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0323-465号 中年期の体重増減にご用心 5キロ以上、高い死亡リスク [kensa-ML NEWS]

 日中はかなり暖かくなってまいりました。が、朝晩はまだまだ冷え込んでいますので、風邪をひいた方を多数お見受けします[ふらふら] ただいまの季節、花粉症なのか、どうなのか良く分かりませんが・・・[ふらふら]

 この時期何かと慌ただしいですが、本メールニュースを配信させて頂いている方で、送信先等の変更があればご連絡をいただければ幸いです。またメールニュースを新規に配信してもらいたいとのご希望される方がおられれば、私宛、所属施設名ならびにご氏名を添えてご連絡をいただければ幸いです。 宛先: gamdango@csc.jp


 今月は厄月・・・と先月お伝えしたばかりなのですが、二度あることは三度ある・・・とは良く言ったもので、三度目がやってきてしまいました[もうやだ~(悲しい顔)]

 昨日のことなのですが、少年野球[野球]の試合前ノックの最中に、うちの息子が打球を右手に当ててしまい、関節の変形、腫れ、痛みがあったので救急病院に連れて行ったところ、見事に「骨折」[バッド(下向き矢印)]・・・小学生最後のシーズン開始時に痛い負傷でした。昨日は整形外科医師が居なかったため固定のみで、本日本格的な整復処置を施してもらう予定でしたが、関節の近くなのでピンで固定する手術が必要とのことで明日手術実施・・・との連絡がありました[あせあせ(飛び散る汗)]・・・幸いと言うか、私の身勝手な思いで息子には悪いのですが[ふらふら]、私がノックをしていた時に発生した事故でしたから、他の子でなくて他のコーチでなくて良かった[あせあせ(飛び散る汗)]・・・と正直思ってしまいました。

 しかし今月は本当に不運としか言い様の無いことばかりが発生します。追い打ちをかける様に昨晩修理工場担当者から、自家用車の損傷状態がかなりひどく、完全に復元は困難との連絡[もうやだ~(悲しい顔)]・・・

 仕事のことを考えれば、あんまり早く過ぎてしまうのは困るのですが、早く四月にならないかなぁ・・・と痛切に思う、今日この頃[もうやだ~(悲しい顔)]


 さて話題をがらりと変えて、今朝の記事で興味を惹いたもの。

余録:宇宙をめざすワケ 毎日新聞コラム
 
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/index.html?link_id=OE001
 米国のアンナ・フィッシャーさんがスペースシャトルに搭乗したのは84年のことだ。すでに複数の女性が飛んだ後だが、ひとつ「初めて」があった。子どもを持つ母親だったことだ。「ママは宇宙に」。そんな見出しが新聞に躍ったのを思い出す
▲それから四半世紀。日本人宇宙飛行士の山崎直子さんが次のシャトル搭乗に向けスタンバイしている。「初物」好きのメディアからみると、宇宙に飛び立つ日本人の母親は初めて、ということになる
▲だが、世界的に見ると宇宙に行った母親はもうめずらしくない。05年に野口聡一さんが搭乗したシャトルの船長アイリーン・コリンズさんも母親だった。「ママさん宇宙飛行士」などという言葉が気恥ずかしい時代だ
▲宇宙に男も女もなくなった一方で、有人宇宙開発にはかげりもみえる。シャトルはあと4回の飛行で引退。山崎さんは日本人最後の搭乗者となる。月や火星探査をめざす米国の「コンステレーション計画」も、オバマ大統領が中止を打ち出した。世界的不況にもはばまれ、先行きがよく見えない
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 人類というか、人間の征服欲を満たすためだけのものであれば、全く意味の無い宇宙開発というか開拓。まずは足元をしっかり固めることが先決だと思います。今世界で行われている人類同士の醜い争いは将来の子供たちに良いものを残すはずがないですね。まさに悪循環[どんっ(衝撃)]


ベテルギウス:オリオン座の1等星、寿命なら大爆発 地球で観測は?
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100323ddm016040116000c.html
 冬の代表的な星座「オリオン座」の1等星「ベテルギウス」が近い将来、姿を消すかもしれない。赤色超巨星ですでに寿命に達しているとみられ、最後には「超新星爆発」という大爆発を起こして一生を終える。ベテルギウスはどんな星なのか。爆発の際、地球上では何が観測されるのだろうか。【須田桃子】
 表面はくるみの殻のようにでこぼこで、星を取り囲むガスがところどころで宇宙空間に向かって噴出。ガスの帯は星の直径の少なくとも6倍まで伸びる--。
 昨年、複数の研究チームが相次いでベテルギウスの観測成果を報告し、星表面のダイナミックな活動が明らかになった。
◆最晩年迎えた
 独のマックス・プランク電波天文学研究所、大仲圭一研究員らは、南米チリにある欧州南天天文台の望遠鏡3台のデータを組み合わせて、表面のガスの上下運動を初めてとらえた。ガスの噴出や表面の活発な活動について、大仲さんは「赤色超巨星の一般的な特徴だ。爆発直前の兆候とは言えないが、星が最晩年を迎えていることは確か」と説明。装置は、富士山の頂上に置いた1円玉を東京から観測し、模様を識別できるレベルという。
 爆発は近いのか。山田章一・早稲田大教授(理論宇宙物理学)は「地震の長期予測と同じで、時期を正確に予測することは誰にもできない」と話す。
 ベテルギウスは地球から約600光年の距離にあり、今、爆発しても、地球で観測できるのは600年後だ。しかし、すでに爆発している可能性もゼロではない。
◆星の一生質量で
 恒星の一生は質量でほぼ決まる。太陽の10倍以上の重い星の場合、中心部の水素を燃やし尽くすと、燃えかすの硬い芯と水素の多い膨張した外層からなる赤色巨星や赤色超巨星になる。高温高圧の芯では、炭素や酸素、ネオン、マグネシウムなど重い元素が次々に作られ、最終的には最も重く安定した鉄の芯を中心としたタマネギ状の構造になる。
 爆発までの過程は複雑だ。鉄の芯は縮み、やがて自身の重力に耐えきれずつぶれる。外層の物質は高速で落下するが、中心にできた主に中性子からなる硬い芯の表面ではね返される。
 ここで生じた衝撃波が約1日かけて星の表面まで達すると、超新星爆発が起こる。銀河に匹敵する明るさで輝きながら、物質は宇宙空間に飛び散り、中性子の芯は、超高密度の中性子星や、ブラックホールになって残る。一連の過程で芯内部では、大量のニュートリノが発生する。
 一つの銀河では年間数十個ほどの超新星が出現するが、肉眼で見えるものは珍しい。近年では銀河系近くの大マゼラン星雲で1987年2月、約400年ぶりに5等級の超新星「1987A」が現れた。野本憲一・東京大教授(天文学)は「超新星形成の理論が初めて実証された」と振り返る。
 岐阜県神岡町(当時)の観測装置カミオカンデではニュートリノ11個を初めて検出。小柴昌俊・東京大特別栄誉教授にノーベル物理学賞をもたらした。約1年後と予測されたX線が半年後に観測されるなど、理論の修正を迫る出来
事もあった。
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 このぺテルギウスやニュートリノに関する関連記事は以下のURLです。

