0113-391号 クローズアップ2010:診療報酬改定 配分議論、決裂含み [kensa-ML NEWS]
天気予報通り、非常に寒~い朝ですね。今朝は珍しく普通電車に間に合いましたので(変な表現ですが、普通に乗るとゆったりとネット検索できるのです)PCパチパチしていたのですが、各駅に着くごとに寒いのなんのって・・・入口付近に座ったことを後悔しました
その後はヌクヌク神戸市営地下鉄です。南国気分とまではいきませんが。
実はどうしてもお届けしたいネタがあったのですが、昨晩のニュースがあまりにも長文でしたので、躊躇しました。ということで、本日のお披露目としましたぁ。あらかじめ申しておきますが、医療とは全く関係ありませんので、あしからず。
チリモン:チリメンジャコを使った教育 海の生態系を学ぶ 毎日新聞1/12
http://mainichi.jp/select/science/news/20100112ddm016040108000c.html
チリメンジャコの中に交ざった海の小さな生き物たちを「チリメンモンスター」、略して「チリモン」と呼ぶ。今、このチリモンを探し出す学習会が人気だ。始めたのは大阪府のきしわだ自然資料館(岸和田市堺町)に集まる「友の会」の人々。「身近な食卓のチリメンジャコから、海の生態系を学べる」というユニークな科学教育の試みとして注目されている。【伊地知克介】
■これはナニモン?
「これはイカ? それともタコ?」。きしわだ自然資料館で開かれたチリモン学習会。子どもたちの声が飛び交う。小さい物を見分けるのは、子どもたちの得意分野のようだ。「あんた、ようそんなん見つけるなあ」。連れてきた母親が驚きの声を上げる。
学習会の進行はシンプル。親子連れなどの参加者を6人程度の班に分ける。それぞれのテーブルにチリメンジャコを積み上げる。その量は約250グラム。あとは親子でピンセットやルーペ、顕微鏡を使い、珍しい生き物を見つけ、分類していく。分からない「モンスター」が登場すると、学芸員に質問。それぞれカードに接着剤でつけて標本にしていく。
大都市圏に面しており、それほど環境の良くないイメージがある大阪湾。ここで取れたチリメンジャコが「教材」だが、混獲物は豊かだ。魚ではカサゴ、アジ、ヨウジウオ、カワハギ、エソ。その他、カニ、シャコ、エビ、ウオノコバン、イカ、カニダマシなども。多様な生物がいることが伝わる。中でも人気があるのがタツノオトシゴの仲間。独特の形のため、どこのワークショップでも、見つかると歓声が上がる。子どもたちに生物多様性や、自然環境の大切さ、地元産業である漁業について伝える機会にもなっている。終了後も「もう少し探したい」とチリメンジャコを持ち帰る親子連れが多いという。
・・・続きはネットでご覧下さい
この「チリモン」、昨年何かのニュースで見てから、非常に興味を惹いたので、実際に自分で調べてみると、結構あるんですね。面白そうだなぁっと感じた方は手始めに以下のサイトで学習してみてください。
http://k-tomo.web.infoseek.co.jp/chirimon/chirimonzukan.htm
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さて本日のニュース配信に移ります。「チリモン」をお伝え出来たので、今日はもう満腹です。今日のニュースに関しては、なるほど、こんなもんかぁ・・・と再確認してみてください。但し、最後の部分「10年度診療報酬改定で検討されている主な項目」は頭に良く入れて来年度の戦略を立てないと、誤った道に進むかも・・・です。いずれにしても早くアウトラインだけでも示してもらいたいものですね。
【毎日新聞社ニュース 2010/01/12】
クローズアップ2010:診療報酬改定 配分議論、決裂含み
http://mainichi.jp/select/science/news/20100112ddm003010116000c.html
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09年末、総枠で0・19%増と10年ぶりのプラス改定が決まった診療報酬を巡って、厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)を舞台に13日から具体的な点数配分の議論が始まる。鳩山政権は医師不足など疲弊する地域医療の再生策として「病院勤務医の待遇改善」を挙げており、2月中旬の決着に向け、病院より診療所(開業医)に手厚く配分されている「再診料」の見直しが最大の焦点となる。【吉田啓志】
◇病院の再診料増やせ--診療側
◇開業医側削り財源に--厚労省
◇呉越同舟の統一案
中医協は12月16日、2回目以降の診察にかかる再診料を統一することで合意した。
現在、再診料は病院(200床未満)600円に対し、診療所710円と開業医に厚い。ただ、中医協で医師ら診療側委員と、保険料を負担する経済界ら支払い側委員が統一で合意できたのは、単価の決定を先送りしたためだ。今後、診療所の金額を引き下げるのか、病院をアップするのか、それとも双方の中間でそろえるか--で混乱するのは避けられず、中医協会長の遠藤久夫・学習院大教授は「いわば呉越同舟。どちらを上げる、下げるで、今後決裂する可能性はある」と言う。
こうした状況に医療提供側の鼻息は荒い。
「まずは病院の再診料を診療所の水準に近づけるべきだ」。6日の年頭会見で、開業医を中心とする日本医師会(日医)の中川俊男常任理事はそう語り、病院の再診料アップによる段階的統一を主張した。
しかし、厚労省はそうは考えていない。再診料の10円増で医療費は100億円弱膨らむ。診療所の再診料引き下げによって財源を生み、病院側の収入に充てることは避けられないとみている。
ただ、日医は徹底抗戦の構えだ。また昨年、長妻昭厚労相は中医協から日医の代表委員を外したものの、代わりに新たな開業医の委員も就任しており、大幅な再診料引き下げには反対するとみられる。さらに、病院側にも「私たちも将来開業するかもしれない。勤務医と開業医の分断を狙う政府の策に乗るべきではない」(40歳代の勤務医)といった冷静な声は多く、政府側の思惑通り「650円程度での統一」(厚労省幹部)に落着させられるかは不透明だ。
◇外来加算でも違い
このほか、医療関係者は「外来管理加算」(520円)の扱いにも熱い視線を注ぐ。
同加算は、再診に訪れた患者が傷の手当てといった「処置」などを受けず、問診だけだった場合などに上乗せされる。
処置の機会が少ない内科医などの救済策という説もあるが、負担を求められる患者には分かりづらいのも事実。このため08年度改定では、問診が5分超でなければ加算を認めない「5分ルール」が導入された。
外来管理加算は開業医の主要な収入源だ。5分ルール導入時、厚労省は医療機関全体の減収を年間約240億円と試算していたが、全国保険医団体連合会は「1200億円の収入減になった」と主張する。医師の不満を受け、診療側、支払い側とも10年度改定で5分ルールを廃止する方向では一致している。
しかし、これも双方の思惑は食い違う。診療側は、時間要件のない従来通りの加算を認めさせる腹なのに対し、支払い側や厚労省は5分ルールをなくした上で、加算の縮小や制度自体の廃止も視野に入れている。議論が始まれば、双方が衝突するのは確実だ。
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遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか?
筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
宜しくお願いいたします。 http://enigata.com/index.html
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NHO神戸医療センター
臨床検査技師長
新井 浩司
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