SSブログ

0902-582号 がん検診(2)~(5) [kensa-ML NEWS 【情報】]


 徐々にではありますが、日に日に秋に近付く(秋が深まるとはまだ言い難いので)気がします。昨晩、家内が「夕方買い物に出かけた時に天然の鈴虫が鳴いていたよ」と話していました。「天然の」というフレーズに思わず笑ってしまいましたが、確かに養殖ものがはびこる中、天然ものは貴重だと言えるかも。

 昨日は、神戸大学で実習指導者会議(だったかな?)があったため出掛けてきました。出掛けたといっても私の施設から神戸大学医学部保健学科(名谷キャンパス)は車で五分ほどの距離。非常に残念ですが、実習に参加している施設すべての指導者が集うというものではなく欠席している施設もありました。研修生、実習生に対する考え方の相違なのか、熱意の違いなのか、何でしょうね?

 私の方は教育現場と臨床現場との溝を埋めるため、また学生たちに病院勤務の素晴らしさを知ってもらうため、昨年同様色々と提案させていただきました。会議終了後は今年受け入れる臨地実習生3名との面談。今年は生きの良いピチピチ男の子を3名用意してもらいました。大変鍛えがいがあるかも・・・実習に入る前に昨年同様、4回生の方々に私の拙いお話というか講演をさせていただく時間を設けてもらっていますので、楽しみです。昨日面談した3名は残念ながら大学院に進むそうですが彼らには「大学院進学をやめて一緒に働きたくなるようにしてやる」と伝えています。

 しかし指導者側にそのぐらいの根性と熱意が無いと、生半可な中途半端なことしていたらダメでしょう!人間の一生を左右する非常に大切なことなのですから。


 さてこの話題掲載した方が良いものか、良くないものか非常に悩んだのですが、もはや社会問題ともなりつつある「ホメオパシー」。私自身騒ぎに便乗して話題提供などしたくないため、静観?傍観?を決め込んでいましたが、教育現場にまでこんなものを持ち込むとは言語道断ですね。介護現場においても、立場を利用して利用者さんに売り込みをみたいな話も聞きますので、本業と副業のけじめをつけるというのか、本業にプライドを持て!と言いたいですね。プロ意識の欠如そのものだと私は思います。ま、このような方々に限らず、プロ意識を欠如されている方は多く認めるお寒い時代になった気がしますが、これはやはり理念なき理想を追求してきたつけだと私は思います。いや現実問題、無理だ無理だと言い訳しか言えず理想を失ってしまっている方も多いかもしれません。こういった方々は後進のキラキラ輝いている方々をどのように見ているのでしょうね???

 また以下記事の内容ですが、周りというか現場の方々の責任も大きいですね。恐らく生徒がそれだけ話しているのであれば、周りの先生方も実態を知っていたはず。これまでは見て見ぬフリ、知って知らぬフリだったのでは?

 学術会議発言に便乗した各団体の対応とダブりました。
 しかしこれだけ大問題になってくると、プラセボ効果が非常に薄れてきたのではないでしょうか?


保健室でホメオパシー 沖縄の養護教諭、生徒に砂糖玉 朝日新聞 9/2
 
http://www.asahi.com/health/news/TKY201009010511.html
 沖縄県名護市の公立中学校の養護教諭が5年以上前から、保護者や校長、校医の了解を得ずに、民間療法「ホメオパシー」で使う「レメディー」という砂糖玉を、保健室で生徒に日常的に渡していたことがわかった。複数の生徒や卒業生によると、教諭は「普通の薬はいけない」と話していたという。保健室に特別の装置を持ち込み、砂糖玉を加工していたという。校長や同市教育委員会は本人から事情を聴き、中止するよう指導した。
 この養護教諭は、普及団体「日本ホメオパシー医学協会」が認定する療法家。卒業生によると、この中学校に赴任した2006年度当時から、体調不良を訴える生徒にホメオパシー療法で使うレメディーという砂糖玉を渡していたという。レメディーは、植物や昆虫の成分など「症状を起こす物質」を水に薄めて、しみこませた砂糖玉。
 日本学術会議は先月下旬、ホメオパシーについて「科学的根拠がなく荒唐無稽(こうとうむけい)」とする会長談話を出している。
 生徒や卒業生は「頭痛や生理痛で保健室に行くと、『レメディーは副作用がない』と言って渡された」「普通の薬はダメと言われた。部活の遠征にもレメディーを持たされた」などと話している。ある生徒は「熱が出た時も『家で飲みなさい』と渡された」という。
 新型インフルエンザが流行した昨年、「インフルエンザを予防できるレメディー」を渡され、予防接種を受けなかった生徒もいる。
 また、この養護教諭は、砂糖玉をレメディーに変換するという装置を保健室に持ち込んでいた。縦横が約30~40センチほどの装置で、症状に応じて生徒の目の前で砂糖玉を加工していたという。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

