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0607-517号 臓器移植 提供の現場で:5 「植物状態と違う」 [kensa-ML NEWS]


 今日は朝から蒸し暑い天候ですね。私の部屋もお昼過ぎまで蒸し風呂のようでした。私のデスク周りにはPC3台があり、バックアップ用のNASも4台併設、周辺機器もプリンターやページスキャナーなど所狭しと配置されているため、熱源は多数。何より私自身が週末の日光を浴びて最大の熱源となっています。植物にとっては良い環境のようですが、人間にとっては少し過酷な環境かもしれません。これから本格的な夏を迎えるにあたり、ダイエットには最適です。ダイエットを目指している方、一度お越しになりませんか? しかしながら、根拠のない説明だとうちのスタッフからクレームが入りそうです・・・[もうやだ~(悲しい顔)]


 さて新首相の手腕が見どころといった状況ですが、明日6/8に内閣が正式発足しそうですね。いずれの報道機関も書かれているように「脱小沢」「反小沢」色豊かな人事となりそうですが、有能な方々を反グループだからと排除するのはどうなんでしょうね?別に小沢擁護派でも支持者でもありませんし、特定の政党に肩入れしているわけではありませんので念のため。

 どこぞの世界も身内で固めてしまえばやりやすいのでしょうが、様々な意見を取り入れて、出来る限り広角的な視点に立脚すべきなんじゃないかな?と素人ながら考えてしまいます。各社社説やコラムなどでは、菅さんの市民感覚に期待するところが非常に大きいようですが、市民の声ばかり、国民の声ばかりに目を向けるだけでは、おそらく諸外国からスポイルされるのでは?と危惧したりもします。報道も手のひらを返したようで極端ですね。我が国の国民性が非常に流されやすいという性格を持っているだけに、ちょっと心配・・・まずはご自分のスタンス、軸を明確に表されることが一番なのでは? 私としては、弱者に優しい政治を行ってもらいたいと願っています。弱者の基準が難しいですが。


菅新首相誕生―「市民」の力量が試される 朝日新聞社説 6/5
 
http://www.asahi.com/paper/editorial20100605.html
 歴史的な政権交代を選んだ民意に、今度こそ応えることができるのか、極めて重い責任を引き継いだ。
 民主党の新しい代表に菅直人・副総理兼財務相が選ばれ、衆参両院の本会議で新首相に指名された。
 菅新首相の登場には、昨年の政権交代にひけを取らないくらいの歴史的な意味合いを読み取ることができる。
 新首相を表現するキーワードは、「市民」である。
 団塊の世代に属する菅氏は学園闘争や「市民運動」を経て政界入り。婦人運動で知られる故市川房枝氏を参院議員に担ぎ出したことで知られる。
■「田中派」の系譜絶え
 1996年、鳩山由紀夫氏とともに旧民主党を結成したときのキャッチフレーズも、「市民が主役」だった。
 地縁血縁、企業や団体を集票基盤としてきた自民党は「抽象的な幽霊」(中曽根康弘元首相)などと「市民」を目の敵にしたが、十数年を経て、そのトップランナーが首相に上り詰めた。日本政治の新たなページである。
 菅氏は普通のサラリーマン家庭に育った。過去4代、そろって1年前後で政権を放り出してしまった安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、鳩山の各氏は、いずれも首相経験者の子や孫だ。
 戦後の歴代首相は政治家一家の出身者か官僚出身者が大多数であり、この点でも極めて異色の出自といえる。
 鳩山氏、小沢一郎前幹事長の「ダブル辞任」と菅氏の登場は、「政治は数、数は力、力は金」という自民党旧田中派、旧竹下派の系譜が完全に断ち切られたことも意味する。
 鳩山氏は早くから「クリーンな政治」を掲げた政治家だが、もともとの出発点は旧田中派である。その嫡流だった小沢氏とともに、政権交代後も「政治とカネ」の問題にまみれたのは歴史の皮肉な巡り合わせだった。
 菅氏の現実主義者の側面も見逃せない。民主党を政権を狙いうる政党にするため自由党との合併を実現した。
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社説:論調観測 菅新首相 分かれる「市民派」の評価 毎日新聞社説 6/6
 
