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0310-458号 「こう変わる診療報酬1~5」 共同通信社 [kensa-ML NEWS]

 昨晩は検査当直で、ぐっすり休み[眠い(睡眠)]・・・もとい、自分の仕事に精出せました[わーい(嬉しい顔)] 通勤時間もないし、邪魔は入らないし、当直大好き人間です[わーい(嬉しい顔)]

 さて昨日に続き、本日から明日にかけてかなり大荒れの天候[雨][雪][雷]となりそうです[がく~(落胆した顔)] 西日本から北日本にかけての、特に日本海側で大雪の恐れとのことですので、十分お気を付け下さい。
 気象庁⇒ 
http://www.jma.go.jp/jma/index.html


 今日の社説やコラムは「密約」一色。私にはあんまり興味がありません[犬] もちろん過去経緯を知ると厳重処罰で済まない由々しき問題ですが、今更どうのこうの言ったところでどうなるの?の感もあります。開かれた外交を・・・との意見も多いようですが、ウィキで外交について調べてみました。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E4%BA%A4
 今日、外交とは国家間の政府外交のみならず民間外交、議員外交、あるいはNGOなどによるトラックII外交など、多様な主体が行う国際交流ないし交渉をさす。 ただし、そもそも外交とは、国家が国益の最大化を図るために行う諸活動のことを指すものであり、国際社会一般、あるいは国際法において正当な外交の主体とは国家であり、すなわち具体的にはその国を代表する政府が担うことを基本としている。 外交における諸活動とは、一般的には国家による国際社会の軍事・経済・政治など諸問題に関する交渉活動である。外交そのものに独自の政治的役割があるわけではなく、本質的には他の分野との関係性の上に成立する手段的な存在である。現代の外交においては現実主義的な国益と国際法の観点からの国際利益の両者の追求が求められるため、その理念は基本的に二重構造となる。ゆえに、どうしても交渉においては理想と現実の妥協が大きな課題となる。
 また外交は古来から秘密裏に行われてきており、また現代においてもその交渉の過程については秘密裏に行うことが認められている。これは交渉過程が明らかになることによって外交交渉の運用そのものが制限されることを避けるためであり、国際的に認められている外交上の慣習である。


 「古来から秘密裏」と明記しているように、開かれた外交なんてありえません。「密約がおかしい」のような書き方は間違いであって、唯一の被爆国である日本の禁じ手「核」の問題だから、騒いでいるわけでしょう?と思ったりもします。人の意見を聞かず一部を取り上げて自分の主張ばかりしたがるおバカさん(何処にでも居ますよね、このような方は自分は正しい賢いと思いこんでるのでたちが悪い、モンスターの素質充分です)や勘違いしたりする方も絶対出てくるはずですから、このあたりはきちんと線引きをしておかれたら?と、思うのですが・・・


 さて一歩間違えば訴訟にまでなりかねないものですが、物理的限界もある、はて?どのようなところを落とし所にしたら良いのか?と考えさせられる記事です。やはり権限が問題なのでしょうか?それとも一般国民に対する教育・啓蒙活動の更なる充実?トリアージマニュアル・ガイドラインの整備?

 いずれにしても人は千差万別。マニュアルやガイドラインで処理しきれないグレーゾーン症例に関しては医師が責任を持って対処しなければならないのでしょうね。その他はチーム医療ですかね?現体制では馴染まないと思いますが。


安心・安全ナビ:救急車の適正利用に向け、愛知県など3自治体でモデル事業が…
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100310ddm013100134000c.html
◆救急車の適正利用に向け、愛知県など3自治体でモデル事業が行われています。
◇緊急度、看護師が判断 「安心センター」で電話対応 対処法の指導も「子どもが鼻血を出したんですが、救急車を呼んだ方がいいですか」。名古屋市にある愛知県救急安心センター(#7119番)には、緊急事態にあわてた県民から電話がかかってくる。24時間体制で3人の看護師が詰め、話を聞いて症状の軽重を判断し、救急要請の必要性や対処法を指導している。
 08年に全国で救急搬送した約468万人の約半数が軽症だった中、救急車の適正利用を進めることを目的に、総務省消防庁が今年度始めた「救急安心センターモデル事業」。愛知のほか、妊婦転送死亡問題の起きた奈良県や、救急搬送の多い大阪市で3月末まで行われ、全国展開へ向けた課題を探る取り組みだ。
 モデル事業では、電話を受けた看護師が相談者に対し、同様の事業を先行して始めている東京消防庁が独自に作成したマニュアルに沿って質問する。マニュアルは発熱や発疹(はっしん)など症状ごとに、大人と小児別に計98項目で構成。誰が相談を受けても同じように判断できるよう工夫され、救急車が必要(赤)▽すぐに医療機関を受診すべきだ(橙(だいだい))▽おおむね6時間以内に受診した方がいい(黄)▽2~3日中に受診してもらう(緑)▽いたずらなどで判断不要--の5段階に区別される。
 質問は、緊急性を要する重い症状から順に並べられている。例えば、「熱が出た」「悪寒がする」など小児の発熱に関する相談があった場合は、「発熱(41度以上)がありますか」「一日中ウトウトしていますか」などと聞き、「はい」と返ってきたら「赤」。赤と判断する答えがなくても、「水分を取れていない」なら脱水が疑われるので「橙」、耳を痛がったり耳垂れがあるなら中耳炎が疑われるので「黄」という具合だ。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

