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1208-617号 ホルモン:「春を告げるホルモン」働き、マウスで解明--理研・近畿大 [kensa-ML NEWS 【情報】]


記事をUPするのが精一杯で、ご訪問が出来ず本当に申し訳ありません[もうやだ~(悲しい顔)]
数日置きくらいにご訪問が出来るよう頑張りたいと思いますので、どうぞ宜しくお付き合いくださいませ。

ただいま、政策医療関連業務に精力を注いでいます[手(グー)]
こちらの作業はエンドレスですが過去広報記事を含め、UPする予定としています。こちらもどうぞ宜しくお願いします。



 なかなか自分の時間って出来ないものですねぇ・・・12月に入ったらあれもしたい、これもしたいと思っていたのですが、あれもしなきゃぁ、これもしなきゃぁになってしまっています。年末年始を出来る限りのんびり過ごすためにも、かなり頑張らんといかんですね・・・(--;

 実はこの記事、一昨日作りかけたのですが、記事をまとめる時間も配信する時間もなく遅くなってしまいました。少し古いネタですが、ご勘弁ください。

 言い訳ばかりの前置きはさておき、早速社説のご紹介から。

 私が小学生・中学生の時は、テレビもですが、夜はラジオとお友達でした。私のその時の趣味はラジオやアンテナを自作するのが趣味でしたし、BCLをやっていて、熱狂的なベリーカード収集家でした。国内はもとより海外の放送局を良く聞いていたものです。また多感な時期でもありましたので、鶴光師匠のオールナイトニッポンなんて大変刺激的で、ミッドナイトストーリなんて聞いた日には友達と妄想をふくらましていたものです。FM大阪だったと思いますが、城達也(だったと思います)のジェットストリームなんてしびれましたねぇ・・・しかしうちの子供たちもそうですが、今の子供たちはラジオなんてほとんど聞かないですね。今回の社説を見て即座にブックマークしてしまいました。音質もそこそこ良いですし、なかなかのものですね。これを機にラジオ愛好家が増えれば良いなぁとひそかに思っています。でも音だけで想像を膨らませる、なんて、今の子供たちに出来るかな???

ラジコ.jp http://radiko.jp/


社説:ラジコ ラジオの時間楽しもう 毎日新聞 12/6
 
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20101206k0000m070102000c.html
 ラジオ放送を同時にインターネットを通じても配信するネットラジオの「ラジコ」が、関東と関西で本格運用を開始した。
 ラジオから離れたリスナーを取り戻そうと、東京の7局と大阪の6局の計13局が今年3月に試験的に開始した。反応をみて実用化するかを検討することになっていたが、実際には、開始当初はアクセスが集中し、なかなか接続できないといった現象も起きた。設備を増強して対応するなど反応は上々だった。
 確かな手応えがあったことから本格運用に向けて作業を進めることになり、運営会社を設立し、著作権などの使用料については、運営会社を窓口に日本音楽著作権協会などと包括契約を結ぶことで合意した。ネット上の出演料については、各放送局の交渉にゆだねることにし、今月から本格運用が始まった。
 インターネット上には多数のネットラジオ局があるうえ、動画の投稿サイトでは興味のある映像を好きな時に視聴できる。
 膨大な数の曲を収めた携帯音楽プレーヤーを持ち歩けば、ラジオと違い好きな音楽だけを楽しめる。ワンセグ放送でテレビ番組を見ることもできる。家の中でも屋外でも、ラジオの存在感は乏しくなっていた。
 しかし、高速道路のトンネル内で障害情報を知るにはラジオが欠かせない。また、大災害では停電により携帯電話は使えなくなる。長時間にわたって安定的に災害情報を伝達できるラジオの役割は大きい。
 ラジコの場合、ネット配信にもかかわらず、受信できるのは東京の放送局の場合
は関東圏、大阪の放送局の場合は関西圏に限られる。県域の現在のラジオ放送の仕組みと共存するための措置だが、他の地域の放送局にも参加を求めるなど、ネットで受信できる範囲を拡大し、ラジオ放送の基盤強化につなげてほしい。
 ラジオ放送の存続については、別な観点からも意義を指摘したい。
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 お次の話題は久し振りの天文ショー!です。「あかつき」がいよいよ金星に到着・・・と思いきや、通信状態も不安定のようで、非常に心配ですね。でも「はやぶさ」の例があったように、奇跡が起こることを期待しましょう。

