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0622-530号 【経済】 民主・自民の参院選マニフェストを採点―21世紀臨調 [kensa-ML NEWS 【経済】]


 昨晩からまたもや雨模様となりました大阪、神戸ですが、皆さんのところでは如何でしょうか?大雨になる地域もあるとのことで、土砂災害などくれぐれもご注意ください。特に宮崎や鹿児島など口蹄疫により多大な被害を被った地域において、これ以上の災害が見舞わないようお祈りしております。

 ワールドカップでは現在熱戦が連日繰り広げられていますが、やはり日本の活躍は嬉しいものですね。先日のはやぶさもそうでしたが、どのような分野でもワールドワイドで活躍する姿には国民として興奮させられます。

 ということで、本日のコラムご紹介。まずは、はやぶさの話題から。まさに日本の誇り!ですね。しかし流される国民性というか、先の事業仕分けにおいて多数の国民が科学技術に対して否定的な意見、風潮だったのではないのかなぁ?このような風潮が続くようだと、軽い国民性とのレッテルが諸外国から張られてしまうことを危惧します。政治にぶれない軸が必要なように、国民自身にも流されないぶれない軸が必要なんじゃないですか?人に求めるばかりではいかんと思います。継続は力なりといいますが、ブームでは力になりません。


天声人語 朝日新聞コラム 6/22 http://www.asahi.com/paper/column.html
 海辺で遊んだ名残の砂が、脱いだ靴からこぼれ出る。さらさらした感触と共に、灼(や)けるビーチでのあれこれがよみがえる。砂はその地に立った証し。旅先の思い出を、世界に一つの砂時計に仕立てるのもいい
▼さて、小惑星イトカワの「思い出」を期待された探査機はやぶさである。カプセルをX線で調べたところ、1ミリ以上の砂粒はないと分かったそうだ。ホコリ状の微粒子が入っている可能性はなお残るという
▼砂がこぼれ出ずとも、はやぶさの功績が減じることはない。小惑星に降りたのも、戻ってきたのも初めてだ。イトカワ表面に黒く映った特徴的な影、南十字が輝く天の川で燃え砕け、カプセルだけが光の尾を引いて地上に向かう絵は、私たちの胸に熱く残るだろう
▼ピーナツ形のイトカワは長さ約500メートル。パリのカフェに豆粒が転がっているとして、東京からそれにようじを命中させる離れ業だった。数々のピンチを切り抜けての7年、60億キロの旅は、国民を大いに元気づけた。手柄はすでに大きい
▼これで、日本の宇宙開発を取り巻く空気は一変した。科学予算を削り倒すかにみえた事業仕分け人、蓮舫さんも「全国民が誇るべき偉業。世界に向けた大きな発信」とたたえる。科学者たちにすれば、この上ない孝行者であろう
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 もう一つコラムのご紹介。大揺れに揺れている日本相撲協会の話題。私自身、特にこれといった感慨はありません。「あーやっぱりか・・・」です。閉鎖的な社会は一般常識的な社会性を奪います、というより、社会人としての常識的な教育を受けさせていないことに対して、大人はどう責任を取るの?と思います。先日も品格のお話をしたばかりですが、やはり品格を育む素地は社会性や常識がまず最初に有りき。子供にも良く言うことですが、良い悪いの区別をつけなさい、まずそこから。但し良い悪いの分別をつけるのは周りの教育者、指導者の資質に委ねられることも事実。教育者、指導者、さらに言えば親の責任は大きいです。そういう私も偉そうに言えた義理ではなく家内とよく慰めあうのは「親の育てたようにしか子は育たん」

 また医療業界というものも非常に閉鎖的な社会な訳で、相撲界と異なるのは、種々雑多な職種が入り混じっている点。世間の一般常識をしっかりと身に着けておられない方を散見するのは全く一緒。その世界では常識なのかもしれませんが、一歩外の世界に出た時には通用しないことも多々ありますので、キチンと弁えておく必要があると思います(まぁそういった輩はレセプターが欠如しているのか、聞く耳を持てない方々が多いのでしょうが)。

 さらにコラムを書かれた方は使い方を間違っているのかな?それとも私の認識が間違っているのかな?それは「40年近く、改革に要する時間」の件。そもそも改革とはそんなに時間をかけるものではなく一気に片付けてしまうことなのではないでしょうか?時間をかけてやるのは改革ではなく改善、改修というのだと私は思っていましたが如何でしょう?いずれにしてもどの世界も見識、良識のある方が少なくなってきたということですかね?情けない。