天声人語 朝日新聞コラム 9/2 http://www.asahi.com/paper/column.html
 字面こそ怪しいが、ニセ薬は侮りがたい。処方する医師への信頼があれば、患者の苦痛は和らぎ、時には軽快する。薬に守られている安心感が心身を強くするらしい。プラセボ(偽薬)効果というそうだ
▼『心の潜在力・プラシーボ効果』(広瀬弘忠著、朝日選書)は、偽薬を〈プラス思考を心の奥底に届ける配達人〉と例える。病は気からだ。治るという「約束」が期待を生み、期待を実現すべく心理と生理のメカニズムが動きだす。無論、本物あっての偽薬で、治療の主役にはなり得ない
▼民間療法のホメオパシーについて、日本学術会議が「荒唐無稽(こうとうむけい)で効果なし」と断じた。信奉するあまり、通常の治療を拒む「主客転倒」の例があるためだ。医師会や薬剤師会も同調した
▼ホメオパシーは、病気と似た症状を起こす毒草などの成分を限りなく薄め、砂糖玉に染ませて与える。普及団体は、成分が消えても水に「記憶」が残り、自然治癒力を引き出すと説く。がんや心の病まで治ると聞き、自然志向の女性らが利用している

・・・続きを読むにはここをクリック


 さてここからは医療系ニュースに移ります。

 本日のメインニュースは「がん検診」特集ですが、この検診で使用される検査に精度間差等が多く存在することをご存じでしょうか?

 現在行われている検査においては、我々のように自動分析装置を使用し精度保証が担保されたものや、簡易キットなど精度的にどうかな?と思われるもの、自動分析装置を使用していても精度のよろしくない機械や試薬をしているものなど様々な問題を含んでいます。このお話をし始めると私にとってのライフワークでもある部分ですので長くなってしまいます。ですから何かの折に小出しでお話しできればと思っています。

 私のところでは赴任前は時間外緊急検査に日常検査と違うものを使用し検査を行っていた例もありましたが、検査データの質や互換性に問題があり、かなりてこ入れをしてきています。やはりゴールデンスタンダードというものをしっかりと認識して検査を行うべきじゃないかな?と思いますし、もっと厳密に意識しなければいけない部分だと認識しています。が、残念ながらこの分野の専門家というか意識の高いプロは非常に少ないですので苦労しています。生半可で中途半端な知識や経験や熱意では全く通用しません。

 以下記事が多いですのでバランス考えて今日はこのくらいのコメントに留めます。


前立腺がん診断キット開発 田中貴金属工業が発表 共同通信 9/1
 
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010090101000757.html
 田中貴金属工業(東京)は1日、金の微粒子を利用した高感度の前立腺がん診断キットを開発したと発表した。血液が1、2滴あれば15分以内に判定可能で、前立腺がんの腫瘍マーカーであるPSA(前立腺特異抗原)を高感度で検出でき、早期発見に役立つという。
 キットは、インフルエンザの迅速診断などに使われているイムノクロマト法を改良した。金の微粒子に結合させた抗体と血液中に含まれるPSAとの反応を利用して検出。キットのラインが赤くなる。