 さてこんな記事も掲載されていました。


県看護大、11年度から認定看護師を養成へ 読売新聞
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100310ddm013100134000c.html
 熟練した看護技術と知識を有する認定看護師を養成するため長野県は、県看護大(駒ヶ根市赤穂)に、養成課程を創設する。
 高度医療への対応が求められ、需要が大きいと判断した。2011年度の創設を予定、県内では初の養成機関となる。
 認定看護師資格は、日本看護協会が1995年に創設。現在、感染管理、救急看護など21分野がある。看護師などの免許を有しており、実務経験5年以上が必要。養成課程を卒業し、同協会の審査を受けて認定される。現在、全国で約5800人が認定されている。県内には99人の認定看護師がいるが、これまでは都内や新潟などで、審査の受験資格を取得する人が多かった。
・・・続きを読むにはここをクリック


 認定看護師という取り組みについては、各看護師のモチベーション向上のためにも必要かと思うのですが、それをキャリアパスに持ち込むのは、私自身ちょっと違和感があります。というより看護部門が正常で、我々を含めた他職種の方々がおかしいのかも?と思ってしまいました[ふらふら]

 各種認定資格に関しては、看護部門以外各専門学会による認定資格ですね(誤解を受けてはいけないので付け加えますが、各専門学会における認定資格、例えば糖尿病療養指導士やNST等にも看護部門は参画しています)。勿論、臨床検査技師も技師会において生涯教育制度なんてものがありますが、現段階においてはキャリアパスに生かしているものではないはずです。日本医師会が看護の二重構造に繋がるのでは?といった危惧を持っているのはこの部分なのでしょうか?でも多くの医療従事者は国家試験を受けて国家資格を取得しているので国家が認めた免許としては、医師、看護士、薬剤師、臨床検査技師・・・等々の名称。この部分にキャリアパスを持ちこむのであれば、論拠的には国家資格取得が条件となるのでしょうか? となると公的機関(看護大学等)において資格審査を行い、国家試験化すれば純然たるキャリアパスの成立になるのかな?各専門学会レベルでの認定資格ではキャリアパスに持ち込めない?看護部門の方々は看護協会の認定と各専門学会認定とどちらが上だと考えているのか?等と訳が分からなくなりました。頭が混乱してきたので、ちょっと整理させてください。私の稚拙な頭では結論は出ないかと思いますが・・・[がく~(落胆した顔)]


 さて本日のメインニュースに移ります。

 共同通信社が診療報酬にかかわる内容を分かりやすくまとめたものがあったので掲載しました。共同通信社のサイトを調べたのですが、何処に掲載されているのか、分かりませんでした。m3.comからの引用となりますが、会員登録しないとm3.comの記事内容を見ることが出来ません。予めご了承ください。


【共同通信社ニュース 2010/03/09】
 政治主導、かすむ中医協 配慮残った再診料 「こう変わる診療報酬」

 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/3/9/117077/
====================================================================
 今回の診療報酬改定では「政治主導」で入院と外来の財源配分が決められ、これまで点数付けに強い力を持っていた中央社会保険医療協議会(中医協、厚生労働相の諮問機関)の権限は縮小された。長年の懸案だった診療所(開業医)の再診料引き下げが実現したが、政治的な配慮も残った。
 中医協は医師ら診療側、健康保険組合などの支払い側、大学教授ら公益代表の3者で構成。これまでは診療側委員7人のうち、自民党の有力支持団体だった日本医師会(日医)の役員が3人を占め発言力を誇ったが、長妻昭厚労相は日医役員を委員から排除した。
 再診料は2回目以降の外来診療に支払われ、開業医にとって基礎的な収入。開業医が実権を握る日医は引き下げに反対してきたが、中医協から外され、押し切られた。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