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20100606k0000m070103000c.html
 民主党の新代表に選ばれた菅直人氏が首相に指名され、組閣と党役員人事が進められた。毎日新聞の世論調査では菅首相に期待すると答えた人が60%を超え、民主党の支持率も回復している。
 当面の焦点は小沢一郎前幹事長の影響力をどこまで排除できるかで、5日の社説でも「脱小沢」がポイントとなっている。
 毎日は「二重権力構造を招かない体制を構築し、組織優先でバラマキ型に陥った悪弊を改めることが必要だ」と指摘し、読売も「背後から首相をコントロールする『二重権力』構造を排除することが大事だ」と述べる。
 産経の場合はさらに進み「鳩山由紀夫首相を見習って、政界からの引退を決断すべきである」と主張する。
 1年前後で政権を放り出した過去4代の首相のいずれもが首相経験者の子や孫だった。一方、菅氏は普通のサラリーマン家庭に育ち、市民運動を経て政界入りしたという経歴の持ち主だ。
 「近年の首相にないユニークさを持つ。ここ数代、ひ弱で資質が問われたリーダーたちとは異質のしたたかさを期待したい」と毎日は評している。朝日も「新首相を表現するキーワードは、『市民』である」と、力点を置いて指摘している。
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 さて以前から私も注目しておりました「はやぶさ」・・・結構なブームというか、ひょんなことで盛り上がったりするものですね。関係者の長年にわたるご苦労に対し、感謝の念で私はいっぱいです。いよいよ13日に期間ですね。ワク×2します[ぴかぴか(新しい)][るんるん]

 はやぶさ特設サイトはこちら! http://hayabusa.jaxa.jp/


知りたい!:小惑星探査機13日帰還 はやぶさ君、人気急加速 数々の危機克服に共感 毎日新聞 6/5
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100605dde001040038000c.html
 小惑星の岩石採取に挑戦し、7年余の旅を続けた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ」が13日、地球へ帰ってくる。インターネットの動画サイトには、はやぶさを取り上げた動画が多数投稿され、JAXAの「はやぶさツイッター」(簡易ブログ)のフォロワー(閲覧者)は2万3000を超えた。愛を込めて「はやぶさ君」と呼ばれる、異例の人気の秘密は--。【西川拓、永山悦子】
 はやぶさは、03年5月に鹿児島県から打ち上げられ、地球と火星の間にある小惑星イトカワを目指した。新型の電気推進エンジンや小惑星での岩石採取、試料の回収など多くの新技術に挑戦した。重要機器の故障や通信途絶、エンジン停止などのトラブルに何度も見舞われたが、そのたびに危機を乗り越え、関係者からは「不死鳥」にも例えられる。そんなはやぶさの姿に、熱い思いを重ねるファンは多い。
 はやぶさへの愛を実物大(最大幅5・7メートル)の模型に込めたのは、愛知県岡崎市で自動車修理工場を営む肌附(はだつき)裕矢さん(30)。はやぶさが小惑星イトカワに到着した05年ごろから情報を集め始め、昨年11月、エンジン故障のピンチから立ち直ったとのニュースに「はやぶさの頑張りを多くの人に知ってほしい」と模型制作を思い立った。
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 もう一つ、ビスコが思わぬところで話題となっています。やっぱり野口さんの仕業でした[わーい(嬉しい顔)] このお話とは全く関係ありませんが、少し前にテレビ番組でビスコの作りたてを食べよう・・・みたいな企画があって、保存缶についても紹介されていたのを思い出しました。


ビスコ:宇宙に行く 国際宇宙ステーションの写真が話題に 毎日新聞 6/7
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100607mog00m020010000c.html
 国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」で4月、山崎直子宇宙飛行士(39)を撮影した写真に、江崎グリコのお菓子「ビスコ」が写っていることがネットで話題になっている。
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、「ビスコ」は、国際宇宙ステーション(ISS)に5カ月余り滞在し、6月2日にロシアのソユーズ宇宙船の帰還モジュールで帰還した野口聡一飛行士(45)が持ち込んだもので、通常の宇宙食に加えて、個人の好きなものを持ち込む「ボーナス食」という。日本人宇宙飛行士はこれまで、ラーメンやカレーなどをボーナス食として持ち込み、他の乗組員にも好評だったという。
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 この辺から、医療関連のものに変えたいと思います。お楽しみ時間(私の)はここまで[もうやだ~(悲しい顔)]

