0209-424号 肝機能「正常値」に個人差…理研・東大 [kensa-ML NEWS]
今晩も報じられていたように、イノシシが人を襲ったとのニュースが後を絶ちません。そこでイノシシの習性などを調べているうちに面白いことが分かりました。皆さん、「のたうちまわる」の語源がイノシシの習性に由来してるってご存知でしたかぁ? ご存知の方は「イノシシ博士」かも?
イノシシ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%82%B7%E3%82%B7
泥浴中のイノシシ古くから狩猟の対象とされてきた動物の一つで、そのせいか非常に神経質で警戒心の強い動物である。普段より見慣れないものなどを見かけると、それをできるだけ避けようとする習性がある。また、非常に突進力が強く、人を襲うケースも多い。イノシシは70kgの体重があり、また時速45kmで走る事も可能であり、さらに牙も生えているため、イノシシの全力の攻撃を受けると、人間の大人でも大けがを負う危険がある。
多くの匂いに誘引性を示し、ダニ等の外部寄生虫を落としたり体温調節をするために、よく泥浴・水浴を行う。泥浴・水浴後には体を木に擦りつける行動もたびたび観察される。
特にイノシシが泥浴を行う場所は「沼田場(ヌタバ)」と呼ばれ、イノシシが横になり転がりながら全身に泥を塗る様子から、苦しみあがくという意味のぬたうちまわる(のたうちまわる)という言葉が生まれた。
なるほど・・・でもすみません、私自身の興味本位であり、この記事に全く他意はありませんのであしからず
さて中医協における活発な議論が展開されているところですが、結局のところお金が無い。無い袖は振れません・・・8日の最新ニュースです。
【CB NEWS 2010/02/08】
【中医協】病診の再診料統一、決着は10日以降に
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/26266.html
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中央社会保険医療協議会(中医協、会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)は2月8日の総会で、来年度の診療報酬改定で最大の焦点になっている病院と診療所の再診料統一と、「外来管理加算」の「5分要件」の取り扱いについて集中審議したが、診療側と支払側の折り合いが付かず、決着は公益側の裁定に持ち込まれた。10日の総会で公益側が案を出す。
4月の改定実施までに医療機関などの準備期間を確保するには、中医協ができるだけ早く診療報酬の改定案を答申する必要があり、土壇場でぎりぎりの調整が続いている。
4月の報酬改定をめぐる中医協の議論では、現在は診療所と病院で別々にされている再診料を統一することでは合意している。しかし、診療所(71点)を引き下げ、病院(60点)を引き上げる形での統一を主張する支払側に対し、診療側は診療所の再診料引き下げに「断固反対」の姿勢を崩していない。
8日の総会に厚生労働省が提示したデータによると、外来管理加算の「5分要件」が導入された直後の2008年5月診療分では、病院や診療所による同加算の算定は前年同月比25%減少していた。
・・・続きはネットでご覧下さい
さて本日のニュース配信に移ります。
昨日のニュースで配信したニュースの続編のようです。検査項目によっては基準範囲が広く、個体差も大きいため、正常なのか、異常なのか、苦慮することも多々あることは良く知られていることです。そのことの裏付けとなる一つのアイテムが「遺伝子」なのでしょう。そのことについて異論はありませんが、一般の方々に誤解を生じるような書きまわしは避けてもらいたいものですね。記事の中では「正常値」という記載はありますが「基準値」と言う記載は全く存在しません。記事を読んで誤解してしまった方は多かったのだろうなぁと思いながら読んでおりました。この差について分かり易く記載しているサイトがありましたので、ご紹介しておきます。
http://www.kenkoigaku.or.jp/html/kensa/kensa3301.html
【読売新聞社ニュース 2010/02/08】
肝機能「正常値」に個人差…理研・東大
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=20497
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血液検査基準見直す必要
理化学研究所と東京大の研究チームが約1万5000人分の遺伝子データをコンピューター解析したところ、血液検査の結果に影響を及ぼす遺伝子が46種類も見つかった。
肝機能を示すγ(ガンマ)GTPやGOT、腎機能をみるBUNなど7項目は、遺伝子の型によって数値が高くても健康だったり、低くても病気の兆候があるなど、数値と健康状態の間に個人差が大きく「正常値」の基準を見直す必要があることも判明。8日付の科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。
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遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか?
筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
宜しくお願いいたします。 http://enigata.com/index.html
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臨床検査技師長
新井 浩司
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