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0409-478号 厚労省 作成事例を事務連絡 勤務医負担軽減計画 入院加算算定の必須要件 [kensa-ML NEWS]


 昨晩は検査当直。至福の一時を過ごしました[ぴかぴか(新しい)] 夜中も結構仕事が舞い込み、ちょっと嬉しいかも・・・でした(決してMという訳ではありませんので、念のため)。日頃、日常検査業務に就いていないもので、検査当直は非常に楽しみ。勿論、煩わしい通勤から逃れられるという大きなメリットもありますが。

 日中は色んな調整作業が多く、ほとんど自分の仕事が出来ないような状態となりました。このところ同僚も同じような境遇でしたので、以前から約束していた通り、私のブログ友達のお店「バーサカイ」に少しだけ立ち寄ってから家路につきました。この話題については、後日ブログの「Tea Break」にてご紹介します。


 さてもう時は既に日付変更線を間近に控え、出遅れた感はありますが、今朝の社説を二題ご紹介します。

 またもや宇宙開発についての内容なのですが、記事を読んでいて痛烈に思ったこと。これまで本邦においては、宇宙開発?開拓?に対する「筋道」というか「軸」はなかったのか?

 今更「目標を見つける」だなんて、多くの血税を何のために投入してきたのかが分かりません。一社だけの論説であれば、そんな考え方もあるんだ[たらーっ(汗)]・・・と思ったのかもしれませんが、二社も同じようなことを書かれているということは・・・[パンチ]


毎日新聞社説:日本の宇宙戦略 自ら目標を見つける時 4/9
 
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20100409k0000m070106000c.html
 高度350キロ。地球の周りを回る国際宇宙ステーション(ISS)で、宇宙飛行士の山崎直子さんと野口聡一さんが対面した。ISSで日本人2人が活動するのは初めてだ。
 宇宙での日本人の存在感が増したととらえるのも一つの見方である。しかし、山崎さんの飛行の焦点は、日本人最後のスペースシャトル搭乗という点だろう。
 81年の初飛行以来、シャトルの飛行は131回を数える。日本人は92年以来、山崎さんを入れて7人が計12回搭乗した。米国は今年でシャトルを退役させる予定で、残すフライトは3回。その後、人の輸送はロシアのソユーズ頼みとなる。
 自前の有人技術を持たない日本にとって、シャトルが貴重な体験を提供したのは確かだ。宇宙に人を送るのに、どれだけの訓練が必要か。どういう実験ができるか。人体にはどのような影響が出るか。身をもって体験できたのは、シャトル搭乗の機会を得たからこそだ。宇宙での国際チームの一員ともなった。子どもたちに夢も与えたはずだ。
 一方で、シャトル搭乗によって得られた成果とコストは、きちんと総括されてきたとはいえない。
 米国のオバマ政権はISSの運用を20年まで延長する方針を打ち出している。実験棟「きぼう」が完成したばかりの日本にはありがたいが、日本のISS運用費用は年間400億円に上る。漫然と延長しては税金の無駄遣いになりかねない。
 そうしないためにも、日本がこれまで有人飛行で得た成果と費用を検証してお
延長したからだ。
 安全保障関連を除いた日本の宇宙開発予算は約2000億円だ。NASAの10分の1、欧州宇宙機関の3分の1にとどまる。相対的に小さな財布に、年間400億円かかるステーション参加費はずしりと重い。
 政府が昨年決めた宇宙基本計画は衛星打ち上げサービスなどの宇宙ビジネスを伸ばし、地球観測や災害監視の衛星開発などに取り組むとしている。宇宙ステーションへの参加も盛り込まれているが、すべてを同時に追求するのは無理がある。
 ロケットの信頼性を高め欧米や中国に負けないものにするのは、産業の高度化や安全保障の観点から重要だ。より高性能の衛星をつくり地球環境に目を光らせ、資源探査に役立てることも経済や人々の暮らしに直結する。これらを実現するのに今の予算では十分とはいえない。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 さて話題をがらりと変えて、先日HPV感染防止のワクチン公費助成についてニュースをご紹介したところですが、4月9日は「子宮(49)頸(けい)がん予防の日」だそうです。全国各地で啓発イベントが開かれたようです。その話題と、ワクチン接種費を全額負担した自治体の話題。


