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0507-494号 地域貢献加算、小児科外来診療料算定時は不可 [kensa-ML NEWS]


 今日は朝から小雨の降る少々不快指数の高そうな日ですね[バッド(下向き矢印)]。 が、今週もあと一日、頑張ってまいりましょう。今日を乗り切れば明日からまた二連休[ひらめき](お仕事の方、ごめんなさい)。


 昨日、本日の社説、コラムを見ていると、沖縄普天間基地問題一色の模様。何やら目が泳ぎ気味[モバQ]になってきたトップの姿を見ていると、交代の空気が漂ってきたような気がします。全者が納得するという解決策などあり得ないわけですから、まさにトップマネジメントの見せ場ですが・・・期待薄ですね[バッド(下向き矢印)]。無駄に時間だけ費やしている気がします[あせあせ(飛び散る汗)]

 ということで、今日の社説、コラムはあんまりパッとしませんでした[ふらふら]。 サイエンス関連ニュースを一題。その後は、昨日に引き続いて子供特集?とまいります。


 残された化石から、色んなものが分かるんですね[ぴかぴか(新しい)] 人類の種の根源は?という壮大なテーマに多くの科学者たちは太古の昔に思いをはせ、色んな事を想像してきたのでしょうね。多くの種が共存共栄していたという性善説かな?そのうちこの世にも新人類というものが発生してくるのでしょうか? 現在、宇宙人はすでに日本を制圧している模様ですが、見込みも身内にも甘いので、そのうち排除される運命なのでしょうか? もしかして琥珀に閉じ込められたりして・・・[がく~(落胆した顔)]


ネアンデルタール人:ヒトと混血の可能性 ゲノムを解析 毎日新聞 5/7
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100507k0000m040136000c.html
 ヒトと、ヒトに最も近い種で絶滅したネアンデルタール人のゲノム(全遺伝情報)を独米などの研究チームが比較した結果、過去に一部が混血し、ヒトにもネアンデルタール人に由来する遺伝子が残っている可能性があることが分かった。チームが7日発行の米科学誌サイエンスに発表した。【斎藤広子】
 独マックスプランク進化人類学研究所などの研究チームは、クロアチアで出土した約3万8000年前のネアンデルタール人3体の骨の化石の細胞核からDNAを取り出し、ゲノムを解析。アフリカ南部▽同西部▽パプアニューギニア▽中国▽フランスのヒト5人のゲノムと比較した。その結果、アフリカ人を除く3人の方がネアンデルタール人のゲノムと一致する率がわずかに高かった。チームは、アフリカで誕生したヒトの一部が8万年前以降にアフリカを離れた後、ユーラシア大陸に広がる前に中東近辺でネアンデルタール人と混血した可能性があると指摘。「ヒトの遺伝子の1~4%はネアンデルタール人に由来している可能性がある」と推測している。
 これまでヒトの細胞内のミトコンドリアDNAの分析などから、ヒトの祖先はアフリカで15万~20万年前に誕生して以降、絶滅した他種と混血しないまま、ユーラシア大陸を経て全世界に広まったという「アフリカ単一起源説」が主流だった。一方、ネアンデルタール人については、ヒトと共存する時期があったことや、両者の交流を示唆する石器が発見されていることから、混血の可能性も指摘されていた。
・・・続きを読むにはここをクリック


 さてここから先は夢の世界から現実の世界へトリップしていただきます。

 ISSがつい先日まで大きな話題として取り上げられていましたが、マスコミも飽きっぽいですね[バッド(下向き矢印)]。子供の日に便乗してニュースが出てきました。それにしても野口さん、実に良い味を出されています。子供たちに多くの夢を与えていますね。ツィッターでも相変わらず切れの良いコメントを出されていますよ[わーい(嬉しい顔)]。 http://twitter.com/Astro_Soichi


野口聡一さん:「宇宙授業」ISSから 毎日新聞 5/6
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100506k0000e040011000c.html
 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の野口聡一宇宙飛行士(45)が、「こどもの日」の5日、小学生から高校生まで公募で選ばれた6人に「宇宙授業」をした。
 6人は宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センター(茨城県つくば市)で午後5時40分から約15分間、野口さんと直接交信。ISSについて説明を受けた後、1人ずつ質問をした。
 愛知県愛西市の中学1年、富田竜斗(とみだ・りゅうと)さん(12)は「(無重力状態で)肩こりや腰痛は軽くなりますか」。野口さんは「確かに肩こりはなくなります。でも楽をして骨や筋肉が弱くなると困るので、宇宙では運動をします」と答えた。・・・続きを読むにはここをクリック



 さて現実的な話題から・・・感染性胃腸炎のピークは過ぎたと思われるのですが、新型インフルエンザの影響もあり、少しピークがずれ込んでいるようです。感染性胃腸炎に関してはもうしばらく警戒が必要ですね。

 昨年の新型インフルエンザ騒動以降、現代人が、感染症に対して本当に弱い状況を露呈していますが、アレルギーに関しても同じことが言えるのでしょう。

 食の安全性がますます問われる時代の到来は既に来ているにもかかわらず、国内自給率の低さは何なのでしょうか? 安全な食品を子供たちに!と言われながら、加工食品が横行している現状。そのうち子供たちは微妙な味覚が認識できない「味盲」になりますよ。

 それとその他要因の最たるものとして、環境の悪化。特に急激な経済成長中の隣国からの黄砂が悪影響を及ぼしていると思えてならないのです。要らないものは、まとめてお返ししたいものですね。


