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0518-501号 専認機構・アンケート調査/専門医は“疾患の知識”で一定評価 患者の安心・信頼感も高い/専門医の判別掲示は必要 [kensa-ML NEWS]


 もう少し早く配信したかったのですが、事務処理に追われ、結局帰宅途中の配信になってしまいました。(--;

 今朝のライブ中継をご覧になっていた方も多いかと思います。残念ながら悪天候のため、打ち上げ中止となってしまいました。再打ち上げはまた後日とのこと。


H2Aロケット:6分前に打ち上げ延期 21日以降に 毎日新聞 5/18
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100518k0000e040002000c.html
 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで同日午前6時44分に予定していたH2Aロケット17号機の打ち上げを延期した。6分前に飛行経路に雷を発生させる雲が流れ込んだため。機体や設備に異常はないが、機体への影響を考慮して中止した。H2Aロケットの天候不良による延期は10機目。
 次回の打ち上げ日程は未定だが、充てんした燃料を抜き取る作業などで、最短でも21日以降となる。金星と地球の軌道の関係から、1日延びるごとに、打ち上げ時刻は4~5分遅くなる。打ち上げ可能な期限は6月3日まで。
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 打ち上げにも微妙なタイミングというものがあるんですね。初めて知りました。次回に期待しましょう[ひらめき]。今日はコラムもそういった内容のものを準備していたのですが[ふらふら]・・・折角なのでご紹介しておきます[あせあせ(飛び散る汗)]


天声人語 朝日新聞社コラム 5/18 http://www.asahi.com/paper/column.html
 一夜を過ごした男女の迎える夜明けを、情感たっぷりに「後(きぬ)朝(ぎぬ)」と言う。〈明けぬれば暮るるものとは知りながらなほ恨めしき朝ぼらけかな〉と王朝時代の歌人はうたった。恨めしさは洋の東西を問わないとみえ、古代ギリシャにはこんな詩があるそうだ
▼〈恋に仇(あだ)なす暁の明星よ、何とてかくも早やばやとわが臥床(ふしど)を見おろすことぞ……美しきおん身の光も、わが上にはつらくつらく落つれば〉(野尻抱影著『星三百六十五夜』)。夜明けを告げて光る明星への恨み節は、ロマンチックで生々しい
▼暁と宵の明星とは、ご存じの金星である。なにしろ明るく、らんらんと輝く。太陽と月に次ぐ3番目で、最も明るいときは地上に影ができるという。女神ビーナスの名を戴(いただ)くその星へ、日本初の探査機「あかつき」が、予定では今朝打ち上げられる
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 折角の情緒豊かなコラム[るんるん]だったのですが・・・ついでと言っては何なのですが、宇宙関連話題をもう一編。先日の小惑星探査機「はやぶさ」の話題です。

 今月、来月は宇宙から目が離せませんね。非常に楽しみです[ぴかぴか(新しい)]


小惑星探査機:「はやぶさ」地球撮影 6月帰還、故郷目前 毎日新聞 5/18
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100518k0000m040120000c.html
 久しぶりに見えた故郷は、まばゆいほど明るかった--。人類初となる小惑星の岩石採取に挑み、6月の地球帰還を目指す小惑星探査機「はやぶさ」が、地球の撮影に成功した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が17日、公表した。地球の左側には月も写る。ともに非常に明るいために上下に光の帯が生じたが、故郷が目前に迫った証拠といえる。
 星の位置から探査機の位置を確認するカメラを使い、地球帰還に向けた軌道修正後の12日に撮影した。地球からの距離は約1350万キロの地点で、地球の明るさはマイナス8.3等、月はマイナス4.6等だった。
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 さて先月感染が確認されてから急速に感染拡大している口蹄疫。畜産業をされている方には死活問題と言うか・・・宮崎県知事も非常事態宣言をされたところです。


