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0628-535号 【情報】 iPS細胞:自動培養装置 川崎重工業など開発…世界初 [kensa-ML NEWS 【情報】]


 昨日は本当に蒸し暑い一日でした[ふらふら]。ミネラル不足でかなり疲労感・・・といった方も多いのではないでしょうか?今日も暑い一日ですね[ふらふら]。先週まではワイシャツを長袖でスーツにしていたのですが、今朝はたまらず半袖ワイシャツにスーツ・・・スーツを着ないで通勤する日も近いでしょうね[あせあせ(飛び散る汗)]

 でもそのような蒸し風呂のような環境で、SSCの子供たちは快挙達成です。昨日は朝から南京都大会の準々決勝、乙訓大会の準々決勝、北河内大会の2回戦全てにおいて勝利をおさめ、3連勝でした。ただ5年生と一部6年生の混合チームで臨んだアジアカップ(舞洲ベースボールスタジアムで開催)は残念ながら敗れてしまいました。しかしうちの子供たち、先日の大会優勝以降、自信をつけたのか、堂々としてきました。少々点を入れられても、ベンチの監督やコーチはがたがた言わんとおとなしくして見ていろよ、そんなもんすぐに返したるわい[パンチ]・・・みたいなオーラが子供たちから漂っています。

 また昨晩はSSCのコーチの壮行会でした。二年間でしたが、バリバリの社会人野球で活躍された方と同じコーチとして野球を出来たこと、また野球だけではなく色々な話が出来たこと、非常に誇りに思います。また彼の人柄のせいでしょう、日曜日の夜にもかかわらず、二十数名の監督、コーチが集結しました。学童監督がいつも話している「子供たちが結んでくれた縁」は、ずっと続くことでしょう。

 三つの試合と壮行会、両方のおかげで本日もあまり声が出ません。今週末には南京都大会の準決勝、決勝が待ち構えています。3位決定戦は無いため既に銅メダル確定ですが、今の子供たちを見ていると連続制覇の確率は非常に高い気がします。油断だけが敵ですね。頑張れSSC[ひらめき] ご声援をお願いします[わーい(嬉しい顔)]
 
http://kikusui.up.seesaa.net/image/kikusui-2010-06-22T17:49:08-1.pdf
 http://www9.plala.or.jp/minamikyoto/107tounamento.html
 http://sky.geocities.jp/otokuni_juniorbaseball/Schedule/2010riji.pdf
 http://www012.upp.so-net.ne.jp/nawateyakyu/taikaikekka/pdf/kitakawachikouryukekka10pdf.pdf


 さて今日のコラムご紹介。独裁者は必要ないのですが、最近強烈な個性のあるリーダーは非常に少なくなってきている気がします。パワハラとか直ぐに言われてしまう昨今ですが、パワハラと叫ぶ本人に問題があるケースを多々見ます。「人に嫌われることを恐れるな」・・・私のポリシーです。単なる独善ではだめだと思いますが、ある程度の押しの強さ等も大切だと思いますし「優しさ」というものをはき違えている輩が多いとも実感しています。勘違いしないで欲しいのですが、金正日総書記を優しいと言っているのではありませんので念のため[犬]


天声人語 朝日新聞コラム 6/28 http://www.asahi.com/paper/column.html
 異論はあまりないだろう。米国の外交専門誌フォーリン・ポリシーが先ごろ発表した世界の「独裁者番付」で、北朝鮮の金正日総書記が「最悪」に選ばれた。2位はジンバブエのムガベ大統領で、これもうなずける
▼3位のミャンマー(ビルマ)のタン・シュエ大将は、悪名高い軍事政権を率いる。肩書は「国家平和発展評議会議長」だが、国情は平和からほど遠い。その圧政下で自宅軟禁が続く民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが、65歳の誕生日を迎えたと小紙記事が伝えていた
▼軟禁は通算14年におよぶ。独裁者がこの人をいかに恐れているかの証しだろう。誕生日を前に、オバマ米大統領は解放を求めたが、応じる気配はない。この国では、他にも数千人の政治犯が獄につながれている
▼情報の乏しい中、先ごろ公開されたドキュメンタリー映画「ビルマVJ 消された革命」から、国境の向こうが垣間見える。VJとはビデオジャーナリストを言う。小型ビデオで隠し撮りして、自国の真実を世界に伝える。命がけの映像に頭が下がる
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 昨晩はお話しましたように壮行会だったため、天候も悪く全く意識していませんでしたし、盛り上がっていましたので全く忘れていましたが、部分月食だったのですね。http://www.nao.ac.jp/index.html