子どもの食物アレルギー倍増 この10年、都内の3歳児 東京新聞 5/6
 
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010050690135014.html
 食物アレルギーと診断された東京都内の三歳児が、十年間で倍増していることが、都の調査で分かった。花粉症などのアレルギー性鼻炎の罹患(りかん)率も二倍近くに増え、約四割が何らかのアレルギー疾患と診断された。
 調査は一九九九年度から都が実施。二〇〇九年度分は昨年十月、三歳児健診に合わせて都内七千二百四十七人の保護者を対象に、調査票を配布し、二千九百十二人(40%)から回答があった。
 その結果によると、何らかのアレルギー疾患と診断された子どもは、九九年度から2ポイント増の39%で微増だった。ただこのうち、食物アレルギーは7ポイント増えて14%となり、アレルギー性鼻炎も5ポイント増の11%だった。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 本日のメインニュースに移ります。

 今年度改定の診療報酬に関しては、各施設取り漏れの無いよう、あの手この手で検討されていることと思います。ただ保険上解釈が不明確なケースも今の時期良く発生することは過去と同様です。本日のニュースに書かれていた内容は、確定する以前からそのようになるだろうと予測されていたことでした。

 各種施設基準申請もひと段落ついて、いよいよ本格的に稼働となりますが、悲喜交々ですね・・・

 本年度の診療報酬改定に際しては、院内検査室にとっては非常に大きな追い風となっていますが、先の事業仕分けの資料における文言でも記載されているように、まだまだブランチ、アウトソーシングといった文字が消えたわけではありません。ブランチ、アウトソーシングのメリット、デメリットを良く認識し、臨床検査技師が院内に配置されている意味を臨床検査技師自身が見出さなければ、すぐにでもアゲインストに転じることでしょうね。後ろ向きな方々は自ら律していただきたいところですが、そういった方々は自己認識・自己評価が甘いことは、どこの世界でも良くあることで・・・(--;

 話題の軸がずれてしまってごめんなさい。単なる言いたい放題になりました(--;


【CBニュース 2010/05/06】
 地域貢献加算、小児科外来診療料算定時は不可
 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/27477.html
=================================================
 厚生労働省がこのほど全国の地方厚生局などに事務連絡した「疑義解釈資料その3」によると、再診料が包括される小児科外来診療料や在宅患者訪問診療料などを算定した場合、新設された「地域医療貢献加算」や「明細書発行体制等加算」などの再診料の加算は算定できないとしている。
 地域医療貢献加算は、標榜している診療時間以外に患者からの電話での問い合わせに対応し、必要に応じて診察などを行う診療所が算定できる。厚労省は患者からの問い合わせへの対応について、原則として24時間連絡が取れる体制の整備を求めている。
 事務連絡によると、患者への対応は原則として自院で行うが、「やむを得ない事情」がある場合は、例外的に病院や休日・夜間診療所との連携による対応も可能。こうしたケースはあくまで例外的な対応と考えられるため、複数の診療所や地域医師会が当番制で主務する休日・夜間診療所を緊急時の対応施設とする際には、その連絡先や出務医日程表を提示する必要はない。
 患者からの問い合わせに留守番電話で対応する場合は、音声ガイダンスによる医療機関の紹介に加えてメッセージの録音を行い、録音内容に応じて速やかにコールバックするよう求めている。
 有床診療所での「後発医薬品使用体制加算」の施設基準については、非常勤の薬剤師であっても、後発医薬品の品質などの情報収集・評価に従事し、その評価結果を踏まえて後発医薬品の採用を決定する体制を有していれば、施設基準を満たすと認められる。
 一方、薬剤師の配置がなく、医師が後発医薬品の評価や採用を決定している場合は、施設基準を満たしているとは認められない。
・・・続きを読むにはここをクリック


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fumiko

kojiさん、100万ヒットへの温かな祝辞、感謝です!
ありがとうございました。
by fumiko (2010-05-08 01:15) 

くま・てーとく

国内自給率が低いのに、もの凄い量の食品を廃棄しているこの国って…。
まぁ、うちの冷蔵庫でも、時々野菜室の底からひからびた人参が発掘されることがあるので、偉そうなこと言えませんが…^^;

今の子供が社会を支える中心世代になった頃には、高齢者の方が精神的にも肉体的にも健康でバリバリ働いている世の中になりそうですよね。私は老後は悠々自適に暮らしたいんだけどなぁ…

あ、私も、黄砂はかなりヤバイと思います。NOxとか放射能とか色々満載してそうだし…;
by くま・てーとく (2010-05-08 02:00) 

Koji

fumikoさん

おはようございます。いつもコメントを有難うございます。
私の場合、配信にムラがあり、「生きてるの?」って言われることもしょっちゅうです。ブログへのUPも途絶えがちになる時がありますが、そのようなときにコメントやniceは励みになります。また、継続は大きな力ですね。
私もぼちぼちついていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
by Koji (2010-05-11 06:22) 

Koji

くま・てーとくさん

おはようございます。コメント有難うございました。
私よりずっと年上の方々がアクティブに活動されている姿は、大変励みにもなりますし、負けてられないなぁ・・・と思うことも良くあることです。そもそも60歳定年は今の世の中早すぎますね。もちろん終身雇用なんてこともあるのでしょうから、一応の区切りが必要であることは確かですが、貴重な人材である方も多いのも確かで、きちんとした実績評価というか、必要な方はきちんとそれに見合った形で報いていく制度的なことも必要でしょうね。
食糧事情は仰るように無駄が多すぎますし、そのあたりをもう少し工夫すれば、もう少しましな状況になるのでしょうね。個々の自覚に委ねるしか今のところはないのでしょうが・・・

by Koji (2010-05-11 06:29) 

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[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
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