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0113-624号 医療を開く:/1 独立行政法人・国立病院機構理事長、日本医学会総会会頭・矢崎義雄 [kensa-ML NEWS 【情報】]


 毎日寒い日が続いておりますが、如何お過ごしでしょうか?私は昨日1/12に無事誕生日を迎え、すっかりええ年になってしまいました。就職したての頃は、私の現在の年の方を見ると「おやじ―」と思ったものですが、自分が実際この年になってみると実感は全くありません。まだまだ若い気でおりますし、まだまだ若い者には・・・という気持ちはいっぱい持っておりますが、そう思うということは老いた、ということなのでしょうね。昨晩、両親に「また一つ年を重ねることが出来ました。有難うございました」と電話を入れましたが、何やら複雑な気分でした。私の親父に「お前も年取ったのぉ」と言われ、「親父に言われたないわ」と返し、二人で大笑い。


 さて巷ではかなりインフルエンザが猛威をふるっている状況ですが、その割には通勤途中でマスクを着用している方が非常に少ない状況。マスコミ対応は昨年のような報道どころか、殆どニュースにも出てこないような気がしています。そのような中で、遅ればせながらといった感もありますが、読売新聞が今朝の社説で取り上げていました。昨年末の職場における忘年会は生もの一切なし。串カツが出てきましたが、揚げ過ぎ位のカチカチ。お店側も死活問題ですからねぇ~


冬の感染症猛威 拡大防止に手洗いと消毒を(1月13日付・読売社説)
 
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110112-OYT1T01152.htm
 冬季に多いノロウイルスやインフルエンザウイルスによる感染症が、猛威を振るっている。
 昨冬は、新型インフルエンザの出現で、社会全体が感染症への警戒感を高めていた。このため、新型インフルエンザを除き、ノロウイルスを含むほとんどの感染症で患者数が例年を大きく下回った。
 ところが、今冬は、その警戒感が薄れたスキを病原体に突かれた形になった。流行の拡大を防ぐため、消毒や手洗いといった感染症対策の基本を、改めて徹底する必要があろう。
 ノロウイルスを主な原因とする感染性胃腸炎については、患者の急増を受け、「警報」を発令する自治体が相次いでいる。
 飲食店を利用した多数の客が下痢や嘔吐(おうと)の症状を訴えたり、保育園でも園児たちが、同様の症状に陥ったりする例が目立つ。中には幼児が死亡した例もある。
 食を通じた感染例が多い。二枚貝の生食や、調理する際の食品汚染などが原因となる。
 患者の吐しゃ物の処理や消毒が十分でない場合、残ったウイルスが乾燥して舞い、それを吸い込んで感染することもある。
 問題は、このウイルスに対する予防ワクチンがなく、発症しても治療薬がないことだ。水分を十分に取り、回復を待つしかない。
 しかも、このウイルスは、一般的なアルコール消毒では死滅させることができない。このため患者の吐しゃ物を処理する際には、きれいに洗い流すか、塩素系の消毒剤を使う必要がある。
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 寒いお話ばかりではなく、昨年のクリスマスイブより始まった「タイガーマスク運動」、全国にその輪が広がっていますね。タイガーマスクだけではなく、鉄人28号だとか仮面ライダーだとか、そういう方々も出てきているそうな。

 日本は諸外国と比べ、寄付金などあまり目立ちませんが、ユニセフなどによると、実は不況にもかかわらず増額しているとのこと。一時的なブームではなくその輪が広がり、ニュースとして取り上げられなくとも継続していけばと願います。



春秋 日本経済新聞コラム 1/11 http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE0E3E6E1E2E3E6E2E3E3E2E3E0E2E3E39F9FEAE2E2E2;n=96948D819A938D96E08D8D8D8D8D
 50歳前後の男性の中には、胸が熱くなった人もいるのではなかろうか。元日の夜、小田原の児童相談所が入居する建物の前に、6つのランドセルが置いてあった。一番上には「お年玉です 伊達直人」との添え書きがついていたという。
▼高度成長の終盤に一世を風靡したプロレス漫画「タイガーマスク」の主人公の名前である。それをもとにしたアニメを覚えている人の方が、多いかもしれない。ファイトマネーで自らが育った児童養護施設を助け、さらには全国の孤児を助けるために、あえて命がけの過酷な闘いを繰り返していく、という物語だ。
▼昨年のクリスマス、前橋の児童相談所にランドセルが置かれていた。やはり伊達直人の名前が添えられていたが、別人らしい。前橋の件に感銘を受けたという小田原の贈り主は、「タイガーマスク運動が続くとよいですね」と記した。岐阜や長崎などでも同じような出来事が続く。善意は別の善意を呼ぶのだろう。
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 心温まる話題はこれまでにして医療関連ニュースへと移ります。まずは感染症関連で3篇。