部分月食:今年2回目 北海道、欠けたまま「月の出」 毎日新聞 6/28
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100627ddm041040077000c.html
 国内で今年2回目となる部分月食が26日夜、観測された。関東以西は雨や曇りの地域が多かったが、北海道などでは日没とほぼ同時に南東の空低くを上る欠けた月が見られた。欠け始めは午後7時16分。それより月の出が遅い西日本と北海道北西部では、既に欠けた月が地平線から現れる「月出帯食(げっしゅつたいしょく)」となった。午後8時38分には月の54%が欠け「食の最大」に。午後10時に元の満月に戻った。 12月21日午後には、満月がすべて隠れる皆既月食が全国で観測できる。【奥野敦史】


 さてここからは医療関連ニュースに移ります。今日は週の始めということで、あまり深刻なものをご用意していません。さらっとまいります。

 以下のニュース、これまではどうだったの?と勘繰りたくなる内容ですね。これまでは根拠に基づいていなかったのか、単なる言葉のあやか・・・確かに実診療現場における感覚とずれている物も確かにあります。臨床検査分野における例を取り上げてみると、

 医療の質向上をめざせ・・・医療のエビデンス根幹となるものの一つとして臨床検査データがある・・・臨床検査データの精度向上を今より一層向上させなさい・・・精度保証を担保するためには精度管理を徹底して行わなければならない・・・精度管理を徹底するためにはコストがかかる・・・このような精度保証部分を守るためのものは診療報酬上全く加味されていない

 みたいなことになって、精度管理を一生懸命行っている施設と、ええかげんに行っている施設とでは、診療報酬上差があるかというと差は無い・・・じゃあ、精度管理にお金をかけるのは止めとこう、手を抜いたら良いんじゃない?みたいなことになりかねませんし、実際にそうなっている実例も多々あります。外から見ていたのでは全く見えてこない部分だと思います。


根拠に基づく診療報酬の算定方式を―日病協が要望 CBニュース 6/28
 
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/28290.html
 日本病院会など11団体でつくる「日本病院団体協議会」(日病協、議長=邉見公雄・全国自治体病院協議会長)はこのほど、人件費・施設整備費などの横断的な調査・検証による「根拠に基づく診療報酬の算定方式」を創設するよう求める要望書を厚生労働省に提出した。
 要望書では、今年度の診療報酬改定を「病院を中心とした医療崩壊歯止めのための第一歩」と評価しながらも、「現行の診療報酬、特に入院基本料は根拠に基づいた点数設定とはなっていない」と指摘。医療の安定的な提供のためには、根拠に基づく診療報酬の算定方式の創設が必須として、中央社会保険医療協議会の「診療報酬調査専門組織・医療機関のコスト調査分科会」など専門的な組織での調査・検証を早急に開始するよう求めている。


 次はインスリンの話題。妊娠中に糖尿病を発症しやすくなる事はよく知られていることです。記事中にも記載されている「妊娠ではインスリンの効果が低下する」原因として、妊娠中に増加するホルモン(例えばHPLやエストロゲン、プロゲステロンなど)がインスリンに対して抵抗するように働きかけることが原因とされています。またインスリンはグルコースをグリコーゲンに転換させることによりグルコースを低下させる生体内で唯一のホルモンですので、多くのホルモンはこれと逆の働きをすることが多いのですが、そういった働きを抑えるのではなく生体内では、ホメオスターシス機構が「セロトニン」を増加させることによってインスリン分泌を促進させているのですね。レセプター関与などの問題はクリアしなければならないでしょうが、治療方法が大きく変わる可能性がありますね。研究の更なる成果を期待します。