 今朝の最新情報では少し軌道がずれているのでは?とのこと。今日の午前中には正確な状況が判明するとのこと。

あかつき特設サイト http://www.stp.isas.jaxa.jp/venus/


あかつき:金星軌道入り、まだ確認できず 毎日新聞 12/7
 
http://mainichi.jp/select/today/news/20101208k0000m040071000c.html
 今年5月に打ち上げられた金星探査機「あかつき」が7日、金星から約550キロの地点に達し、金星の周回軌道投入に向けエンジン逆噴射を実施した。逆噴射は予定通り始まったが、直後に通信トラブルが発生。あかつきの姿勢が乱れていることも分かり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は復旧に全力を挙げている。あかつきが予定通りの軌道に入ったかどうかは分かっていない。
 JAXA宇宙科学研究所(相模原市)の運用管制室では7日午前8時52分、あかつきの減速を確認。通信にかかる時間(片道3分35秒)を差し引くと、ほぼ予定通りの同8時49分ちょうどに逆噴射を始めたことを確認した。
 逆噴射後間もなく、あかつきは金星の陰に入り、通信が中断。しかし、再開予定時刻(同9時12分)を過ぎても中断は続き、約1時間半後の同10時28分にようやく通信が再開した。
 JAXAによると、現在、非常時用のアンテナを使って地球との通信を維持している。あかつきは現在、太陽電池パネルを太陽に向けて電力の確保を最優先とし、必要最小限の機能だけを保持する「退避姿勢」と呼ばれる状態にあり、姿勢を保つため約10分間に1回の速さでゆっくりと回転している。通信も不安定で、現在のあかつきの位置や速度を割り出すデータは十分に得られていない。JAXAは午後5時から、あかつきのアンテナが地球を向いた状態で回転を止め、姿勢を安定させる試みを続けている。JAXAは「姿勢制御できず放電する危機からは免れており、まだ望みはある」と説明している。
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金星探査機:「あかつき」軌道入り確認できず 位置把握に全力 毎日新聞 12/8
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20101208ddm041040147000c.html
 金星に最接近した後、通信が一時途絶するなどトラブルに見舞われた探査機「あかつき」について宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、機体が非常事態の際にとる「退避姿勢」に入っていることを明らかにした。
 金星を周回する軌道に入ったかどうかは不明だが、JAXAは復旧に全力を挙げており、同日夜会見したプロジェクトマネジャーの中村正人教授は、あかつきの状態や飛行経路などを8日午前中にも把握できるとの見通しを示した。
 あかつきは7日午前、軌道投入のためのエンジン逆噴射を実施した。逆噴射開始は確認したものの、予定時間を大幅に超えた約1時間半の通信途絶が発生した。
 あかつきは太陽電池パネルを太陽に向けて電力の確保を最優先し、必要最小限の機能だけを保持する「退避姿勢」を取っている。姿勢を安定させるため、約10分間に1回の速さでゆっくりと回転している。
 通信は、非常時用のアンテナを使用。通信速度が遅いため、現在のあかつきの位置や速度を割り出すデータを取得するのに時間がかかる。
 しかし、あかつきのアンテナ自体は機能していることから、JAXAは回転を止めず、米国の受信局で送られてくるデータを取得する作業を進めている。データから位置を確認し、必要に応じて軌道を修正する。軌道修正のタイミングには制約があり、8日昼をめどに終えることを目指しているという。
 会見で中村教授は「データを見なければ分からないが、機体で壊れたところはないと思う」と話した。
 探査機「はやぶさ」も、05年に小惑星イトカワへ着陸した際のトラブルで、機体を退避姿勢に切り替え、後に復旧した例がある。【山田大輔】
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 さてここからは医学関連ニュースに移ります。

 ほんの数十年前までは実用化など程遠いとされていたものですが、非常に期待の持てる内容ですね。もう既に亡くなっていますが、私の義理の叔父も幼少期に失明してしまいましたが、他の機能が素晴らしく、特に記憶機能は見たことがないほど優れモノでした。代償機能を備えた方々がこのように人工視覚など五感を取り戻されたら、また頭の中の回路を再構築できたら、もの凄い才能を更に発揮されるのだろうなぁ・・・などと、ふと考えていました。


