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0108-387号 外来管理加算の時間要件撤廃など求め要望書-保団連 [kensa-ML NEWS]

 昨日の夕方、神戸では霰[霧]が降りました[あせあせ(飛び散る汗)]。その光景を眺めていたとき、隣で小学一年生位の子どもさんとお母さんが同じように光景を眺めていたんですね。

 子:「お母さん、お母さん、雪が降ってきた・・・[わーい(嬉しい顔)] わーいわーい[ハートたち(複数ハート)]
     (注・・・わーいわーいとは言っていませんでしたけど、言ってるように見えました)

 母:「雪じゃないよ、これは。雹(ひょう)じゃなぁい?」

 子:「へぇ・・・これが雹なんだぁ・・・[わーい(嬉しい顔)] 食べてみよっかな・・・[るんるん]
     (注・・・食べてみよっかなとは言っていませんでしたけど、言ってるように見えました)

 子:「アーン、パク・・・顔が痛いよぉ[もうやだ~(悲しい顔)]、お母さん」
        (注・・・アーン、パクとは言っていませんけど・・・)

 母:「そりゃあ、雹だもの・・・痛いわよ」

 思わず、突っ込んでしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]

 私:「あのね、これは雹じゃなくて、霰(あられ)というんだよ、雹と霰じゃ大きさが違うの」

 子:「へぇ・・・そうなんだぁ・・・良く知ってるね。先生、凄いなぁ」

 私:「おじさんはね、先生じゃなくって、実はお天気博士なんだよ。だから先生じゃなくって、博士と呼んでほしいなぁ[るんるん]

 子:「へぇ・・・博士かぁ、凄いなぁ・・・[がく~(落胆した顔)]

 何が凄いのか、良く分かりませんが[ふらふら]・・・後ろでお母さんがくすくす笑っていました。

 大規模施設では、なかなかこのように患者さんやその家族さんたちとお話する機会はなかったのですが、神戸は中規模施設なので、そのような機会は結構多いのです。こうした触れ合いって大事だと思うんだけどなぁ・・・とこの頃つくづく思います。


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 さてとりとめもないお話はこのくらいにして[あせあせ(飛び散る汗)]、本日気になったニュースを、ご紹介します[ぴかぴか(新しい)]


ES細胞:がん抑制遺伝子がスイッチの役割と発見 毎日新聞1/8
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20100108k0000m040123000c.html
 胚(はい)性幹細胞(ES細胞)が体のさまざまな組織になり始める際、「Rest」と呼ばれるがん抑制遺伝子がスイッチのような役目を果たし、分化を促進していることがマウスを使った実験で分かった。岐阜大大学院医学系研究科の山田泰広准教授(腫瘍<しゅよう>病理学)らの研究グループが解明し、7日(現地時間)発行の米科学誌「セル・ステムセル」に発表した。【広瀬登】
 研究グループは、幹細胞の神経系への分化を抑制することが既に知られていたRestの働きに着目。Restを意図的に壊して観察し、ES細胞の初期分化にかかわる遺伝子を持つ細胞の数が減ることを突き止めた。一方、Restを強制的に働かせると、対照的にこの細胞が増えたという。
・・・続きはネットでご覧下さい

リスク2・5倍の遺伝子を特定 肥満でない人の2型糖尿病 共同通信1/8
 
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010010701000565.html
 生活習慣や生まれつきの体質などによって起きる2型糖尿病のうち、太っていない人の発症に特に強く関連する遺伝子を特定したと、東京大や東京女子医大などが7日付米人類遺伝学会誌(電子版)に発表した。肥満でない日本人では、この遺伝子の違いによる発症リスクは2・5倍という。
 欧米では2型糖尿病は肥満の人に多いが、日本などアジアではやせた人も発症する。徳永勝士東大教授(人類遺伝学)は「この遺伝子は、その違いにかかわる要因と考えられる」と話している。
・・・続きはネットでご覧下さい


 この数年、遺伝子解析による個体の特異性というか、個別化が明らかとなり、治癒しないと思われていた疾患も治療できたり、予防出来たり、との動きが、かなり活発化しています。臨床検査技師の立場で言うと、やはり餅は餅屋との例えがあるように、テクニカルな面では他職種の方々より抜き出てるから、研究分野でももっと我々に任せてよ!との思いが強いです。しかしながら、大学でもしっかりと教えていないのか、テクニカルな面を知らず、技術者としての教育がなされていない場面によく出くわします。臨床検査部門に対しては、ISO15189というものがありますが、その中でも結構重要ポイントなものとして、SOP(標準作業手順書)というものがあります。あまりにも知らない方のためにこのようなものが出来あがってきたのかなぁ・・・等と、ちょっと複雑な気持ちがします。バカチョン化がもたらす弊害なのでしょう[がく~(落胆した顔)]

 さてまたまた長い前置きになりました。申し訳ございません。

 保団連もそうですが、当然のことながら医師会からも6日に、再診料引き下げに関しての反対見解を示しました。
 厚労省と中医協が既に合意している内容ですが、今後、どの様な調整が行われるのか非常に見ものです。しかしながらこうした上層の混乱は下層、いわゆる臨床現場の混乱も意味することであって、事務の方々とは、春の改定、どうなるんかねぇ・・・と良く話しております。実際ある程度のラインが早く出てこないと、病院の来年度計画や方針も立てられないような状況になりますよね。

 春は大混乱必至です[がく~(落胆した顔)]


【CB NEWS 2010/01/07】
 外来管理加算の時間要件撤廃など求め要望書-保団連

 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25850.html
====================================================================
 全国保険医団体連合会(保団連)は1月7日、長妻昭厚生労働相ら厚労政務三役にあてて、「外来管理加算」の時間要件の無条件撤廃や、診療所の再診料の引き下げ・包括化を行わないことなどを求める要望書を送付した。
 要望書ではまず、6日付のメディファクスで報じられた足立信也厚労政務官の「(外来管理加算見直しの)選択肢の一つは『要らない』ということ。あるいは削減すること」「病院の点数を診療所に合わせる判断を中医協がすることはあり得ない」との発言を引用。「こうした方向で(診療報酬)改定が実施されれば、第一線医療を担う診療所や中小病院の経営は悪化し、地域医療がさらに疲弊し、取り返しのつかない事態となりかねない」との危機感を示した。その上で、(1)外来管理加算の時間要件などを無条件で撤廃する(2)診療所の再診料の引き下げ・包括化を行わない(3)医療崩壊を食い止めるため、改定率をさらに引き上げる-の3点を要望している。
 要望書では(1)について、2008年の診療報酬改定で導入された外来管理加算の時間要件などの問題点を指摘。無条件で撤廃し、改定前の要件に戻すよう求めた。また、現状で外来管理加算を廃止または減額すれば、中小病院や診療所の大変な負担増になるとの懸念を示した。
・・・続きはネットでご覧下さい
 

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    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
    この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
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