 毎年毎年ワクチンを作る際に流行予想をされていますが、当たり外れもあるもので、昨年から今年にかけてのワクチンは当たっているようですね。しかし外れの年もあるもので、万能ワクチンがあればなぁと誰もが思われていたはずです。良いものが出来れば良いですね。


インフル万能ワクチン開発に期待 新型患者から抗体発見 朝日新聞 1/11
 
http://www.asahi.com/health/news/TKY201101110091.html
【ワシントン=勝田敏彦】米国のシカゴ大とエモリー大などの研究チームが、2009年に流行した新型の豚インフルエンザにかかったが回復した患者が広い範囲のインフルを予防できる抗体を持っていることを突き止めた。ウイルスの変異によらず効く「万能ワクチン」の開発につながる可能性がある発見で、10日発行の米専門誌ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・メディスンに発表した。
 チームは、新型インフルのワクチンを開発するため、21~45歳の患者9人の血液から抗体の遺伝子を特定。その遺伝子から86種類の抗体を作り、ハツカネズミに各種のインフルのウイルスを与えて反応を確かめた。
 その結果、5種類の抗体では、過去10年ほどの間に流行したすべてのH1N1型ウイルスに対して予防効果があった。また、「スペイン風邪」を起こした型や、毒性が強いH5N1型(鳥インフル)にも効果があった。
 インフルのウイルスの型は、表面に突き出る棒のようなたんぱく質の形状で決まるが、今回見つかった抗体は、変異しやすい先端部ではなく、あまり変化しない「軸」の部分に反応しやすく、広範囲のウイルスに効くらしい。
 チームのパトリック・ウィルソン博士は取材に「すべてのウイルスに反応するわけではないが、万能ワクチンができそうだ」と答えた。
 季節性インフルに感染すると、体内に抗体ができるが、別の型が流行すると予防効果は期待できず、次の流行期に広がる型を予想して製造されるワクチンを接種する必要がある。「万能ワクチン」ができれば、抗体の効き目が残っている間は新たな接種の必要がなくなって副反応のリスクが減るほか、製造コストの低減などが期待される。
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 寄生するということは共存共栄が原則ですから、寄生しないと生きていけないウィルスなどは宿主を生かさず殺さずの状態に持っていくのが自身のためだと言われてきました。HIVウィルスが発見された当初、宿主の免疫力を低下させ、死に至らしめる訳ですから、馬鹿なウィルスと言われていたのを思い出します。しかし細菌にも同じようなものがあるとは考えてもみなかったのが、正直なところですが、こんなものがあったんですね。目からうろこでした。


自らの病原性抑える遺伝子発見 院内感染の原因菌 共同通信 1/11
 
http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011011101000838.html
 院内感染の原因菌になるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に、自らの病原性を抑える遺伝子があるのを見つけたと、関水和久東京大教授らが11日発表した。新たな治療法や薬の開発に役立つという。
 関水教授は「病原菌は、宿主である人間を攻撃するだけでなく、病原性を抑えて宿主の生存を図る“生かさず殺さず”の戦略を取っているのではないか」と話している。
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 次の話題はSTD、いわゆる性行為感染症に関するもの。

 正直言って、今さら何をいっとんねん、です。私が就職した頃の施設では、殆どが産婦人科からの依頼でしたが、クラミジア抗原や抗体などの検査を実施していました。検体は性器からのものだけではなく、のどからもよく提出されていました。約二十年ほど前の話ですよ・・・あまりにもの進展の無さに、唖然、です。


性感染症、のどからも感染の恐れ 厚労省研究班 朝日新聞 1/12
 
http://www.asahi.com/health/news/TKY201101070233.html
 淋病(りんびょう)やクラミジアなどの性感染症は、性器だけでなく、のども温床になっていることが、厚生労働省研究班などの調査でわかった。自覚症状がないまま、オーラルセックス(口を使った性行為)で広がる危険がある。性感染症は不妊症にもつながりかねず、研究班はのどへの感染の広がりを本格的に調べ始めた。
 研究班のメンバーで東京女子医大の余田敬子准教授らは、2005~09年、同大の東医療センター耳鼻咽喉(いんこう)科(東京都荒川区)と、川崎市の性感染症専門のクリニックで調査した。男性335人と女性519人の淋菌やクラミジアへの感染を調べた。患者は、風俗店の従業員や利用者が多かったという。
 淋菌は、のどだけに見つかった女性は54人で、性器だけに感染していた20人より多かった。このほか20人が両方に感染していた。男性は、性器だけが75人、のどだけが19人、両方が33人だった。
 クラミジアは、女性でのどが21人で、性器が103人、両方感染している人が32人いた。男性はのどが6人、性器が81人、両方が3人だった。
 クラミジアと淋菌は性感染症で1、2番目に多い。女性は子宮頸(けい)管炎や尿道炎、男性は前立腺や精巣上体の炎症を起こすことがあり、不妊の原因や、HIV(エイズウイルス)などの病気にもかかりやすくなる。
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 さてここからは我々の医療ネットワークに関する話題です。