失明患者に「人工視力」…国内初 読売新聞 12/5
 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=33983
白い光を判別
 大阪大大学院医学系研究科(大阪府吹田市)の不二門尚(ふじかどたかし)教授(感覚機能形成学)、神田寛行助教らの研究グループは、網膜の異常で失明した「網膜色素変性症」の患者の網膜を、微弱電流で刺激し、視力を回復させることに成功した。
 6人中5人で効果が確認され、目の代わりとなる小型カメラでとらえた光の動きを追うことができた人もいた。国内で「人工視覚」の成功例は初めて。不二門教授は「数年以内につえなしで歩けるようにしたい」としている。
 目の構造をカメラに例えると、角膜、水晶体がレンズ、網膜がフィルムにあたる。健康な人が見た映像は、電気信号に変換され、網膜、視神経を経て脳の視覚野に送られ、「見える」ようになる。しかし、網膜色素変性症になった人は、網膜の視細胞が徐々に消失するため、信号が視覚野へ届かなくなって光を失っていく。
 不二門教授らは、患者の網膜の外側の強膜の中に、刺激電極のチップ(7ミリ・メートル四方)を装着。チップから微弱電流を流し、眼球内に埋め込んだ帰還電極にあて、返ってきた電流で網膜内にわずかに残った神経細胞を刺激する方法を考えた。
 2005年秋と08年春には、計4人にチップを装着。手術中のわずかな時間に光の刺激を与えたところ、3人が光の方向を判別できた。
 今年4~7月には、失明して10年以上になる女性2人に1か月間チップを装着しCCDカメラをおでこにつけてもらった。カメラで取り込んだ画像情報は、体外の装置で電気信号に変換され、体内装置を経て、強膜内のチップに送られた。
 千葉県の女性(67)はパソコンの黒い画面上に不規則に現れる白色の棒をカメラで見て、位置を指さすことができた。女性は「闇の世界でしたが、白い光がはっきり見え、棒の位置を追えました。光が見えるというのは素晴らしい」と話す。
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 このところ、感染症のニュースというか、もはや事件性の高いものまで報道を賑わせています。昨晩もレーシック手術による感染症で失明寸前にまで追い込まれた方が取材されていましたが、医療機関側はもとより、利用者側、患者側もしっかりとした知識を身につけていないと非常に危険な状況。更には、このくらい大丈夫だろうとか、楽観的な考えは医療分野に持ち込まない方がよさそうで、喉元過ぎれば・・・の世界。先日も申しましたが、今年、ノロウィルスを含め、感染性胃腸炎が大流行しているのは、気の緩み以外の何物でもありません。医療機関も昨年の新型インフルエンザによる教訓をどの程度生かしているのか、前後で検証をかけてみたらいかがでしょう?医療の質評価は非常に難しいことですが、客観的に推し量る物差し、いわゆる客観的評価指標が非常に重要なポイントです。

 昨日、神戸医療センターでは、病院機能評価取得に向けてのキックオフミーティングが開催されましたが、最新バージョンで重要視されているのは、前回注意点などの改善効果とその検証について。何事もそうですが、「だからどうなの?」「だからどうするの?」の部分が欠如すると、何の進歩もありません。