子宮頸がん:4月9日、予防の日 「検診、ワクチン接種を」 毎日新聞 4/9
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100409dde041100016000c.html
 4月9日は「子宮(49)頸(けい)がん予防の日」。患者や医療関係者らでつくる「LOVE49プロジェクト実行委員会」などは9日、「女性なら誰にでも起こりうる病気」として、各地で啓発イベントを開く。
 子宮頸がんは20~30代の女性がかかるがんの中で最も発症率が高い。国内では毎年約1万5000人が発症し、約3500人が死亡。大半は性交渉によるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因だ。
 昨年末、HPV感染を防ぐワクチンが発売され、検診と併せて予防できるがんになったが、検診の受診率は2割台にとどまっている。一方ワクチンは3回1セットで約5万円。開発元のグラクソ・スミスクラインによると、発売後3カ月間で約5万人が接種した。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

栃木・大田原市で小6子宮頸がん集団予防接種 読売新聞 4/9
 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=23335
 栃木県大田原市は5月から、市内23の小学校ごとに子宮頸(けい)がん予防ワクチンの集団接種を全国で初めて実施する。対象となるのは6年女児347人。任意だが、費用は市が全額負担する。
 子宮頸がんは、性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)感染によって起こるが、ワクチン接種で予防できる唯一のがんと言われる。
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 本日のメインニュースに移ります。


 医師以外の職種の医療関係者はこの「負担軽減計画」について病院側から何らかのアクションを起こすように、との指示を受けた施設は多いのではないかと思います。算定要件はともかく、医療の質向上に向けて各職種が、しのぎを削るような状況は、ある意味好ましいのではないかと思います。足の引っ張り合いでは困りますが・・・慣れあいではない、誤魔化しあいではない、本当の意味での、連携医療となれば良いのですが。


【Japan Medicine 2010/04/09】
 厚労省 作成事例を事務連絡 勤務医負担軽減計画 入院加算算定の必須要件

 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/4/9/118781/
=================================================
 厚生労働省は3月31日付で、2010年度診療報酬改定で勤務医の負担軽減・処遇改善策として新たに盛り込んだ項目について、算定要件となる負担軽減計画の作成事例を示し、地方厚生局などに連絡した。計画の作成は、総合入院体制加算、急性期看護補助体制加算、栄養サポートチーム(NST)加算などの勤務医対策加算の算定に必要で、その達成状況は地方厚生(支)局長に年に1度報告することが求められている。
 病院勤務医の負担軽減・処遇改善に向けて、計画の作成と実行が求められる加算項目は、従来の総合入院体制加算(旧入院時医学管理加算)、ハイリスク分娩管理加算、医師事務作業補助体制加算に加えて、新規項目である急性期看護補助体制加算、栄養サポートチーム加算、呼吸ケアチーム加算、小児入院医療管理料1・2、救命救急入院料(一部限定)―。
 これらの加算を算定する病院は、勤務医の勤務状況を踏まえ、負担軽減や処遇改善に向けた院内体制整備について計画を作成し、所轄の地方厚生局に提出する。
 厚労省の医療課から示された4病院の計画事例では、10年3月時での勤務医の勤務状況に基づいて改善課題を抽出した上での目標項目や評価尺度などが示された。計画目標達成状況は、年に1度、厚生局長に報告することになっており、い
ずれの事例も1年後、2年後に目標達成度を評価できる書式となっている。
 他職種への業務分担の推進を主要目標とした計画事例では、看護業務や薬剤業務、医療機器管理、検査業務の各分野での勤務医負担軽減計画が示された。この事例の看護業務では、2年後までに看護師による静脈注射(利尿薬など)の対象拡大や退院調整業務強化のための専従看護師の配置強化などが盛り込まれた。・・・続きを読むにはここをクリック


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[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
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