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1124-352号 英社製ワクチンで副作用、使用中止要請 新型インフル [kensa-ML NEWS]

皆さん、おはようございます。神戸の新井です。

 昨日は一昨日に引き続き、朝から[野球]でした。地区リーグ戦の決勝戦が正午からありましたので、出掛けておりました。新型インフルエンザの影響によりギリギリの人数で戦わざるを得なかったのですが、何とか勝利することが出来ました[ぴかぴか(新しい)][手(チョキ)] 頑張ってくれた子どもたちに感謝[ひらめき]
 まだ登録して勝ち進んでいるリーグ戦がありますし、今回学級閉鎖の影響で元気なのに出場出来なかった子どもたちも多数いますので祝勝会は現在のところ見送りです・・・来年は最高学年ですので、今年のような事の無いようにしてあげたいものですが、こればっかりは何ともしようがありませんねぇ[がく~(落胆した顔)]

 話は変わり土曜日の午後から近畿技師長協議会主催の研修会があったのですが、色々と考えさせられるものでした。医療メディエーターの方からの講演と、患者とトラブルが発生した時に窓口になっている専門職の方からの講演でした。
 トラブルメーカーという言い方は鳴りを潜め、クレーマーだの、モンスターだのと言われる昨今。また患者側の立場になって考えることが大切だ、とか患者中心の医療を、なんてよく言われますが、本当の意味で自分は分かっていたのかな?と反省させられました[ふらふら]  何か問題が発生した時には、患者や患者の家族に対して、話を聞くということ、説明をするということ、対話をするということが一番大切であり、この当たり前のことが自分自身に出来ていたのか? 『説明』ではなく『説得』していたのではないか?という反省です。
 多くの患者は「対話」を求めているのだと改めて痛感しました。
 そういえば、今更ながらですが医療メディエーターは、『医療対話仲介者』なのですね!
 この医療メディエーターについては以下のサイトで詳しく説明されています。
 
http://jahm.org/ (日本医療メディエーター協会)

 さて本日のニュース配信に移ります。
 昨日のニュースですので、既にご覧になった方も多いことかと思います。国内産ワクチンについては接種が開始されて一カ月を経過しようとしていますが、重篤な副作用については季節型とそんなに変わりなしとの評価でしたね。しかし輸入品に関しては、「本当に大丈夫か?」みたいな声がチラホラと以前より囁かれていました。二回接種だったものが一回接種に変更となり、それに加えて今回のニュース報道により、接種希望を控える国民が増えることでしょうね。しかしながら国民に認識しておいてもらいたいことは、今回のようなパンデミックを伴う言わば危機的状況下では、リスク管理の徹底が重要事項です。ワクチンが余剰在庫となるような事態になった時に、「また国は無駄ばかりして・・・」みたいな節操の無いことは言わないでもらいたいものです。
 リスク管理にはお金が必要ですし、一見無駄と思えることを必要経費と捉える度量も必要だと私は思います。
 ただ、ものには「限度」というものがありますが・・・


【朝日新聞社ニュース 2009/11/23】
 英社製ワクチンで副作用、使用中止要請 新型インフル

 
http://www.asahi.com/health/news/TKY200911220249.html
====================================================================
 英大手製薬会社「グラクソ・スミスクライン」(GSK)がカナダで製造している新型の豚インフルエンザのワクチンの一部について、接種後にアレルギー反応が強く出るなど、想定以上の副作用が複数報告され、同社がカナダの複数の州政府に使用中止を要請していることが22日、関係者の話でわかった。日本政府は同社が同じ工場で作った製品を輸入する予定で、厚生労働省が本格的な情報収集を始めた。
 これまでの計画では、早ければ12月下旬にも輸入が始まる予定だったが、特定の製造番号に限定した問題にとどまらない場合、GSK社からは輸入がストップする可能性もある。優先的に接種する5400万人のほとんどは国内産でまかなうが、1月以降、高齢者に輸入ワクチンが使われる見込みだ。因果関係は不明だが、今回の同社ワクチンは免疫補助剤が入り、筋肉に打つなど、国内産と違う製造方法や打ち方がされている。
 厚労省などによると、GSK社がカナダの工場で製造したワクチンはカナダ国内で10月から接種がスタートした。このうち、マニトバ州では、アレルギー反応の一種で、急激に血圧が下がったり、呼吸が難しくなったり、意識障害が起きたり、重いと死亡する場合もある「アナフィラキシーショック」も複数起きており、同時期に同じ工程で作られた製品について同社が使用中止を州政府に求めているという。
・・・続きはネットでご覧下さい


【共同通信社ニュース 2009/11/23】
 新型インフルワクチンで副作用 カナダで17万本を使用中止

 
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112301000385.html
====================================================================
 
【ワシントン共同】カナダのマニトバ州で英グラクソ・スミスクライン社の新型インフルエンザワクチンを接種した患者から、通常より高い割合で副作用が報告され、同社は23日までに、ワクチン17万本の使用中止を同国内の複数の州政府に要請した。カナダの複数のメディアが伝えた。
 日本の厚生労働省は、同じ製品を2回接種で3700万人分購入する契約を結んでいる。長妻昭厚労相は23日、都内で「承認手続きもあるので、怠りなきよう万全の情報収集をする」と述べ、12月上旬までに同省の調査チームをカナダに派遣する考えを示した。
・・・続きはネットでご覧下さい


【読売新聞社ニュース 2009/11/23】
 インフルエンザ脳症患者132人、例年の倍以上

 
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=17354
====================================================================
 インフルエンザ脳症の患者数が7月以降、28都道府県で計132人に上ることが、国立感染症研究所の調査でわかった。
 季節性インフルエンザによる脳症患者の報告は例年40~50人で、新型インフルエンザが流行し始めてから4か月で、その2倍以上に達した。
 脳症は、ウイルスによって免疫系が過剰反応し、脳が腫れた状態になる病気。132人の脳症患者の年齢は1~67歳で、大多数は15歳未満が占めている。最も症例が多かったのは7歳(22人)で、1~3歳に多い季節性インフルエンザの脳症に比べて年齢が高い。
・・・続きはネットでご覧ください


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    遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか? 
    筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
    体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
    100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
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    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
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