1227-375号 厚労省、診療所再診料引き下げへ 病院をアップし一本化 [kensa-ML NEWS]
皆さん、こんにちは。神戸の新井です。
只今忘年会シーズン真っ盛りの2009年もあと僅かとなりました。明日で御用納めの企業も多いことかと思います。今年は私にとって良い意味でも悪い意味でも激動?の一年であまりにも慌ただしい年でした。ですから何やら年の瀬というものを全く感じられないでいます(ただ例年このようなことを言っている気がしますが)。まあ来年まであと4日とちょっとありますし、30日の検査当直もありますので、ボチボチ片付けるとします。
今年というよりもこの数カ月、私にとって大きく飛躍したと言えるのが、ブログ。本人が一番アクセス数の伸びに驚いています。いつか落ちるだろう、いつか落ちるだろうと思っていましたが、まだ伸びてます。でもこれだけ伸びが出てくると正直言って色気も出るわけで、受けセン記事を探すようになってしまったのでは?と自己反省もしています。
そんなところに昨晩の「よみうり寸評」
12月26日付 よみうり寸評
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column2/news/20091226-OYT1T00564.htm
人は熱しやすく冷めやすい。すぐ大ニュースにも飽きる。今も大ニュースだと思うが、40年前、人が月に着陸した米国のアポロ計画もそうだった◆月に初着陸したアポロ11号は世界にテレビ中継された。が、3回目のアポロ13号は1970年4月の打ち上げ当初は関心ゼロ。飛行士の初中継映像はテレビ局に無視され、管制室で家族だけが見た◆アポロ13号はその後、爆発事故を起こし地球帰還まで注目を浴びたが、無事なら話題にもならなかったろう。今週、国際宇宙ステーションで生活を始めた宇宙飛行士の野口聡一さんも関心をどうつなぎとめるか知恵を絞っているらしい
・・・続きはネットでご覧下さい
「アポロ13」は、トムハンクス主演で映画化もされていますが、私は、トムハンクスの大ファン。「アポロ13」は恐らく数十回観ています
・・・いやいやトムハンクスのお話をしたかったのではなく、「人は熱しやすく冷めやすい」のくだりが結構心にぐさっと来てしまいました。メールニュースにしろ、ブログにしろ、検査技師の認知度を上げるために始めたことなのですが、ブログランキングの上下に一喜一憂したり、ちょっと違うんじゃない?と自己反省。本来の目的を忘れず地道にやっていきたいと思います。
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さて本日のニュース配信に移ります。
来年度の診療報酬改定にかかわる記事を三点ご紹介。12月18日のメールニュースにも取り上げましたように、「やっぱりなぁ・・・」とちょっと中途半端な結果に落胆。興味本位に言って、今後、政府与党と日本医師会、日本歯科医師会との関係がどの様になっていくのか、また地域医療連携がどの様な形で推移していくのか。将来に繋がる遺恨にならなければ良いのですが
診療報酬改定 業界団体悲喜こもごも、参院選へ影響も 産経新聞社12/24
http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/091224/wlf0912241830003-n1.htm
【朝日新聞社社説 2009/12/27】
診療報酬増額―医療再生へ大胆な配分を
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit2
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来年度の予算編成で焦点だった診療報酬の改定問題は、総額を0.19%引き上げることで決着した。
病院や診療所で受ける治療や薬の価格に当たる診療報酬は、小泉政権時代から引き下げが続いた。今回は10年ぶりの引き上げになる。
報酬引き上げは、保険料負担や患者の窓口負担の上昇にもつながる。デフレが進み、賃金も下がる厳しい経済状況のもとで、引き上げが妥当なのか。厚生労働省の審議会でさえ、意見が割れた中での政治主導による決着だ。
来年の参院選をにらんでの思惑もあるに違いない。だが、それ以上に大きかったのは、これまでのような医療費の抑制を続ければ「医療崩壊」に歯止めがかからない、という危機感だったといえよう。
財政状況は厳しいが、わずかでもプラス改定に転じたことは、鳩山政権が医療現場の再生に向けて踏み出すという意思の表れとして評価したい。
ただ、まだ診療報酬の総枠が決まったに過ぎない。大事なのは、限られた財源をどこにどれだけ配分するかということである。年明けから始まる中身の議論だ。
薬価や医療材料価格の引き下げを加味すれば、医師の技術料である「本体部分」は1.55%の引き上げとなり、医療費が5700億円増える。
だが厚労省の政務三役はもともと、病院勤務医の負担軽減や、産科、小児科、救急医療の立て直しのためには6300億円程度の増額が必要だと主張してきた。今回の引き上げ分だけでは、十分な施策が出来なくなってしまうという理屈になる。
・・・続きはネットでご覧下さい
【共同通信社ニュース 2009/12/27】
厚労省、診療所再診料引き下げへ 病院をアップし一本化
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009122601000362.html
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厚生労働省は26日、病院に比べ高く設定されている診療所(開業医)の再診料について、2010年度の診療報酬改定で引き下げる方針を固めた。現在710円の診療所を引き下げる一方、600円の病院を引き上げて650円前後で一本化する考え。年明けに厚労相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)に提案する。
診療所の再診料引き下げは、行政刷新会議の事業仕分けで強く要望する意見が挙がっていた。厚労省は、10年度改定の報酬増額が想定よりも小幅に決まったことから、疲弊が著しい救急医療などに重点配分するための財源として、診療所の再診料を圧縮する。
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PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い
遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか?
筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
宜しくお願いいたします。 http://enigata.com/index.html
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さてこのブログでは、臨床検査に関連する内容だけではなく、医療系、農業系、宇宙系、少年野球系等々、雑多な内容となっています。またこのブログを立ち上げたのは、多くの方々に密接な関係のある臨床検査をもっと知っていただきたい、そしてその業務に就いている臨床検査技師をもっと知っていただきたいとの思いからです。
現代の医療においては、客観的根拠を基に病態解析などがなされ、EBM(Evidence based Medicine)の根幹として臨床検査データは位置付けられています。このような重要なポジションに居ながら、我々自身の待ち受け体質は根強く、我々臨床検査技師自身が何をするべきなのか、また何が出来るのかを真剣に考えるべきであり、後進の方々に良い道を残すためにも、一般の方々に臨床検査技師をまず知っていただく、ということが必要なのだと思います。そのような趣旨から各種サイトランキングにも登録しておりますので、バナーをクリックしていただければ幸いです。
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NHO神戸医療センター
臨床検査技師長
新井 浩司
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