 国立高度専門医療センターいわゆるナショナルセンターが独立行政法人化され、国立高度専門医療研究センターになったことや、以前の体制では「総長」が、現体制では「理事長」に変化したこと、諸問題が発生していることなど、報道でも取り上げられてきました。「理事長」を選出するにあたり、従来の方法を取った施設や、公募制度をとった施設など様々。今回は8法人で8名の理事長を公募するということで、またまた大荒れの様相を呈してきましたね。でも何でもかんでも民間人を登用すれば良いとの発想は貧困で、餅は餅屋の部分もあってしかるべきではないでしょうか?それと仕分けも必要でしょうが、長期的な展望に立って実践すべきこともある筈で、足元ばかりを見ていると、本当に大切なものを見失ってしまうこともあるのでは?と危惧します。


独法の役員公募開始―厚労関係は8法人 CBニュース 1/11
 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/31812.html
 政府は1月11日、昨年4月の事業仕分けの結果を踏まえ、退職公務員のいわゆる「天下り」の受け皿になっていると指摘された独立行政法人の役員ポストのうち、3月末で任期満了となる22法人26ポストについて民間からの公募を開始した(一部は7日から先行募集)。このうち厚生労働省所管の法人では、国立循環器病研究センターの理事長ポストなど、8法人で8人を募集している。
 厚労省関係の内訳は、▽国立健康・栄養研究所(非常勤監事、1人)▽高齢・障害者雇用支援機構(理事長、1人)▽医薬基盤研究所(非常勤監事、1人)▽国立循環器病研究センター(理事長、1人)▽国立精神・神経医療研究センター(理事長、1人)▽国立国際医療研究センター(理事長、1人)▽国立成育医療研究センター(理事長、1人)▽国立長寿医療研究センター(理事長、1人)―。
 公募の締め切りは2月2日。厚労省で選考の上、4月1日に任命する。
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 今日のメインニュースに移ります。

 ここからは、私たちのグループ、国立病院機構のトップである、矢崎理事長に関するもの。インタビュー記事を含めてご覧ください。私の拙いコメントは控えます。


日本医学会総会2011●キーパーソン インタビュー
「医療者と国民の英知を結集し、病院と勤務医の未来をひらく」
 国立病院機構理事長の矢崎義雄氏に聞く 日経メディカルオンライン 1/4
 
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t120/201101/517914.html
 今年2011年は4年に1度の日本医学会総会が開催される年。4月8日から3日間、東京で開かれる第28回総会では、日本の医学界の各領域のリーダーが集結し、医療・医学に関する広範な講演、シンポジウム、展示が行われる。日経メディカル オンラインでは、日本医学会総会と連携し、今大会の目玉である特別企画「医療を語る」「医学を語る」のキーパーソンへのシリーズインタビューを企画した。
 第1回は、第28回日本医学会総会会頭の矢崎義雄氏。矢崎氏は今大会の特色を「医療と社会との接点」とし、特にここ数年日本の医療界の大きな問題となっている「医師不足」「地域医療の崩壊」に焦点をあて、「医療者と国民の英知を結集し病院と勤務医の未来をひらく糸口を示したい」と話す。
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―今年の日本医学会総会のメーンテーマは「いのちと地球の未来をひらく医学・医療―理解・信頼そして発展」ということですね。この言葉にはどのような意味が込められているのでしょうか。
 矢崎 医学、医療は有史以来、人類の発展、幸福に大きく貢献してきました。医学、医療の進歩というのは人々の命を助け、その結果として地球の未来を開いている。これが大きなコンセプトとしてまずあります。しかし医学、医療が進歩しますと社会との接点が広くなり、また複雑になってくる。昨今言われる「地域医療の崩壊」などは、社会との接点が広がった結果、起こった負の側面といえると思います。従って、医学、医療の発展のためには社会そして国民の皆さんに医療をよく知って、理解していただかないといけない。そこで「理解・信頼そして発展」という3つのキーワードを取り出しました。