【産経抄】6月22日 産経新聞コラム
 
http://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/100622/mrt1006220302001-n1.htm
 昭和32年は、大相撲にとって多事多難の年だった。5月4日には出羽海理事長が、協会の取締応接室で、割腹自殺をはかるというショッキングな事件が起こる。一番先に部屋に飛び込み、理事長から刃物を取り上げたのが、後に理事長となる先代の武蔵川親方(元前頭出羽ノ花)だ。
▼その1カ月前に開かれた国会の文教委員会には、理事長に代わって出席している。「力士の給与と福祉」から「八百長問題」まで、議員と堂々と渡り合う姿が評判となった。「大臣以上の立派な答弁だ。誤って相撲界に入った」と、政界入りを勧める声さえあった。
▼中国巡業の実施、給与体系の確立、部屋別総当たり制など、さまざまな改革を成し遂げた文字通りの名理事長だった。その事績を受け継ぐはずの現武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)が、窮地に立たされている。いや、土俵際に追いつめられているのは、大相撲そのものだ。
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 さてここらで気分転換、軽めの話題。私自身ひげをたくわえていた頃からお世話になっている安全カミソリ。電気カミソリじゃあ、ひげの剪定?出来ないんですよね。めんどうだけど、無精ひげじゃあカッコ悪い。最近のものは凄いですよね。ちなみに私が今使用しているものは4枚刃。最近はどちらかというと電気カミソリより安全カミソリの方がCMも多く、安全カミソリ派が増えているような・・・


安全カミソリ:新技術の宝庫 切れ味と快適さ、両立の舞台裏 毎日新聞 6/22
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100622ddm016040125000c.html
 スーパーにずらりと並ぶT字形の替え刃式安全カミソリ。日本人男性の約半数が、毎日使っているという。20世紀初めに米国で開発されて約1世紀、「切れ味よく」「より快適に」が追求され、約70の特許が隠された商品もある。「最新技術のデパート」が生まれる舞台裏を英国で取材した。【大場あい】
 「ひげそりは、ぐにゃぐにゃと柔らかい皮膚の上に伸びた硬い毛を切ること。地面からまっすぐに生えた木を切るより難しいかもしれません」。替え刃式安全カミソリで世界1位の「プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)」(米国)のクリスティナ・バヌーシュツ上級研究員は話す。バヌーシュツさんは薬学博士。男性のスキンケアの専門家だ。
 同社のカミソリブランド「ジレット」は英レディングにある研究所で、改良のための研究が重ねられている。年間延べ2万人を対象に、ひげやそり方の特徴を調べ、新製品開発につなげる。
■硬さは銅線並み
 カミソリの命は「刃」。乾いたひげは同じ太さの銅線並みに硬い。刃が薄く鋭いほど、切れ味はよく快適性も増すが、薄くすれば耐久性は低下する。同社はステンレス鋼をダイヤモンドに似た構造の炭素などでコーティング。最新製品の先端は25ナノメートル(ナノは10億分の1)という薄さだ。
 ひげ1本だけなら、鋭利な刃が1枚あればいいが、カミソリが相手にするのはさまざまな方向に生えたひげと柔らかい皮膚。刃の数を増やし、皮膚の凹凸に合わせてヘッドが動く仕組みで対応している。そる時には、刃が並んだ面の端にある滑り止めが皮膚を引っ張り、平らにしてからそる工夫もある。
■次第に枚数増え
 刃の枚数は1枚だったのが70年代から2枚が主流になり、3枚刃、4枚刃の製品が登場した。現在、流通している替え刃式安全カミソリで最も枚数が多いのは「5プラス1」。ほおなどをそる5枚刃と、もみあげなど細かな部分を整える1枚を備えた製品だ。同社は5枚それぞれの角度を微妙に変えている。1枚目でひげを引っ張り、2枚目以降の刃がより根元に近いところからそる。
 刃の枚数を増やすのは、そる時にかかる力を分散させて、皮膚への負担を緩和する狙いもある。
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 メインニュース群に移る前に、医療系ニュースを1題。

 昨年あたりから塗るワクチンや貼るワクチンが話題となってきているように思います。出来る限り副作用や侵襲性の低いものを使用したいのは医療者側も患者側も同じでしょう。注射など痛いのがお好きな方は別なところで楽しんでいただくとして、出来る限り体に優しいものをもっともっと開発してもらいたいものです。特に子供たちが嫌がらないものが良いですね。子供には塗るより貼るの方が効果的で、アンパンマンパッチ([パンチ])ワクチンなんてどうでしょう?大人向けには、タトゥを兼ねたワクチンなんて出てきたりして。ちょっと度が過ぎました。すみません。


