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GAM's Channel_vol.1_はじめに(施設紹介) [Gam's Channel]

みなさん、おはようございます。神戸医療センターの新井です。

 昨日予告しましたように、このコーナー(カテゴリー)では、臨床検査、臨床検査技師にかかわるご紹介をしていきたいと思います。なお、スライド作成や資料収集作業のこともありますので、配信は不定期になると思います。じっくりとお付き合いいただければ幸いです。

では早速、第一回目の記事に移らせていただきます。



 神戸医療センターは、兵庫県神戸市須磨区に位置します。最寄りの交通機関(鉄道)は、神戸市営地下鉄の「名谷駅」というところとなります。名谷駅から歩いて約15分程度、早い方でしたら10分程度、走ったら約5分ほど、駅から真っすぐ音速で飛んできたとしたら数秒・・・[ふらふら]


神戸医療センターの施設的な位置づけについて・・・

 名称の前に「独立行政法人国立病院機構(NHO)」という長ったらしい肩書が付きます。

 我々の組織は全国6つのブロック(北海道・東北、関東・信越、中部・北陸、近畿、中国・四国、九州)に分けられます。NHO構成施設は全国で145施設、またNCといわれる国立高度専門医療センターは全国で8施設、ハンセン施設が13施設ありますので、計166施設(平成21年7月現在)の系列病院であり、世界最大の医療ネットワークとなります。

 近畿では、NHO20施設、NC1施設(国立循環器病センター)の計21施設が構成施設となっています。

 私自身、神戸医療センターは2度目の赴任であり、複数の異動(計5回)を行ってきています。年齢がばれてしまいますので、在籍年数は申しませんが[もうやだ~(悲しい顔)]

 国立福知山病院(現在は市立福知山市民病院)、国立神戸病院(現在NHO神戸医療センター)、
 国立京都病院(現在NHO京都医療センター)、NHO大阪医療センター、国立循環器病センター、
 そして現在在籍中のNHO神戸医療センターとなります。

 神戸医療センターは施設病床(ベッド)数304床と、中規模のこじんまりとした施設です。
 神戸医療センターHP:
 
http://www.kobemc.go.jp/


 臨床検査技師が所属する「研究検査科」のスタッフは全部で14名。概要は以下の図のとおりです。

H21年度KMC広報活動資料_200907_2.jpg

 以下、外部広報誌「神戸医療センターだより」に掲載した記事内容の一部引用しておきます。



 平成21年4月より国立循環器病センターからまいりました臨床検査技師長の新井(あらい)と申します。
この広報誌では、皆さんにおなじみとは言いがたい「臨床検査と臨床検査技師」についてご紹介できればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 まずはどのようなメンバーで業務を行っているのかのご紹介をさせていただきます・・・当センター研究検査科(臨床検査部門)は、研究検査科長(病理診断医)1名と臨床検査技師13名、合わせて14名で組織構成されており、院内各部門と連携を取りながら日夜臨床検査業務に励んでいます。

 さて皆さんは「臨床検査」とはどのような業務を行っているのかご存知でしょうか?

 「臨床検査」の関わる範囲は非常に広いのですが、大きく二つに分けられます。

 まず一つ目は患者さんからいただいた検体、すなわち血液、尿、便、喀痰、組織などの検査を行う「検体検査分野」、二つ目は心電図や超音波など患者さんに直接接し検査を行う「生理検査分野」があります。

 本館1階部分では皆さんにもおなじみの尿検査、便検査(合わせて一般検査といいます)とともに心電図検査を行っており、本館2階南部分ではその他多くの臨床検査(血液検査、輸血検査、病理検査、細菌検査、超音波検査など)を行っています。

 このような多くの分野に分かれている臨床検査部門ですが、生理検査分野と一般検査など皆さんに直接お会いする分野以外、なかなか目に触れることの少ないのが残念ながらの現状です。この広報誌を通じて皆さんに「臨床検査と臨床検査技師」に触れていただき、私どもから有益で的確な情報をお届けできればと思います。多くの方々から「臨床検査と臨床検査技師」に対し、ご意見、ご感想、ご要望などをいただければ幸いです。



 
初回はこのような組織、施設ご紹介に終始してしまいましたが、今後継続して配信してまいります。

 どうぞよろしくお付き合いください。

 
   
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