに)携帯電話のメールを使うなど直接電磁波に触れないような使用方法が重要だ」と指摘。なるべく携帯電話本体に触れる時間を短くするよう提案した。
⇒ 続きはこちら
 

 さて少々古い記事ですが、本日のメインニュース二題に移ります。

 各医療機関では徹底的な経営努力を行い、かなり安定経営に転じた施設も多いようです。さらに一年前の診療報酬改定によりさらに黒字に転じた施設も多いことが予想され、その差益をこれまで行えていなかった設備に投入するのでは?との予想記事ですね。添付資料もかなり膨大なものでしたが、一通りようやく目を通しました。来年度の診療報酬改定がどのようなものになるのか不明ですが、大震災の影響がどのようなものになるのか、予想通りになるのか、如何なものでしょう?

 資料ダウンロードは以下のURLです。
 
http://www.m3.com/tools/Document/WIC/pdf/201105_4/1542_1_1.pdf


[医業経営] 今後1年以内に、多くの病院で医療機器等への投資を開始 5/23 厚生政策情報センター
 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/5/23/136892/
医療施設経営安定化推進事業 平成21年度 病院経営管理指標(5/16)《厚労省》
  厚生労働省は5月16日に、平成21年度の病院経営管理指標を公表した。それによると、(1)医療法人立病院では黒字病院の比率が80.8%(p28-p29参照)(2)開設者に限らず、療養型・精神科病院が、一般病院・ケアミックス病院の黒字比率を上回っている(p28参照)(3)医療法人立病院では医業利益率はプラスだが、自治体立病院では大きくマイナスである(p29-p30参照)(4)病床規模別に見ると、400床以上の病院の医業利益率が他の病床規模に比べて高い(p32-p35参照)(5)全体でみると地域医療支援病院の承認があるほうが医業利益率が高いが、医療法人では逆に承認のない病院のほうが高い(p36参照)(6)医療法人立のDPC病院(一般病院に限る)では7対1のほうが10対1よりも医業利益率が高いが、自治体病院等では10対1のほうが高い(p36-p38参照)(7)4分の3の病院が「今後の設備投資計画あり」とし、うち4割が投資開始時期を1年未満と考えている(p53-p54参照)(8)投資内容としては医療機器が58.44%で最も多い(p54参照)-ことなどが明らかになっている。
  黒字病院の比率の年次推移を見ると、たとえば平成20年度の医療法人立黒字病院は76.7%であるように、全般的に増加傾向にある。この点については「医業外利益分(自治体立の場合は他会計繰入金など)による経営改善の影響が大きい」と分析
している(p28参照)。

⇒ 続きはこちら
 

 本日ラストのニュースに移ります。

 どこでもMY病院やどこでもMYカルテなど目立つインフラ整備は計画されている状況ですが、次段階で大きな障壁となるのがもっと根本的なところ。これまで私も何度も申してきましたが、データそのものが標準化されていない、要するに共有化できるデータが少ないのにどのようにどこでもMY病院など作れるのでしょうか?外見より中身が大切だと私は思います。私自身、中身にこだわって十年以上活動してきていますが、政権混乱の情勢であることも考え、かなり冷静に状況を見つめているところです。概論的なものではなく早く根本的で具体的な議論になってもらいたいものです。

 資料ダウンロードは以下のURLです。
 
http://www.m3.com/tools/Document/WIC/pdf/201105_4/1545_7_1.pdf


[医療情報] どこでもMY病院や地域連携で、予防含む総合的な医療介護を実現 5/26 厚生政策情報センター 
 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/5/26/137062/
医療情報化に関するタスクフォース(5/25)《首相官邸》
  政府は5月25日に、医療情報化に関するタスクフォースの報告書を公表した。政府のIT戦略本部は、個別分野の検討を集中的に進めるため、2010年9 月にさまざまなタスクフォース(部隊)を設置した。このうち、医療情報化に関するタスクフォースでは、(1)どこでもMY病院構想(2)シームレスな地域連携医療(3)レセプト情報等の活用による医療の効率化や、医薬品等安全対策-の主に3点について調査・検討を進めてきた。
  (1)のどこでもMY病院構想とは、国民(患者)が自らの医療・健康情報を電子的に管理・活用することを目指すもの。国民は、自分の医療・健康情報を医療機関に提示することで、過去の診療に沿った治療を受けることができる。報告書では、国民・医療機関双方のメリットを示すとともに、運営主体や情報提供ルールなどを整理している。当面は、レセプトや健康情報、退院時サマリ、検査データなどの提供に止まるが、将来的には利用者・参加医療機関の拡大により地域連携ネットワークの推進や、ITを活用した総合的な医療介護サービス提供の実現が期待される。今後は、電子版「お薬手帳/カード」の具体的検討や、情報提供標準フォーマットの作成、運営ルールの作成などが進められる(p5-p13参照)(p37-p93参照)。
  (2)のシームレスな地域医療連携とは、施設間・地域間・職種間の境界を越えて、切れ目のない医療・介護サービス提供を目指すもの。(1)のどこでも MY病院構想と一体的に進めることで、在宅・疾病予防等を含めた総合的なサービス提供が可能となる。当面は、患者のQOL向上や医療費適正化効果が期待できる疾病についてモデル的に推進される。また、連携を既存の二次医療圏内だけで進めるには費用捻出などの課題が多いことから、クラウドを活用した都道府県単位の連携ネットワークが必要と報告書は指摘。その際、ネットワークのハブとなる地域協議会を設置することが連携の円滑化に有用とし、多くの都道府県で協議会を設けることを提案している(p14-p26参照)(p94-p153参照)。

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美美

ご訪問ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
by 美美 (2011-06-02 20:33) 

kawasemi

nice ありがとうございました。

不信任案を避けるためについたオオウソ。
もう、政治も政治家も信じられません。
国民のためなんてもう言うな!
by kawasemi (2011-06-03 21:46) 

くま・てーとく

日の丸と国家に対しては、ネガティブキャンペーンが効を奏してますよね…。
以前何かで読んだのですが、日米のそこそこ地位のある人々が集まるパーティーで、星条旗が掲げられ米国国家が流れると、米国の人はみんな星条旗を見上げて国家を歌ったが、その後、日の丸が掲げられ君が代が流れた時、日本人は私語に夢中で国旗に見向きもせず、君が代を歌った人は殆どおらず、筆者の方は日本国民として恥ずかしかったと言っておられました。

すみません、記事の本題からずれた部分にフォーカスしちゃって…m(__)m
by くま・てーとく (2011-06-05 00:43) 

Koji

美美さん
 こちらこそご訪問有難うございました。今後とも宜しくお付き合いください。

kawasemiさん
 ついて良いウソ、ついて悪いウソなんて本来はないんですよね。
 やはり権力というものの魔力に一度取りつかれるとなかなかその呪縛から離れられないのでしょうね。

くま・てーとくさん
 お久しぶりです。コメント有難うございました。
 私は「君が代」そのものの歌詞の意味は好きではないのですが、曲自体は素晴らしい国家だと思います。国に対してプライドを持てない方が多いのか、それとも単なる平和ボケのせいなのか、・・・どちらもでしょうね。
by Koji (2011-06-06 08:49) 

Ranger

Kojiさんのブログは、情報満載で、中身が濃いですねぇ!
by Ranger (2011-06-08 11:14) 

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    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
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