注射より効く「塗るワクチン」素材開発 東大などの研究チーム 読売新聞 6/21
 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=26972
 インフルエンザウイルスのように鼻やのどの粘膜から感染する病原体を防ぐため、粘膜の免疫力を高める「塗るワクチン」として利用できる素材を、東京大や大阪府立大などの研究チームが開発した。
 科学誌「ネイチャー・マテリアルズ」に21日掲載された。
 ワクチンを注射すると、抗体が血液中にできるが、インフルエンザウイルスは血管から離れた粘膜表面で増殖するため、効果が弱い。粘膜で働く抗体を作るには、粘膜の表面にウイルスや細菌の断片を長期間、付着させる必要があるが、鼻水などですぐに流されてしまうのが課題だった。
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 社会保険診療報酬支払基金の審査が、各都道府県によって、また審査員によって異なることは、非常に納得できない部分です。暗黙の了解と言ったら語弊がありますが、こういった内容を放置していて良いものなのでしょうか?こういった判定にしっかりとした標準化基準を導入して是正を図るべきではないのか?と思いますし、特殊な治療法などでは審査員が理解していないケースもあるように聞いたことがありますので、人材育成を含めて今回調査結果が是正に繋がれば・・・と思います。


医科の査定件数率、最大4倍の格差―支払基金 CBニュース 6/21
 
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/28223.html
 社会保険診療報酬支払基金が6月21日に発表した昨年度の審査状況によると、各都道府県支部の審査委員会が行う「医科」のレセプト(診療報酬明細書)審査で、保険診療のルールに適合していない「査定」の件数の割合は0.945%で、支部別に見ると、最も高い大阪(1.678%)と最も低い秋田(0.409%)では4倍の格差があることが分かった。
 昨年5月から今年4月までの審査分を取りまとめたもの。
 それによると、「医科」と「歯科」を合わせた請求件数は6億168万件で、このうち「査定」の件数は509万4000件、査定件数率は0.847%だった。
 査定件数率を支部別に見ると、大阪(1.395%)が最も高く、最も低い新潟(0.395%)の3.5倍だった。
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 ここからは政党がらみのお話ですので、コメントは控えさせていただきます。各党のマニフェストをしっかりとチャックして自分なりの考えをしっかりと持っておこうと考えています。


政権交代、そして…:検証・マニフェスト/1 変わる制度に振り回される農家 /秋田 毎日新聞 6/20
 
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100620ddlk05010060000c.html
 民主党を中心とした政権の発足後、同党が掲げたマニフェストに沿った形で新しい施策が次々と打ち出された。7月11日投開票の参院選は、これらの施策に対し有権者が“中間評価”をする場といえる。農業、福祉、子育てなど、特に制度が大きく転換した現場で実情を見た。
◇「3年先の姿を見せて」
 遠く鳥海山や駒ケ岳、太平山に守られるように囲まれて広がる水田。「冷害の心配がほとんどない、恵まれた地域」。傍らを走る秋田新幹線を横目に、大仙市の四ツ屋第一集落営農組合組合長、草薙節雄さん(53)は胸を張る。
 だが農業政策の話になると、その声が小さくなった。「毎年のように制度が変わる。30%の転作を消化しなければならないのに、来年の作付けをどうするかという相談ができない」
 同組合は07年に設立。四ツ屋地区3集落のうち約半数の35戸が加入し、約70ヘクタールの田畑を耕作している。
 参加している農家は比較的小規模なところが多い。草薙さん自身、もともと内装職人をしており自前の田1・6ヘクタールは他の人に委託していた。
 組合設立のきっかけは、国が農家の経営合理化と規模拡大路線を推し進めたこと。設立の年、一定以上の経営規模を持つ農家や農業団体が対象の「経営所得安定対策」がスタートし、その補助の受け皿となることが目的だった。
 稲作はそれぞれ機械を持っており、別々に作業。一方、団地化により有利な助成が得られる大豆については組合が機械を購入して積極的に栽培に取り組んだ。だが08年は高く売れると思った品種の価格が低迷。09年は品種を変えて27ヘクタールもの広さに植えたが、天候不良で収穫が大幅に遅れ作業は混乱した。
 新政権は今年度、生産費と販売価格の差を補てんするため水田10アール当たり1万5000円を交付する戸別所得補償制度のモデル事業を実施。加工用米作付け10アール当たり2万円を助成する仕組みも設けた。
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政権交代、そして…:検証・マニフェスト/2 診療報酬プラス改定 /秋田 毎日新聞 6/21
 