口蹄疫、殺処分11万頭に 読売新聞 5/18 http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=25182
知事が非常事態宣言
 宮崎県の家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で、県は18日、同県川南、高鍋、新富の3町で新たに計15農家の牛と豚に感染した疑いがあると発表した。
 新富町での発生は初めて。これで同県での発生(疑い例も含む)は、えびの市と都農(つの)町を加えた1市4町の計126農場に拡大。家畜の殺処分頭数は10万頭を超え、11万4177頭に達した。
 発表によると、発生が確認されたのは牛を飼育している8農家と、豚を育てている7農家。15日から16日にかけて、農家や獣医師から宮崎家畜保健衛生所(宮崎市)に連絡があり、検体を動物衛生研究所国際重要伝染病研究チーム(東京都小平市)で調べた結果、計30頭の牛や豚で感染の疑いが確認された。今回の発生で、15農家が飼育する牛446頭、豚2万8008頭の計2万8454頭が殺処分される。
 新富町の発生農家は、1例目の同県都農町の農家から約17キロ離れている。新富町での感染確認に伴い県は18日、同町の発生農家を中心に、家畜の移動制限区域(半径10キロ圏)と、搬出制限区域(同20キロ)を設定する予定。移動制限区域内には、新たに宮崎市の一部が含まれることになる。
 一方、今回の農家すべてが、1例目の農家から南側にある。県は「1例目の発生農家から、発生地域が南下していることは否定できない」としている。
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 この感染が確認されている地域では報道機関も立ち入ることが出来ないため、畜産農家の方々から生々しい映像レポートが届けられているようです。共同通信社のサイトで口蹄疫の特集です。
 
http://www.47news.jp/47topics/e/159688.php

 各報道機関は社説等で政府としての早急な対応を求めているようですが、どうも危機管理が出来ていないのか、後手後手の対処療法しか出来ないようですね。


 さて本日のメインニュースに移る前に、「医療の質」というものが客観的に評価できるのか、今後更なる検討や議論が必要な内容のニュースをお届けします。この評価指標がそれこそ、各医療機関において公平性、透明性が保てるように十二分に検討を重ねてもらいたいものです。


「医療の質」事業への参加団体を募集―厚労省 CBニュース 5/18
 
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/27654.html
 特定の医療分野に関する「医療の質」の向上や情報公開を促進するため、厚生労働省は今年度から「医療の質の評価・公表等推進事業」を実施し、現在、事業に参加する団体を募集している。
 申請資格は、自治体、日赤、公益法人、医療法人などが開設し、25以上の病院で構成される団体。選ばれた団体は10以上の臨床指標を定めた上で、関連する複数の病院からの臨床データ(7月以降)を集計・分析し、ホームページなどで公表する。
対象となる指標は、患者満足度や医療安全、手術など病院全体にかかわる項目だが、それらだけで必要数に達しない場合は、糖尿病や急性心筋梗塞といった疾患に関するものを含んでもよいとしている。
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 詳しくは厚労省のホームページ 
http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/05/tp0514-1.html

 この推進事業の実施要項については以下の通りです。
 
http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/05/dl/tp0514-1d.pdf

医療の質の評価・公表等推進事業実施要綱
1 目的
 本事業は、国民の関心の高い特定の医療分野について、医療の質の評価・公表等を実施し、その結果を踏まえた、分析・改善策の検討を行うことで、医療の質の向上及び質の情報の公表を推進することを目的とする。
2 実施主体
 本事業の実施主体は、都道府県、市町村、日本赤十字社、社会福祉法人恩賜財団済生会、厚生農業協同組合連合会、社会福祉法人北海道社会事業協会、全国社会保険協会連合会、医療法人、学校法人、社会福祉法人、医療生協及びその他厚生労働大臣が認める者とする。
3 補助対象
 (1)厚生労働大臣が定める特定の医療分野において、臨床指標を用いた医療の質の評価・公表等に取り組む者とする。
 (2)本事業の補助対象は、専門家等の意見を踏まえ、厚生労働大臣が適当と認めるものを選定するものとする。
4 事業内容
 (1)特定の医療分野について、評価・公表等を行う具体的な臨床指標を選定する。
 (2)関連する複数の医療機関から臨床データを集計・分析し、具体的な臨床指標の作成を行い、ホームページ等を通じて国民に対して公表する。
 (3)臨床データの提供のあった医療機関の関係者等による委員会を開催し、国民に有用な臨床指標の公表のあり方等に関する諸課題について分析・改善策の検討を行う。
 (4)本事業終了後は、上記(1)及び(2)の実施状況及び実施時に生じた問題点、並びに(3)の分析・改善策の検討結果を整理し、厚生労働省に報告するものとする。
 また、本事業終了後においても、上記取り組みを継続するものとする。


 このような客観的評価指標に基づく評価は大いにされるべきですが、あくまでもその施設の総合力を知るためのもので、突出した部分の評価はお座成りになりがちなのが、大きな問題点ですね。その評価が全てではないということを、患者のみならず医療従事者も、もっと拡大すれば国民全てが理解しておく必要があると思うのですが、如何なものでしょうか?

