1021-330号 新型インフル、優先接種者は当面2回 [kensa-ML NEWS]
皆さん、こんにちは。神戸の新井です。
今週の金曜日、土曜日と仙台市にて第63回国立病院総合医学会が開催されます 明日からは各種協議会や会議が目白押しですので、私は本日夕刻には、仙台入りします。 http://www2.convention.co.jp/nms63/
毎年この学会には参加しているのですが、日本で唯一と言って良いレア学会。開催そのものがレアなのではなく、国立病院機構やナショナルセンター等全国166施設に所属する全ての職種が一堂に会する学会です。私自身数年前には京都医療センターで地域医療連携室併任でしたので、事務官やMSWの方々と共同発表したことが数回あります。
スキルミックスや連携医療などと叫ばれる昨今、このような学会が国立医療だけではなく多くのところで開催されればいいなぁとごく自然に思います
さて少し話題を変えて、免疫についてのお話に移ります。
このメールニュースも最近は新型インフルエンザの話題で花盛りですが、感染にせよ、ワクチンにしろ、深く関与するのは個体の免疫機構ということは皆さんもご存じのことと思います。 この免疫機構、薄学な私の認識では、出生後大きく発現するものだと思っていたのですが、私の認識を覆すようなニュースが掲載されていました。いやぁ・・・免疫って本当に奥が深いですね
オタマジャクシ:尾は免疫拒絶で消える 新潟大チーム解明(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/science/news/20091021k0000e040051000c.html
さて本日のニュースに移ります。
新型インフルエンザワクチンが19日より接種開始と報道でも大きく取り上げられていますが、接種開始直後から「混乱」とか「不足」とかの文言を良く目にします。行政サイドも様々な議論が重ねられ、1回接種で結構、いや2回接種が妥当と二転三転しています。そのたびに多くの方が一喜一憂する状態はあまり精神衛生上も宜しくありませんね 今は新型ワクチンの話題が主流ですが、季節型ワクチンも予約殺到でかなり供給不足のようですね。
あまり報道に惑わされることなく、正確で有益な情報の入手に努めたいところです
【読売新聞社ニュース 2009/10/21】
新型インフル、優先接種者は当面2回
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20091021-OYT8T00222.htm
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希望者全員は困難に
厚生労働省は20日、新型インフルエンザ用ワクチンの接種計画を正式決定した。医療従事者は健康な20~50代に限り1回接種する。
その他の優先接種者は当面2回接種にするが、1回接種に関しては今後検討する。厚労省の足立信也政務官が記者会見で明らかにした。
計画によると、1歳以上13歳未満は当初方針通り2回接種する。一方、当面2回接種とされた優先接種者は、〈1〉妊婦〈2〉基礎疾患(持病)がある人〈3〉1歳未満の乳児の保護者と、優先接種者のうち身体的理由で接種が受けられない人の保護者〈4〉中高生〈5〉65歳以上。
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遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか?
筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
宜しくお願いいたします。 http://enigata.com/index.html
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新井 浩司
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