―今回の医学会総会の特色を教えてください。
 矢崎 今お話ししましたように「医療と社会との接点」を強く意識し、医療経済の話、地域医療の問題などを大きく取り上げています。折しも、今年は国民皆保険が誕生してちょうど50周年になるんですね。1961年の国民健康保険発足から日本の医療は著しく進歩し、平均寿命、健康寿命が世界一になるほど、人々は健康を享受することができるようになった。OECD諸国の中でも最も効率的に医療が提供されているとWHO(世界保健機関)からも評価を受けています。
 しかし最近は経済成長が停滞して、さらに人口の高齢化や医療の高度化によって医療費が以前よりかかるようになっていて、健康保険を財源的にサポートすることが難しくなっている。その中でどういうふうにバランスを取って国民皆保険を維持していくかは極めて重要な課題です。そこで記念企画「国民皆保険制度50周年記念シンポジウム」を行い、経済学者、行政、患者さん、医療者それぞれの立場から議論していただきます。

―国民皆保険そのものを見直すという考え方もありますが、やはり維持すべきというお考えですか。
 矢崎 はい。論点は、維持するにはどうしたらいいか、いかにサステイナブル(持続可能な)な制度として立て直すか、だと思います。そのためには、国民も医療の使い方を学んでほしい。国民の医療に対する理解が深まれば、財源を消費税で手当てする、といった可能性も出てくるのではないでしょうか。

―先ほどお話に出た「地域医療の崩壊」という問題に関しては。
 矢崎 まず「どうして地域医療が崩壊したのか」という議論をしなくてはいけないと思います。はっきりしているのは、地域の安心、安全な医療の中核を担っている病院が医師不足などで機能しなくなりつつあるということです。地域医療の中核を担っている病院が今後どう活動していったらいいか、あるいはそこに勤務している医師が将来希望を持てるような職場にするにはどうしたらいいか。処遇の問題、チーム医療の問題も含めて議論していただきます。

―先生ご自身としては、地域医療の崩壊の原因はどのあたりにあるとお考えですか。
 矢崎 一言でいえば、医療評価のパラダイムが変わったということだと思います。従来の医療評価はパターナリズムで、医師が自分で評価して治療法を決めて進めていけばよかった。ところが今は患者さんが自分の価値観で自分の治療法を選びたい。例えば手術をするのか手術しないのか、手術にもいろいろな方法があってどの方法にするのか。その選択肢も医療の進歩で広がっている。しかし、医療は情報の非対称性があるので、医師がよく説明して患者さんに納得していただかなくてはいけない。かつて「3時間待って3分診療」とか言われましたが、今は一つひとつ丁寧に説明しないと患者さんが納得しないので、医療にすごく時間がかかるようになっています。一方で、医療費抑制で病院の医師は全く増やせない。だから医師の仕事ばかり増えるわけです。
 それともう1つ、医療というのは個別性が高くて、不確実性の高い技術なのですが、それが国民に理解されていない。医療が大変複雑になって、医師の負担が増えているにもかかわらず、患者さんの方は逆に、医療が進歩したのだから「こういう病気も治る、ああいう病気も治る」という生半可な知識をテレビ番組などで得て、医師に求める。つまり、患者さんは医療に対して過大な期待を抱くのですが、医療は不確実なので期待通りの結果になるとは限らない。期待と結果の間に落差があると、患者さんは不満を訴える。場合によっては訴訟を起こすかもしれない。それは、病院の勤務医にとってはリスクなので、リスクの少ない方へ多くの医師が流れていってしまった。それが病院の「医師不足」ですよね。
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【毎日新聞社ニュース 2011/01/12】
 医療を開く:/1 独立行政法人・国立病院機構理事長、日本医学会総会会頭・矢崎義雄
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20110112ddm013040188000c.html
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◇患者の期待と現実の間
 医療を取り巻く環境は、ここ十数年で大きく変わった。1961年に国民皆保険制度が完成し、それまで困難だった医療機関での受診を、国民がほとんど負担なくできるようになった。その結果、日本は世界一の長寿国となり、高齢化の進んだ社会となった。医療技術も進歩し、克服できる病気も増えた。
 一方で医療の進歩は医療費の高騰を招く原因にもなっている。経済成長の停滞によって医療費の個人負担が徐々に重くなると共に、患者には「最善の医療を受けたい」という思いが強くなった。横浜市大病院の患者取り違え事件などの医療事故が重なったこともあり、医師任せの考え方から、自ら治療方針を選択するという患者が増えた。
 だが患者が持つ医療情報は、医師に比べれば少ないため、その溝を埋める努力が必要だ。医療技術が進歩・複雑化した結果、難しい病気や手術にも挑戦できるようになった半面、医療の不確実性も増している。医療の進歩によって患者がかける期待が大きくなるほど、現実との間にそごが生じた場合、患者に大きな不満が残る。医療は進歩しても、すべて満足がいくものでは必ずしもないという現実を理解してほしい。
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fumiko

ことしもよろしくお願いします!
by fumiko (2011-01-16 01:42) 

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    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
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