・・・続きを読むにはここをクリック


【読売新聞社 最新の医療ルネサンス 2010/08/27】
 がん検診(2)対象年齢、各国まちまち

 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=29963
=================================================
 栃木県の主婦(39)は2007年秋、子宮頸(けい)がん検診で「異形成」と診断された。
 子宮頸がん検診は、膣(ちつ)から綿棒を入れて、子宮頸部の細胞をこすり取って調べる。異形成はがんではないが、正常な細胞に比べると変化が見られる状態だ。
 異形成の状態から、がんが表面の上皮組織にとどまる初期(上皮内がん)を経て、周囲に広がる「浸潤がん」に進むまでには、5~10年ほどかかる。このため、検診を定期的に受けていれば、ほぼ確実に異形成や上皮内がんの段階で発見できる。上皮内がんであれば、部分切除手術によって子宮を温存する治療が可能だ。
 とは言え、異形成は必ずがん化するわけではなく、正常細胞に戻ることも多い。異形成を3段階に分けたうち、最もがんに近い状態(高度異形成)でも、浸潤がんに進むのは12%以下とされる。
 この主婦の場合は、軽度から中等度の異形成とわかったため、治療を見合わせ様子をみている。高度異形成であれば、がんに準じて部分切除手術を行うことが多い。
 子宮頸がん検診は、がんになる確率や死亡率を下げる科学的な根拠も豊富にあり、世界中で行われている。慶応大産婦人科教授の青木大輔さんは、「がん検診の中でも必ず受けてほしい検診です。ただし、命にかかわらない早期の病変ばかり見つけては死亡率を減らす効果がない。死亡率減少効果は年齢層や地域によって異なる可能性があるので、対象年齢については慎重に考える必要がある」と説明する。
 英国では04年、対象年齢を20歳以上から25歳以上に引き上げた。20歳代前半では、命にかかわらず不必要な治療につながる過剰診断ばかりが増えると判断したからだ。09年には、英国の子宮頸がん患者約4000人を対象にした研究で、20歳代前半の検診は浸潤がんの減少にはつながらないとの論文が発表された。

・・・続きを読むにはここをクリック


【読売新聞社 最新の医療ルネサンス 2010/08/30】
 がん検診(3)肺CT 写し過ぎる功罪
 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=30027
=================================================
 金沢市の男性(63)の右肺に8ミリ程度の小さな“影”が見つかったのは3年前。人間ドックを受けたのがきっかけだった。
 コンピューター断層撮影法(CT)による画像では、すりガラスのような淡い影が写っていた。主治医の佐川元保さん(金沢医大病院呼吸器外科教授)は「がんかもしれないし、がんでないかもしれません」。とりあえず治療は見合わせ、経過を見ることになった。
 このような影は「すりガラス状陰影」と呼ばれる。がんの可能性もあるが、肺炎などでも、そのように写ることがある。仮にがんであっても進行が遅いものも多い。
 日本CT検診学会の指針(2005年)では、影全体が淡くて1センチ未満なら、一定の間隔でCTによる経過観察を行うとしている。男性の影もこれに該当した。それから半年~1年間隔でCT検査を受けているが、影に変化はない。
 肺がん検診は、世界の主な国では、死亡率を下げる効果が疑問視され実施していないが、日本では、エックス線と、たんの中のがん細胞を調べる2通りを組み合わせた検診は「死亡率が下がる」として国が実施を推奨している。CT検診は、死亡
率を下げる証拠はないとして勧めていないが、実施例は増えている。
 佐川さんは「胸部CTはエックス線よりも肺の異常が数倍~十数倍見つかる」と検査手段としては評価しつつ、「すりガラス状陰影のように比較的危険性が低いものまで見つけてしまい、患者が心身の負担を強いられ、不利益になる場合もある」と指摘する。
 佐川さんは患者に経過観察を勧める際、「私があなたの立場なら切りません」と言って安心してもらうよう心がけている。それでも非常に不安がり、手術を選ぶ人もいる。「『がんかもしれないもの』を抱えることに精神的負担を感じる人は少なくない」と言う。

・・・続きを読むにはここをクリック


【読売新聞社 最新の医療ルネサンス 2010/08/31】
 がん検診(4)悪性度低ければ経過見て

 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=30095
=================================================
 東京都の会社員、染谷峰雄さん(48)は2010年6月、慈恵医大病院(東京都港区)で、前立腺がんと診断された。
 09年12月に受診した人間ドックで、前立腺がんの可能性を調べる血液中のPSA(前立腺特異抗原)の量が、1年前の1・1(ナノ・グラム/ミリ・リットル)から、7・6に上がっていた。正常値(4以下)を上回り、上昇ぶりも急激だったため人間ドックの医師から詳しい検査を勧められた。
 同大病院で前立腺に針を刺して組織を調べる検査を行ったところ、8本中1本から、がんが見つかった。ただ、染谷さんは現在、手術や放射線などの治療は受けていない。
 PSA値は基準を超えたとは言え、やや高い程度で、組織検査でもがんの悪性度は低かったことから、急に悪化する心配は少ないためだ。3か月ごとにPSA値を測り、経過を見る。染谷さんは「検査に時間が取られるが、がんが見つかり、よかった。医師の丁寧な説明で不安もない」と話す。
 PSA検診は、数多くの早期がんを拾い上げる。ただ、前立腺がんには進行が遅いがんもあり、がんが進まないうちに、天寿を全うできる場合も多い。
 結果的に死に直結しないがんと、治療すべきがんを見分けるにはどうすればいいか。その答えの一つとして期待されているのが、染谷さんが受けている「PSA監視療法」だ。定期的にPSA検査を続けながら悪化の兆しが見られた時に手術をしても、病理検査の結果には差がなく、経過を見て手術をしても問題のない可能性があることが、最近の研究でわかった。
 今年からは、長期的な死亡率に差が出るかどうかを調べる国際的な大規模比較試験も始まった。同大泌尿器科教授の頴川晋さんは「監視療法の研究が進めば、不要な治療を減らすことができ、患者の負担も軽くてすむ」と話す。