 以下、ウィルス関連情報を3篇お送りします。


RSウイルスにご注意 乳児はインフルより重症化の傾向 朝日新聞 12/4
 
http://www.asahi.com/health/news/TKY201012030696.html
 2歳までに1回は感染を経験しインフルエンザに似た症状を示すRSウイルスの患者報告が近年増えている。日本小児科学会の全国調査では入院患者の7割に持病があり、重症化の要因もわかってきた。流行は年末から1月のため、専門家は「1歳未満の子どもは発症すればインフルエンザより重症になりやすいので気をつけて」と呼びかけている。
 国立感染症研究所によると、最新の1週間(11月15日~21日)で定点医療機関(約3千)の受診者は1720人。約5千の医療機関からのインフルエンザ受診者1684人より多い。
 昨季は年明けから急に増え、1月末には、調査を始めた2003年以来で最多となる4742人に上った。ウイルスの認知度が上がっていることも増加の要因とみられている。
 潜伏期間は3~4日で、症状は発熱、鼻水、せきなど。2歳までに最初の感染をするが、このときに重症化する傾向があり1歳未満では呼吸困難になることも。また1回目の感染以降、大人になっても再感染する。予防には周りもマスク、手洗い、うがいで気をつける必要がある。
■子どものこんな症状に注意
・38度近い熱がある(熱がない場合もある)
・呼吸が浅くゼイゼイとせきが続く
・たんが詰まる
・食べたり飲んだりがつらそう
・あまり眠れていない
※夜に悪化しやすいので早めの判断が大事
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インフル対策、早期治療が最も重要―感染症学会が提言 CBニュース 12/6
 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/31263.html
 日本感染症学会はこのほど、新型インフルエンザの「第2波」で最も重要な対策は、患者の早期診断や早期治療だとの提言を公表した。
 提言は、昨年夏から今年春先にかけての新型インフルエンザの「第1波」を総括した上で、今後の第2波に注意を呼び掛ける内容。
 第1波の総括では、諸外国に比べて日本で死者が少なかった最大の理由は、抗インフルエンザウイルス薬の早期投与だと分析。これができた理由として、▽早期受診を可能にする国民皆保険制度▽迅速診断キットと抗インフルエンザウイルス薬を駆使したインフルエンザ診療を、約10年前から世界に先駆けて行ってきた経験―を挙げた。
 第2波に向けては、「今後も対策を緩めるべきではない」と強調。早期診断や早期治療が最も重要だと呼び掛けた。治療に当たっては、薬剤耐性ウイルスの増加に注意し、健康な成人や小児への抗インフルエンザウイルス薬の安易な予防投与は避けるよう求めた。
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新型インフル重症例、「季節性」の抗体原因 読売新聞 12/6
 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=33991
 昨年世界的に流行した新型インフルエンザでは免疫力の強い青壮年層にも重症例や死亡例が出たが、もともと体内に持っていた季節性インフルエンザの抗体による異常な免疫反応が原因であることが、米バンダービルト大学などの研究で明らかになった。
 新型ウイルスによる重症例の効果的治療法の開発につながると期待される。6日、科学誌ネイチャー・メディシン電子版で発表する。
 研究チームは、新型で入院した17~57歳の54人の血液や肺の組織などを詳しく調べた。その結果、過去に季節性に感染した際にできた抗体は、新型ウイルスとも反応することを確認。この抗体は新型ウイルスの感染を防ぐ力はないが、異常な免疫反応を起こし、肺や腎臓にウイルスたんぱく質などを蓄積する結果、重症化することを解明した。
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 さて各種感染症の蔓延が叫ばれる中、以前より囁かれていたことが実証されたというか、やっぱり!って感じですね。今年は季節はずれの黄砂にも見舞われたようですし、五島列島の環境汚染も気になります。隣国はもう少し良いものをお贈りいただければと思いますし、世界全体に様々な意味で大きな影響を与えているかということをもっと認識すべきとちゃいますか???。

 記事の前に黄砂についてちょっと紐解いておきます。

黄砂現象とは 気象庁
 http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/kosahp/4-4kosa.html
 黄砂現象とは、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により大気中に舞い上がった黄砂粒子が浮遊しつつ降下する現象を指します。日本における黄砂現象は、春に観測されることが多く、時には空が黄褐色に煙ることがあります。
 黄砂現象発生の有無や黄砂の飛来量は、発生域の強風の程度に加えて、地表面の状態(植生、積雪の有無、土壌水分量、地表面の土壌粒径など)や上空の風の状態によって大きく左右されます。黄砂粒子はいったん大気中に舞い上がると、比較的大きな粒子(粒径が10マイクロメートル以上(1マイクロメートルは1ミリメートルの千分の一の長さ))は重力によって速やかに落下しますが、小さな粒子(粒径が数マイクロメートル以下)は上空の風によって遠くまで運ばれます。例えば、東アジアが起源の黄砂粒子が太平洋を横断し、北米やグリーンランドへ輸送されたことも報告されています。
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/climate_change/2005/pdf/2005_3-2.pdf


黄砂飛来、空気中のカビや細菌5倍に 金沢大調査 朝日新聞 12/2
 
http://www.asahi.com/science/update/1129/OSK201011290041.html
 黄砂が飛んで来ている時には、空気に含まれるカビや細菌などの微生物が、黄砂がない時の5倍多いことが、金沢大グループの調査でわかった。種類も通常時とは異なっていて、黄砂とともに中国大陸から渡ってくるとみられている。黄砂は肺の病気やアレルギー発作などに影響する可能性が指摘されており、グループは採集条件を変えて詳しく調べる。
 グループは黄砂が来た2008年5月と、来ていなかった09年4月に、石川県珠洲市の上空約800メートルの空気中から微生物の破片を採集。遺伝子を手がかりに比べたら、黄砂時には約5倍の濃度で微生物がいた。確認できた種類は、黄砂時に20種余り。来ていない時に見つかった9種とはすべて別のものだった。
 黄砂の影響を巡っては、京都大などのグループが小児ぜんそくの発作の危険性が高くなると報告。筑波大などのグループは、黄砂に口蹄疫(こうていえき)ウイルスの遺伝子が含まれる可能性があると警告している。
⇒ 続きはこちらをクリック