 混合診療については賛否両論、立場変われば意見も違うで、どう流れて行くのでしょうね。一般の方々はあまり意識レベルが低い様ですが、財政上、非常に大きな問題を抱えています。ある意味、自由度を持たせることは非常に大切なことですが、患者負担が増大するようであれば、命を金で買うのか?みたいな議論になりかねないですし、難しい問題ですね。私のブログでも何度か取り上げておりますので、ご参考までに。お時間があればご覧ください。
 
http://koji-arai.blog.so-net.ne.jp/2009-12-03
 http://koji-arai.blog.so-net.ne.jp/2009-10-01


刷新会議、混合診療の拡大検討 新成長戦略の柱の一つ 共同通信 6/7
 
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010060701000018.html
 政府の行政刷新会議は7日、「規制・制度改革に関する分科会」(会長・大塚耕平内閣府副大臣)を開き、保険診療と保険対象外の診療を組み合わせた混合診療の利用拡大に向けて「手続きが柔軟かつ迅速な新たな仕組みを検討する」ことなどを盛り込んだ報告書をまとめた。
 報告書は鳩山政権が成長分野として重視してきた医療、農業、環境の3テーマに重点を置いた。財政状況が厳しい中、経済成長を阻害している規制の見直しで経済を活性化させるのが狙い。政府は報告書を受け、月内に策定する新成長戦略の柱の一つにする。
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 さて本日のメインニュースに移る前に、先週、非常に喜ばしいニュースが飛び込んできました。私自身も支援していました、寺町沙也さんが2日に退院されたようです。経過も非常に良好で、喜ばしいニュースです。


 しかしながら、同じような病気で苦しむ患者さんは本当に多数おられ、寺町さんのように救われたケースは非常に少ないのが現実。未だ人工臓器開発の目処は立っておらず、根本的な治療法としては善意の臓器移植に頼らざるを得ない現状。医療関係者としては非常に複雑な気持ちです。


沙也さん退院 新しい心臓と「一心同体」 朝日新聞 6/4
 
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001006040005
■米で移植手術
 米ニューヨークのコロンビア大病院で心臓移植手術を受けた札幌市出身の寺町沙也さん(15)=仙台市の聖ドミニコ学院高1年生=は2日午後1時半(日本時間3日午前2時半)ごろ、退院した。「さやちゃんを救う会」(本部・札幌市)が発表した。
 同会によると、沙也さんは今後、母親の直美さん(41)と一緒に現地のアパートで生活、半年ほど同病院へ通院し、採血やリハビリなどを続ける。外出制限はないが、医師からは感染予防のために3カ月程度は人込みをさけるように指示されている。勉強は家庭教師を頼む。順調に行けば年内に帰国できるという。
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【朝日新聞社ニュース 2010/06/05】
 臓器移植 提供の現場で:5 「植物状態と違う」

 
http://www.asahi.com/health/ikiru/TKY201006050149.html
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 札幌市内の女性(56)は2008年8月、臓器提供を望んでいた夫(当時56)の意思をかなえることができた。秋には、暮らしも再び、落ち着き始めた。しかし、夫の死をめぐり気持ちが揺れ動くようになった。
 「植物状態」と呼ばれる重い意識障害で何カ月も眠り続けていた患者が、奇跡的に意識を回復した――。テレビ番組で、そんなエピソードを紹介していた。心臓が高鳴った。
 夫もあのまま眠り続けていれば、いつか、目を覚ましたかもしれない。「ひょっとして、私が殺してしまったのか」
 脳死になれば、助からない。医師のそんな説明を理解し、提供に応じた。でも、そのときは脳死と植物状態との違いについて、深く考えてはいなかった。
 迷いをかかえたまま昨年3月、移植をテーマに札幌市内で開かれた講演会に行った。「脳死と植物状態は、根本的に違う」。壇上の救急医が、図表を使って詳しく話した。
 脳死では、呼吸や血圧を保つのに欠かせない脳幹も含め、脳全体の機能が失われ、回復することはない。植物状態は、脳幹が生きていて、長期間生存し、意識が戻ることもある。そんな内容だった。
 臓器を提供する場となった市立札幌病院で、立ち会った夫の脳死判定。何度も聞いた医師の説明を思い出していた。植物状態とは違う。胸のつかえがとれた気がした。
 夫の腎臓を移植され、10年間の透析から解放された患者から手紙が届いたのは、そんなころだった。
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[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
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