SSブログ

0525-505号 公約に診療報酬上げ…民主参院選 [kensa-ML NEWS]


 一昨日からの長雨がようやく降り止みました。しかし久し振りに良く降りましたね[ふらふら] 一昨日、昨日と、もう梅雨に入ったような湿度の高い二日間でした。これからの季節、農作物のことを考えると雨も必要ですが、お日様も必要。メリハリのついたお天気となれば良いのですが・・・こればっかりはお天道様任せですね。


 さて恒例のコラムご紹介です。週の始めですから軽めというか、趣味の話題から。


余録:田植え 毎日新聞社説 5/24 http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/
 木々の緑が目にまぶしい季節が続く。五月晴れの光に輝く緑もよければ、雨にぬれるしっとりした緑も鮮やかだ。この時期に旅先の車窓から眺める田んぼの緑も楽しい
▲植えたばかりの細い苗が風に揺れている。遠目からは、一枚一枚の田んぼが薄緑色にくくられて、まだ苗のない代田と絶妙なコントラスト。目を凝らせば苗の列がくっきり線条となり、これまた見事な幾何学模様を作る
▲長い列島、田植えの時期はそれぞれだ。沖縄県の3月初旬から始まり、ちょうど今は北海道が最盛期に入る。稲の品種や二毛作との関係で6月までかかる地域もある。そもそも、5月を「さつき」と読むのは、田植えをする「早苗月」からきたという
▲田植えと言えば、かつて棚田を借り苗を1本ずつ手植えしたことがある。水ぬるむ田に地下足袋姿で腰を曲げ、という昔ながらの体験で、最も感動したのは、何とも心もとない2、3枚のひょろひょろした葉が太陽と水と土の力で十数本のたくましい稲に分けつ(枝分かれ)していく過程だった
・・・続きを読むにはここをクリック


 数年前までこの時期は恒例行事の田植えに勤しんでいたので、何やら懐かしい気持ちがします。ここに書いてある「田起こし」って皆さんご存知なのでしょうか?私、耕運機の運転、とっても好きなんですねぇ[わーい(嬉しい顔)][るんるん]・・・自然に触れ合うというか、オープンカーですから、とっても健康的。「田起こし」も、表面だけの「起こし」では、耕土が浅くなってきて、イネの根も丈夫に生えない、分けつも悪いのですね。また耕土を深くしていくにはいきなりではだめで、毎年の積み重ねが大切。いきなりやったら逆効果。さて現与党は、いきなり耕土を深くしようとしたのか、それともカッコつけに表面だけ起こしたのか、どっちでしょうね。辺野古問題については、後者でしょうね。事業仕分けは最初前者。後になるほど後者かな?

 こんなニュースもありました。


稲穂:枝増やす遺伝子を名大チームが発見 最大52%増も 毎日新聞 5/24
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100524k0000m040112000c.html
 イネの穂の枝分かれ数を大幅に増加させる遺伝子を、名古屋大の研究チームが発見した。実験では「日本晴」の1株当たりの米粒数を最大52%増加させることに成功。小麦やトウモロコシにも応用できる可能性があり、研究チームは穀物の増産につなげられるとしている。23日付の米科学誌「ネイチャー・ジェネティックス」(電子版)で発表した。
 研究チームの芦苅基行・同大生物機能開発利用研究センター教授(植物分子遺伝学)らは、穂の枝分かれの数が日本晴より約3倍多い品種から、最初の枝分かれである1次枝梗(しこう)の数を決める遺伝子を特定した。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 久し振りに日本晴って名前を聞きました[わーい(嬉しい顔)] この銘柄、ご存知でしょうか?

 現在はコシヒカリやササニシキなどが市場の多くを占めていると思いますが、最近はあまり見かけない銘柄ですね。食感がコシヒカリなどに比べ、あっさりしているというか、パサパサしているというか・・・しかし農家としては育てやすい銘柄なんです。病気にも風にも強いし。実は私もこの銘柄からのスタートでした・・・逆にコシヒカリなどは風に弱いため、このような遺伝子利用には向かないかもしれませんね。頭が重くなったらますます倒れやすくなっちゃいます。


 私の好きな話題、農業の次は宇宙のお話に移ります。先日打ち上げに成功した「あかつき」から素晴らしい映像[ぴかぴか(新しい)]が届けられたようです。飛行はすこぶる順調のようですね。まずは一安心[ぴかぴか(新しい)]