 

 さて悲しいかな、黄砂は春を告げる代名詞ともなりつつありますが、今日のメインは春ホルモンの遺伝子を解明したとのニュース。

 臨床検査項目によっては、時間に依存するものや性別、その他様々な要因に左右されるものも少なくないのですが、季節による変動を示すものもありました。しかしその要因というものは突き止められていませんでしたが、今回の発見により様々な分野で活用されることでしょうね。季節の変わり目に体調を崩したり、精神的に不安定になったりすることも良く聞く話ですが、医学的に証明される日も近いことでしょう。もしかしたら秋に食欲増進する原因も突き止められちゃったりなんかして、美容業界にも大きく貢献するかもしれませんね。


【日刊工業新聞ニュース 2010/12/03】
 理研など、「春ホルモン」の遺伝子解明
 
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720101203eaak.html
=================================================
 理化学研究所の上田泰己システムバイオロジー研究プロジェクトリーダー、升本宏平客員研究員らと近畿大学の重吉康史教授らの研究グループは、体内の生理機能を季節変化に適応させる「春ホルモン」の司令塔となる遺伝子を突き止めた。
 この遺伝子はEya3と呼ばれ、明け方の光によって発現することで春ホルモンの分泌を誘導することが分かった。季節性情動障害など日照時間の変化に起因する疾患の治療に役立つと期待される。米科学誌カレントバイオロジー電子版に3日発表する。
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【日本経済新聞ニュース 2010/12/03】
 春近づくと体を調節、司令塔の遺伝子発見 理研など
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E2E1E2E69F8DE2E1E3E0E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195579008122009000000l
=================================================
 理化学研究所と近畿大学の研究グループは動物が春の訪れを感じて体の機能を調節する際に司令塔役となる遺伝子を見つけた。春を迎える前の日照時間が短い環境で明け方の光を受けると働き、体の機能を調節するホルモンを誘導していた。研究グループは季節によって気分の落ち込みや気力低下を伴う季節性情動障害や統合失調症などの解明・治療法開発に役立つとみている。
 理研の上田泰己プロジェクトリーダーや近畿大の重吉康史教授らの成果。マウスを使った実験で明らかにした。
 春になると体内の生理機能を季節変化に適応させようと甲状腺刺激ホルモンが働くが、制御メカニズムは分かっていなかった。そこで秋から冬を想定して日照が8時間の環境でマウスを育て、ホルモン分泌にかかわる下垂体の一部で働く遺伝子を網羅的に調べた。
⇒ 続きはこちらをクリック

 

【毎日新聞社ニュース 2010/12/03】
 ホルモン:「春を告げるホルモン」働き、マウスで解明--理研・近畿大
 
http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2010/12/03/20101203ddn002040016000c.html
=================================================
◇統合失調症など治療ヒントにも
 日が長くなることによる「春の到来」を知らせる動物体内のホルモンの働きを、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)と近畿大が明らかにした。日照時間の変化は、うつ病に似た症状の季節性情動障害や、統合失調症などに関わるとされ、成果は病気の治療に役立つ可能性があるという。米科学誌「カレントバイオロジー」(電子版)に3日、論文が掲載された。
 理研の上田泰己(ひろき)プロジェクトリーダーは08年、ウズラの下垂体の一部に日が長くなると作られるホルモンがあり、春に繁殖を活発にしていることを名古屋大と共同で見つけた。
 今回は近大の升本宏平助教とともに、同じホルモンを持つマウスを、1日の日照時間が8時間のグループと16時間のグループに分けて2週間飼育。その後、秋・冬に当たる8時間グループのマウスに対し、夜になるはずの時間に光を当てて、ホルモンと関連した遺伝子の有無や機能を調べた。16時間グループでは活発ではないある種の遺伝子が活性化されてホルモンを作る引き金になり、他の複数の遺伝子が後押ししていることが分かった。
⇒ 続きはこちらをクリック

 


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[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
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