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20080511-270号 鳥インフル感染 15分で診断可能 [kensa-ML NEWS]

おはようございます。休日の朝如何お過ごしでしょうか?国循の新井です。

 新年度に入りましたが、なかなか自分の時間が取れずニュース配信もままなりませんでした。申し訳ありません。少しずつでも前向きに進みますので、お見捨てなきように・・・。
 国立病院臨床検査技師協会近畿支部ではHPをリニューアル、ブログを立ち上げたりと色々と取り組んでおります。今は5月31日に開催される定期総会・学会の開催に向けて取り組んでおります。一度ご覧ください。

ホームページ: http://nhmtkinki.org/index.html
ウェブログ:  http://nhmtkinki.blog.so-net.ne.jp/

 さて昨日あちらこちらで報道されていましたので、もうすでにご存じの方も多いかと思いますが、「鳥インフルエンザ迅速測定キット」に関する記事です。でもまだまだどの程度臨床に応用されるのか、未知数の部分もありますね。またこのような迅速検査で一番問題とされる確認検査について・・・まだまだ確立されていない部分ですね。これで大丈夫!と一般の方が勘違いすることを危惧します。


【読売新聞ニュース 2008/5/10】
 鳥インフル感染 15分で診断可能
 
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080510-OYT8T00301.htm
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国立国際医療センターが発表
 国立国際医療センターは9日、高病原性の鳥インフルエンザウイルス(H5型)に患者が感染したかどうか迅速に診断できる方法を開発したと発表した。
 同ウイルスは、新型インフルエンザに変異して、大流行することが懸念されており、早期に感染状況を確認することで、被害拡大を防ぐことができると期待される。
・・・続きはネットでご覧ください。
 
【日経新聞ニュース 2008/5/9】
 鳥インフル、15分で診断・国際医療センターがキット開発
 
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080510AT1C0900I09052008.html
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 国立国際医療センターは9日、病原性の強い「H5N1型」の鳥インフルエンザウイルスに人が感染したときに、わずか15分間で診断できるキットを開発したと発表した。従来手法では6時間―2日間かかっていた。早期診断できれば、感染の拡大を防ぐために患者を素早く隔離したり、抗ウイルス薬の集中投与で病状の悪化を防いだりできる可能性がある。
 鳥インフルエンザが変異し、人の間で大流行することが懸念される「新型インフルエンザ」への効果も期待できるという。
・・・続きはネットでご覧ください。
 
【毎日新聞ニュース 2008/5/9】
 鳥インフルエンザ:ヒト感染、15分で判定 国立国際医療センター、キットを開発
 
http://mainichi.jp/select/science/news/20080510ddm012040017000c.html
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 国立国際医療センター(東京都新宿区)の工藤宏一郎・国際疾病センター長は9日、高原性鳥インフルエンザ(H5N1型)がヒト感染した場合、15分程度で感染の有無を判定できるキットを世界で初めて開発したと発表した。ウイルスがヒトからヒトへ感染する「新型」に変異した場合も、同様の判定が可能だとしており、臨床応用を目指す。
 これまで鳥インフルエンザ感染の検査は、専用の機器を使って最低でも6時間程度かかった。工藤センター長らが佐賀県の検査薬メーカーと共同開発したキットは、患者の粘液を試薬に混ぜて数滴たらすと、H5型のウイルスのたんぱく質にのみ反応し、線が浮き出る。ベトナムで重症患者3人に使ったところ、陽性だった2人は検査後に感染が確認され、陰性の1人は肺炎と診断された。分離したウイルス自体で検査すると、H5型はすべて陽性、H3型はすべて陰性の反応だった。
・・・続きはネットでご覧ください。
 
【読売新聞ニュース 2008/5/9】
 鳥インフル感染、新診断法を開発…国立国際医療センター
 
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080509-OYT1T00859.htm
====================================================================
 国立国際医療センターは9日、高病原性の鳥インフルエンザウイルス(H5型)に患者が感染したかどうか迅速に診断できる方法を開発したと発表した。
 同ウイルスは、新型インフルエンザに変異して、大流行することが懸念されており、早期に感染状況を確認することで、被害拡大を防ぐことができると期待される。
 新診断法は、患者の肺などから採取した試料から、鳥インフルエンザに特異なたんぱく質を検出する。これまでの検査は、ウイルスを分離して遺伝子を調べるため6時間程度かかったが、15分ほどで結果が出る。
・・・続きはネットでご覧ください。
 
【東京新聞ニュース 2008/5/9】
 鳥インフル感染を迅速診断 医療センターがキット開発
 
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008050901000764.html
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 国立国際医療センター(東京都新宿区)は9日、人がH5N1型鳥インフルエンザに感染しているかどうかを15分で判定できる迅速診断キットを開発したと発表した。
 従来は2日程度かかっていたのを大幅に短縮した。発展途上国での利用のほか、「H5N1型が新型インフルエンザになった場合も効果が期待できる」(同センターの工藤宏一郎国際疾病センター長)という。
 新開発のキットは、毎年流行する通常のインフルエンザの迅速診断で使われているキットと使い方は同じ。綿棒で患者ののどなどから採取した検体を試薬と混ぜてキットにたらし、陽性かどうかを判定する。
・・・続きはネットでご覧ください。


【時事通信社ニュース 2008/5/9】
 鳥インフルの迅速診断法を開発=国際医療センター
 
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2008050901013
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 国立国際医療センターは9日、毒性の高いH5N1型鳥インフルエンザの人への感染を、15分ほどで診断できるキットを開発したと発表した。通常のインフルエンザとの識別が短時間にでき、早期の診断・治療や、新型発生時の感染拡大防止に役立つとみられる。
 このキットは、通常のインフルエンザに使われている迅速診断キットを応用したもので、H5N1型のウイルスに対して陽性反応を示す。1月から2月にかけて、実際にベトナムの患者の気管支洗浄液などを使って有効性を確認した。
・・・続きはネットでご覧ください。


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