・・・続きを読むにはここをクリック


【読売新聞社 最新の医療ルネサンス 2010/09/01】
 がん検診(5)「質」のばらつき解消を

 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=30150
=================================================
 国立がん研究センターがん予防・検診研究センター部長 斎藤 博(さいとう・ひろし)さん  Q&A 
 がん検診について、国立がん研究センターがん予防・検診研究センター部長の斎藤博さんに聞きました。

――がん検診にはどんなものがありますか
 死亡率を減らすことが確かめられ、世界的に行われているのは、子宮頸がん、乳がん、大腸がんです。日本では、これに胃がん、肺がんを加えた五つのがん検診が推奨されています。

――がんの種類によって年齢や間隔が違いますね
 がんの種類でかかりやすい年代は異なり、発生率が低い年齢層では効果は期待できません。検診間隔も、がんの種類で効果は変わってきます。適切な受診年齢や間隔は、死亡率が減らせるかどうかで決まります。検診には、治療の必要のないごく早期の病変を見つけ過剰治療につながるなどの「不利益」のおそれも伴います。不利益は短い間隔で受けすぎたり、若年層に行ったりすると増大します。

――ほかの検診はどう考えれば良いですか
 乳がんの超音波(エコー)検診や、前立腺がんのPSA(前立腺特異抗原)検診、肺がんのCT(コンピューター断層撮影法)検診なども行われています。ですが、いずれもまだ研究段階で、有効性は確定しておらず、受けたい場合は、よく説明を聞いて決めてください。

――がん検診の受診率が伸び悩んでいます
 国は、2011年度末までに受診率を50%以上にする目標を掲げていますが、現状は50%より相当低いと推定されます。日本では全体の正確な受診率すら把握できておらず、これをまず改善する必要があります。

・・・続きを読むにはここをクリック


nice!(88)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 88

コメント 0

Facebook コメント

トラックバック 0


[ひらめき] Facebook・・・友達リクエスト、フィード購読大歓迎
     https://www.facebook.com/gamdango
[ひらめき] Facebook・・・最新情報はこちら
       https://www.facebook.com/Project102.MT

 

[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
          http://enigata.com/index.html


    人気ブログランキング   臨床検査ランキング   Ameba_banner.jpg

人気ブログランキングにほんブログ村ランキング(臨床検査)に参加しています(Amebaは姉妹サイトです)。
啓蒙活動の一環として参加していますので、バナー↑↑↑へのクリックに是非ともご協力ください[ひらめき]


 臨床検査技師のブログにお越しいただき有難うございます。

 さてこのブログでは、臨床検査に関連する内容だけではなく、医療系、農業系、宇宙系、少年野球系等々、雑多な内容となっています。またこのブログを立ち上げたのは、多くの方々に密接な関係のある臨床検査をもっと知っていただきたい、そしてその業務に就いている臨床検査技師をもっと知っていただきたいとの思いからです。

 現代の医療においては、客観的根拠を基に病態解析などがなされ、EBM(Evidence based Medicine)の根幹として臨床検査データは位置付けられています。このような重要なポジションに居ながら、我々自身の待ち受け体質は根強く、我々臨床検査技師自身が何をするべきなのか、また何が出来るのかを真剣に考えるべきであり、後進の方々に良い道を残すためにも、一般の方々に臨床検査技師をまず知っていただく、ということが必要なのだと思います。そのような趣旨から各種サイトランキングにも登録しておりますので、バナーをクリックしていただければ幸いです。

 ご質問、ご意見、ご感想などございましたら、
gamdango@csc.jp までご遠慮なくメッセージをお送りください。ただし医療相談等には内容によりお答えできない場合もありますので、あらかじめご了解ください。

         NHO神戸医療センター
         臨床検査技師長
                新井 浩司

好き放題コメントを加えた最新の医療系情報(科学系、農業系、少年野球系話題も満載?)をご提供しています。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。