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100621ddlk05010006000c.html
◇再生への道筋は見えず
 「(秋田市北部の)秋田組合総合病院への救急患者の搬送が最も多くなった。従来より2倍の時間がかかっている」。一刻を争う救命救急の現場。南秋田郡のある消防関係者はこう打ち明けた。
 JA秋田厚生連の湖東総合病院(八郎潟町)は4月、夜間と休日の救急対応を中止。平日日中も、医師が対応できる場合に限られるようになった。原因は、医師が次々と辞めたこと。さらに秋田組合総合病院も手いっぱいで対応できない場合もある。「心肺停止の患者を、より離れた秋田大付属病院や秋田赤十字病院まで運ぶことが増えている」
 県内で相次ぐ医療危機の表面化。厚生連の佐藤博身理事長は「診療報酬が下がっていなければ、これほどひどい経営状態にはならなかったのではないか」とため息をつく。
 治療や診察に応じて病院や医師に支払われる診療報酬は、02年度以来4回にわたりマイナス改定された。
 さらに国は04年度から、大卒後の研修医が研修先を自由に選べる新しい医師臨床研修制度を導入。従来は大学の「医局」が地方病院に研修医を派遣する方式が定着していたが新制度では教育環境が整った都市部の大規模病院に研修医が集中する
ようになった。地方では医師が足りず、受診科や病床数が減り、患者が来なくなる悪循環を招いている。
 この「ダブルパンチ」(佐藤理事長)に見舞われて収入が落ち込んだ厚生連。県内各地で中核医療を担っているが、建物の老朽化に伴って89年の山本組合総合病院以降6病院を改築した負担も重くのしかかる。
 県の支援を受けながら、湖東総合病院の診療内容を絞り込むなど抜本的な病院体制の見直しを迫られている。
 「地域医療の再生」を掲げる民主党政権の誕生後、診療報酬削減の流れは変わった。
 国は4月から、0・19%増と10年ぶりのプラス改定。個人の開業医より病院側を優遇した内容となっている。それでも佐藤理事長は「効果の見極めに3カ月はかかるが、9病院の中でも収入が増えるのは高度医療を実施する大規模病院だけで、小規模病院は増えないのではないか」とみる。診療報酬引き上げは、健康保険の負担増にもつながる。
 また新政権は自民党政権時代の国の「地域医療再生基金」の一部を執行停止。県は当初これを活用し、1件100億円の枠で厚生連の仙北組合総合病院(大仙市)改築、30億円の枠では北秋田医療圏でのドクターヘリ配備などの応募を見込んでいた。だが結局、県に交付されたのは25億円ずつだった。
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各党の参院選マニフェスト出そろう 民主・自民が「医師増員」「診療報酬引き上げ」をアピール
 両党は消費税アップにも言及 日経メディカルオンライン 6/22
 
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/201006/515701.html
 与党民主党、国民新党のほか、自民党、公明党など有力野党の参議院選挙に向けたマニフェストが出そろった。今回のマニフェストでは民主党、自民党が診療報酬の引き上げおよび医師数の増加に触れており、医療へのテコ入れが必要だという認識は共通している。また、両党ともに、消費税増税と、増税分の社会保障への繰り入れについても言及している。
 医療分野に関しては、民主党のマニフェストは、昨年衆議院選挙の際の内容から大きな変更点はない。医師数増の目標として1.5倍という数字を掲げたほか、後期高齢者医療制度の廃止やワクチン接種体制の強化、がんの予防・検診体制の強化などを盛り込んだ。ただし、診療報酬改定については、引き上げとはしたもののアップ幅に対する言及はなかった。
 同じく与党の国民新党は、医学部定員の20%増やメディカルスクールの創設、医療保険制度の一元化などを掲げたほか、患者の窓口負担を上限2割に引き下げる考えを示した。
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 主な政党のマニフェストは、以下で見られる。(「みんなの党」以外はPDF)

民主党「manifesto2010」
 
http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2010/data/manifesto2010.pdf
国民新党「2010政策集」
 
http://www.kokumin.or.jp/seiken-seisaku2010/images/KokuminManifest.pdf
自民党「J-ファイル2010」
 
http://www.jimin.jp/jimin/kouyaku/22_sensan/pdf/j_file2010.pdf
公明党「マニフェスト2010」
 
http://www.komei.or.jp/policy/various_policies/pdf/manifesto2010.pdf
社民党「Manifesto2010」
 
http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/election/images/manifesto10.pdf
共産党「参院選公約」
 
http://www.jcp.or.jp/seisaku/2010_1/2010-6-18_sanin_seisaku.pdf
みんなの党「選挙公約」
 
http://www.your-party.jp/policy/manifest.html
新党改革「新党改革の約束2010」
 
http://shintokaikaku.jp/wp-content/themes/shintokaikaku/pdf/shintokaikaku_manifest.pdf