金星探査機:あかつきが地球撮影 25万キロから鮮明画像 毎日新聞 5/23
 
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2010/05/23/20100524k0000m040017000c.html
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は23日、H2Aロケット17号機で21日早朝打ち上げられた金星探査機「あかつき」が撮影した地球の画像を公開した。毎日、月までの距離にほぼ等しい約40万キロずつ地球から遠ざかっており、搭載した観測機器の点検を兼ねて「去りゆく地球」をとらえた。
 撮影したのは地球から約25万キロの位置。気象衛星(約3万6000キロ)よりはるかに遠いが、中間赤外線カメラの画像では日本付近を覆う梅雨雲や南極大陸の姿が判別できた。紫外線カメラは大気の上層部、近赤外線カメラは雲の下を撮影。金星の大気をさまざまな手段で観測する機能が正常であることが確認された。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 この内容についての詳細については、JAXAの特設サイトに掲載されています。グレイト[ひらめき]
 
http://www.stp.isas.jaxa.jp/venus/


 さてガラリと話題を変えます。

 九州宮崎では、口蹄疫問題が大きな社会問題となっていますが、感染症は時として悲劇的な結末を迎えます。このところ原因が特定できていない、また診断治療法が確立されていない感染症に遭遇するというニュースを見ることがあります。そのようなものを二題ご紹介します。


犬・猫の細菌で感染症、死亡例も 厚労省が注意喚起へ 朝日新聞 5/24
 
http://www.asahi.com/health/news/TKY201005220267.html
 犬や猫の口の中にいる細菌に、2002年から14人が感染、発症し、うち6人が死亡していることが、国立感染症研究所のまとめでわかった。「カプノサイトファーガ感染症」と呼ばれるが、実態がよくわかっていない。見逃されている患者も多いとみられ、厚生労働省は24日、関係機関に文書で注意を促す。
 この細菌には、ひとが犬や猫にかまれたり、ひっかかれたり、傷口をなめられたりすると、極めてまれに感染、発熱や腹痛、吐き気などの症状が出る。発症すると血圧が急に下がり、血中で菌が増え、敗血症で亡くなることがある。高齢で免疫機能が低下した人、ステロイド剤で膠原(こうげん)病や腎炎などの治療をしている人などは注意が必要だ。抗生剤で治療できる。欧米を中心に世界で約250人の患者が報告されている。
 感染研の鈴木道雄主任研究官らが調査すると、02年以降、国内でも14人が発症、6人が死亡していた。14人のうち6人は持病がなかった。年齢は40~90代で平均は約65歳だった。
 04~07年の調べで、この感染症の原因菌が、自治体に引き取られた犬325匹の74%、猫115匹の57%から見つかった。
・・・続きを読むにはここをクリック
 


 上記のものは、診断がつけば恐れるものではないようなのですが、以下のものは、実態がはっきりせず、有るのか無いのか分からないもののようですが・・・どなたか情報をお持ちでしょうか?


「未知のウィルス」=エイズに似た怪病、中国で急速に拡散か 
 
http://www.epochtimes.jp/jp/2009/06/html/d68015.html
 【大紀元日本6月7日】中国でエイズによく似た症状を見せる怪病が急速に広がっている。続々と死亡者も出ているようだが、病原菌やウィルス源が究明されないまま、感染経路も極めて多様で、そのスピードの速さには広範囲の感染被害が憂慮される。
 類似の症状を見せる感染者らはブログで情報交換を行っている。このころ、彼らは温家宝首相宛に公開書簡を送り、治療方法および研究分析を要求した。衛生当局は未だに何の反応も見せていないという。
 2月に開設された感染者らのブログ
http://blog.sina.com.cn/s/articlelist_1586483495_0_1.html)には、自らの症状や感染経路、連絡先などを載せた掲示文が続々とアップされている。感染者らの症状は大体似たような感じのようだ。
 ある感染者は温家宝首相にあてた公開書簡にこの怪病を「未知のウィルス」と称し、症状を次のようにまとめた。
 1.微熱が続く(37度前後)、多発性リンパ種
 2.舌の先に赤い斑点、厚いこけと感染症状
 3.下痢が続き、便がゆるい。腹鳴と発汗
 4.鼻がつまり、頻繁に上部呼吸器が感染
 5.歯茎が腫れ、炎症が起こりやすい
 6.皮膚の押し痕が長く続き、筋肉の痙攣が頻繁
 初期症状が主に性行為の後に出るため、感染者らはHIV感染と疑っているが、検査結果は陰性。医療関係者はこれらを「エイズ恐怖症」と診断し、神経精神科の治療を勧めているという。感染者の死亡者数が増えるに連れ、患者らは自己診断で各種の薬を服用しているという。CDC(疾病管理局)などの政府機関も「陰性なので問題ない」との反応だという。・・・続きを読むにはここをクリック
 

