1210-364号 診療報酬改定の意見書なくても問題ない―厚労省 [kensa-ML NEWS]
皆さん、こんばんは。神戸の新井です。
こちら神戸は先程から冷たい雨が降ってきました。天候悪化の後は冷え込むことが多いですから、くれぐれも体調管理にお気を付け下さい。そういえば、新型インフルエンザによる学級閉鎖や休校が減少とのニュースが流れていましたね。実数は増加しているようですが・・・小学生、中学生の大半は既に感染発症していたり不顕性感染していたり、のケースが多いのでしょう。明らかに感染年齢層の拡大を意味しますね
さて今朝配信した中医協総会資料が早速UPされていますので、まずはご紹介しておきます
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb11GS20.nsf/0/65b9d415deb5ab10492576870029e432/$FILE/20091209_1shiryou.pdf
また昨日の緊急会見関連記事は以下ニュースです。
【CB NEWS 2009/12/09】
【中医協】意見書見送りで診療側が緊急会見
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25540.html?src=bp
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12月9日の中央社会保険医療協議会(中医協、会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)の総会で、次期診療報酬改定に関する意見書の提出が見送られたことを受け、診療側の7人の委員は同日午後、緊急の記者会見を開いた。診療側が示した修正案を基に公益委員が新たに作成した意見書案について、安達秀樹委員(京都府医師会副会長)は「(公益委員の調停は)不成立ではなく、妥協案を(総会に)出してもらってもよかった。出された上で不同意とし、総会の成立を認めずに退席することが、われわれとしては一番分かりやすかったのではないか」と述べた。
この日の総会で診療側は、4日の総会で示された意見書案に対する修正案を提示。「診療報酬の引き上げを行う環境ではない」とする支払側への配慮から、「引き上げによる各保険者の財政悪化に対しては、政策的財政支援が必要」などと提案したが、支払側はこれを拒否。そこで診療側は、意見書の結論部分を「本意見の趣旨を十分に踏まえて診療報酬全体を引き上げるべく対応すること」とする最終案を示したが、公益委員側が同意しなかったため、最終的に提出が見送られた。
公益委員が示した意見書案について、西澤寛俊委員(全日本病院協会長)は、「わたしたちから見ると、公益側から示されたものは、要望を取り入れていただけなかったということで、調停をしていただいたという感覚はなかった」と発言。嘉山孝正委員(山形大医学部長)もこれに同調し、「調停といっても、1号側(支払側)の意見だけを取り入れて結論を出したと感じざるを得ない」と批判した。また、邉見公雄委員(全国公私病院連盟副会長)は、「われわれがこれをのんでしまえば、『今度こそは』と一生懸命頑張っている全国の仲間を裏切ることになる」と、現場への思いをにじませた。
・・・続きはネットでご覧下さい
この意見書未提出に対して、厚労省の説明は以下の通り。中医協の存在意義、存在価値というものは如何なものなのでしょう???
また今月中旬には内閣が改定率を決定ともありますが、支払い側と診療側の妥協点は見出せるのでしょうかね???患者を立てれば病院が立たず???
【CB NEWS 2009/12/10】
診療報酬改定の意見書なくても問題ない―厚労省
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25543.html
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来年度の診療報酬改定に対する中央社会保険医療協議会(中医協)の意見書提出が見送られたことについて、厚生労働省は「意見書がないと診療報酬改定ができないということではない」と指摘、手続き上の問題はないと説明している。
意見書の提出は、2000年度の診療報酬改定でも見送られたことがあるが、中医協の役割が見直された04年の「中医協改革」後は今回が初めて。
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<おまけのコーナー>
臨床検査に関するニュースが掲載されていましたので、おまけでお届けします。これだけ検査漬けとか言われてきた時代に、非常に奇特な?方が1割もおられるのですね。ちょっとホントかな?と思ってしまいます。もしかして病院に受診したことの無い方が1割という意味???
そういえば採血場面で怖がり屋は圧倒的に男性が多いと思いますが、検査結果が怖い?採血が怖い?のかな?
いずれにしても、臨床検査技師の立場とすれば、血液検査の有用性を分かり易くご説明したいところですね。
【CB NEWS 2009/12/10】
血液検査「一度も受けていない」が約1割
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25545.html?src=bp
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過去に一度も血液検査を受けたことがない人の割合は約1割であることが、ネットマーケティング会社アイシェアの調査で分かった。
調査は同社の無料メール転送サービスの会員を対象に、11月18-24日に実施。20-40歳代の男女505人から有効回答を得た。回答者の男女別内訳は、男性286人、女性219人。年齢別では、20歳代155人、30歳代168人、40歳代182人だった。
調査は同社の無料メール転送サービスの会員を対象に、11月18-24日に実施。20-40歳代の男女505人から有効回答を得た。回答者の男女別内訳は、男性286人、女性219人。年齢別では、20歳代155人、30歳代168人、40歳代182人だった。
調査結果によると、過去1年間に健康診断で血液検査を受けた人は63.0%で、受けていない人は27.7%、過去に一度も受けたことがない人は9.3%だった。
男女別に見ると、一度も受けたことがない人は男性11.5%、女性6.4%で、男性が女性の倍近く多かった。
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PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い
遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか?
筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
宜しくお願いいたします。 http://enigata.com/index.html
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さてこのブログでは、臨床検査に関連する内容だけではなく、医療系、農業系、宇宙系、少年野球系等々、雑多な内容となっています。またこのブログを立ち上げたのは、多くの方々に密接な関係のある臨床検査をもっと知っていただきたい、そしてその業務に就いている臨床検査技師をもっと知っていただきたいとの思いからです。
現代の医療においては、客観的根拠を基に病態解析などがなされ、EBM(Evidence based Medicine)の根幹として臨床検査データは位置付けられています。このような重要なポジションに居ながら、我々自身の待ち受け体質は根強く、我々臨床検査技師自身が何をするべきなのか、また何が出来るのかを真剣に考えるべきであり、後進の方々に良い道を残すためにも、一般の方々に臨床検査技師をまず知っていただく、ということが必要なのだと思います。そのような趣旨から各種サイトランキングにも登録しておりますので、バナーをクリックしていただければ幸いです。
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NHO神戸医療センター
臨床検査技師長
新井 浩司
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