 いつまでも怪しげな雑誌の自薦他薦問わずみたいな「なんちゃらランキング」に頼っているようでは、この国の医療は荒廃する一方だと思います。

 今年の診療報酬改定では、救急医療や初期診療に対する評価がUPとなりましたが、広く診てもらいたいのか、専門的に診てもらいたいのか、患者の立場としてきちんと選別できる能力が今後ますます要求されることでしょうね。

 今日お送りするメインニュースにもそのあたりがちりばめられていますが、国民の認識がちょっと違うんじゃないの?と思う部分もありました。ある意味、これが正直なイメージなのかもしれません。以前からお話していますように、私自身の考えとしては、ジェネラリストの延長線上にスペシャリストがあると思っているわけで、スペシャリストは広範囲な知識がないとスペシャリストと呼んだらいけないのでは?と感じているからです。よく器用貧乏なんて言葉を耳にしますが、では一般医が器用貧乏で、専門医が不器用金持なのでしょうか? 器用貧乏な人とは、知識を知恵に換えきれない方々のこと、と私は思っています。私を含めてですが。

 報道などで、スーパードクター・・・なんて紹介番組が良くあります。このスーパードクターは、一芸の部分ばかりが取り上げられていますが、一芸のみ秀でているわけではないと思うのです。「一道万芸に通ず」じゃないでしょうか?


 若い方々に良く話すことを以下に記します。

 各世代のVSOP・・・ベリースペシャルワンパターンなんておやじの弁ではなく、

 
V:20代・・・Vitality
   若い間はとにかくがむしゃらに乾いた砂であれ

 
S:30代・・・Speciality
   オタク路線を走っても良いので、とにかく専門性をとことん磨け

 
O:40代・・・Originality
   専門性を生かした自分なりの独自性を持て

 
P:50代・・・Personality
   総合力を持った人格者であれ


 そのようなことを頭に入れたうえで、今一度本日のメインニュースと医療の質の評価についての実施要領をご覧になってください。違うものが見えてきませんか?


【Japan Medicine 2010/05/17】
 専認機構・アンケート調査/専門医は“疾患の知識”で一定評価
 患者の安心・信頼感も高い/専門医の判別掲示は必要

 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/5/17/120359/
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 専門医は疾患に対する知識などが優れているが、患者の立場に立った丁寧な説明を行うことは一般医が優れている-。日本専門医制評価・認定機構が行った2009年度厚生労働省医療関係者研修費等補助金専門医制度推進支援事業の一環として、全国1万5000人のアンケート調査から国民の認識が浮き彫りになった。

一般医は低額治療や対応の丁寧さ
 同アンケート調査は、昨年12月に実施されたもので、調査対象は全国8ブロックで20代-60代までの1万5000人を抽出して行った。それによると、医療機関を受診する際の期待度は、診断の正確さ、疾患に対する知識、医師としての能力などへの期待度が高い。そこで、専門医の認知度は、「具体的に知っている」15.6%と「なんとなく知っている」71.7%で合わせて87.3%、9割弱を占め、比較的高い認知度になっている。また、専門医の定義については、50.4%と過半数の人が理解している現状にあった。
 「専門医と一般医の比較」については、専門医が優れているとされたのが、疾患に対する知識、診断の正確さ、治療法への精通などのほか、患者の安心感や信頼感があることなどが挙げられた。それに対して一般医の方が優れているとされたのは、何といっても低額な治療のほか、患者の立場に立てることや、患者への親切かつ丁寧な対応が挙げられている。ただ、分かりやすく説明できるかについては、専門医の方が上回っているとみられている。
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    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
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