0110-389号 眠れない時代に:第1部・快適な朝を求めて/1 目覚めは夢の途中で

0226-448号 「医療広告ガイドライン」Q&Aに事例追加

超新星について
 超新星(ちょうしんせい、supernova)は大質量の恒星がその一生を終えるときに起こす大規模な爆発現象である。


 さて浮世離れした話題はこのくらいにして、現実的なニュースを一題、そのあとにもっと現実かつ切実な内容のメインニュースをお届けします。


 iPS細胞花盛り、夢はでっかく膨らむばかり・・・と良いことずくめの話題が先行していた感がありますが、疾患によっては逆効果との報告がなされました。まだまだ未解明で未知の領域のようで、私のような凡人にはチンプンカンプンです・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

iPS細胞:疾患には逆効果? 脳梗塞マウス、移植後に腫瘍 毎日新聞
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100323ddm003040091000c.html
 脳梗塞(こうそく)のマウスに、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を移植すると、脳に巨大な腫瘍(しゅよう)ができることが、岡山大の河相裕美大学院生と阿部康二教授らの実験で分かった。正常な脳では異変はなかった。iPS細胞は臓器再生への応用が期待されているが、疾患があると逆効果になる可能性があることを示している。近く英専門誌「脳循環代謝学会誌」に発表する。
 研究チームは、梗塞で損なわれた脳の細胞を再生するため、iPS細胞に注目。人工的にマウスに脳梗塞を起こし、1日後にiPS細胞を移植した。その結果、移植した直後に比べ腫瘍の大きさは2週間後に6倍、1カ月後に10倍になった。また、iPS細胞の作成に使われる4種類の遺伝子のうち、がん化を招きやすい遺伝子c-Mycの働きも時間とともに大幅に活発化することも確認できた。
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 メタボ対策を含め、ダイエット花盛りの昨今ですが、非常にショッキングなデータが出されましたね。私自身、最重量期に比べ十数キロの自然減量をした訳でかなり死亡率は高そう[ふらふら]・・・との予感がしました。長寿のためには小太りくらいが程良いデータも多数ありますし、免疫力との関与もかなり高そうですから、今後の研究内容によっては従来言われてきたことが覆されることもありそうですね。体重をどのようにして落としたか?によってもかなり変わってきそうな研究テーマですね。


【共同通信社ニュース 2010/03/23】
 中年期の体重増減にご用心 5キロ以上、高い死亡リスク
 
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010032301000057.html
====================================================================
 中年期以降に体重が5キロ以上減った人は、変化が少ない人と比べると、死亡リスクが男性で1・4倍、女性で1・7倍との研究結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)がまとめ、23日公表した。
 5キロ以上増えた人の死亡リスクは、男女とも1・3倍だった。
 結果をまとめた国立国際医療センターの南里明子研究員は「特に大幅な体重減少は死亡リスクを高める可能性があり、一定の範囲内に体重を維持することが重要ではないか」と話している。
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コーミン

PC、自動車に続いて息子さんの手の骨折とはやはり何か因果関係があるような気もします。
私も信心深い方ではありませんが、やはりこの際に厄払いをなされることをお勧めします。

私ごとですが1月に二人目の孫娘が生まれましたが、安産祈願し、先日もお宮参りしてきました。
気休めかもしれませんが、孫娘も安産で、元気に育っています
by コーミン (2010-03-24 10:59) 

Koji

コーミンさん

温かいコメント有難うございます。

時間が出来れば息子も含めて厄払いに行ってこようかと考えています。
これだけ続くと・・・ちょっと気味が悪いですね。

相変わらず嫌がらせメールも続いていることですし、プラットホームで待っているときは、このごろは特に後方が気になります。この十年間近く、後方が壁のようなところで待つ癖がついてしまっていますが・・・。
by Koji (2010-03-25 11:53) 

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[ひらめき] PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い [ひらめき]

    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
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