【CBニュース 2010/06/21】
 民主・自民の参院選マニフェストを採点―21世紀臨調

 
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/28211.html
=================================================
 7月の参院選に向けて、経済団体やシンクタンクでつくる「新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)」は6月20日、民主党と自民党の政権公約(マニフェスト)を評価する「政権実績・参院選公約検証大会」を開いた。参加8団体のうち全国知事会と日本青年会議所以外の6団体が、マニフェストの内容や形式に基づいた総合評価を100点満点で採点。民主党は21-64点、自民党は30-54点となり、4団体で民主党の点数が自民党を下回る結果となった。
 経済同友会(桜井正光代表幹事)は、民主党を35点、自民党を40点とした。民主党については、前回衆院選のマニフェストではほとんど記述がなかった「経済成長(成長戦略)」と「財政健全化」を明記したことには一定の評価を示した。一方で、前回は明記されていた年金保険料流用の禁止法案や、介護労働者の賃金の月額4万円引き上げなどの項目がなくなるなど、何を追加し、何を修正したのかが明確に示されず、「政策の深化に問題がある」と指摘した。自民党の社会保障政策については、高齢者医療制度や介護負担の公費負担増が掲げられているものの、優先順位などが示されておらず、「個別施策の列挙にとどまっている」とした。
 連合(古賀伸明会長)は、民主党を64点、自民党を44点とした。民主党については、政策理念や成長戦略、10本の柱から成る主要政策が簡潔にまとまっていると評価しつつも、政策の実現に必要な財源の確保策について、具体的な説明が不十分とした。自民党については、政策の所要額がほとんど示されていない中で、消費税率を10%に引き上げ、それを少子化対策や社会保障(年金・医療・介護)の財源に充てるという記述のみが際立っていると指摘した。
 日本総合研究所(木本泰行社長)は、民主党を45点、自民党を46点とした。民主党については、経済成長や社会保障、財政再建にトータルに取り組む内容には一定の評価を示しつつも、社会保障制度について世代間の公平性に十分に配慮したビジョ
ンが示されていないと指摘。また、新政権が掲げる「強い財政」のポイントとなる予算の組み替えについては実効性が不透明で、財政健全化が達成できないという懸念がぬぐえず、「強い不満を抱かざるを得ない」と厳しく論じた。自民党については、成長戦略、財政再建、社会保障について漏れなく記述しているものの、次元の異なる個別政策の羅列にとどまり、「政策の全体像が見えにくい」と指摘した。
 PHP総合研究所(松下正幸社長)は、民主党を45点、自民党を54点とした。民主党が示す社会保障制度改革については、保険外併用療養の範囲拡大などを政府で議論しているものの、規制緩和に関する記述が皆無で、診療報酬の再引き上げや医師数増加の客観的根拠も明示されていないなどとした。自民党については、消費税10%全額を社会保障費に充てるとしつつも、子ども医療費無料化など新たな歳出拡大にも言及しており、「財政再建を重視しながら社会保障費の抑制に踏み込まない点は
バランスを欠いている」と指摘した。 
 言論NPO(工藤泰志代表)は、民主党を21点、自民党を30点とし、6団体の中で両党に最も低い点数を付けた。民主党の医療政策については、明確な目標設定が行われているのは医師数の増員のみで、診療報酬引き上げや新型インフルエンザ対策について具体的な記載がないことを指摘。さらに、新たな高齢者医療については「2013年度からスタート」とあるのみで、その財源や工程には言及されておらず、「前回マニフェストより後退」との認識を示した。自民党については、「がん対策の充実」や「保険診療と保険外診療の併用促進」における喫緊の課題にスペースを割いている点を評価している。しかし、個別政策の実現に必要な財源には全く触れられておらず、中でも医療保険財政の中長期的な持続可能性に関する記述が乏しいと指摘した。
 チーム・ポリシーウォッチ(竹中平蔵代表)は、民主党、自民党とも30点とした。民主党については、マニフェストの内容が前回と今回で「全くの別物」と評し、その説明責任が果たされていないことは評価できないとしている。また社会保障政策について、財政再建を掲げながらも、「子ども・高齢者重視の政策を総覧すると、増税が10%で済むのか疑問」と指摘した。自民党については、「総花的で、政策の多くは基本的にばらまき政策」との認識を示し、「民主党とのばらまき合戦に乗って、結果的に『大きな政府』を志向している」と厳しく論じた。
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[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
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