平成18年度診療報酬改定について(最新情報かな?) [Information]
本日、診療報酬改定説明会が大阪で開催されました。今はあちらこちらで色々な講習会や研修会が花盛りだと思います。私から敢えて申すまでも無いと思いますが、臨床検査に関わる事項についてのみお伝えします。
私にとってやはり一番気になるのは、迅速検査加算の解釈と、輸血管理料の必要要件について。迅速検査加算では、「全ての検査で即日・・・」といった文言があります。この全ての解釈が、院内検査全てを意味するのか、外部委託検査を含んでのことなのか、項目に何かしばりがあるということなのか?・・・回答は、全ての検査において、でした。要するに、「細菌培養検査も外部委託検査も全て含む」ということです。これは厳しいですね・・・実質的にこの項目を新設した意味がどういった意味があるのか、理解に苦しむところです。説明では、糖尿病外来患者さんの血糖やHbA1c測定とか、抗がん剤を受けている患者さんのフォローとか、そういったものに限定されるのでは?ということでした。でもこれは納得いきませんね。意味合いが違います。輸血管理料に関しては、専任医師と専任臨床検査技師の記載はあるのですが、アルブミン製剤の一元化ということで、薬剤師の配置は必置なのか?と講演された方に質問してみました。回答は、「このあたりの解釈についてはまだ不明で、社会保険事務所に確認して欲しい」とのこと。別の方からの情報では、調査・統計・報告をとり、薬剤科と連携をとればいいのでは?との見解もあるそうです。
いずれにしても解釈一つで大きな損益がかかり、早めの手立てを打つために、正確な情報が欲しいところですね。
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PADM(パダム):遠位型ミオパチー患者会へのご協力お願い
遠位型ミオパチーという病気をご存知でしょうか?
筋肉そのものに原因があって、筋力が低下する「ミオパチー」といわれる疾患の中で治療法が全くなく、
体幹部より遠い部分から徐々に筋力が低下していく非常に重い筋肉の進行性難病です。
100万人に数名といわれる希少疾病ですが、2008年に「遠位型ミオパチー患者会」が発足しました。
この患者会のみならず遠位型ミオパチーという病気をより多くの方々に認知していただき、一人でも
多くの方々に賛同していただき、患者会の目標を達成することが目標です。その一つに「難病認定」
があります。この「難病認定」のためには「署名活動」が必須であり、皆さんのご協力が必要です。
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NHO神戸医療センター
臨床検査技師長
新井 浩司
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