インスリン維持の機構解明 日米チーム、化学物質が作用 共同通信 6/28
 
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010062701000458.html
 妊娠に伴い、血糖値を下げるインスリンの効果が低下するが、インスリン分泌細胞が増えて血糖値上昇を抑えている。この細胞増殖は、化学物質「セロトニン」の作用によることをマウス実験で解明したと、綿田裕孝順天堂大教授と弘前大など日米のチームが27日付米医学誌ネイチャーメディシン電子版に発表した。
 細胞が十分に増えないと妊娠糖尿病などになる恐れがある。セロトニンは人間や動物の体内にあり、消化管の運動や精神活動への作用が知られている。綿田教授は「セロトニンの働きを促進させることで妊娠糖尿病の治療法になる可能性がある。(インスリンの分泌低下や肥満などで起きる)2型糖尿病の治療にもつながるかもしれない」と話している。
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 本日のメインニュースに移ります。

 凄いですね・・・やはり日本の技術は。この分野機械化が進めば、さらに発展する分野だと言われていました。どのような機構になっているのか素人の私にはさっぱり分かりませんが、この開発の有用性と将来性は理解できます。機械化が進むとなると、環境に対する制限(厳密な環境を要求される)もきっとかなり緩和されるでしょうし、均一な品質保証もかなり確保されるでしょう。そうなってくると一般にも普及する確率は高くなり、飛躍的に研究も進むことだろうと思います。やっぱり日本の技術者、研究者は凄いです。「頑張れ、日本[ぴかぴか(新しい)]


【毎日新聞社ニュース 2010/06/28】
 iPS細胞:自動培養装置 川崎重工業など開発…世界初

 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100628k0000e040060000c.html
=================================================
 さまざまな組織や臓器になるヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を自動培養する装置を、川崎重工業と国立成育医療研究センター、産業技術総合研究所が世界で初めて開発し、28日、報道陣に公開した。同品質のiPS細胞を安全で大量に培養できる。作成コストが削減され、再生医療などの発展に役立つと期待される。
 iPS細胞は体細胞に複数の遺伝子を組み込むなどして作られる。ほぼ無限に増やせる一方で、さまざまな種類の細胞に変化しやすく、手作業で品質を保つのが難しかった。
 装置は縦2.1メートル、横2.2メートル、奥行き1.4メートル。シャーレと呼ばれる円形の容器にiPS細胞を入れると、装置が培養に使用する物質を毎日交換し、約1週間で増殖していっぱいになった細胞の一部を切り取って別の容器に移す。1台で29~87枚の容器を同時に扱うことができる。また、未分化の細胞だけを取り出して培養することも可能という。
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コーミン

kojiさんへ
またまた記事に無関係の話で失礼します。
特別養護療養施設へ5/31に入所した母は、規則正しい食事を摂るようになったためか、おかげさまで入院当時よりかなり元気になりました。

今後の入所費用などの管理のために、成人後見人の申請準備に着手し出しましたが、準備しなければならない書類の多さにうんざりしています。
最初は父だけと思っていたのですが、父と母と別々に申請しなければならないとのこと。準備する書類の量が二人分です。
昨日は、九段下の法務省まで行って後見人がまだ設定されていないことの証明書をもらってきましたが、都心へ出たついでに、現在建設中スカイツリーの建設現場まで足を延ばして写真を撮ってきて、早速ブログにアップしています。
by コーミン (2010-06-29 08:45) 

mimimomo

こんにちは^^
iPs細胞ってまだよく知らないですが、
癌などの病気治療に役立つとか。
期待しています。
ほんとうに日本人は凄いところは凄い!
政治は5流ですが(__;
by mimimomo (2010-06-29 15:53) 

Koji

コーミンさん
ご来訪並びにコメント有難うございました。お母さま、お元気になられて良かったですね。やはり栄養は口からが一番です。本当に諸手続きが大変なこと、書類がこれでもか!と大量なこと、家内からも聞いております。お疲れを出されませんように。
ところでスカイツリー、大迫力ですね。私も機会があれば訪れてみようと思っているのですが、なかなかです。
by Koji (2010-06-29 20:59) 

Koji

mimimomoさん
ご来訪並びにコメント有難うございました。仰る通り、日本の技術者は本当に優秀ですね。その優秀なものを優秀じゃない方々が机上や書類だけ見て仕分けをする、おかしな話です。仕分け人の中にはご自分が仕分けされなければならない方々もおられたのではないでしょうか?
by Koji (2010-06-29 21:01) 

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    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
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