 さて本日のメインニュースに移ります。

 昨日は大阪市議会補欠選挙の話題が紙面を賑わせておりましたが、この夏の参議院選挙の行方を左右するマニフェスト・・・と言いたいところですが、机上の空論、理想郷に対し、国民は既に辟易しています。仕方なく有名人を繰り出したりしているのは、軸を無くしたコマのようです。与党も野党も頼りにならない昨今、国民はどちらを向けばいいのでしょう?混迷極まりない情勢になってきました。

 診療報酬を上げるのは結構ですが、財源はどうされるの?と突っ込みたくなりますね。しかし「引き上げ幅などを示さず、予算編成時の財政状況を見て決める」件(くだり)は流石です。突っ込みに対しさらりと柳のように受け流す・・・いやそれとも突っ込んでくる釘に対してぬか状態かな? 釘がぬかに刺されば釘がさび付いちゃいますね。そういった光景が浮かんできます。

 ま、軸のない医療関係の各団体もそれに流されて、あっち向いたりこっち向いたり、大変ですね。政治不信とともに、医療不信と言われたくないものです。私、綺麗ごと言うつもりはありません。医療は政治力なしに良くならないことも改革できないことも良く理解していますが、どこぞの政党に依存するような発言は各団体の公式見解として好ましくないのとちゃいますか?

 以下参考までに・・・。
 
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/27720.html


【読売新聞社ニュース 2010/05/24】
 公約に診療報酬上げ…民主参院選

 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=25489
=================================================
医師不足に対応
 民主党の夏の参院選公約に、診療報酬の2012年度改定での引き上げが明記される方向となった。
 党マニフェスト企画委員会(委員長=仙谷国家戦略相、高嶋良充筆頭副幹事長)が決めたもので、医師不足や医療過疎の解消には一層の医師らへの支援が必要だと判断した。25日にまとめる公約案に盛り込み、最終的な公約を決定する「政権公約会議」(議長・鳩山首相)に提出する。
 2年に1回改定される診療報酬は、前政権まで社会保障費の抑制方針のもと、「マイナス改定」が続いた。鳩山政権は、これが「医療崩壊の危機」につながったとみて、10年度予算では0・19%増と、10年ぶりにプラス改定とした経緯がある。ただ、プラス改定には巨額の財源が必要で、参院選公約には引き上げ幅などを示さず、予算編成時の財政状況を見て決めるとする。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 br_decobanner_20091222111615.gif   laboratorytest88_31_green_3.gif  medicalinfo88_31_lightblue_3.gif  medicalteam88_31_lightred_3.gif
 宜しければワンクリックにご協力下さいね[るんるん]

 gam_banner_2.jpg    gam_banner_3.jpg  現在公開中

nice!(27)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 27

コメント 0

Facebook コメント

トラックバック 0


[ひらめき] Facebook・・・友達リクエスト、フィード購読大歓迎
     https://www.facebook.com/gamdango
[ひらめき] Facebook・・・最新情報はこちら
       https://www.facebook.com/Project102.MT

 

[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
          http://enigata.com/index.html


    人気ブログランキング   臨床検査ランキング   Ameba_banner.jpg

人気ブログランキングにほんブログ村ランキング(臨床検査)に参加しています(Amebaは姉妹サイトです)。
啓蒙活動の一環として参加していますので、バナー↑↑↑へのクリックに是非ともご協力ください[ひらめき]


 臨床検査技師のブログにお越しいただき有難うございます。

 さてこのブログでは、臨床検査に関連する内容だけではなく、医療系、農業系、宇宙系、少年野球系等々、雑多な内容となっています。またこのブログを立ち上げたのは、多くの方々に密接な関係のある臨床検査をもっと知っていただきたい、そしてその業務に就いている臨床検査技師をもっと知っていただきたいとの思いからです。

 現代の医療においては、客観的根拠を基に病態解析などがなされ、EBM(Evidence based Medicine)の根幹として臨床検査データは位置付けられています。このような重要なポジションに居ながら、我々自身の待ち受け体質は根強く、我々臨床検査技師自身が何をするべきなのか、また何が出来るのかを真剣に考えるべきであり、後進の方々に良い道を残すためにも、一般の方々に臨床検査技師をまず知っていただく、ということが必要なのだと思います。そのような趣旨から各種サイトランキングにも登録しておりますので、バナーをクリックしていただければ幸いです。

 ご質問、ご意見、ご感想などございましたら、
gamdango@csc.jp までご遠慮なくメッセージをお送りください。ただし医療相談等には内容によりお答えできない場合もありますので、あらかじめご了解ください。

         NHO神戸医療センター
         臨床検査技師長
                新井 浩司

好き放題コメントを加えた最新の医療系情報(科学系、農業系、少年野球系話題も満載?)をご提供しています。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。