【共同通信社ニュース 2010/03/09】
 病院重視で「崩壊」阻止へ 報酬増も診療所に不満 「こう変わる診療報酬」

 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/3/9/117073/
====================================================================
 10年ぶりに増額となる2010年度の診療報酬改定。鳩山政権は医療崩壊の阻止を掲げ「病院重視」の姿勢を打ち出したが、財源不足から診療所(開業医)に犠牲を強いて配分を減らした。4月からの改定は医師不足に悩む現場を救う一歩になるのか-。・・・続きを読むにはここをクリック


【共同通信社ニュース 2010/03/09】
 勤務医の待遇改善狙う 入院に手厚く、在宅も推進 「こう変わる診療報酬」

 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/3/9/117074/
====================================================================
 都心から電車で2時間弱、千葉県茂原市の田園地帯にある公立長生病院は、同市など7市町村(約16万人)の2次救急を担う医療機関だ。
 夕闇の迫る午後5時。夜間当直開始とほぼ同時に、自宅で吐血した女性が運び込まれた。ほどなく、食べ物をのどに詰まらせ意識が低下した重症患者も搬送されてきた。
 夜間受診は通常で日に十数人。年末年始など繁忙期は30人程度に増える。高齢者の姿が目立つが、1時間以上待っている人も。医師2人、看護師3人の5人態勢で翌朝8時半まで対応する。
 同病院の常勤医は25人。当直は4病院との輪番制だ。「地方に根付く医師は少ない。末期的状況は変わっていないと思う」。同病院の若手内科医は訴える。「勤務医の負担は本当に軽減されるんでしょうか」
 今回の診療報酬改定の大きな目標の一つが、病院勤務医の待遇改善。訴訟リスクが高く、長時間労働を強いられる救急、産科などは医師不足による崩壊が進みつつある。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

【共同通信社ニュース 2010/03/09】
 手術料は30~50%アップ 危機の外科をてこ入れ 「こう変わる診療報酬」

 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/3/9/117076/
====================================================================
 手術料は大幅にアップする。難易度が高く人手を要する手術が30~50%引き上げられるなど、手術関連の報酬約1800項目のほぼ半数で"値上げ"となる。
 例えば、膵臓(すいぞう)の全摘手術は60万9千円から91万3500円、生体部分肝移植は63万7千円が95万5500円に。
 手術料アップに伴い患者の自己負担は増えるが、一定額を超えた分が払い戻される高額療養費制度を利用すれば「大きな影響は生じない」(厚生労働省)。
 報酬が引き上げられるのは、大学病院なら教授や准教授クラスの専門医(経験15年以上)が執刀する手術や、現在の報酬が実際のコストに見合っていない手術が中心。「外科系学会社会保険委員会連合」の提案を参考にした。
・・・続きを読むにはここをクリック
 

【共同通信社ニュース 2010/03/09】
 受診内容知る手掛かりに 明細付き領収書で勝村氏 「こう変わる診療報酬」

 
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/3/9/117075/
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 受診内容や費用の詳しい内訳を記した「明細付き領収書」が4月から患者に原則無料で発行される。「医療情報の公開・開示を求める市民の会」世話人で、中央社会保険医療協議会(中医協)委員を務める勝村久司(かつむら・ひさし)さん(48)に意義を聞いた。
-実現を強く求めてきたが、なぜか。
 「陣痛促進剤の不必要な投与で生後間もない長女を亡くした経験から、医療被害の再発防止を訴えてきた。それには患者と医療機関の情報共有が欠かせず、まず明細を知り得る仕組みが必要だ」
-何が変わるのか。
 「私たちが医療機関から受け取る領収書の大半は現在、『処置』や『検査』など大まかな項目ごとの医療費の点数しか書かれていない。明細付き領収書では、項目ごとに個別の内容とその点数、回数が明示される。例えば点滴を受けたら『注射』という項目に、具体的な薬剤名や診療行為が記載され、単価も分かる」
・・・続きを読むにはここをクリック


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ダー

初めまして♪ ミナト、自由軒・・・健在ですよ♪ ヾ(^▼^*)ノ

by ダー (2010-03-10 13:50) 

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    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
    があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
    宜しくお願いいたします。        
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