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1114-347号 【中医協】チーム医療、NSTへの診療報酬が論点に [kensa-ML NEWS]

皆さん、こんばんは。神戸の新井です。

 休日のひととき、如何お過ごしでしょうか?私は相も変わらず、野球[野球]と仕事[眼鏡]に明け暮れております[わーい(嬉しい顔)]

 ところで新型インフルエンザの状況ですが、職場のある神戸ではかなり落ち着いてきた感がありますね。ピークは過ぎたかな?とも思える落ち着いた雰囲気ですが、自宅のある枚方樟葉ではざわついていますね。通勤車中[電車]を見れば、一発で分かります[ひらめき] おけいはんは約2割から3割、JR神戸線は1割から2割、神戸市営地下鉄は1割以下・・・のマスク着用率。今日のニュースでは、周辺世代に感染が拡大しているとの記事が掲載されていました。

 新型インフルエンザ:患者数、小中学生減少 周辺世代は増加(毎日新聞)
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20091114ddm012040048000c.html

 
 さて本日のニュース。
 以下の記事を見てもらえれば一目瞭然。色々と御託はいらないかと思います。キーワードは「連携」[ひらめき]
 連携にも「地域医療連携」「政策医療連携」など色々とありますが、本日のメインは「多職種連携」いわゆる「スキルミックス」ですね[わーい(嬉しい顔)]


【キャリアブレインニュース 2009/11/13】
 【中医協】チーム医療、NSTへの診療報酬が論点に
 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25180.html?src=bp
====================================================================
 中央社会保険医療協議会(中医協)の診療報酬基本問題小委員会(委員長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)は11月13日、入院医療におけるチーム医療への評価について議論した。厚生労働省側は、多職種が連携して患者の栄養管理を行う「栄養サポートチーム(NST)」などへの診療報酬上の評価を論点に挙げた。チーム医療の重要性では委員の認識が一致したものの、定義の明確化や内容の検証を求める意見もあった。
 現行の診療報酬ではチーム医療について、緩和ケア診療に関する「緩和ケア診療加算」(1日につき300点)のほか、栄養管理やリハビリテーションなどについて共同で策定した計画に基づく医学管理を評価する「栄養管理実施加算」(1日につき12点)や、「リハビリテーション総合計画評価料」(月1回300点)などで加算している。
 この日の基本小委で厚労省側は、「他職種がかかわるチームによるカンファレンスや回診を行い、患者の治療・療養に対応することについて、診療報酬上の評価をどのように考えるか」を論点に提示。チーム医療の具体例として、高知の近森病院のNSTのほか、東京の聖路加国際病院の「呼吸ケアチーム(多職種で人工呼吸器を管理)」を挙げた。
 意見交換で嘉山孝正委員(山形大医学部長)は、医療現場でのNSTの重要性を指摘した一方で、呼吸ケアチームについては「本来の医療なので、これを特別に(診療報酬上で)認める必要はないと思う」と述べた。また、「ただチームと名前を付けるだけで診療報酬を付けることには賛成できない」とも述べ、多職種による連携の中身を吟味する必要があるとの考えを強調した。
 一方、白川修二委員(健康保険組合連合会常務理事)はチーム医療の重要性に理解を示しながらも、「何をもって『チーム』と言うのか。何をもって『カンファレンス』と言うのか。それをある程度明確にしないと、外来管理加算の5分要件と同じになってしまう」と苦言を呈した。これに対して西澤寛俊委員(全日本病院協会長)は、「病院、特に急性期病院はいろんな患者をトータルで診ている。あまり指摘されると、かえって質が悪くなることも頭に入れていただきたい」と反論。その上で、「すべての入院医療でチーム医療をやっていることをご理解いただき、やはり入院基本料の底上げで評価を考えてほしい」と求めた。
・・・続きはネットでご覧下さい


【キャリアブレインニュース 2009/11/13】
 【中医協】次期報酬改定「連携パス」拡大か

 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25181.html?src=bp
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中央社会保険医療協議会(中医協)の診療報酬基本問題小委員会(委員長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)は11月13日、来年度の診療報酬改定に向け、複数の医療機関などによる連携に対する評価をめぐる議論を開始した。大腿骨頸部骨折などの患者を対象とした地域連携クリニカルパスに、病床がない無床診療所が加わった場合や、介護サービス事業者が加わった場合なども視野に入れ、幅広い可能性を含めて検討する。
 現在の診療報酬の仕組みでは、あらかじめ作成した共通の診療計画(地域連携クリニカルパス)に基づく一連の治療を複数の医療機関が実施した場合、連携に加わった医療機関に対する評価がある。具体的には、連携の入り口になる急性期病院は、亜急性期や回復期などの連携先医療機関に患者が転院した場合に「地域連携診療計画管理料」(900点)を算定。転院先の医療機関は、患者の退院時に「地域連携診療計画退院時指導料」(600点)を算定する仕組みだ。
 地域連携クリニカルパスの対象疾患には、大腿骨頸部骨折のほか、脳卒中が昨年度から加わった。厚生労働省によると、対象疾患に加えるかどうかは、連携により入院期間の短縮につながるというエビデンスが判断基準になる。エビデンスの認められるものが現在の2疾患以外にないため、次期報酬改定での対象疾患の拡大は現時点では想定していない。
・・・続きはネットでご覧下さい


【キャリアブレインニュース 2009/11/13】
 【中医協】新型インフル、診療報酬上も対策検討

 
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25180.html?src=bp
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 中央社会保険医療協議会(中医協)の診療報酬基本問題小委員会は11月13日、新型インフルエンザなど感染症対策への診療報酬上の評価をめぐる議論に入った。新型インフルについては、本来は高齢者などの長期入院の受け皿になる療養病棟で患者を受け入れた場合などの評価を検討する。
 新型インフルの流行が大規模化し、感染症病床や、病状が不安定な患者を受け入れる一般病棟などでカバーし切れなくなった場合を想定。療養病棟など、これら以外の病棟で対応した場合、診療報酬でどのような評価ができるかを検討する。さらに、これ以外の「想定外」の状況への対応策についても、厚生労働省は基本小委による議論を促したい考えだ。
 現在の仕組みでは、一般病棟の入院基本料は、入院患者に対して看護職員をどれだけ配置しているかなどによって算定できる点数が変動する。
・・・続きはネットでご覧下さい


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    多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
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